内田樹のレビュー一覧

  • 街場のアメリカ論

    Posted by ブクログ

    日本のナショナル・アイデンティティは、「アメリカにとって自分は何者であるのか」という問いをめぐって構築されてきたという観点から、日米関係について考察をおこなっています。さらに、ファスト・フードや戦争、児童虐待、訴訟社会、キリスト教といったテーマを取り上げ、アメリカという国家のあり方を解き明かそうとしています。

    いつから内田樹は岸田秀になってしまったのか、と言いたくなるような、精神分析的な観点からのアメリカ社会の考察が展開されています。個々の議論ではおもしろいところも多々あったのですが、全体の枠組みについていけないところもあります。これまで著者に対して共感するところも多かっただけに、ちょっと残

    0
    2015年04月21日
  • 修業論

    Posted by ブクログ

    道場は楽屋であり、道場の外が舞台

    武道の目的は強くなることより、弱さを小さくすること

    日々の生活が稽古になる生き方

    0
    2015年03月22日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

    Posted by ブクログ

     2014年6月、テロ組織ISILの指導者がイスラム教の指導者であるカリフに就任して、カリフ制を復活させることを宣言した。この事件より前からイスラム学者の中田考氏がカリフ制の再興を訴えていたと知り、本書を手に取ってみた。
     本書はユダヤ哲学の研究者でもある内田樹氏との対談をまとめたものであるが、前半は内田氏の視点からの比較文化論やグローバリゼーションへの警鐘が中心で、中田氏の視点からの中東情勢分析、イスラム的世界観は後半に述べられている。興味深いのはやはり後半の方で、現代にカリフ制を再興させる意義については、なるほどと考えさせられるところはある。しかし、この本の内容だけで何かを判断できるほどで

    0
    2015年03月14日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

    Posted by ブクログ

    イスラム教や現在取り巻いてる世界情勢に関して関心を持って理解していく事で少しは何か自分に出来ることの糸口が見つかるのではと思う。この本で今まで知らなかった基本的なイスラム教について理解できたので、更に知識を深めていきたい。

    0
    2015年02月22日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

    Posted by ブクログ

    下の弟に薦められ読んでみる。

    思想家、内田樹氏とイスラーム学者中田氏との対談。

    殆どイスラームの事を知らなかったので勉強になる。
    アメリカの世界戦略は、すでに国家を形成している非イスラーム圏に対してはグローバル化を進め、国民国家を解体する方向で圧力をかける、元々遊牧民で国、自分の領土と言う概念が薄いイスラーム圏に対しては逆に国民国家を強化し規制しやすい体制に持っていこうとしている。と言う意見は面白いが、イスラームの中でも利権に目が眩みまた宗派の違い、自己利益の為に資本主義に同調するものもいる。現在の混乱をアメリカのせいにしているように聞こえるが、イスラームの中でも団結して資本主義にNOと言

    0
    2015年02月19日
  • ぼくの住まい論

    Posted by ブクログ

    大学教授であり合気道の師範でもある著者が、パブリックな道場件住宅「凱風館」を建てるまでの経緯や設計や施工を進めていく中での思考、気づきなどや発見などを綴っている。
    人との繋がり、空間に対する考え方はとても楽しく共感できたけど、建築を学んできた者からすると、もう少し凱風館そのものの空間が詳しく紹介されているともっと面白かったと思う。設計した建築家も、凱風館について著書を出してるみたいなので、機会があったら読んでみたい。

    0
    2015年02月19日
  • ぼくの住まい論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     内田樹が自宅を作るまで。
     もともと戸建住宅を建てる気はなかったが、合気道の道場を作りたいとの思いから、一階は道場、二階は住宅という変則的な自宅を建てる。

     美山で育った杉の木、左官職人に瓦職人、そして設計は新米設計士。

     人が集まる理想の家を作る。

    0
    2015年02月02日
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体

    Posted by ブクログ

    内田樹と春日武彦の対談です。おおむね内田のほうが春日の専門領域にアクセスを図りつつみずからの思想を語っているという印象です。

    精神の病に逃げ込むことで「低値安定」してしまう人びとが増えていることへの危惧が語られ、身体に基づく知の衰えを嘆くなど、かなり思いきった発言が飛び交っていて、刺激的な議論でした。

    春日の著書にはかなり「とんがった」言葉が散見されるのですが、本書ではむしろ内田のラディカルさがストレートに出ている印象です。内田にしてはややバランスを欠いているような気もするのですが、こういう思いきった言葉が聞けるのも、対談本の醍醐味かもしれません。

    0
    2017年12月23日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    中盤までは、様々な社会的問題を取り上げ著者なりの切り口で解説しており非常に面白い。
    後半、思想本になってしまい残念。

    0
    2015年01月03日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    二人が漫画の進化についてや今後について語る対談本。描き手側の話や熱心なファンの話が多いので、多数のリーダーにとってはなんとなくしか分からない部分があるかもしれません。
    マンガの凄さについて知るには作家さんに聞くのが正しいため,その点でいい本です。

    0
    2014年12月24日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

    Posted by ブクログ

     成績をつけるシーズンに、成績をつけ終わった解放感から、本屋に行き本を買ったんですが、


    なんでこの本を買ったかって、
    授業で漫画をやってるから。


    頭の中は学校のことでいっぱい。


    最近の漫画って、線がきれいすぎて、読みごたえのないものが多い気がする。
     それって、パソコンで描かれてるとかそういう理由からかなぁ、なんて思った。

    0
    2014年12月13日
  • 修業論

    Posted by ブクログ

    内田樹さんが修行・修練について哲学を述べています。
    自分は哲学のコトはよく分かりませんが、文章からは修行への心構えのような、また気休めのような印象を受けます。
    読みやすいのですが、分かりやすいか?と問われれば返答に困る一冊です。

    0
    2014年11月06日
  • 街場の共同体論

    Posted by ブクログ

    日本の教育予算の対GDP比でのOECD調査では、世界最低レベルにあることを知りました。子供たちが、大人を見るときに、無意識のうちになんとなく年収で値踏みするようになっていることを知りました。お金はたくさんあるに越したことはないのですが、お金だけあっても必ずしも幸せな人生が送れるわけではないことを子供たちに分かってもらう努力を大人の私たちが身をもって示さないと駄目なのでしょうね。とても難しいことですが。

    0
    2014年11月03日
  • ためらいの倫理学 戦争・性・物語

    Posted by ブクログ

    なるほどーと思う部分もあれば、よくわからん!っていう部分もあり。
    ぼやぼやしながら読んでました。
    もっと大人になったらもう一回読んでみようかな。

    0
    2014年11月01日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

    Posted by ブクログ

    イスラム国について興味を持ち読んでみた調度読んでうちに対談者の中田元教授もニュースで取り上げられるようになりタイムリーになった。内容はイスラームに関してユダヤ教やキリスト教に絡めての対談式の説明と中田元教授の独自論など

    0
    2014年11月06日
  • 修業論

    Posted by ブクログ

    いま認識しているところの延長ではなく、別の次元にうつる感覚。
    不射の射。

    やっているときはわからないけれど、振り返ってみて気付くことに近いのかな?

    C0230

    0
    2014年08月29日
  • 態度が悪くてすみません ――内なる「他者」との出会い

    Posted by ブクログ

    前半は読みやすく納得というか、そういうことあるなあという感じ。後半、特に書評は難解と言える。
    合理的な人は結婚に向かない、喫煙の起源について、は興味深い内容。

    0
    2014年08月19日
  • 街場のアメリカ論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    楽しかったではあるけど、推論推論の組み合わせで話が構成されているから、たまに読んでいて大丈夫かなと不安になる。 でもアメリカでは、何故あんなにも太っている人が多いのか。何故ハリウッド映画は、子供嫌いを演出をしているのか、面白い答えを示していると思う。 しかし、アメリカは独特な国だな。てか、変な訴訟が多すぎる。。

    0
    2014年08月18日
  • 橋本治と内田樹

    Posted by ブクログ

    あとがき(by橋本治)より
    「今をときめく内田樹が橋本治と対談をしているのである。なにも知らない人がこれを聞いたら、「きっと、すごく重要なことを縦横無尽に語っているのだ」と勘違いしてしまうかもしれないが、この本には「重要なこと」なんかろくにない。なにしろ、この対談集の主たるテーマは、「橋本治」だからである。」

    まさにそう、そう勘違いしてしまっていました。
    基本的には、橋本治の盛大な自分語りの本。橋本治を大好きな内田樹に促されるままに、語る語る。そのための本だから良いんだけど、これを享受できるだけの橋本治愛は、いまの私にはまだなかった。読んだことのあるいくつかの本は全てとても面白かったのだけれ

    0
    2014年08月17日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

    Posted by ブクログ

    中田先生は東大在学中にムスリムに改宗し、現在はカリフ制再興を唱える変わった先生です。
    ので、先生の語る宗教観や中東情勢にはそれなりのバイアスがかかってますが、ニュースで見聞きするポイントのつかみづらい話よりはずっと深く理解しやすいです。

    そういう私も、西欧化された現代社会で無意識に生活するなかで今の社会システムやものの考え方を当たり前に感じてしまってるわけです。
    (議会なんてのが神のアナロジーだとか考えませんわね、ふつう)

    そして日本も、アメリカ主導のグローバリズムが提案する人間と社会のありように飲み込まれつつありますが、
    その点イスラーム圏の価値観は良い意味で全く異質です。
    自分が当たり

    0
    2016年05月05日