京極夏彦のレビュー一覧

  • 覘き小平次

    Posted by ブクログ

    京極さんが古典怪談に題材にした作品。
    『嗤う伊右衛門』に続くシリーズ第二弾だそうです。 (まだ未読。)
    文章は昔の言葉遣いなので、最初は読みづらいなぁと感じたのですが、
    そこはやっぱり京極作品。
    すぐに気にならなくなるほど引き込まれました。
    でも、私的には苦手なお話でした。
    まぁ、怪談だからしょうがないのかもしれないけど、
    小平次の何とも言えない感情(とも言いがたい何か。)が気持ち悪くて・・・
    可哀想という感じでも無いし。
    でも、小平次以外の登場人物の感情ってある程度は理解できる気がする。
    そういう意味では、この作品は大成功なんだろうなぁ、と思った。

    0
    2012年06月16日
  • 覘き小平次

    Posted by ブクログ

    押入の中で膝を抱え、薄暗がりの中で己の厚みを消し、
    一寸五分の隙間から世間を覘いている木幡小平次。
    女房のお塚からでさえも厭われるほどの陰気な男だが、
    それでも小平次は曲がりなりにも役者であった。
    とはいえ、普通の役はからきし駄目な大根役者。
    彼にできる役はひとつだけ――幽霊だけであった。
    普段から死んだように生きている小平次は
    ただ居るだけで、観ている者の心胆を寒からしめる。
    ある時、囃子方の安達多九郎のつなぎで旅巡業の声がかかる。
    小平次はそれを請けて、玉川座の奥州への興行に同行する。
    しかし――、裏には何か企みが蠢いているようであった。
    そして、小平次の周りの人間た

    0
    2012年05月08日
  • 塗仏の宴 宴の始末(1)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    だいぶ間があいてしまった百鬼夜行シリーズ。

    関口は逮捕されてあんな状態になっているわ、木場さんが行方不明になるわ…どうしましょう。わけわかんねェ。物語を追って行けるかしら。でも、青木さんと鳥口さんが物語を補完してくれているのはありがたいです。

    いよっし、京極堂さんが立ちあがったから…次に期待しようじゃないか!

    0
    2012年05月07日
  • 後巷説百物語 一 ~赤えいの背中~

    Posted by ブクログ

    空港までの暇つぶしに購入。
    原作でも特にこの戎島の話が印象的だったので期待していたのですが、やはり小説ほど細かく描写されていないため原作を読んだ時に感じた異常性があまり感じられず、逆に絵で具体的に描かれることによって虐殺シーンの痛々しさが増して、そういうのが苦手な私はすこしキツかったです。
    しかし、前作との関連を臭わせながらあえて何も説明をいれない点は前作からの読者も新規の読者もどちらも楽しめるつくりになっていますし、話も一冊に綺麗に纏められているのでとても読みやすいと思います。

    0
    2012年04月17日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

    Posted by ブクログ

     妖怪大戦争ほど過激で劇的な物語ではなく、涙するほどの人情話でもない。ただなんとなく豆腐小僧が湧いて出て、周囲の状況に流され流され取りとめもなくこのお語は続く。

    0
    2012年03月12日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

    Posted by ブクログ

    薔薇十字探偵シリーズ第2弾です。
    薔薇十字探偵、大活躍の1冊。

    しかし、今川さんみたいに、どうみても人間に見えないキャラ(プリン?)が、サラッと出てきて、すごい感性だと思います。
    そして、割と今川さんが常識人だという……。

    原作でも、そうなの?

    0
    2012年02月29日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでるあいだは、豆腐小僧のおっちょこちょいぶりに、ほのぼのできた。寝る前のよい入眠剤になりました。

    内容は、
    妖怪は人が感得しているから存在している、ということ。
    妖怪は自然現象や人のまわりにおこるうまく説明できない事象の説明であるということ。
    ただし、豆腐小僧は江戸時代からキャラクターとして存在したということ。
    (鬼太郎の先駆けか!)

    また、京極夏彦おなじみの邪魑や姑獲鳥や魍魎やらがでてきた

    構成は、妖怪うんちくにはいると1ページとかながながのべるのは健在
    読み飛ばしたくなる気持ちを抑えて、長ったらしい文章を読み込んだ

    寝る前、入浴時にちょこちょこ読んで1、2週間かかった

    市川染

    0
    2012年02月08日
  • 狂骨の夢 3巻

    Posted by ブクログ

    右を向いても左を向いてもおっさんばかり!!

    言ったら悪いけど、恐ろしく地味な話だよね…
    原作が地味なので仕方ないけど。

    0
    2012年01月28日
  • 狂骨の夢 3巻

    Posted by ブクログ

    京極堂の出番が無いのが寂しい(T-T) 生首事件、黄金髑髏などなど謎は深まるばかり…。今回も志水アキさんの絵が恐い

    0
    2012年01月21日
  • 塗仏の宴 宴の支度(1)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    めくるめく京極ワールド。しかし、今回は私の読み取り能力の低下のせいか、「ぬっぺっぽう」に関してどうも話の流れが分からなくなってしまった感があったので★3つということで。

    「う わ ん」はミステリーっぽい感じで面白かったんですけどねぇ…。

    0
    2012年01月18日
  • 狂骨の夢(3)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    上巻では生きてた人がいつのまにか死んでる・・・!と思ってたら、間に中巻があるんだった。びっくりした。

    0
    2012年01月18日
  • 続巷説百物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょうどドラマ化、吹越満さんが出演していることからひかれての購入。
    無粋なことに“続”から読んだ。
    でも、読んでいて、そこまで「え?なにがどういうこと??」という事態には陥らなかった。
    ただ、前巻を読んでいるからこそ、楽しめるところがあるんだろうなとは思う。

    昔話を読んでいるかのような感覚。
    けして読みにくくはなく、それでいて、軽くもなく。
    京極さんの作品は怖い。
    そこまで血なまぐさいわけではないのに、背中が少しひやっとするような怖さがある。

    0
    2012年01月06日
  • 豆腐小僧その他

    Posted by ブクログ

    何が「その他」かっていうと、柳田国男『妖怪談義』の「一つ目小僧その他」にならってるのだね。単純なストーリーの中に京極の妖怪の哲学や薀蓄がしばしば顔をだしてきて、まぁ自分にとってはそっちのほうが面白い。つまり「京極堂シリーズ」の超入門版。

    0
    2012年01月02日
  • 豆腐小僧その他

    Posted by ブクログ

    毎度おなじみ豆腐小僧。今回は番外編ということで名前も豆富小僧と改めて舞台も現代・・・ですが、まあやることはいつもと同じですw
    人間社会になんらかの事件が起こって、それを「いるけどいない」妖怪があーだこーだと言いつつ成り行きを見守ったり振り回されたり。
    今までのシリーズが楽しめたらそのまま同じように楽しめる・・・と思います。というか番外編っぽい作りなのでここだけ読んでもいいんじゃないでしょうか。

    しかしアニメ化もしたということで表紙とかがその絵になってるんですね。でも豆腐小僧ってのはもっと、作中書かれている通り、憎めない間抜け面じゃないとなあ・・・これは可愛すぎるだろう。これなら誰もが「かわい

    0
    2011年11月15日
  • 豆腐小僧その他

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あぅー。。。
    えーっと、全く持って無意味な存在、豆腐小僧(妖怪)が自分の存在意義を探しに旅に出るハナシ。
    途中で、達磨さんや狸、狐、化け猫等も出て来て非常に面白いお話なんですが。。。

    どうしてもページ数が多いので、途中で文体に飽きたりしてしまいワタシは中だるみしてしまいました(ーー;)
    ただ、不気味さも気持ち悪さもないので京極夏彦さんの作品を初めて読む方でも大丈夫かなー?と思います(*^^*)

    0
    2011年10月17日
  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    前作が仏教だと思ったら、今度はばりばり洋風。
    絶世の美人やら癖のある造りの洋館やらと、かなり好みのお膳立て。次巻以降も期待大です。

    0
    2011年09月29日
  • 文庫版 妖怪の理 妖怪の檻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妖怪人間ベムの歌を聴いていた時に、不用意に「妖怪が何か」は説明できるよな、と思ってしまった次の日に書店で目にして買ってしまった本。現代の「妖怪」という概念・言葉がいかにして成り立ったか、江戸から明治の通俗、そして柳田の民俗学での定義を経て水木しげるの表現で昇華し確固たる言葉、存在として浸透するまでを様々な資料を提示して考察した本。最近、読みての知を要求される本からすっかり遠ざかっていたので、読み終わるまでに何回も挫折しそうに。言葉を商売にする人が自分の興味に直球を投げるとこうなるか、という本。しかも、その書きては京極夏彦様。不用意にに一つの言葉を説明できると思った自分を後悔しました。

    0
    2011年09月18日
  • 覘き小平次

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後はハッピーエンド?な終わり方だったので良かった。
    治平さんが出てきましたね。あと徳次郎さんも出てきたんだけどどうも又市と出会う前のことらしく、又市自身は出てきませんでしたね。

    0
    2011年09月17日
  • 巷説百物語 4巻

    Posted by ブクログ

    「死神」(完結編)「柳女」「帷子辻」「老人火」収録

    巷説と続巷説を時系列順に並べての連載はこれにて完結。
    よくぞ最後まできっちり書いてくれたと思う。

    0
    2011年08月18日
  • 巷説百物語 2巻

    Posted by ブクログ

    「舞首」「飛縁魔」「芝右衛門狸」収録

    1巻ははじめてだったのでいろいろ衝撃きつかったのですが
    2巻目にきて慣れた。笑。
    キャラクター造形は劇画チックですが、話は原作に忠実で丁寧に作ってあるので好感が持てます。

    0
    2011年08月18日