京極夏彦のレビュー一覧

  • 豆腐小僧その他

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    『豆腐小僧双六道中ふりだし』で登場した豆腐小僧が、「豆富小僧」として現代に出現した「小説豆富小僧」のほか、狂言や落語の作品が収録されています。

    豆富小僧は、世界の天候をコントロールする技術の開発を進める亜月博士を母にもつ少年・敦史が、神社の廃屋で「豆富小僧」という妖怪を思いえがいたことで、現代に出現します。『豆腐小僧双六道中ふりだし』と同様、達磨や三毛姐さんといった妖怪たちとのコミカルな駆け引きの横で、亜月博士の務める会社を乗っ取ろうとする金の亡者の犬上や、過激な自然保護団体の「フィールド・フォックス」の面々がドタバタ劇をくり広げます。『豆腐小僧双六道中ふりだし』の著者自身による、現代を舞台

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    2022年01月21日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    なかなか小難しい理屈をこねる。
    面白いと思う部分もあるが、私にはよく分からなかった。
    ご主人の話はためになるようでもあるが、果たしてなんのためになるのか。
    そもそもなんのために本を読むのかとも思う。
    よくわからんが、なんとか読み切った。

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    2022年01月21日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中おやすみ

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    妖怪とはこう言うものなのだと妖怪側からの意見。それとと同時に人間同士の思惑のぶつかり合いの話が進んでいく。妖怪はいる!!ww

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    2021年12月10日
  • 虚談

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    短編の連作、という性質だからかもしれないが、好みの話とそうでない話が混在している印象。怪談として怖い話と怖くない話が混じった百物語を聞いているような感じのまま、読み終えてしまった。
    長編シリーズと違うところは、それぞれに繋がりがないから、もやもややしたままになったのかな。個人的には、長編の方が好きである。

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    2021年11月23日
  • 塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】

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    長かった物語もようやく結末を迎えました。
    こんなに榎木津がたのもしく思えたことはなかったかもしれません。
    “下僕”として鳥口、青木、益田を従え、京極堂のために動きます。
    戸人村に隠された真実を求めて、関係者が集結します。

    結末はすっきりとするものではありませんでした。
    寧ろモヤモヤが残りました。
    彼らは、今後また何かの事件を起こしたりしないのでしょうか。

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    2021年10月24日
  • 塗仏の宴 宴の始末(1)【電子百鬼夜行】

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    登場人物が多すぎて覚えきれない(笑)。
    誰がどういう人だったのか、どういう影響があるのか。
    そして話がどう纏まっていくのか想像できません。

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    2021年10月24日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    この時代の女性ゆえの悩みを抱えた塔子の視点がもどかしいような気もしつつ、自分もほとんど何も考えずに諾々と暮らしているのではと思えてきた。
    京極先生が書く國男と言えば…なのに最初は名字に引っ張られて松岡譲かと思っていた。

    歴史の裏側で一冊の本により行く末が変わったのならば、と思えて面白い。
    しかしなかなか読み進まず。

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    2021年10月10日
  • 文庫版 オジいサン

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    『遠野物語remix』以来、2作目に読む京極作品。
    聞くところによると、彼の作品の中では珍しく、かなり温かい雰囲気の作品らしい。

    主人公は、益子徳一という、リタイアした男性。
    公団住宅に一人で暮らしている。

    この人物の、何でもないといえば何でもない日々が、本人のとりとめのない語りで描かれる。

    地デジとやらに変えねばならないとやってくる「田中電気」二代目とのやりとり。
    スーパーでうっかり試食してしまい、欲しくもないウィンナーを買うことに、自分で追い込まれていく過程。

    きっと、自分に余裕があったら、こういう徳一さんにおかしみを感じたりするのだろう。
    が、今は時期がいけなかった。
    忙しくて、

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    2021年10月10日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    河童を探して
    遺体を見つける
    カッパ研究家
    河童の村には、
    河童の息子がいた。
    河童は屈折して精一杯生きていた。
    中禅寺敦子が謎を解く。
    兄も、その友人も、探偵も出てこないので寂しい限り。
    一通り流れを思い返すと、
    最後に父の遺体が発見されたが、連続殺人ではなかった。
    京極夏彦で屍蝋オチはほかになかったでしょうか?

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    2021年10月07日
  • 塗仏の宴 宴の支度(2)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    京極堂の妹の敦子が古武術の団体に襲撃され、それを助けてくれたのが上巻で詐欺師と言われていた華仙姑処女(かせんこおとめ)。怪しげな予言で人を騙すのかと思っていたら、本人も被害者のような様相。儚げで悪いことを率先してやっているようには見えない…。もしそれも演技だとしたら相当なワルでしょう。
    まだまだ謎だらけで先が気になります。

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    2021年10月05日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

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    表紙にだまされた~!
    図書室、物怪講義録、とあったので、本に関する話しかな?と思ってしまいました。
    こんな目付きの悪い先生、怖くて駄目だわ~


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    2021年09月29日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    番外編だった。
    登場人物は、古本屋の妹だけで今回は彼女が探偵だった。
    他の連中は名前が出てきていた。
    今も他事件で他に行っている。前回事件の話あり、時系列を辿る様。

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    2021年09月18日
  • 文庫版 厭な小説

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    短編形式で書かれていたので、サクサク読めました。
    サクサク読めるのですが、内容がまさしく厭が押し寄せてきてうぅ~と苦しみながらも、読む手が止まらない感じでした。一話目から順々に謎が残されてくので、気になって早く読み進めていかないと!と名前いう使命感に。読む時に登場人物の名前を忘れないで下さいね。

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    2021年09月09日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    ここに書かれた鬼のひとりが新撰組土方歳三

    物語は彼が託した刀をめぐり因縁が産みださ
    れるのだが、例により登場人物の大量の語り
    に読者は流される(言葉の濁流ですな)
    本シリーズは本来の摩訶不思議な存在は出て
    こないので、古書店の主のような憑き物祓い
    がないが、主役の呉美由紀が語る語彙の少な
    いながらも本質をつき事件を鎮めるのが魅力

    絡新婦の理で重要な役どころをした呉美由紀
    さんが本シリーズの主役なのね(´・ω・`)

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    2021年08月24日
  • 文庫版 厭な小説

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    不条理で不快で2話目くらいまでは読むのが辛い。3話目くらいからは世界観に慣れてくるのだけど、それはそれで、ああ厭だ。

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    2021年08月21日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    ネタバレ

    ひっさびさの京極夏彦先生
    社会人の時に読むのが疲れて長いあいだ手にしてない
    登場人物は新しい人主役であるものの、時代も関係性
    も昔のまま、古本屋店主・薔薇十字探偵社をとりまく
    世界ですんなり読める

    事件はすんなりではない、登場人物の語りが右往左往
    して本筋をわざと外し続けて嫌気がさしたと読んでい
    ると、実は関係があったという陥穽まみれの作品

    だって、京極夏彦だもん
    この設定を考えた作家の力は凄い (´・ω・`)

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    2021年08月21日
  • 虚実妖怪百物語 序/破/急

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    この話の中には馬鹿がいっぱい出てくる。右を見ても左を見ても馬鹿という有り様。もう馬鹿ばっかり。でもこの馬鹿はかっこいい馬鹿なのだ。素敵な馬鹿なのだ。余裕のある馬鹿なのだ。余裕があるからこそ馬鹿なのだ。特に妖怪馬鹿がいっぱい出てくる。もううようよと出てくる。そうして京極版妖怪大戦争になるのだが、そこは馬鹿だから一筋縄ではいかない。馬鹿には馬鹿らしい馬鹿馬鹿しいオチがある。けれどもここでいう馬鹿とは良い意味での馬鹿なのだ。

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    2021年08月04日
  • 遠野物語remix

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    面白い。
    原文と対比して読めばさらなる面白さ。クセはあるものの、京極夏彦のセンスはさすが。解説も読み応えあり。
    現実と非現実、時間の狭間の朧な光景。暖かな羊水に包まれて微睡んでいた、遠い日に繋がる血の記憶のような…

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    2021年06月05日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    上塗りにより習俗・文化は忘れられる…確かに。情報伝播の速さが文化の更新を進めるのかしらん。多々良の力説が心にささった。

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    2021年05月26日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

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    背伸びして岩波文庫の原書から読まなくて良かった。これが率直な感想です。
    今月末に遠野に旅行しようと思いたち、実は通読したことがなかった遠野物語に手を伸ばしました。

    昔話といえば、遠野。そのくらい有名と思っていましたが、あまり読んだことがある人は多くないようです。
    実際読んでみると、あれ?聞いたことがあるなと言う話がいくつも登場します。座敷童子の話、死んだ妻があの世で別の旦那さんを見つけている話。
    人の皮をかぶった山姥の話なんかは、私が好きなマンガ、「うしおととら」そのままです。
    明治時代に書かれながらも、こうした異郷の物語、異形の話の根底になっているのですね。アメリカではクトゥルフ神話という

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    2021年04月17日