京極夏彦のレビュー一覧
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ネタバレ目次
・歯黒(はぐろ)べったり
・礒撫(いそなで)
・波山(ばさん)
・鬼熊(おにくま)
・恙虫(つつがむし)
・出世螺(しゅっせぼら)
前作『西巷説百物語』でシリーズが終わったと思っていたので、再び新作を読めて大変うれしい。
私が読書をする一番の楽しみと言ったら、お話の世界に浸れること。
このシリーズはそれを存分に味わうことができるからだ。
ホラーは苦手だが妖怪は好き、という私は、再び至福の時を迎えることができたのだ。
しかも、遠野限定の話のようだから、以前とは登場人物なども違えてくるかと思いきや、いきなり長耳の仲蔵が出てくる。
今は遠野に腰を据えて仕事をしているらしい。
表立っての話 -
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京極夏彦の和風ミステリー『鉄鼠の檻』、分冊文庫版の4巻(最終巻)。
明慧寺でまた一人仏僧が殺害される。ますます緊迫する箱根の山奥の寺で、唐突に始まる法会(亡くなった僧たちの葬儀)。そこへ踏み込むは、黒装束で身を固めた京極堂。事件の真相、"憑物"が今明らかになる―――。
前作を上回る、難解な真相。難解といっても、事件の大筋を理解すること自体は難しくなく、事件の真相にある禅宗の教義や歴史も非常に詳しく説明されるので、「読んでも意味が分からなかった」とはならず、なんというか自分が賢くなった気持ちになれる!(自分が本当に理解しているとは到底思えないのだが・・・。)一般人にはほぼ -
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「書物はそれを記した人の生み出した
まやかしの現世、現世の屍
読む人がいるならばその屍は蘇る
文字と云う呪符を読み、言葉という呪文を誦む
読んだ人だけの現世が、幽霊として立ち上がる
その人だけの現世
人は自分だけのもうひとつの世界をば、懐に入れたくなる」
京極夏彦の本は何度か読もうと試みたが
長さと読みづらさで
挫折していました
本屋のお話であり、なんだかカッコいい本だったので惹かれて読んでみたのですが
思いのほか読みづらさもなく、
弔堂の常連になってしまったようです
「自分だけのもうひとつの世界」
まさに自分が本を読む理由が書かれていました
当然続きも読みますよ!
文庫でよみましたが
単行