あらすじ
家族にすら愛されなかった。だから、愛なんて知らない――。かつて公爵家子息だったリリウスは、祖国から追放され、辺鄙な村で治療師をしている。ある日、母親を探す少年と出会うが、リリウスが母親と瓜二つのようで、冷たくあしらったのに懐かれてしまう。しかも、面倒事に巻き込まれたくないのに、少年の父親は帝国の英雄と名高い騎士団長ジル・レイド・ムールライトで、ある理由からムールライト家で暮らすことに。困り果てるリリウスだったが、この出会いが波乱の幕開けで――!? 嫌われの過去。唯一のつがい。狂おしいほどの愛。大人気WEB発獣人BL、遂に書籍化!! ※電子版はショートストーリー『ケンカの方法とお兄ちゃん』付。
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幸せに…！
試し読みした時はスパダリ獣人攻×ツンデレ美人受のモフモフ子育てものかと思いましたが、登場人物が何かしらの辛い過去や痛みを抱えている超シリアスものでした。ちゃんとハピエンでよかったです。
フルコースのような１冊
なんとも盛り沢山な物語でした。例えるなら高級レストランのフルコースのよう。
リリウスとジル、そして可愛らしい子供たちとの出会いが前菜なら、波乱万丈な本編は食べ応えのあるメインディッシュといったところ。苦味もありますが、それも含めて見事な一皿に仕上がっています。そして最後に供されるのは甘くて濃厚なデザートです。
巻末には可愛らしいお土産までついています。
本編では少し影が薄くなってしまった子供たちの、とても愛らしいエピソードに癒されます。
盛り沢山の内容故に分かりにくい部分もありますが、読み応えのある作品で大満足です。
お腹いっぱいになりました！ご馳走さま！
ぁあ … ジワ（泣）
終盤の20年後のサヨナラシーン泣けちゃったぁぁぁぁ（泣） その後を察したみんなの誰も泣かずに別れをしていくのがヤバい 本当に好きで愛だったとまざまざ感じてしまうシーンだったな。
挿絵、最後に幸せなみんながあれば完全保存です◎
こじらせカップル
名門貴族の生家から追放され、辺鄙な村で治療師として働くリリウス。過去に酷い仕打ちを受け、心に傷を持つリリウスが、ひょんなことから騎士団長ジルと知り合い、紆余曲折のすえ幸せになるお話。まあ、この二人、勘違いや誤解でこじらせまくる。お互い相手を思ってこそなんだけど、じれったい！でも、ジルの溺愛ぶりがいいし、子どもたちも愛らしい。ラストは、大家族で楽しそうだし、メデタシメデタシ。
話、面白かった
長編感がすごい。
最近、このページ数でも「内容の濃さ、ほぼ文庫本と一緒じゃん」という本が多かったので、久しぶりに場面の変化が多い小説を読んだと思いました。スタートからゴールまで色々ありました。
リリウスとジルの中々縮まらない距離はもどかしかったです。これから先も温かな家庭を築いていって欲しいです。
そう言えば、治癒の力や精霊はリリウスが序盤から使っていたのですんなり内容が入ってきたけど、創造神や、大精霊、神花はリリウスと関係が唐突な感じがしたかな、と思います。
思ってたのと違う！
びっくりするほと大作でした。
受けの子、もっと周囲に誤解されてる系の子かな〜と思ってたら早々に違うな…となり、攻めに対してツンデレかな…と思ってたらこれまた様子が違うぞ…？となり…そうこうしてる内に世界観すら思ってたのと違う…！？となり…ちょっと読むのが疲れました。
私の読み方が悪いんですが、たまに場面転換がうまく頭の中で繋げられなくて、展開早い？！となったりする所もあったんですよ。
そんで思ってたのと違う、なので星4です。
というか、この大作は是非読んでもらいたい。
じっくり読んでもらいたい。
途中結構キツイシーン（痛い系）ありますが、心配しないでください。ハッピーエンドです！
胸きゅん
途中でシリアスや残虐なシーンもありますが、最後はハッピーエンドです。子供たちがとても可愛くて癒されました。
ファンタジーは難しい
うーん、ちょっと色々詰め込み過ぎな気がします。
気持ちが入り込む前に、次から次に何かが起こって、いまいち付いていけない。
ピークが中途半端で唐突な展開に、何度か離脱しそうになりました。
ファンタジー系は難しいですね…。
壮大なファンタジー
世界観が強い。この壮大な感じが好きな人はハマるのかな
魔法blファンタジー
話全体の規模が大きいから、日常的な場面はあんまり深堀してなくて、
ガッツリ子育てしながら番と愛を育むっていうのよりは、辛い過去と運命を背負った受けが幸せになろうと頑張るお話だったなと思いました
