京極夏彦のレビュー一覧

  • 前巷説百物語

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    今回も素晴らしき作品でした。
    若き日の又市。まだ、仕掛けが甘く隙があれど、それでも強い思いを持っているのが読み取れます。この若き日の話がこの先に繋がってくるのかと思うと本当に面白い。前3作とはまた違う意味で面白かったです。はらはらするというか、なんというか。

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    2024年10月22日
  • 文庫版 鵼の碑

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    日光を舞台にした百鬼夜行シリーズ

    邪魅の雫から17年ぶりの新作
    シリーズは一度読んで、もう一回読み返したけど、前のストーリーも細部までは覚えてない

    でも、登場人物達が、これまで何を見て何をしてきたか、何をできなかったかなど踏まえた物語になっているので、やはり古参のファンとしてはぐっと来るものがある
    特に、関口、木場あたりはこれまでの自分の行動が事件にどう影響を与えたのかを意識している
    榎木津はまぁ、いつもの榎木津だ


    旧日本軍の遺産を取り扱っている点で、塗仏の宴や邪魅の雫に通じる物がある
    あと、魍魎の匣もそうか

    巷説百物語シリーズとの交錯
    そんなわけで書楼弔堂も関係してくる
    両方のシリ

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    2024年10月22日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    圧倒される。
    京極堂と美馬坂の論戦。
    論争の中の当事者の陽子。
    周りの登場人物も圧倒されている。
    そして関くんは匣を開けようと。。。
    すごい本を読んでしまった。。。

    感想を書こうと思うが何を書いていいかわからない。
    あえて言うとすれば、
    「ほう」

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    2024年10月19日
  • 病葉草紙

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    ネタバレ

    虫。時代もの。虫も妖怪もその当時からしたら似たようなもの。病気も虫も同じ。終わってしまった巷説と同じ時代で嬉しい。藤助もとうあんもいいキャラ。

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    2024年10月18日
  • 文庫版 鵼の碑

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    まず目録(目次)の時点で思わず目を閉じて天を仰いだ。
    久しぶりの京極堂。そうだったそうだった。
    本が鵼そのものになる瞬間。

    子を産んでから重厚な活字を読めなくなっていたので、この厚さを本当に読み切れるのか不安に思っていたが、そんなことはまさしく杞憂。この圧倒的な構成力。理の力。
    鵺が現れ鵼が絡みついたと思ったら全てが消えていく。

    卑小な人間の営みを妖怪のせいにするなど決してさせぬ京極先生の妖怪愛。
    読み終えた瞬間からこの量をまた一から読み直したくなっている自分自身に驚き苦笑する。

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    2024年10月17日
  • 病葉草紙

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    実に楽しい小説だった。七つの短編集だが登場人物は何時も同じで時系列もあって良かった!江戸時代の貧乏長屋のお話しであり更に収載されている絵の出展訳ありだ。絵は九州国立博物館所蔵のものであり永禄11年に茨木ニ介の作画で体内に宿る虫に因んだ物語りには驚いた!

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    2024年10月17日
  • 後巷説百物語

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     今回は語り手の百介が年寄りになって、過去を語りながら回想する形で進行していきます。
    この中で百鬼夜行シリーズと繋がっており、向こうのシリーズでは怪異として伝わっているのが実に素敵でした。最後の終わり方なんかも、前回に続いて物悲しくて好きです。

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    2024年10月13日
  • 病葉草紙

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    また新しいキャラクターが登場です。というか、前巷説百物語に繋がりアリですが。
    昔の人は、体調の悪さをあり得ない虫のせいにして記録していたんだなぁと。わからないなりに、物事を記録するのは大事だと改めて思った次第です。
    語り部の差配さんが良い味だしてました。

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    2024年10月12日
  • 続巷説百物語

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     実に面白い。百鬼夜行シリーズとは反対で、妖怪の仕業にすることで、全てを丸く納めるミステリー。無印よりも続の方が面白く、短編集が綺麗に繋がりつつ、哀愁ただようラストも素敵でした。まだまだ続きがあるし、最後は百鬼夜行シリーズの過去と混ざるのが楽しみ過ぎます。

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    2024年10月07日
  • 了巷説百物語

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    ネタバレ

    シリーズを読み直してから挑んで良かった。これまでのキャラクターたちが勢揃いし最大規模で繰り広げられる圧巻の最終決戦。まさか稲荷坂のあいつまで冨久の仕掛けだったとは驚きました。最後の又市のセリフ"輩も物語になってるでしょうよ"でとうとうこのシリーズも終わったんだなと実感が湧きました

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    2024年10月06日
  • 巷説百物語

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    京極夏彦さんの作品。百鬼夜行シリーズのファンですが、こちらの作品にはしばらく手を出さない予定でいました。がどっこい、さすが京極さん、読んだら読んだで面白すぎました。積み本がまだまだあるので、どんどん百物語シリーズも読んでいけるのが楽しみです。

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    2024年09月29日
  • 後巷説百物語

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    少し趣向が変わって、時代は現代に近づく。なんとここで百鬼夜行シリーズとつながってしまうとは。加えて素晴らしいのが小野不由美による解説で、百鬼夜行シリーズのファンも是非とも読むべき。

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    2024年09月28日
  • 前巷説百物語 (一)

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    これを書店の新刊コーナーで見つけて、購入しようかしまいか、迷いに迷って結局買っちゃった(^o^;)だってこのシリーズ大好きなんだもん( ;∀;)買って満足したけれど、1巻で一つの話とちょっとが描かれているということは先が長そう(・_・;)

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    2024年09月25日
  • 了巷説百物語

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    京極作品の中で一番好きなシリーズ
    完結編だけあってオールスターキャストの読み応え抜群だった
    百介は登場しませんでしたが
    今回は狐猟師にして嘘を見破る道灌屋
    藤兵衛が主役
    クライマックスの戦いは壮絶だった
    又一たちの戦いはこんなに厳しいものだったのかと絶句した
    故に百介を巻き込みたくないという気持ちもよくわかった
    シリーズが終わるのは寂しいが
    見事な最終話
    話は違うが京極作品はいつも長いので
    合間に2~3冊違う本を気分転換に読んだりする
    今回は4冊読んだ
    長かったわ

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    2024年09月25日
  • 了巷説百物語

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    『巷説百物語シリーズ』七作目にして完結編。

    下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛は、凡ての嘘を見破る〈洞観屋〉としても知る人には知られる存在です。
    ある日、藤兵衛に老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者達を炙り出してほしいとの依頼が持ち込まれますが・・。

    やっっっと読み終わりました~・・というか、ついに読み終わってしまいました(寂)。
    ・・にしても、マジで分厚すぎるでしょ!
    京極さんの長編モノはほぼ読破してきて、そのヴォリュームに関しては慣れている私ですが、それでも本書の物理的な迫力には圧倒されちゃいましたね。
    漬物石レベルの重さ(物理)と格闘しつつも、まさにシリーズの集大成ともいえ

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    2024年09月12日
  • 前巷説百物語

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    ネタバレ

    『了~』に向けて。 おそらく本作から初読の筈。 まだ青い又市と仲間たちとの出会い、別れ。 いつになく爽やかな連作と思っていたところで終盤の2編。 まさか若かりし頃の又市と"祇右衛門"の対決が見れるとはね…。 ということは当然おぎんさんも出てくるし、チラッと考物の百介まで現れたりファンサービスも充実していて大満足です。

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    2024年09月08日
  • 遠野物語拾遺retold 付・遠野物語拾遺

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    民俗学と妖怪学を併せ持った内容
    著者が再編集し、非常に読みやすい。

    願はくはこれを語りて再び平地人を戦慄せしめよ。

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    2024年09月06日
  • 今昔百鬼拾遺 月 【電子百鬼夜行】

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    鵺の文庫版が出るから
    手首を鍛えておきました

    京極の妹 敦子を主人公にした物語です
    残念ながら、いつもの面子は出てきません
    それでも面白いんですけどね

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    2024年09月04日
  • 病葉草紙

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    「前巷説百物語」につながる話、ということでやはり同じような重めの話かと思えば
    はるかに明るくて軽い、宮部みゆきの時代ものの様な、江戸庶民が元気でわいわい騒がしい(楽しい)話だった。
    シリーズ化されて、また百物語の面子と何処かですれ違ったりしたらシリーズ愛読者としては楽しいな。

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    2024年09月03日
  • 了巷説百物語

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    いやあ、面白かった…!
    面白かったのよ……!!
    でも終わってしまった感が強くて………さみし。

    面白すぎて早く読みすすめたかったけど、物語が終わるのが寂しすぎて途中からわざとゆっくり読んでたよ…。

    治平さんのトコは……泣いた。
    めっちゃ泣いた。
    こうなるのは分かってたけど…理由が……ね。

    藤兵衛視点ってのも自分的にはよかった。
    もっと又さんの喋りとか聞きたかったけど、でもなんか、最後はこれで良かったなって。
    なんだかそう思えた。
    最初は何この人は?とか思ってたけど、物語が進むにつれ好きになっていった笑

    ここ数ヶ月シリーズ通して読み直して、めちゃくちゃ楽しかった。
    京極先生ありがとう。

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    2024年09月01日