京極夏彦のレビュー一覧

  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿壱 蒐集

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    あー、もう龍典さんには会えないのだろうか。貴殿をはじめ、弔堂をめぐる人人には様様な真髄を伝えてもらった。今回は、初代迷える凡人高遠彬の下で働く名もなき青年甲野昇が書楼を訪ねる。確かに書籍の活字は時代を経て妙な個性がなくなり、読みやすくなった。地道な改良が続けられているんだね。紙質に然り。汎用性と永続性のせめぎ合い。「同じ状態を維持するためには常に変わっていなければいけない」か。天馬さん、凄い成長した。弥蔵さん、おからだ大切に。貴方の頑固ぶり好きでした。鶴田くん、弔堂なくなっても休み処茶屋が続きますように。

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    2025年03月14日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿弐 永世

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿壱 蒐集

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書拾玖 活字

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿参 黎明

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿肆 誕生

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 書楼弔堂 霜夜

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿 複製

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    子どもの頃からずっと本が好きで読書が趣味で生きてきた人間として、なんだか胸が熱くなる巻だった。当たり前のように本が読める環境にあったのは、先人たちの作り上げてくれたものがあったからなんだなぁと思って。偶々、「舟を編む」も読んだところだったから、今もなお、たゆまぬ努力をしてる人がいると思うとさらにありがたく思える。
    自分も一生、本に関わって生きていきたいなぁ。

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    2025年03月08日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    久しぶりに京極夏彦の本を手に取った。
    こんなにも読みやすかっただろうかと思うほどに、
    するりするりと読めてしまった。
    人は1冊の本と出会えればいい、
    そんな本にであえるのだろうかと考えてしまう。
    毎回のゲストも読み進めるうちに驚きと納得をもってしまって、とても楽しんで読み終わってしまった。
    4冊のシリーズの文庫版は2作目しかないので、
    早く読みたい気持ちと他の本を探そうかと
    思ってしまう自分がいる。
    読書好きの人に読んでもらいたい作品だった。

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    2025年03月07日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿弐 永世

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書拾玖 活字

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿壱 蒐集

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿肆 誕生

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿参 黎明

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿 複製

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 書楼弔堂 霜夜

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    印刷造本改良會で活字を作ろうとする甲野昇を狂言回しに、書籍に関連したエピソードが語られる。
    お馴染みの弔堂と休み処の面々、印刷造本改良會での高遠彰ら、そして夏目漱石、岡倉天心、田中稲城、牧野富太郎、金田一京助らとの会話のうちに話が展開していき、天馬塔子も加わってシリーズ完結編を迎える。
    本の中に記されていること、いないこと。
    そういえば掲載図版の情報はあるものの、参考文献は掲げられておらず、実在の個人・団体等とは無関係のフィクションだという断りが書かれている。史実を重ねて読みたくなるが、そこも踏まえたエンターテインメントとして楽しむ、いやどんな読み方をするのも自由か。
    25-10

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    2025年03月04日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    あとがきにも書かれていたが、京極さんのこの文献から得た知識の羅列が決して蘊蓄の見せびらかしではなく、ちゃんと物語に沿って必要なことを読者にわかりやすく無駄なく無理なく押し付けてくるのがこのシリーズの醍醐味だと思っている。
    さて、中巻でもう解決じゃんって思っていたのは浅はかすぎてごめんなさいである。研究所の匣が”アレ”なんだろうなというのはこれまでに培ってきたSF映画や小説から想像できたが、その”動機”はもうこれでもかーっというくらいにガツンと来た。まさに魍魎!想像するだに恐ろしくエグイ。見てはいけない知ってはいけない。京極堂が最初に事件はすべて別物で、解決してはならないと言ったその意味を、この下巻で圧倒的な理屈で叩き込まれるかのように読みながらゾクゾクとした。シリーズを1,2,3と読んできた中でも最強最悪な事件ではなかろうか。匣に関して別事件でありながらそのすべてがつながっているというこの構成、そして圧巻なボリューム。すべてに満足するしかない。
    事件後京極堂は相変わらず小難しい表情で小難しい文献を読んでいる。この文献があの”種明かし”としての引き出しとして蓄積されているのであろう。恐るべし!

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    2025年02月24日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿壱 蒐集

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    シリーズ第四弾。

    古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。

    朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。

    本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。

    本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。

    登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
    因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
    (京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)

    という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。

    またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。

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    2025年02月20日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿弐 永世

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    シリーズ第四弾。

    古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。

    朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。

    本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。

    本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。

    登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
    因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
    (京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)

    という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。

    またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。

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    2025年02月20日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿 複製

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    シリーズ第四弾。

    古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。

    朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。

    本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。

    本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。

    登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
    因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
    (京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)

    という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。

    またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。

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    2025年02月20日