京極夏彦のレビュー一覧
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ネタバレ目次
・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
SNSがない時代から、この国はそうだった。 -
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ネタバレ目次
・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
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・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
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・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
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・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
SNSがない時代から、この国はそうだった。 -
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・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
SNSがない時代から、この国はそうだった。 -
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・活字(夏目漱石)
・複製(岡倉天心)
・蒐集(田中稲城)
・永世(牧野富太郎)
・黎明(金田一京助)
・誕生(甲野賢三の息子甲野昇)
今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。
活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。
複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。
そして紙。
手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。
しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している)
明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。
価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。
読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。
同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。
世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。
だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。
”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。”
本屋の大敵は戦争である、と。
武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。
”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。”
SNSがない時代から、この国はそうだった。 -
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ネタバレ面白かった。前作は、興味深い復讐譚として面白いなぁで終わってしまったが、その裏にはこうした物語があったのか、とわかったら、もう一度前作を引っ張り出して読まなければいけなくなった。
最後の悲しい結末は、それぞれが、自分にケリをつける、ということが、必要だったのかもしれない。自分のしたことに意味をつけて奮起してきたが、その意味が今度は自分を苦しめ始める。苦しんだあげく、もうここしかないというケリのつけ方が、あれだ。
私にとって衝撃だったのは、百介が二度と又市と会うことがなかったということだ。シリーズはまだまだ続くのに、もうその結論があるのが、寂しいことこの上ない。 -
Posted by ブクログ
“隠居”の父であり長屋の大家である藤左兵衛の息子藤助と、長屋の端に住む“引きこもり”の久瀬棠庵の二人が身の回りで困っている人を“虫”を“使って”解決する連作短編集(たぶん、間違ってはいない)
藤助さんと棠庵との会話がたまらなく好きで、ずーっと読んでいたい!!
めちゃくちゃ……好き!!なんだこれ!なんだこの愛おしいキャラクター達は!!
藤助&棠庵はもちろん、周りのキャラも最高!!艾握りしめて背後に立つ藤左兵衛さんとか!長屋のメンバーもいい味出してるんよね……時代ドラマに出てきそう。
前巷説百物語のスピンオフになるみたいやけど、雰囲気が→
全然違う(笑)よりライトで読みやすい。
8話収録なんだけど、もっと読みたいなぁ。でも、8話目できちんとタイトル回収してるし、これはこれでまとまっているんよね。
京極御大、続病葉草子とか書いてくれないかなぁ。めちゃくちゃ待ってマス。その後の藤助たちの日常、プリーズ!! -
Posted by ブクログ
・どんなつまらない、くだらない話でも、役に立てようと思えば役に立つものです。
・どんなに教え方が悪くても、学び方が上手なら何とかなるものです
これは「はじめに」に書かれた京極先生のお言葉です。
・言葉は通じないんです。まずそれを承知で使いましょう。
・あなたの書いた文章は、あなたの思う通りに受け取られることは、まずありません。
・言霊は心以外には効きませんが⋯心にだけは効くんですよ
時折こういうドキッとする一文が。なるほどなるほど、さすがいいこと言っとるな⋯と思ってメモする訳だけど、先生の言葉を借りれば、私も京極先生の意図を本当に汲めてるかどうかはわかりっこないってことですよね?
なんという堂々巡り。それもまた良し。
とても深く頷いたのは、第二章。
これは何度読んでも、京極先生の言語化、伝える力に感服する。ああ、そんなふうに考えたことなかった。愛だの゙夢だの絆だのという言葉たちに感じていた違和感が割とすっきり片付きます。
そして反省。
・この世に面白くない本なんてないんですよ。面白くないと思ったら、その本を面白がれない自分が悪い。
・その本が出るまでに何人もが読み、少なくともその人たちが面白いと思わないと本は世に出ない。面白くないと思うなら自分が、その人たちにはある感性を持っていないということ。
色々読みたいから、面白くなかった本を読み返したことはない私。読書は娯楽ですし無理する必要はないと思うけど、少なくとも1作で「この作家はつまらん」って決めつけるのはナシにします。
そして、この本の面白さは巻末の一問一答に凝縮されてます。言葉を扱うことを職業にされながら、美しいだけの言葉は許さない京極先生には本当に尊敬の念を禁じ得ない。
「京極夏彦のうっすい文庫ってだけでおもろいやんけ」程度の興味で手に取った本でしたが、思わぬ拾いものでした。
最後に。
・人は、自分が知っている言葉でしか物事を考えられない。
語彙を増やしましょう。
ヤバいとカワイイだけじゃだめなんですよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ泣くような話ではないのに最後のふたつのお話では、塔子ちゃんの想いだったり主人の言葉になぜかグッときてしまって泣きそうになってしまった…
人は生きてこそ、死んだら終わりというのが当たり前だけど改めてわかったような気がします。亡くなった人を忘れる必要はない、むしろ覚えているべきというのと幽霊の話が最後の松岡さんの話につながってすごくよかった…!!この人は誰なんだろうと思っていたからまさかの人で嬉しかった!
忘れないために記録がある、書物があるという考えもすごくすごく良かった。読書って何になるの?と聞かれたことが昔あるけど、ご飯とか飲み物とか睡眠のようになくても生きてはいけるけどあると生活が豊かになるなあなどと思ったりしました。