京極夏彦のレビュー一覧

  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    下巻1冊分で解決編、全ての伏線が回収されて清々しかった。
    こんなにも残酷でありながらこんなにも美しく魅了される、この人の小説自体が魍魎なのかも…?

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    2024年01月25日
  • 姑獲鳥の夏(1)

    (*´・ω・`)φ〃

    全て持つ📚

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    2024年02月17日
  • 死ねばいいのに

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    舞台化するというので観劇前に履修。
    これをどうやって舞台にするのか、愉しみで仕方無い。
    タイトルのニュアンス最高でした。

    何はともあれ、ワタライケンヤが好き過ぎる。ふふ。

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    2024年01月21日
  • 文庫版 地獄の楽しみ方

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    読みやすい内容もいい。
    なにか良い読み物ないかあまり読まない人にも薦められる。
    ここから本を有意義に手にする事ができるんじゃないかな!

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    2024年01月14日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    RN

    購入済み

     百鬼夜行シリーズを、オマージュした作品。登場人物の紹介がほとんど無いので、小説あるいはコミックの既読作品が全く無い方には、ちょっとついていけないかも。

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    2024年01月09日
  • 書楼弔堂 待宵

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    今回も有名人が続々と登場!(o゚Д゚ノ)ノ訳ありな雰囲気が漂う甘酒屋の爺と利吉(常連客?)の掛け合いから始まり、本を求める客(←これが有名人)を爺が弔堂へ案内するというパターンが怪し過ぎて好き(* ̄∇ ̄*)そして最後には爺の正体が明らかに!(;゜0゜)弔堂の主人と小僧は全然年をとっていなさそうだから、現代でも出会えるかも?

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    2024年01月03日
  • 文庫版 オジいサン

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    主人公である益子徳一さんのモノローグがメインのお話です。近所の人との会話では多弁ではないけど、頭の中ではよく喋るオジいサン。
    深夜営業についての下りとか、”それでは徘徊老人である”の下りが個人的にツボでした。そして淡々と終わるのかと思ったら、終わり方があったかくてほろりとしました。

    京極氏の作品は百鬼夜行シリーズしか読んだことがなかったので、こんな平和なお話も書かれるんだとびっくりしました。会社で昼休みに少しずつ読みましたが、クスッと笑えて良い気分転換でした。

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    2024年01月02日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(8)

    io

    購入済み

    サービス満点

    『姑獲鳥の夏 』から始まる京極堂シリーズのファンにはとっても楽しい作品です。主人公の栞奈ちゃんと中禅寺先生に加えて本編の登場人物たちがちょこちょこ出てきます。
    本編のメインキャラだけではなく、猫目洞のお潤さんや家政婦のセツさんなど印象的なサブキャラまで登場するとは。サービス良いなぁ。
    もちろん本編未読の方にも楽しめる作品だと思います。

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    2023年12月23日
  • 狂骨の夢(3)【電子百鬼夜行】

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    京極夏彦の和風ミステリー『狂骨の夢』、分冊文庫版の下巻。

    「金色髑髏事件」、「二子山集団自殺事件」、「小説家・宇田川殺害事件」―――逗子近辺で発生した奇妙な事件。牧師・白丘、元精神神経科医・降旗、そして"朱美"を苛む悪夢。「髑髏」に願いを託そうとした者どもの思惑が明らかとなった時、全ての事柄が繋がりを持ち、おぞましくもむなしい真相が明らかとなる―――。

    前作、前々作に続いて、これまた凄い作品であった。真相が語られ始めて、いきなり日本神話とか"神の骨"とか出てきて、「これどう収拾つけるつもりなんだ」と思いながら読み進めていたら、すごいすごいどんどん収斂

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    2023年11月26日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

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    (抜粋)
    彼の故郷は、遠野と謂う。
    遠い、野と書く。
    どこから遠いのか、どれだけ遠いのか、判らない。
    いや、元はアイヌの言葉なのである。遠野のトーは湖という意味だそうだから、間違いなく当て字ではあるのだろう。
    しかし「とおの」というその読みは、音だけでも一種の郷愁を聴く者の心中に沸き立ててくれるように思う。すぐ目の前にあるのに辿りつけない。見えているというのに手が届かない。そんな儚さ。それでも訪ねてみたくなる、追い求めてみたくなる想いを掻き立てる、そんな愛おしさ。能く覚えているというのにどこか朧げな、まるで幼いころの記憶のような、そんな懐かしさを纏った名であると思う。

     いつか読んでみたいと

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    2023年11月26日
  • 塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】

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    読み終えました全6冊

    凄かった…何が凄いって長さ!もそうだけど笑
    支度と始末ってタイトルのセンスと意味。
    巻き込まれた人々の多さと費やされた年月。
    哀れさと馬鹿らしさ。
    この事件の首謀者の身勝手さと日本軍の罪。

    そしてラスボスの恐ろしさ!!
    いやもうラスボスでしょ⁈
    榎木津が後ずさるんだよ⁈
    ラスボスにとって事件はゲームなんですよ?
    楽しいゲーム!!って(゚-゚*;)(;*゚-゚)
    もう私の脳内は「ゴールデンカムイ」の鶴見中尉なんですけど笑

    今作のオールスター大決戦で京極堂の心情が仲間達…いや下僕達が気づく場面は泣ける(T-T)
    木場と榎木津のやりとりも良かった〜♪

    そして数々の榎木津

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    2023年11月17日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(8)

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    なんだか京極堂シリーズを読んでいるような気が…(゜゜;)というくらい、続々と知っている人達が登場!嬉しいけどね(°▽°)♪今回は次巻が待ち遠しい終り方(--;)予告は凄く楽し(?)そう(゚∀゚;)栞奈ちゃんの活躍に期待(o^-')b !

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    2023年11月12日
  • 遠巷説百物語

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    いやはや
    京極作品は長い
    その分読み終わったときの達成感はハンパない
    このシリーズで又一に会えて嬉しかった
    やっぱり仕掛けの核は又一が一番ですね
    遠野の次もあるのかな?

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    2023年11月08日
  • 西巷説百物語

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    靄船の林蔵の仕掛け話しの短編集です。
    今回も京極夏彦の文章にどっぷりと浸からせてもらいました。
    林蔵も良いけどシリーズ初期ファンの私は、やはり又市が出ると「いよっ又市!」と楽しくなっちゃいますね。

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    2023年11月01日
  • 鉄鼠の檻(1)

    無料版購入済み

    φ(´・ω・`)〃

    原作、京極夏彦の作品は読んでいる。
    がっ、どの作品も長い、ががっ、この作品はそりゃもう長くて広辞苑より長いかくらいの厚さで捲るのにそりゃもう「おいっ」と言いたくなり「お前は枕かっ」と言って作品を枕元に置きながら寝たのです。
    読んだ中で突っ込みながら本棚を超選挙したのだよ。

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    2023年10月30日
  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】

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    いきなり京極堂と犯人との対峙から始まる今作。
    今までにない!絶対面白いヤツ!!
    そして今のところ分かりやすい_φ(・_・

    東京、千葉の目潰し殺人事件を追う木場。
    房総では事件に呼び寄せられるかのように織作家に関わっていく伊佐間と今川。
    この二つの事件がどう繋がるのか⁇

    時系列がわからないけど、榎木津がまだ坊主事件から帰ってないらしい?じゃ京極堂もかな?
    でもマチコはいるしなぁ…

    とりあえず二巻にGOε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘


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    2023年10月27日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中おやすみ

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    なんとなく京極作品らしからぬラストな気はするが、それがまた興味をそそられる終わり方。

    まず、自分に残念なのが読む順番を大きく間違えたこと・・・
    スピンオフから読み始め、2冊目の本作を読み1冊目が未読。気にせずに、1冊目よみます。

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    2023年10月17日
  • 文庫版 地獄の楽しみ方

    A

    購入済み

    面白かった

    面白かった。
    特に断捨離に対する反論は
    胸がすく思いがした。
    どちらが正しいということではないのどけれど。
    言葉にしないと伝わらない。
    かといって言葉にすると情報が
    切り捨てられたしまう。
    困ってしまうね。

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    2023年09月23日
  • 書楼弔堂 待宵

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    書楼弔堂シリーズ第3弾。
    今回は甘酒屋の弥蔵が客引き&語り手・聞き手として、徳富蘇峰、岡本綺堂、宮武外骨、竹久夢二、寺田虎彦、斎藤一と永倉新八、そして自ら(堀田十郎)のエピソードが明かされる。
    探書の一冊による憑き物落としもやはり面白い。
    23-18

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    2023年09月18日
  • 書楼弔堂 待宵

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    京極作品の中でも好きなシリーズの1つ
    今回は弥蔵という人物を主人公に仕立てて
    幕末から明治にかけての出来事を物語に仕上げている
    弔堂はいつもより出番が少なかったように思うが
    また違った味に仕上がってて
    違う角度から楽しめました

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    2023年09月13日