京極夏彦のレビュー一覧
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シリーズ第四弾。
古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。
朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。
本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。
本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。
登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
(京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)
という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。
またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。 -
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シリーズ第四弾。
古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。
朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。
本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。
本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。
登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
(京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)
という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。
またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。 -
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シリーズ第四弾。
古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。
朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。
本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。
本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。
登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
(京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)
という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。
またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。 -
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シリーズ第四弾。
古今東西の書物が集う、“書物の墓場”〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話が収録されております。
朝(破曉)→昼(炎昼)→夕(待宵)を経て、ついに夜(霜夜)という事で、お気に入りだったこのシリーズも本作で完結との事で寂しい限りですね・・。
本巻は、信州から上京して〈印刷造本改良会〉という会社で活字の創作をしている甲野さんを主役として、彼が各話で〈弔堂〉を訪れるたびに遭遇する、歴史上の人物と〈弔堂〉主人との問答を通して、自身が作る「活字」というものに向き合っていく流れなのですが、とりわけ「出版」に関する談義が多かったこともあって、本好き・・いえ、本が"大好き"な私としては非常に興味深く読ませて頂きました。
本そのものが希少だった時代から、市井に書物が広がりだし、活字・印刷・製本技術や流通の発展によって本が手に取りやすくなり読書人口も増えてきて・・という本を巡るあらゆる繋がりを思うと、今自分が気軽に読書を楽しめている環境に、先人たちの貢献があったのだなぁ・・と感謝が湧いてきますね。
登場したお歴々も、夏目漱石をはじめ、金田一京助、牧野富太郎・・等々豪華でしたし、シリーズ一作目に登場の高遠さんをはじめ、各巻の主役の皆さまも登場するという、まさにフィナーレに相応しい内容でございました。
因みに、キャラということでは、甲野さんの下宿の"元浪花節語り"の親爺さんがいい味出ていて、個人的に好きでしたね。
(京極さんの文体って、歯切れのいい江戸弁と相性バッチリだと思うんです~)
という訳で、本好きなら一度は訪れてみたい〈書楼弔堂〉という、夢の書物蔵(ご主人は"墓場"というておりますが)を舞台とした「深イイ話」を堪能させて頂きました。
またいつか、〈弔堂〉の主・龍典さんや、撓(しほる)くんに再会できたらよいな・・と思いつつ本書を閉じた次第です・・今までありがとうございました。 -
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上方から江戸に流れてきた双六売りの又市は、縁あって損料屋「ゑんま屋」の裏の仕事を手伝うことになる。
若き又市が、渡世仲間達と「損を埋める」仕掛けをしていくうちに裏稼業を牛耳る強敵に絡め取られることになり……シリーズ4作目にしてはじまりの物語。
若き日の又市があまり好きになれず、前半は少しペースダウンしたけど、物語が繋がりだす後半は一気読み。
最終話はこのシリーズあるあるの苦しく切ないお話。
江戸時代、という時代背景がより一層ツラい。でも、おそらく現代にも通じるものがある。「信仰」が出てきたあたりでゾクリとした→
全編通じて志方兵吾と手下の万三が好きすぎた。この2人が出てくると場が和んで良き。おそらく探偵小説の刑事的立ち位置?
あと、長耳の仲蔵もいいし、山崎の旦那もいい。久瀬先生と又市が話してるシーンとかずーっと聴いていたい。
次巻は林蔵が語り手らしい。楽しみ。 -
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「嗤う伊右衛門」を読んだ時、京極夏彦が書くとこんなにも美しく切ない話になるのかと驚いた。
そしてこの「覘き小平次」である。
残念ながら小平次なる怪談は知らない(゚-゚*;)
なのでちょっと調べました。
小幡 小平次(こはだ こへいじ)は、江戸時代の伝奇小説や歌舞伎の怪談物に登場する歌舞伎役者。 幽霊の役で名をあげた後に殺害され、自分を殺した者のもとへ幽霊となって舞い戻ったという。 創作上の人物だが、モデルとなった役者が実在したことが知られている。
なるほど…
素晴らしいではないですか!
これがこうなるのか!!
実はかなり前に読み始めたものの一旦寝かせてました…何か小平次にイラッとして(꒪⌓︎꒪)
巷説、続巷説を先日読み終えて本棚に小平次が薄気味悪くこちらを見ている事に気づいた笑
なんてタイミングなの!巷説メンバーが出てるし!
土瓶さんに聞いてたかしら?
聞いてたらごめんなさいm(_ _)m
とにかく読み進めるほど面白い!
中弛み失速無しの内容でした‹‹\(´ω` )/››
ただ押入れの隙間がちょっと怖い(꒪⌓︎꒪)
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読む前に、念のためシリーズの既刊を調べてみた。
『邪魅の雫』だけ、読んだ記憶がない。
他はうっすらと思いだせるのに、これだけがまっさらということは、読み忘れていたか?
と焦ったが、読書記録を調べてみたらちゃんと読んでいた。
内容も、自分のネタバレなしの感想でちゃんと思い出せた。
よかったよかった。
古いものほど思い出せるのは、それだけ何度も思い出したからなのだろう。
『人の思いを察することのできない、幼稚化し肥大した自我・自意識しか持たない人たち。
この作品のこの事件と、私の世界のあの事件が繋がっている。』
前作を読んだ感想に書いてあった自分のことばであるのに、もう、私の世界のあの事件というのがどの事件のことなのかはわからない。
けれど、今作はそれ以上に作者がこのシリーズに事寄せて、現実の社会に物申している気が色濃く感じられた。
鵼(ぬえ)というのは、頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎の姿をしているという。(諸説ありますが)
そんな生き物はいるはずがない。
とは思うのだが、あちらからもこちらからも目撃情報や文献が出てくると、何らかの生き物が見間違えられたかして存在していたのだろうと思う。
にしても、つぎはぎすぎる。
そしてそれは、今作の作品の構造と極めてよく似ている。
いくつもの話のパーツがつぎはぎなのだ。
同じ人物が少しずつ様相を変えて別人の話に関与してくる。
本来つながっていると思われる人が見つからなくて、関係ない人が見つかるというもやもやとした気色悪さがキメラ状になって物語を織りなす。
なのであらすじなんて書きようがない。
あらすじは書きようがないけれど、先日マタギが主人公の本を読んだばかりだというのに、今作もまたマタギがかかわってくる話だったことに驚愕。
これは何かの陰謀でしょうか。←んなわけない
最初に関口が登場したとき、まだその名前が出てくる前から関口だとわかった。
うつむいて、もごもごと不明瞭なことを話す男は、それは関口だ!
例えば木場のシーンになると脳内に宮迫博之の顔が浮かぶ。
榎木津なら阿部寛だ。
京極堂はたいてい後ろ姿だ。またはうつ向いた横顔。
めったにその顔が脳内に現れることはないが、現れるときは堤真一だ。
でも、関口には顔はない。
作中では猿のような容貌と書かれているけれど、うつ向いているのだから見えようはずがない。
何年たっても揺るがないイメージ。素晴らしい。
17年ぶりのシリーズ新作なんだそうだ。
ずいぶんと間が空いたものだ。
そしてこの間にあった事件や事故や災害が、この作品の中に見え隠れしている。
『断罪は司法に委ねるべきだ。どんな形であれ一般人に罪科の決定権はないし、決定していない罪に斟酌することは無意味だ。こと刑事事件となれば、道徳や倫理で判断していいものではないだろう。』
妙にタイムリーだが、もちろんこれ以前から行き過ぎた正義感というのは問題になり、事件も起きていたわけで。
『夢の未来エネルギイ、現代の錬金術、魔法の万能技術――原子力はそう謂われ続けていたんだ。(中略)そんなものはない。メリットは必ずリスクを伴うんだ。リスク管理こそが何よりも肝要だろう。しかし信奉者にそんなものは見えないんだよ。』
リスク管理をしておいて損はないと思うんだけど、いつも後回しにされるのよね。
『化け物は、人と人、文化と文化の間に置かれる緩衝材のようなものなんです。』
今の世は、自分と他者との間の緩衝材がことごとく取り払われて全力でぶつかり合っている、妙にギスギスした時代だと思う。
世界を見ても。 -
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ものすんごく面白かった、面白かったが、、
これでおしまい(号泣)。悲しい。
京極先生、、長らく続いていたシリーズを次々と畳んで
どないするん?新シリーズ開始してくれるんだとありがたいが、、
ていうか、弔堂めちゃ好きだったのに、、(涙)
最終巻は、本そのものの在り方を考えさせられる。
『本好きの下剋上』的な面白さもあり
いつものごとく歴史蘊蓄も大変キラキラ
有名人も多数出てきてアガる。
夏目漱石、徳富蘇峰、金田一京助、
牧野富太郎、そして過去シリーズの主人公たち
あの有名人たちが全員弔堂に通っていた(笑)
黙読、それは
脳内を旅するファンタジー
私などからすると、
ほぼ100%識字率も
黙読も物心ついたころからの”常識”であるが
明治時代というと、男子で50%超、女子30%ぐらい
寺子屋での音読
「し〜のたまはく〜〜〜」のイメージ。
そんなどころか、
私の親世代でも、字が読み書きできない人は結構居たらしい。
今の代書屋とか右筆というと、
ややこしい作法の公文書作成とかする人という感あるが、
文字を代わりに書くという職業が成り立っていたんである。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの自動手記人形を思い出してしまうが(笑)
話はめちゃくそそれたが、
本書では、出版事情が劇的に変化した時代。
鉄道の発展で、移動中の読書が可能になり、黙読の習慣が生まれ、
黙読の定着は、読書の愉悦を深くし、読書人口の増加に貢献する。
本ビジネスが生まれる。
日本活版印刷へ移行していく時期。
そう、活版印刷は1400年代にできたが、
日本での活版印刷は、文字数の多さと、くずし字が活版印刷では不可能なことから
発明された当時は入ってこれず、
文章まるごと彫るスタイルの凸木版が主流であった。
※活版邦文字が全くなかったわけではない、家茂の頃には一応できていた。
ただし、一般的に商材になるものではなく、アカデミックなものに限られた。
これをなんとかするのが、
活版に向く日本語の”フォント”、活字の発明なのである。
その活字を作ろうとする男と
サポートの弔堂、弔堂で出会う人々、
京極節の会話で進んでいく話。
これが今生のお別れに御座います。大変、お世話になりました。 -
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ものすんごく面白かった、面白かったが、、
これでおしまい(号泣)。悲しい。
京極先生、、長らく続いていたシリーズを次々と畳んで
どないするん?新シリーズ開始してくれるんだとありがたいが、、
ていうか、弔堂めちゃ好きだったのに、、(涙)
最終巻は、本そのものの在り方を考えさせられる。
『本好きの下剋上』的な面白さもあり
いつものごとく歴史蘊蓄も大変キラキラ
有名人も多数出てきてアガる。
夏目漱石、徳富蘇峰、金田一京助、
牧野富太郎、そして過去シリーズの主人公たち
あの有名人たちが全員弔堂に通っていた(笑)
黙読、それは
脳内を旅するファンタジー
私などからすると、
ほぼ100%識字率も
黙読も物心ついたころからの”常識”であるが
明治時代というと、男子で50%超、女子30%ぐらい
寺子屋での音読
「し〜のたまはく〜〜〜」のイメージ。
そんなどころか、
私の親世代でも、字が読み書きできない人は結構居たらしい。
今の代書屋とか右筆というと、
ややこしい作法の公文書作成とかする人という感あるが、
文字を代わりに書くという職業が成り立っていたんである。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの自動手記人形を思い出してしまうが(笑)
話はめちゃくそそれたが、
本書では、出版事情が劇的に変化した時代。
鉄道の発展で、移動中の読書が可能になり、黙読の習慣が生まれ、
黙読の定着は、読書の愉悦を深くし、読書人口の増加に貢献する。
本ビジネスが生まれる。
日本活版印刷へ移行していく時期。
そう、活版印刷は1400年代にできたが、
日本での活版印刷は、文字数の多さと、くずし字が活版印刷では不可能なことから
発明された当時は入ってこれず、
文章まるごと彫るスタイルの凸木版が主流であった。
※活版邦文字が全くなかったわけではない、家茂の頃には一応できていた。
ただし、一般的に商材になるものではなく、アカデミックなものに限られた。
これをなんとかするのが、
活版に向く日本語の”フォント”、活字の発明なのである。
その活字を作ろうとする男と
サポートの弔堂、弔堂で出会う人々、
京極節の会話で進んでいく話。
これが今生のお別れに御座います。大変、お世話になりました。