絡新婦の理(4)【電子百鬼夜行】
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絡新婦の理(4)【電子百鬼夜行】

764円 (税込)

3pt

「あなたが――蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは……。古今未曾有、瞠目の構造を織り上げた京極文学の金字塔。

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絡新婦の理【電子百鬼夜行】 のシリーズ作品

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  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】
    691円 (税込)
    「ふふふふふ。蜘蛛を信じる仲間ですわ」。房総の女学校・聖ベルナール学院の生徒・呉美由紀は校内に潜む背徳の行為と信仰を知って戦慄する。連続目潰し魔に両目を抉られた教師・山本純子は呪われて死んだのか。そしてもう一人、教師の本田幸三が絞殺され、親友・渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投じた!
  • 絡新婦の理(2)【電子百鬼夜行】
    704円 (税込)
    「僕等は……知らず知らずのうちに誰かの張った――網に掛かっているようだ」。理事長の織作是亮までが殺害された聖ベルナール学院。事件解決を慫慂する弁護士・増岡に京極堂は不思議な言葉を漏らす。一方、目潰し魔・平野祐吉を追う刑事・木場は捜査線上に揺曳する親友・川島新造の姿に困惑するばかり。
  • 絡新婦の理(3)【電子百鬼夜行】
    607円 (税込)
    「こうなったら仕方がない。望んで蜘蛛の罠に嵌ってやるんだよ」。絞殺魔が捕縛されてなお迷走する捜査を横目に重い腰をあげる京極堂。事件の構造は連続目潰し殺人とさながら合わせ鏡であると探偵・益田、刑事・青木に気づかせた古書肆は敵の術策を思う。当然、僕の動きも読み込まれているのだろうな――。
  • 絡新婦の理(4)【電子百鬼夜行】
    764円 (税込)
    「あなたが――蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは……。古今未曾有、瞠目の構造を織り上げた京極文学の金字塔。

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絡新婦の理(4)【電子百鬼夜行】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年09月27日

    再読。だいぶ内容を忘れていたため今作も楽しく読めた。京極堂と榎さんと木場修が活躍するのはいつも通りだけれど今回はそこに伊佐間さんや呉美由紀やその他大勢も加わっての大所帯。しかも事件は二転三転は当たり前で被害者加害者の全体を掴むのも難しい。そんな中で蜘蛛は自らの手は汚すことなくこの事件の幕を閉じたのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月14日

    当然のように冒頭(1巻)に還る。
    それがまたくるくると蜘蛛の巣的なことか。
    粋だぜこんちきしょう!好きっ。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月08日

    「あなたが―蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは…。
    古今未曾有、瞠目の構造を織り上げた京極文学の金字塔。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ■内容(「BOOK」データベースより)
    「あなたが―蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは…。古今未曾有、瞠目の構造を織り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    すごかったー。
    ふとしたことが複雑に絡み合って事件を作り出してて、ほんとスゴイとしか言いようがない。
    語彙がないので惜しいな。もっと気の利いた感想を書きたいのですけど。

    ・・・ただねー。
    やっぱりなんとも人死にが多すぎるというか。切ない。
    あとやっぱ難しかったな。
    宗教的なこととか女権がどうとかさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日


    あ、蜘蛛の正体の推測当ってた。

    ……気付いたら先生(関口)の存在がなかった。最後にだけ出てましたねー。ほぼ総出演だったのに……。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    京極堂シリーズはどれも好きで全部あげたい。これは織作一族がとてもすきだったなー。話自体も女学生とか周りが立ってて好きだった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月22日

    千葉の片田舎にある呪われた女ばかりの織作家の物語完結編。
    やはり「蜘蛛」はこの人だった…って感じだけど、なんだかピンと来なかったです。

    蜘蛛の巣のように3Dの構図でいろいろな事件が繰り広げられていくんだけれど、古い女系家族の思想的構図が明治以降の一夫一婦制&女性は一人の男性に操を誓うものと考える西...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    目潰し魔と絞殺魔の二つの連続殺人事件と、フェミニストの亭主失踪と女学園の売春事件とあれやこれやが実は全部かかわっている。
    全貌が把握できないままに読み終わってしまった。事件の黒幕・女郎蜘蛛の正体は最後の最後に明かされるが、そのときには戻って読み直す気力はもうない。
    神話や妖怪ウンチク、フェミニズム論...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年12月26日

    「あなたがーー蜘蛛だったのですね」

    この言葉で締め括られる4巻。最後に漸く関口くんが登場。
    こうやって京極に寄り添えるのは彼ならではなのかなとぼんやり。
    邪険にされ、同行をやんわり断れても聞かず結局は同行。友人ではなく知人だと称しつつも、京極堂にとって関口君の存在の大きさを感じさせるラストでした。...続きを読む

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