京極夏彦のレビュー一覧

  • 文庫版 地獄の楽しみ方

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    いわゆる「地獄」の楽しみ方は学べなかったけど、SNSはなぜ炎上するのか?本はどう楽しむのか、言葉の使い方とは。別の人生を生きる、ではないけど、やっぱりこういう本があると思うと読書は有意義。だけど、それを活かせるか、なんだよなぁ。

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    2022年09月06日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    京極氏にしては、かなり短い長編。なのだけれど、コアになってるアイデアは正直短編クラスのもの。とはいえ、それでこういう話が書けちゃうんだもんな。文句はございませんわ。もっとも、大方の読者がかなり早い段階で真相を見抜いたのではないかとは思う。美由紀嬢の出番が少なく、クライマックスでの啖呵でしか見せ場がないのが、少し残念。

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    2022年08月30日
  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】

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    10年振りくらいに再読。
    文庫は余りにも煉瓦すぎるので分冊で。

    要所部分は覚えているものの
    細かい部分はスッポリ抜けている。
    シリーズの中ではこの話が1番好きだと思っていたのに
    かなり忘れている。
    なんと信用ならない脳みそなのか!

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    2022年07月31日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    ★3.5
    刺激の強いミステリーを続けて読んでいる時、箸休めとしてちょうど良い作品だった。できれば元のシリーズものを読んでから読み始めたかったけれど。

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    2022年07月25日
  • 絡新婦の理(3)【電子百鬼夜行】

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    ようやく物語が進み始めたと感じた。

    まだ少ししか読んでいない京極夏彦だが、当時の時代の状況、妖怪などの説明が非常に細やかで読んでいて分かりやすい。時代背景、妖怪の説明があると物語の内容に置いていかれることがなく読み進めることができる。

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    2022年06月13日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    分厚すぎて読めない本の人。2〜3人目あたりから話が始まって、推理してる端から斬られるくらいにハラハラしてくれてもよかったかなぁ。さて、『絡新婦の理』を読むか、最初からか、『河童』に行くか。

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    2022年06月11日
  • 絡新婦の理(2)【電子百鬼夜行】

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    物語が動きだした感じかした。一での内容で基盤となるストーリーがそれぞれ展開され、それぞれが動き出していた。正直キリストや妖怪は専門外なので理解はできなかったが、面白く読むことができた。

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    2022年05月07日
  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】

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    日本の妖怪と海外の信仰の話のミックスで読んでいてとても興味深かった。日本は島国ということもあり割と独特な信仰を持っていると思う。その文化を海外の文化と混ぜ合わせた?形で物語が進んでいくのが面白かった。しかし同時に頭がごちゃごちゃになっていくようにも感じた。続きが気になる。

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    2022年05月04日
  • 文庫版 地獄の楽しみ方

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    まるで京極堂から説教されているような感覚。

    言葉は効くんですよ
    心には
    効くんです

    言葉はきちんと使わないといけないと思い知らされました。

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    2022年04月25日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    やっと読めた。やっぱりミステリーがメインというか、時代や文化、歴史について書かれている所が多く個人的には好きだった。

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    2022年04月15日
  • 冥談

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    あやふやな記憶についての物語が多く、ほとんどの話で、語り手のアイデンティティーに鬆が入っている。普通、この手の話はニューロティック・ホラーとか呼ばれる物語になるのだけれど、語り口やお話の構造はあくまでも怪談。そのギャップが面白いというか、読んでいてどこか宙吊りにされてしまうような感覚がある。「予感」あたりが恐かった。

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    2022年04月11日
  • 眩談

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    再読。現代怪談シリーズ短編集。普通の日常とそこにぽっかりと口を開けた非日常が奇妙に混じった話が多い。最初は普通なのに、気付けば異界に足を踏み入れているか浸食されている。その眩暈のような感覚がたまらなく心地良くもあり、心底震えるような恐怖感もある。特に気に入った話は「歪み観音」「けしに坂」かな。

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    2022年04月10日
  • 続巷説百物語

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    知識量に圧倒される
    百介の心の動きにぎゅっとなった
    世の中のどうしようもないことをこういう書き方でおさめようとした発想がすごい
    百介の口調が少しばかり現代チックなところもギャップだと思うけど面白いというか逆にリアルっぽいと思う
    最後切なかったな

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    2022年04月04日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    2022/4/2
    そういや最近京極堂ご無沙汰やなと思って読んでみた。
    古本屋も探偵も小説家も出てこなかったわ。
    ご無沙汰過ぎて彼らの近況に触れられてもそれがどんな事件だったかもわからない。
    ご無沙汰しすぎやな。
    姑獲鳥からまた読みたくなってくる。
    この本は敦子が活躍するけど敦子はそうでもなく、子供刑事と依頼者の女子高生がいい味。
    女子高生の最後の啖呵は特によかった。
    しかし私は探偵に会いたかったんだよ。
    探偵出てる新刊はどれだろ?

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    2022年04月03日
  • 冥談

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    現代怪談シリーズ第三弾。短編集。このシリーズの他の作品は一度は読んでいたんだけど今作は初読。どの話も不思議で奇妙でちょっと怖かったり厭な気持ちになったりする。でも、その不思議さが愛おしかったり奇妙さが愉快だったり、ちょっとした怖さにドキドキしたり厭な気持ちもユーモラスになったりする。そういったアンバランスさが面白くてまた読みたくなったりするんだろう。

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    2022年03月25日
  • 虚談

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    ・京極夏彦「虚談」(角川文庫)を読んだ。これは、「もしかしたら。(原文改行)今、見聞きしているこの現実らしきものこそーー。(原文改行)嘘なのかもしれないのだし。」 (143頁)といふ「クラス」の最後の文章に集約されるのかもしれない。帯には「この現実はすべて虚構だ」とあり、カバー裏には「この現実と価値観を揺るがす連作選。」とある。表現は悪いが、語られる内容が現実であるのかどうかが分からない物語といふことであらうか。例へば安部公房はとらぬ狸とかデンドロカカリヤ、S・カルマとかを使つて「この現実と価値観を揺るがす」やうな作品を書いた。ところが京極はSF的な要素や幻想文学的な要素は排除する。物語はあく

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    2022年02月19日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    敦子が明治大正期を夜明け前の暗い時間帯みたいって言ってるの分かる

    因縁を因縁たらしめてるのってやっぱり非科学的なものじゃなくて人間の妄執だよな〜

    刑事の息巻く訊問といまいち的を得ない証言する登場人物の掛け合いがまどろっこしいんだけど緩急あって面白い

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    2022年02月06日
  • 虚談

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    すべて三文字のカタカナタイトルが付けられた怪談集。

    「レシピ」が本書の華麗なる嘘の世界を開く。
    スイートポテトにココナッツミルク。
    言葉だけの印象では何も怖くない。
    そして出てくるおばけも怖いわけではない。
    それより怖いのは、どこまで妄想なのか、どこまで真実なのか、そっちの方だ。

    「クラス」も、同じく虚実ない混ぜの物語だ。
    妹を失ったクラスメートの話のはずだったのに、そもそもの前提を全てひっくり返される。

    「キイロ」も子供の遊びから始まる怪しげな物の存在。
    子供の頃はなんとなく見よう見まねで拝んでみたり、あるいは恐れてみたりする。
    大人になるに従ってそれが信仰に変わり…ということを考える

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    2022年01月30日
  • 虚談

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    題名から「虚」と書かれているので、嘘なんでしょうけど、1話目の最終行に「嘘」と書かれていてあっけにとられました。まんまと物語に嵌っていますが、その不安感を楽しめなかったです。

    嘘を主軸にした作品だと分かっていても、整合性のない不安定なお話を、楽しむ技量がなかったです。自分では思いつかない視点から繰り出される部分は、面白かったと言えなくもないですが、結局は自分で理解できる範疇のお話が好きなんだなと思いました。ま、そりゃそうか。私には、難しかったってことです。

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    2022年01月26日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    前作に引き続き、読書はいいなとしみじみ響くお話。死者は思い出の中、人の内で出会える。本も同様。読む人、思う人の内に現れる世界ってワクワクする。

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    2022年01月23日