京極夏彦のレビュー一覧

  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    明治、東京を舞台に書店「書楼弔堂」の主人が、時代の変遷と共に翻弄される様々な人達(皆さんご存知、歴史上のあの文豪やあの絵師やあの偉人が登場!)
    探し求める「本」と「人」を巡り合わせる物語。

    六編目の登場人物が心憎いですなぁw

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    2020年03月08日
  • 狂骨の夢(2)【電子百鬼夜行】

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    体調不良のボンヤリした頭で読み進めてしまったため、
    きっと感想もパッとしないはず。

    元精神科医の降旗のウジウジに辟易とする。
    関口には可愛さすら覚えているというのに。
    この違いは何だ。

    終盤にようやく京極堂が登場。
    ここから佳境へと入る。下巻へ。

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    2020年02月26日
  • 後巷説百物語

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    シリーズ3作目

    時代は明治へ。
    血気盛んな4人の男たちが、何かに詰まると
    頼るところ・・・

    80歳を超えた百介が語る過去の物語

    前作の藩全体を騙る凄さと比べると
    過去を語る形なだけにちょっと物足りない。

    でもラストの「百物語」の話は
    過去と現在が繋がり、面白かった!

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    2020年02月18日
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

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    再読本。
    本の裏表紙のあらすじを読んでも内容を思い出さず。
    上巻を50ページほど読み進めてようやくおぼろげに思い出される。
    何とも信用できない私の記憶。

    何度も同じ人物を殺し続けているという作家の妻。
    結末はぼんやりと覚えているので、過程をじっくり楽しむことにしよう。

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    2020年02月15日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    ゆっくりと味わいながら読みたい作品。


    生きていると云うことは、ずっと未完ということ。

    なるほどなぁ。

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    2020年01月29日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    あー面白かった。
    木場修の恋、破れたり。
    しかしなぁ、あの展開は少しズルい気もする。

    1度読んだ事があるにも関わらず、こんなにも記憶が薄ぼんやりとしている理由が何となく分かった。
    一般的なミステリと違って、犯人がバーンと出てきておしまい、という訳ではなく
    色々な事情が混沌とし過ぎている。
    だから印象的な部分ででしか記憶してないのだ。
    (と言う事にしておく。)

    世の中には様々な人が居るけれど、〝好き〟もここまでくると恐ろしい。
    次作の再読も楽しみ。

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    2020年01月23日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

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    バラバラだった事実が京極堂によって少しずつ紐解かれていく。
    戦時中の京極堂の秘密も明らかになり、再読とは思えない程楽しんでいる。
    機械と人間の融合は、そう遠くない未来に実現するんではないかな。恐ろしいけど。
    木場修の恋の行方も気になるところ。

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    2020年01月21日
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

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    こちらも再読。
    「姑獲鳥〜」より覚えているだろうと思いきや、読み返してみると薄ぼんやりとしている私の記憶。

    かなり無骨なイメージの木場修が恋をする。
    結末は覚えているが、そこにたどり着くまでの過程がスッポリと抜け落ちている。

    京極本は余りにもレンガなので、再読では分冊にしてみた。

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    2020年01月19日
  • 豆腐小僧その他

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    ネタバレ

    表題作の短編「豆富小僧」に加えて、狂言台本を3本、落語を1題、狂言役者の茂山千之丞からの寄稿を収録する一冊。なんだか内容が薄い上なと思ったら、角川つばさ文庫版の再録だったと後で気づいたという。狂言や落語は本の形で読んだことはなかったので、それなりに楽しめて読めたが、やはりこれは実物を見るべきなんだろうなと思う。良かったのが特別寄稿の内容で、狂言の歴史がコンパクトにまとめられていて非常に興味深かった。

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    2020年01月18日
  • 後巷説百物語

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    シリーズ第三弾。

    明治に入り、「一白翁」と名乗るようになった山岡百介のもとに、一等巡査の矢作剣之進、その元同僚である笹村与次郎、洋行帰りの倉田正馬、剣術指南の渋谷惣兵衛の四人が、奇妙な事件を持ち込み、百介が若いころに体験した出来事を彼らに語り聞かせるという形式で物語が進んでいくことになります。

    文明開化の波が押し寄せる明治の日本に、怪異の背後に人びとの複雑な心のうごめきがひそんでいることを何度も見てきた百介の知恵が、生き生きとした語り口調によってとどけられるという仕掛けにうならされました。

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    2019年10月13日
  • 続巷説百物語

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    シリーズ第二弾。

    江戸にもどった百介は、その後も又市、おぎんを中心とする小悪党たちの世直し的な活動に加わることになり、数々の事件を解決していきます。さらに今回は、百介の兄で同心の山岡軍八郎、おなじく同心で変わり者として知られる田所真兵衛、貸本屋を営んでいる平八、浪人で北林藩に士えることを志願している東雲右近といった人物が物語の脇役を固め、より大きな陰謀に巻き込まれていくことになります。

    前巻のような凝った語り口は控えられ、百介を中心としたキャラクター小説という印象がより強いものになっています。又市たちのスーパーマンぶりがますます顕著になっていくのに少々ついていけないと感じてしまいましたが、

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    2019年10月12日
  • 遠野物語remix

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    2013年刊の単行本の文庫化

    柳田邦男没後50年で、著作権の切れた「遠野物語」を京極夏彦が3つの部分に分け、並べ替えて編集したもの。

    元々柳田邦男が聞き取り編集したものだから、その再編集版だという解説者の論はその通りだ。

    京極夏彦版にもっとおどろおどろしいイメージをもっていたが、素朴な言い伝えのままだった。

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    2019年10月03日
  • 遠野物語拾遺retold

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    踊りたいと暴れる権現様、二本足で立つ兎、時空を超えて現れた兵隊の男―。日本民俗学の黎明を告げた名著『遠野物語』から二十余年。柳田國男の元には多くの説話が集まっていた。時は明治から大正、昭和へ。天女や狐狸が駆けた遠野の空にも、飛行機が飛んだ。民俗の闇が照らし出され、再び近代という闇に飲み込まれる、そんな時代の狭間で語られた二百九十九の譚を、京極夏彦がその感性を生かして新たに紡ぐ。

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    2019年09月01日
  • 遠野物語remix

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    岩の上の肌が抜けるように白い女、川岸に足跡を残す赤い顔の河童―。岩手県遠野の古くから伝わる、不可思議な説話を集めた『遠野物語』。日本民俗学の黎明を告げた柳田國男の記念すべき名著を、京極夏彦がリミックス。

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    2019年09月01日
  • 西巷説百物語

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    大坂屈指の版元にして、実は上方の裏仕事の元締である一文字屋仁蔵の許には、数々の因縁話が持ち込まれる。いずれも一筋縄ではいかぬ彼らの業を、あざやかな仕掛けで解き放つのは、御行の又市の悪友、靄船の林蔵。亡者船さながらの口先三寸の嘘船で、靄に紛れ霞に乗せて、気づかぬうちに彼らを彼岸へと連れて行く。「これで終いの金比羅さんや―」。

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    2019年09月01日
  • 絡新婦の理(1)

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     志水アキさんによる、京極夏彦さんの『百鬼夜行シリーズ』のコミカライズ・第五弾。
     とは言え、わたしは原作未読なもので、じょろうぐもって女郎蜘蛛のもじり?とか、はてなを飛ばしながら読み進めました。
     狭い鳥籠に捕らえられたがごとく、陰鬱とした空気がたまにひっそりと流れる。
     とりあえず呪いっておそろしいもんですね。コエェ。

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    2019年07月25日
  • 遠野物語remix

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    民俗学に造詣の深いミステリ作家の京極夏彦が、柳田國男の『遠野物語』を再構成した作品です。

    現代の文章で書きなおされた本書を通して原作の魅力に触れることができるという意味では、評価されてよいのではないかと思います。

    解説を担当しているのは民俗学者の赤坂憲雄で、民俗学と文学の境界を侵犯する『遠野物語』のテクストに秘められた現代的な可能性が本書によって解放されることになったと述べられています。もちろん民俗学的な想像力をミステリに引き入れるという仕事は、著者や三津田信三、佐藤友哉らによっておこなわれており、さらに山岸凉子の少女マンガなども同様の試みとみなすこともできると思いますが、そうした方向から

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    2019年06月27日
  • 薔薇十字叢書 蜃の楼

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    ネタバレ

    薔薇十字叢書の一冊。関口くんを中心にパラレルな世界を彷徨うような話というか…。最終的にはある程度説明つくはつくのですが、私的には色々納得いかなかったかな。登場人物も全員性格が微妙に私のイメージと違っててアレ?って感じでした。

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    2019年06月23日
  • 虚実妖怪百物語 序/破/急

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    合本版を購入。長すぎて、読み終えた時には何とも言えない達成感。内容を一言でいうなら、カオスです。水木しげる、荒俣宏はじめ、登場人物はことごとく実在の方たち。さらに古今のあらゆるサブカルが総動員され、現実世界に侵食してくる感じ。内輪話のオンパレード。
    装丁は京極さんのこだわりが炸裂し、文章がページをまたがない等の法則は健在。1052ページに1052年の話題が入っていることに気がついたときには仰け反りました。しかし、京極さんじゃなければ、分量は半分以下に収まるんじゃなかろうか…。

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    2019年05月19日
  • 虚実妖怪百物語 序

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    実在の人物を登場させている、という意味では「京極版・ウロボロスの偽書」という感じでしょうか。
    ただ、キャラクターがぶっ飛びすぎていて、会話のやり取りにちょっと付いていけない部分もありました。
    中盤くらいまでは話がなかなか進まず、この小説はどこに向かって行くのかな、とも感じましたが、終盤になって徐々に盛り上がりを見せて来ました。
    つまらなくは無かったですが、破、急、と読み進められるかな・・・。

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    2019年05月12日