京極夏彦のレビュー一覧
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購入済み
サービス満点
『姑獲鳥の夏 』から始まる京極堂シリーズのファンにはとっても楽しい作品です。主人公の栞奈ちゃんと中禅寺先生に加えて本編の登場人物たちがちょこちょこ出てきます。
本編のメインキャラだけではなく、猫目洞のお潤さんや家政婦のセツさんなど印象的なサブキャラまで登場するとは。サービス良いなぁ。
もちろん本編未読の方にも楽しめる作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
京極夏彦の和風ミステリー『狂骨の夢』、分冊文庫版の下巻。
「金色髑髏事件」、「二子山集団自殺事件」、「小説家・宇田川殺害事件」―――逗子近辺で発生した奇妙な事件。牧師・白丘、元精神神経科医・降旗、そして"朱美"を苛む悪夢。「髑髏」に願いを託そうとした者どもの思惑が明らかとなった時、全ての事柄が繋がりを持ち、おぞましくもむなしい真相が明らかとなる―――。
前作、前々作に続いて、これまた凄い作品であった。真相が語られ始めて、いきなり日本神話とか"神の骨"とか出てきて、「これどう収拾つけるつもりなんだ」と思いながら読み進めていたら、すごいすごいどんどん収斂 -
Posted by ブクログ
(抜粋)
彼の故郷は、遠野と謂う。
遠い、野と書く。
どこから遠いのか、どれだけ遠いのか、判らない。
いや、元はアイヌの言葉なのである。遠野のトーは湖という意味だそうだから、間違いなく当て字ではあるのだろう。
しかし「とおの」というその読みは、音だけでも一種の郷愁を聴く者の心中に沸き立ててくれるように思う。すぐ目の前にあるのに辿りつけない。見えているというのに手が届かない。そんな儚さ。それでも訪ねてみたくなる、追い求めてみたくなる想いを掻き立てる、そんな愛おしさ。能く覚えているというのにどこか朧げな、まるで幼いころの記憶のような、そんな懐かしさを纏った名であると思う。
いつか読んでみたいと -
Posted by ブクログ
読み終えました全6冊
凄かった…何が凄いって長さ!もそうだけど笑
支度と始末ってタイトルのセンスと意味。
巻き込まれた人々の多さと費やされた年月。
哀れさと馬鹿らしさ。
この事件の首謀者の身勝手さと日本軍の罪。
そしてラスボスの恐ろしさ!!
いやもうラスボスでしょ⁈
榎木津が後ずさるんだよ⁈
ラスボスにとって事件はゲームなんですよ?
楽しいゲーム!!って(゚-゚*;)(;*゚-゚)
もう私の脳内は「ゴールデンカムイ」の鶴見中尉なんですけど笑
今作のオールスター大決戦で京極堂の心情が仲間達…いや下僕達が気づく場面は泣ける(T-T)
木場と榎木津のやりとりも良かった〜♪
そして数々の榎木津 -
無料版購入済み
φ(´・ω・`)〃
原作、京極夏彦の作品は読んでいる。
がっ、どの作品も長い、ががっ、この作品はそりゃもう長くて広辞苑より長いかくらいの厚さで捲るのにそりゃもう「おいっ」と言いたくなり「お前は枕かっ」と言って作品を枕元に置きながら寝たのです。
読んだ中で突っ込みながら本棚を超選挙したのだよ。 -
購入済み
面白かった
面白かった。
特に断捨離に対する反論は
胸がすく思いがした。
どちらが正しいということではないのどけれど。
言葉にしないと伝わらない。
かといって言葉にすると情報が
切り捨てられたしまう。
困ってしまうね。 -
Posted by ブクログ
面白かった。続編も書いて欲しい…
エモーショナルに叱りつける呉さんの痛快さがお約束化されている。敦子の情報整理→解きほぐしにそのお説教が加わって、それで京極堂の「憑き物落とし」に近い効果になる。
「河童」「天狗」はお馴染みのキャラクターが小出しに登場する楽しさもあり、地理院地図で夷隅川や高尾山の地形図を見ながら読み進めると旅気分で楽しかったりした。
『絡新婦の理』ではフェミニズムもテーマのひとつだったが、その中心にある人物が「これを語っている人が犯人かもしれないと読者が疑いつつ読ませる」構成でもあったため、どう受け止めれば良いものか悩んだりもした。本作は自らを「属性」で語られることの違和感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夏なので、京極先生でも読むかな~ということで。
自宅書棚の京極堂シリーズを読み直すのも、
かなり分厚い為に気安く手を出せず、
未読だった弔堂シリーズに手をつけた。
いい表紙だなぁ…これが弔堂の入り口なんだね。
異質な存在感も匂いも感じるし、その戸を開けて入りたくなる。
舞台は明治20年代の半ば、東京の外れ。
明治といえば文明開化。四民平等。
今の私たちの生活に欠かせないアレコレが生まれたのもこの時代。
郵便局、鉄道、銀行…。
ただ、西洋の文化が流れ込み、精力的に新しい時代の波に乗るものも居れば、置いていかれるものも居る。
例えば、武家の者。
そんな高遠が、ナビゲーターのように読者を誘ってく