ioさんのレビュー一覧
レビュアー
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先の読めない物語
ラシャド帝の正体は予想通りでした。
でも、彼が何を思ってナギとの婚約を打診したのか、そして何を企んでいるのかは…正直さっぱり見当がつきません。
物語のごく序盤から伏線を張りまくって、満を持してのラシャド帝ご登場。恐らくナギ(と読者)は彼の掌で転がされちゃったんだろうなぁ。
母国であれば頼れる仲間も近くにいるのに、今は敵地の中。ミカが側にいないのも、心細さがつのります。
本編はそんなドキドキハラハラの真っ只中で『つづく』になってます。頑張れ、ナギ!
先の読めない物語は読書の醍醐味。続刊が待ち遠しすぎます!
書き下ろしSSは本編の行間を埋めるエピソード。ナギが旅立った後のミカの様子、そしてセスナギ&ミカナギの微笑ましいエピソード。
3編とも楽しめるエピソードではありますが、巻末でヴィヴィアンのオタ活エピソードを読むのが楽しみだったので、それだけはちょっぴり残念かも…? -
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気配りこそ最高のチート
エピソードが細切れで若干読みにくさを感じます。
でも。
普通の人が異世界転移したら、きっとこんな感じ。
そして便利屋斎藤さんは、とっても便利で頼れる御仁でした。
誰にでもできると言われがちな、『雑用』と呼ばれる仕事ほど実は難しく向き不向きがあるんです。
特に難しいのが周囲への目配り気配り。
超小柄なラファンパンにリュックを作ってあげたり、半呆け大魔法使いモーロックのアシストをするために呪文を暗記したりと仲間のためになることを自発的に行動していく斎藤さん。
この気配り能力こそ、地球でも異世界でも最高のチート能力ではないかと思うのです。
便利屋斎藤さん、応援してます! -
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中高年世代の作画がお見事
原作ファンです。
失礼ながら表紙の印象だと作画があまり好みでないかも…?と思ったのですが、読んでみたらそんな不安は見事に払拭されました。
転生に際しての諸々は涙無くしては読めないエピソードなのですが、これ早めに持ってきてくれて良かったです。もちろん泣きましたけども。
それはさておき。
この作画様の描くトーマスさん、めちゃくちゃイケオジじゃないですか!?
若者世代よりも中高年世代のキャラクターを描くのがとても巧い作画様だと思います。オリビアさんも素敵!
もちろんユイト、ハルト、ユウマの三兄弟も可愛いです。ちびっこ2人のお手伝い中のとんがり口がとってもキュート!
多様なキャラクターが登場する作品なので、ユイトたちがこれから出会うあの人その人がどう描かれるのかも楽しみです!続刊、お待ちしております! -
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予想外!
正直、どうかと思ったんですよね。だって主人公がプロローグでスケルトンになっちゃうんですよ?
転生してスライムになっちゃう作品もありますが、いきなり骨ですよ。
自分、ホラー耐性もグロ耐性も激弱なので、これはビジュアル的にしんどいのでは…?
試し読みの段階ではそう思ったのですが。
読んでみたら面白かった!ページをめくる手が止まりません!
が、気になったことがひとつ。
物語が進む毎にレントの姿は少しずつ人間に近づいていくわけですが、それでもアンデッドなわけで。
姿を隠して町に行ったけど、臭いで気付かれるのでは?
臭いについて作中一度も触れられていないのはなんでだろ? -
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ギャップ萌え必至!
実父と義母に虐げられ、そして義弟に歪んだ愛を向けられる主人公フラヴィオが、『戦場の鬼神』と恐れられるクレメントの後妻となって溺愛される物語。
天然さと聡明さを兼ね備えたフラヴィオは、正統派の不憫受け主人公。そしてそのお相手となるクレメントはギャップ萌えの権化です。
強面にしてロマンチスト。手先は器用でも恋には不器用。フラヴィオのために高いところの本を取ってあげるシミュレーションなどしている様子は初恋に舞い上がる少年のようで、なんとも可愛らしいです。
最強の男が愛する伴侶のためにちまちまと苺の飾り切りでバラを作っている姿なんて、最高に萌えます!
剣の扱いには長けていても小さなナイフは勝手が違うでしょうから、きっとすごく練習したはず。ハラハラしながら見守る厨房スタッフさん達の様子が目に浮かびます。
クレメント&フラヴィオの溺愛物語は大満足の本作ですが、それ以外の…特にフラヴィオを虐げていた家族達の顛末についてはちょっぴり不満が残ります。
特に義弟のミゲルが結婚して遠方へ行った件。
クレメントに紹介された相手と気が合って結婚。遠方の土地へは元使用人たちもついて行ったとフラヴィオ視点の本文で語られています。だけど、クレメント&アキレスがそれを許したとも思えなくて。
ていうか、ジェラルドって誰!?どこかに出てきた?
あまりにも行間が広すぎて、彼等がどうなったのかが読み取れません。自分の読解力の問題かもしれませんが。
他にも多少説明不足感はあるものの、恋に落ちた『戦場の鬼神』の溺愛っぷりはギャップ萌え必至です。
フラヴィオも天然で可愛らしいので、この2人は読者を萌え殺す最強夫夫ですね。 -
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復路、そして新たな旅路
往路で恋人同士になったセオドアとケイジュ。復路ではケイジュの家に泊まったり、故郷のスラヤ村に寄り道したりと恋人感マシマシ。
そして復路のゴールはずっとおあずけだった『初夜』!ごちそうさまです!
ゴールの後は暫しのお休み。招待を受けてセオドアの実家へ向かいます。家出息子な割に、セオドアと家族の仲は良好なんですね。姪っ子ちゃんたちに懐かれている様子にほっこりします。
ですが、ここから物語は急展開。
セオドアの壮絶な過去、貴族達の不穏な動き、そして愛を試されるケイジュ。
2人の行く先に何が待ち構えているのでしょうか?
ドキドキが止まらないロードストーリーは新たな旅路へ。もう楽しみしかないです!
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往路
独特な世界観のロードストーリー。異世界ものですがほんのりSF風味もあって、小学生の頃に海外SFを読み漁っていた身には刺さるものがあります。
ページをめくるとバイクに2人乗りで荒野を行くセオドアとケイジュの姿が脳裏に浮かびます。遠景には殻都の殻。個性的なそれぞれの殻都や集落。2人と一緒に旅する視点で異世界風景を堪能しました。
全5巻の作品なので、1〜2巻のうちはバディものみたいな雰囲気で物語が進むのかな…と予想していましたが。
出会って数日で意識し始め、往路のゴールで恋人になってます。その間、20日。
…恋人になるの、早くない?
とはいえ、物語はまだまだ序盤。
恋人同士になった運び屋とその用心棒が『復路』、そしてその後の旅路で何に出会い何をなすのか。
続きが楽しみです! -
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濃厚家族のとある日常
双子ちゃんはそこそこ見かけるようになった現代でも、三つ子ちゃんはなかなかレア。しかも長男は芸人次男はアイドル、そして三男は有名進学校に通う公務員志望の高校生と見事に方向性の違う三兄弟。
そんな三兄弟とパワフルな母・零虎さん(この名前からして強そう!)という毬茂家の、とある日常を描いた本作。
家族に芸能人がいることをひたすら隠したい三男くん…というのはやや古典的ではあるけれど、裏表ありすぎな上2人に振り回される三男くんの『お疲れ様な日々』はかなり面白かったです!
そしてこの三男くん、実はかなりハイスペック。
兄2人の練習相手を務めるために『2日』でプロ並みの演技力、ツッコミ力を身につけてしまいます。
冒頭で『僕は君たちのお母さんでもマネージャーでもない』って言ってたけれど、兄弟仲は悪くないんですね。ふふふ、このツンデレくんめ!
そして一時帰国中のワールドワイドにお仕事をしているらしいお母さん。
強い!逞しい!そして愛情深い素敵なお母さんです。
…ちょっと方向性がアレですけども。
そんな毬茂家、芸能ニュースに写真を撮られて三男くん身バレのピンチ!?
これは続きが楽しみです!
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長編で読みたかった
甥っ子への愛情が行き過ぎて暴走した国王に振り回されたシェリルとジャンが本当にお気の毒な前半、暴走陛下のフライングによる危機を乗り越えた2人の改めましての新婚生活が後半になっています。
両片想いな2人が周囲の忖度…特に暴走陛下のあまりにも即物的な忖度のおかげで拗れまくる様子が本当にもどかしいです。
水害という領地の危機を乗り越え、誤解も解けて晴れて番となった後半。さすがに温厚なシェリルも暴走陛下に対して塩対応するように。
可愛い甥っ子に塩かけられてしょぼくれる暴走陛下の様子が見たかったなぁ。
そしてページ数の都合なのか、読ませどころがちょいちょい端折られているように感じます。議会で意地悪貴族を論破するジャンの姿、これは本文で読ませて欲しかった!
領地の復興も道半ばなので、物語としてはかなり中途半端な状態で終わっているのが残念。
長編でじっくり読みたかったです。 -
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タイトルから乖離していく物語
艱難辛苦を乗り越えたシュルティとバド。そして新たな道を見つけたダミアン様。それぞれが新たな地で幸せに暮らして行くのかと思ったら…。
更なる艱難辛苦が待ち受けている展開に。
セデンヤード王家がクソすぎる!
治世はまともだそうだけど、とてもそうは思えないんですが。ただの強欲我儘王家じゃん!
こんなクソ王家はさっさと見限ってオークランス領、バイハン領、辺境伯領で独立しちゃえば?
ていうか、そういう流れにならないのが不思議。
そして物語がどんどんタイトルから乖離していってませんかね?
読み応えもあるし面白いんだけど、あまりにも胸糞展開が続いてシュルティとバドが可哀想になってきます…。
続刊ではクソ王家へのざまぁとシュルティ&バド、そしてダミアン様のハッピーエンドに繋がる展開を期待してます。 -
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涙腺崩壊
北の砦編、大号泣でした。なに、この感動巨編。
キスリングさんとその部下たち。実は奇跡的に生き延びてたりしないかな…なんて、甘いことを考えていた自分が恥ずかしいです。
死してなお騎士であり続ける彼らの生き様。感動のあまり言葉もありません。
アルヴィの頑張りが実を結び、家族の元に帰ることができた彼等。虹の向こうで、どうか安らかに…。
そしてちょっぴりコミカルな『夜会での一幕』を挟み、なんとか涙腺を立ち直らせた後。
巻末の書き下ろしエピソードで再び涙腺崩壊。幼いアルヴィとキスリングさんの、もう叶うことのない『約束』が切なすぎる…!
でも、これでアルヴィたちご遺族にとっても心残りがなくなって区切りがついたということ。
新たな出会いもあったので、これからの物語も楽しみです。続刊、お待ちしております! -
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それなりにちゃんと勇者
舞台はいわゆる『はじまりの村』でしょうか。
のんびりした村に暮らす、『勇者の息子』である主人公。ヤル気はあってもやる気はない…という、なんとも勇者らしからぬ青年です。周囲の評価もそれなりな彼が、村長に『初期装備』を渡されて、なんだかんだ魔王討伐の旅に出るわけですが…。
言動&行動のワルっぽさの割に、弱きを助け悪を挫く主人公。心はそれなりにちゃんと勇者であるようです。
村から共に旅立ったエルフのお兄さんに盗賊の少年を仲間に加え、領主の依頼を遂行中。で、良いところで『つづく』になってます。商売上手!
ところで。
勇者の妹ちゃんは『勇者の娘』ではないのかな?お兄ちゃんと一緒に魔王討伐行かなくていいの? -
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続編はありませんか?
異世界が舞台で、主人公のジョナスが殺された少年の生まれ変わりというファンタジー作品ですが、内容はかなりミステリー寄りです。サブタイトルは『誰がダニエルを殺したか?』といったところ。
物的証拠焼失のくだりはまるで本格ミステリーのよう。もう少し犯人を追い詰めるところをじっくり読みたい気もしましたが…。
それよりも本編終了後の物語が読みたいです!
事件が解決し、犯人が裁かれてめでたしめでたし…で良いのはミステリー作品。BL作品ならやはり事件解決後の主人公2人のラブラブ生活まで含めていただきたいもの。
なんだかずいぶん半端なところで終わっているように感じます。
官僚となったジョナスの配属先とか、ジョナスの寮暮らしを過剰に心配するウィリアム様とか、どうせならダニエルの墓参りエピソードも読みたかったです。
それにあまり幸せな結婚をしていなさそうなジョナスのお姉さんのその後も気になるし、突然失踪したジョナスのお父さんの行方も気になります。
気になることがたくさん残っています。続編はありませんか?
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