内田樹のレビュー一覧

  • 属国民主主義論―この支配からいつ卒業できるのか

    Posted by ブクログ

    1章 さらに属国化する日本の民主主義
    2章 帝国化する国民国家と霊性
    3章 コスパ化する民主主義と消費社会
    4章 進行する日本社会の幼稚化
    5章 劣化する日本への処方箋

    当たり前のことを言ってるのに,当たり前ではなくなっている日本社会では,希少な意見である.

    0
    2016年08月27日
  • 街場の五輪論

    Posted by ブクログ

    農民と武士の西南戦争の話。つい、150年前は日本人はそういう状態だったんですね。
    そう考えると織田信長の長篠の戦いはすごいですよね。本題とは関係ないですが…

    0
    2016年08月05日
  • 教えて! 校長先生 「才色兼備」が育つ神戸女学院の教え

    Posted by ブクログ

    神戸女学院の紹介とOGのメッセージ,それらはまあなんということもないが,内田氏の学校教育に願う想いが,序章,終章に込められていて,環境も含めて教育の大切さを痛感した.

    0
    2016年07月07日
  • 教えて! 校長先生 「才色兼備」が育つ神戸女学院の教え

    Posted by ブクログ

    学校自慢のようにも聞こえ少し鼻につかなくもないですが、これだけ誇りに思える母校を持てることが羨ましく思います。

    0
    2016年06月24日
  • 街場の読書論

    Posted by ブクログ

    ブログのコンピ本。
    話の内容はいつもと一緒だし、ブログでも読んだことがあるものが多い。
    けど読みたくなる。
    しかも紙の本で。

    先生曰く、繰り返される主題は、
    「言葉が伝わるというのは、どういうことか」
    ということだそうです。
    これは僕のライフワークでもあります。

    伝わる伝わらないを決定しているのは、コンテンツの可否によるとついつい考えてしまします。
    が、そうではなく、やはりマナーだと。

    メタメッセージの形でまず伝えるべきは、
    「このメッセージは他でもない、あなたに宛てて発せられているんですよ」ってこと。

    0
    2016年06月14日
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト

    Posted by ブクログ

    「事実は小説よりも奇なり」をそのまま編集した一冊。
    アメリカでの事例がベースにあって、それを日本でも…
    ということであるらしい。
    それぞれの話はそれそれとして楽しませてもらった。
    一番興味深かったのが[巻末対談]の柴田元幸さんと内田樹とのお話。
    同じ手法で、同じように集まった「物語」から
    日本人とはなにだろう、を考察している章。
    比較文化論とでも言うのでしょうか。
    江戸から明治にかけて、「浮世絵」がヨーロッパに渡り
    かの地の絵描きたちが、日本の浮世絵風の作品を残している。
    そんなことを、なんとなく思い出してしまいました。

    0
    2016年05月19日
  • 生存教室 ディストピアを生き抜くために

    Posted by ブクログ

    裏のない善意であっても、教えるという行為によって教えられる側の立ち位置を相対的に引き下げ、支配する。教えている本人にその自覚はない。しかし掘り下げてみると、それは承認欲求の裏返しで、本来自分が得られるはずの敬意や名声が満たされないと感じているから、教えるという行為で自分を引き上げ、相手を下げようとする。身近なところにそういう人は結構いるし、そういう人と長く接していると、気疲れや敬遠したくなる気持ちが起きてくる理由がよくわかりました。

    0
    2016年04月03日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    竹宮恵子と内田樹の対談によるマンガ論。マンガはオープンソースだ、機能マンガの話、構成とは何か、などなるほどの話がいっぱいだ。

    0
    2016年03月30日
  • 邪悪なものの鎮め方

    Posted by ブクログ

    こういう時事問題や世の中の事象に対する考察の文章を久しく読んでいなかったので、けっこう刺激になった。窮乏シフトが良かった。

    0
    2016年03月16日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    レヴィ・ストロースものかとタイトルから連想したのだが、ほぼ関係ない。人生教訓系ビジネス書に近い。とはいえ筆が達者なので、興味をそらさない。震災以降ヒステリックになり、知識人に見られた類型的独断表現がややみられる。いわく「やらないよりいいリスク回避のために疎開しなさい」

    0
    2017年11月21日
  • いきなりはじめる仏教入門

    Posted by ブクログ

    内田樹が、浄土真宗の僧侶である釈徹宗を相手に、仏教の根本的な思想についてたずねるという趣旨でおこなわれた往復書簡をまとめた本です。二人のやりとりの合間に「間狂言」という章が挟まれており、釈が仏教の基礎についてコンパクトな解説をおこなっています。

    おそらく内田の心積もりとしては、彼自身の宗教にかんする突っ走った議論を、釈が仏教の立場から広く大きく受け止めるという展開を期待していたのではないかと忖度するのですが、どうも内田の投げかける問いのエッジが利きすぎている印象を受けました。むしろ、釈の仏教概説に、内田が自由な立場からコメントを入れるという構成のほうがよかったのではないかという気がします。

    0
    2017年12月03日
  • 生存教室 ディストピアを生き抜くために

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人気コミック「暗殺教室」をきっかけに始まった武道と教育の共通点を探るふたりの対談。

    いちばん面白かったのはエリツィン大統領が橋本龍太郎総理の股間を掴み、橋本総理がレクチャー通りにエリツィンのを掴み返して信頼を得たという話でした。なかなか肝が据わってないと出来ないですね。

    0
    2016年01月27日
  • ぼくたち日本の味方です

    Posted by ブクログ

     おじさん二人の対談集。東日本大震災が起きる前と、起きたあと。日本は何が変わって何が変わらないのか。

     この中で、原発に30年反対し続ける瀬戸内海の小島、祝島の話がよかった。

     毎日デモやっているといっても、ほとんど世間話しながら島の決まった場所を歩きつつ、たまに思い出したかのように「原発反対」と声を上げる。

     それに、飯を作ってたからとか、飯作りにとかで途中参加したり離脱したりして、それを30年間続けている。

     高齢化率が高止まりして限界集落になり、やがて人がいなくなるのが確実になっているのに、老人たちはやめない。

     そういう地域の繋がりというもの、今は日本のどこにあるだろう。

    0
    2015年12月23日
  • ぼくたち日本の味方です

    Posted by ブクログ

    出版されて、もう一ヶ月くらいになるのに、レビューが書かれていないことが意外。

    内田樹も高橋源一郎も、それぞれ著作を読ませてもらっているので手を伸ばしてみた。
    なんというか、ちょっと世の中を振り返ってみたいなあと思うとき、何に手を出せばいいだろう?誰の言葉から始めればいいだろう?って悩みませんか。

    そういう時に、ああ、この人の言葉ならまず読んでみようかな、という安心感はあると思う。
    まあ、良くも悪くも、はあるけれど。

    そうして、結局アレは何だったんだろう?って考えるのは必要なことのように思う。
    例えば、今作では尖閣諸島の話や、3.11の話が語られているけれど、今のテレビではそのこと自身にゆ

    0
    2015年12月20日
  • 荒天の武学

    Posted by ブクログ

    武道家が少なくなっている。武道家以外には無関係なことに思えるが、間違いないなく世の中に影響はある。そのことをもっと考えるべきだと思う。

    0
    2015年12月15日
  • 聖地巡礼 ライジング  熊野紀行

    Posted by ブクログ

     現在の聖地巡礼は大人の遠足なんだよね。今に比べては申し訳ないが昔の人はそれなりのリスクを抱え巡礼に赴いていたのだろう。

     まあやっぱりこれだけの清々しさを持つ場所には誰しも一度は行ってみたい。だけど現代人には昔ながらの覚悟はない。

     ならば、今はこの聖域を壊さず足さず現状を保ち未来に残す義務を持つこと。それが一番難しいのかな。





     原発は日本人だけが持っているわけではない。韓国も中国も十分すぎるほど所有している。原発事業も科学である。

     自分は常に正しい側で相手は間違っているという排除のボーダーを持っている、二項対立をしているのはむしろ著者側だろう。

     原発を含め科学の進歩と

    0
    2015年11月26日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    竹宮恵子はじめ山岸凉子、萩尾望都が大泉サロンと呼ばれる花の二十四年組と言うことをはじめて知りました。

    0
    2017年09月12日
  • 日本戦後史論

    Posted by ブクログ

    内田樹さん、白井聡さんの対談。まだ『永続敗戦論』を読んでないのですが、これも話題になってることと、内田さんとの対談ということで読みやすいかと思い、読んでみた。とにかく、気持ちが暗くなる。日本人が、気持ちのどこかで破滅を願っているとか。そういうひとが確かにいるのかどうか、数はどれくらいいるのかとかはわからへんけど、それでも時代の雰囲気とかを見てるとけっこう頷けてしまうねんな、これが。「時代を見つめる」習慣がこれからますますなくなっていくやろうと思うと、こういう作業をしてくれるひとの存在は本当に貴重やと思う。

    0
    2015年11月25日
  • 日本霊性論

    Posted by ブクログ

    禅は修行者に人間の世界が混沌から分離して成立するその生成の瞬間に立ち戻ることを要求する。人類が言葉によって世界を分節し世界が立ち上がる瞬間まで遡航することを要求する。無門慧開はその人間世界の極北での経験を啞子の夢を得るが如くと書き遺す。

    0
    2015年11月19日
  • 価値観再生道場 本当の大人の作法

    Posted by ブクログ

    雑誌「ダ・ヴィンチ」での対談を書籍化した第二弾。三者三様のキャラクターで語る「大人の知的作法」。名越さんが終始興奮気味なのが微笑ましい。「ウチダ先生、こうですよね!?」みたいに食いつくと橋口さんが「それは、こういうこともありますよね」と落ち着いて受け、内田先生が「それはつまりね」と締める。あたたかい関係性が心地よい。いつもの内田節をちょっと軽やかに薄めた、ドリンカブルなライトビールのような一冊。とはいえしっかりとしたボディも感じます。

    0
    2015年10月27日