あらすじ
日本の大学生だった前世の記憶を持つクラフトクリフは異世界の王子に転生したものの、母親の身分が低く、同母の姉と共に継母である王妃に虐げられていた。そんなある日、父王が獣人族の国へ戦争を仕掛け、あっという間に負けてしまう。戦勝国の代表として乗り込んできたのは、なんと獅子獣人の王太子のリカルデロ！ 彼は臣下にクラフトクリフを戦利品として側妃にしたらどうかとすすめられるが、王子があまりに痩せて見すぼらしいせいか、きっぱり「いらない」と断る。それでもクラフトクリフの処遇を決めかねた臣下たちは、彼をリカルデロの後宮に入れた。そこで、しばらく世話をされたクラフトクリフはやがて健康を取り戻し、再び、リカルデロと会う。すると、何故か、リカルデロは突然、クラフトクリフを溺愛し始めた。リカルデロの態度に心当たりのないクラフトクリフは情熱的な彼に戸惑うばかりで――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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温かく優しい物語でした
継母である王妃に虐待されてきた第7王子クラフトクリフ。母国の敗戦により、王族の一員として戦勝国へと連れていかれることになります。この序盤からかなり重い物語を想像したのですが、多少の事件はあるものの全般にコメディタッチのとても温かい物語でした。
転生者設定があまり活きていないところをはじめいくつか残念に感じた部分もありますが、最後まで楽しく拝読しました。先に国王陛下の番となった姉上も幸せそうで何よりです。
獣人ものといえば番を溺愛するのがお約束。そして溺愛の末に妊娠したクラフトクリフですが、どうやら出産には到っていない模様。
これは続編があるのかな？あるといいな♪
序盤はかなり受けが弱ってるのでその様子が痛々しかったです。
他のレビューでもあるように、とりま見た目の健やかさを取り戻したら、ほったらかしてた攻めが溺愛してくるのもどうなのとは思いました。
あの鈍感力は自己肯定感低さゆえの防衛本能なのかな、とか思ったり。
ちょいちょいコメディ調も入るので、シリアス感は薄れてよかったです。
ふんわりおっき、にはかなり笑いました。
題名と絵に惹かれて購入しました。途中まではおもしろかったのですが、読んでいくうちになぜ？という思いが‥‥攻めは受けが不健康でボロボロの時はほっといたのに健康で綺麗になった途端に溺愛、受けの境遇を考えると自己肯定感が低いのは理解できるのですが受けの空気の読めない発言が多くて気になってしまいました。話の構成が好きだったので期待してしまった分残念に思えてしまいました。懐妊はしたけど出産エピソードがなかったので、続きがあるのであれば次回に期待したいと思います。
