京極夏彦のレビュー一覧

  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    久々の百鬼夜行シリーズ。

    今昔百鬼拾遺 鬼、河童、天狗の3作が、
    3ヵ月連続でそれぞれ異なる出版社で発売されました。

    いずれも中禅寺敦子と「絡新婦の理」に登場する呉美由紀がペアで解決する物語となってます。

    1作1話の長編ですが、百鬼夜行本体と比べると短く、内容もポップ? なので、気軽に読めます。

    一応、鬼・河童・天狗の順で読んだ方がいいでしょう。

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    2020年06月25日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    久々の百鬼夜行シリーズ。

    今昔百鬼拾遺 鬼、河童、天狗の3作が、
    3ヵ月連続でそれぞれ異なる出版社で発売されました。

    いずれも中禅寺敦子と「絡新婦の理」に登場する呉美由紀がペアで解決する物語となってます。

    1作1話の長編ですが、百鬼夜行本体と比べると短く、内容もポップ? なので、気軽に読めます。

    一応、鬼・河童・天狗の順で読んだ方がいいでしょう。

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    2020年06月12日
  • 幽談

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    再読。今作はよくわからない不安や恐怖などの形のない恐れがそこかしこに散りばめられた短編集。現実的な恐怖から一気によくわからない恐怖に陥る話もあれば、最初からよくわからない恐怖まみれの話もある。幽霊譚とも違うなんとも言えないゾクゾク感が味わえる一冊。一番好きなのは「十万年」かな。

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    2020年05月27日
  • 旧談

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    江戸時代の旗本が聞き集めた随筆集「耳嚢」の中から選んだ話を京極夏彦が読みやすく書き改めた怪談集。現代でも通じる話もあればその時代では当たり前でも今だと分かりにくい話もありで短編集だけれど読み応えは抜群。気に入ったのは「プライド」「正直者」「血は出たけれど」かな。

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    2020年05月17日
  • 後巷説百物語

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    回想シーンが大半を占めるため、前作までのような緊迫感は無かったが、不条理ホラー的展開(赤えい)あり、密室モノ(手負蛇)ありでバラエティーに富んでいた。
    結局、前作最終話(老人火)の真相はよく分からなかったが…

    最終話のオカルト人脈大集結!みたいな展開はわくわくする。

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    2020年05月10日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

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    事件関係者の、事件前後における小話(でも本編に未登場の人も出てくる)。基本は前が多いので、結末はお察し。全体的にじめっとしてるのに加えて、最後のゲストがじめっと代表のあの人…いやそれが悪いわけじゃないんだけど…。ファンとしては余さず手をつけたいけど、必読かと言われたらうーん…
    一つだけ良かった(?)のは、これ読んだことで姑獲鳥の夏を再読したくなったことかな。

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    2020年05月05日
  • 遠野物語remix

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    怖いとも怪しいとも言いきれない、なんとも不思議なエピソードの数々。明治期の日本には、非日常が日常のすぐそばまで迫っていたのかと。

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    2020年05月03日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    ネタバレ

    百鬼夜行シリーズのスピンオフ。

    「鬼」に続き、テーマの妖怪の知名度に比べ、事件の大きさと謎は本編と比べて控えめ。

    田園風景が続く場面では、少し間延びしてしまった。

    河童の正体と、犯人というか仕掛けの怪しさはさすが

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    2020年04月27日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    ネタバレ

    今昔百鬼拾遺シリーズの2作目。「鬼」に続いて「河童」である。タイトル通り「河童」についての談議が冒頭で繰り広げられるが、女子学生が黄色い声で河童談義を長々と続けているのは、いかにもリアリティがない。戦後間もない頃、という時代設定であったにせよ、女子学生がそれぞれ己の出身地に伝わる河童像や逸話を披露しあうとは思えない。この部分がそれほど長くなく、物語への導入として簡潔に語られたのならまだよかったのかもしれないが、いかにも長く続く談義を読まされると違和感を覚えるのみである。

    物語は、薔薇十字探偵社の探偵と中善寺敦子が邂逅し、それぞれが追いかけている事件の話をすることで、互いの事件は呼応し、さらに

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    2020年04月22日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

     初京極夏彦です。260ページなので確かに読むのは大変でなかったです。ただ、シリーズものらしいので、この本では登場しない、おそらく本編で出ているらしい登場人物の名がよく出て来るので、やっぱり薄いからと言ってシリーズものの前のを読まないで突然読むのは、本来良くないのかも。
     あと、これは私が勘違いしていたのが悪かったのですが、タイトルの響きから、ホラーと思い込んでいて、超常現象がある世界、今に鬼やら魔物やらが登場するのだろうと思い込んでしまっていたため、「あれ?」でした。超常現象は無い、恐ろしいのも犯行を実行するのもあくまで人という世界らしいと気がつけば、犯人自体は予想が当たった感じ、納得いく結

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    2020年03月18日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    明治、東京を舞台に書店「書楼弔堂」の主人が、時代の変遷と共に翻弄される様々な人達(皆さんご存知、歴史上のあの文豪やあの絵師やあの偉人が登場!)
    探し求める「本」と「人」を巡り合わせる物語。

    六編目の登場人物が心憎いですなぁw

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    2020年03月08日
  • 狂骨の夢(2)【電子百鬼夜行】

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    体調不良のボンヤリした頭で読み進めてしまったため、
    きっと感想もパッとしないはず。

    元精神科医の降旗のウジウジに辟易とする。
    関口には可愛さすら覚えているというのに。
    この違いは何だ。

    終盤にようやく京極堂が登場。
    ここから佳境へと入る。下巻へ。

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    2020年02月26日
  • 後巷説百物語

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    シリーズ3作目

    時代は明治へ。
    血気盛んな4人の男たちが、何かに詰まると
    頼るところ・・・

    80歳を超えた百介が語る過去の物語

    前作の藩全体を騙る凄さと比べると
    過去を語る形なだけにちょっと物足りない。

    でもラストの「百物語」の話は
    過去と現在が繋がり、面白かった!

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    2020年02月18日
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

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    再読本。
    本の裏表紙のあらすじを読んでも内容を思い出さず。
    上巻を50ページほど読み進めてようやくおぼろげに思い出される。
    何とも信用できない私の記憶。

    何度も同じ人物を殺し続けているという作家の妻。
    結末はぼんやりと覚えているので、過程をじっくり楽しむことにしよう。

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    2020年02月15日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    ゆっくりと味わいながら読みたい作品。


    生きていると云うことは、ずっと未完ということ。

    なるほどなぁ。

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    2020年01月29日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    あー面白かった。
    木場修の恋、破れたり。
    しかしなぁ、あの展開は少しズルい気もする。

    1度読んだ事があるにも関わらず、こんなにも記憶が薄ぼんやりとしている理由が何となく分かった。
    一般的なミステリと違って、犯人がバーンと出てきておしまい、という訳ではなく
    色々な事情が混沌とし過ぎている。
    だから印象的な部分ででしか記憶してないのだ。
    (と言う事にしておく。)

    世の中には様々な人が居るけれど、〝好き〟もここまでくると恐ろしい。
    次作の再読も楽しみ。

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    2020年01月23日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

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    バラバラだった事実が京極堂によって少しずつ紐解かれていく。
    戦時中の京極堂の秘密も明らかになり、再読とは思えない程楽しんでいる。
    機械と人間の融合は、そう遠くない未来に実現するんではないかな。恐ろしいけど。
    木場修の恋の行方も気になるところ。

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    2020年01月21日
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

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    こちらも再読。
    「姑獲鳥〜」より覚えているだろうと思いきや、読み返してみると薄ぼんやりとしている私の記憶。

    かなり無骨なイメージの木場修が恋をする。
    結末は覚えているが、そこにたどり着くまでの過程がスッポリと抜け落ちている。

    京極本は余りにもレンガなので、再読では分冊にしてみた。

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    2020年01月19日
  • 豆腐小僧その他

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    ネタバレ

    表題作の短編「豆富小僧」に加えて、狂言台本を3本、落語を1題、狂言役者の茂山千之丞からの寄稿を収録する一冊。なんだか内容が薄い上なと思ったら、角川つばさ文庫版の再録だったと後で気づいたという。狂言や落語は本の形で読んだことはなかったので、それなりに楽しめて読めたが、やはりこれは実物を見るべきなんだろうなと思う。良かったのが特別寄稿の内容で、狂言の歴史がコンパクトにまとめられていて非常に興味深かった。

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    2020年01月18日
  • 後巷説百物語

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    シリーズ第三弾。

    明治に入り、「一白翁」と名乗るようになった山岡百介のもとに、一等巡査の矢作剣之進、その元同僚である笹村与次郎、洋行帰りの倉田正馬、剣術指南の渋谷惣兵衛の四人が、奇妙な事件を持ち込み、百介が若いころに体験した出来事を彼らに語り聞かせるという形式で物語が進んでいくことになります。

    文明開化の波が押し寄せる明治の日本に、怪異の背後に人びとの複雑な心のうごめきがひそんでいることを何度も見てきた百介の知恵が、生き生きとした語り口調によってとどけられるという仕掛けにうならされました。

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    2019年10月13日