内田樹のレビュー一覧

  • 態度が悪くてすみません ――内なる「他者」との出会い

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    ブログではなく雑誌寄稿の雑稿集。カギカッコにいれる技法や、わからないところを飛ばす翻訳、金銭に換算できないものを理解しないコンサルに対する怒り、色々良く分かるし勉強になる。

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    2013年07月02日
  • 呪いの時代

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     一番印象に残ったのは、9章の『神の言葉に聴き従うもの』です。ユダヤ教に関して、私がずっと疑問だったことの回答がありました。
     厳しい戒律を2千年以上守って暮らしてきたのに、神の助けなく600万もの人が虐殺される。民族存亡の危機に、いま救世主が現れずにいつ現れるの?大戦後にイスラエルが建国されたことをプラス加点したとしても、周辺国からは攻められっぱなしで、落ち着く暇もありません。そんな神さん、私だったら、とっくに見限ってるわ、とずっと思っていました。
     それをレヴィナスという哲学者は、「ホロコーストは人間が人間に対して犯した罪である。人間が人間に対sて犯した罪は人間によってしか購うことはできな

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    2013年07月01日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

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    いくつかのキーワードは、染み込んできた、と思う。

    たとえば、大人に敬意が払われた体験が大事。
    ルーチンなことが大事。など。

    しかし、総じて、新しい視点はなく、中年男性の愚痴、のような本、に思えた。

    また、フェミニズム言説の理解など、浅さを露呈している。
    「母性はフィクションだからダメだ」と、フェミニズムが言っている、と・・・

    内田せんせい好きなんですが。。

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    2013年06月30日
  • 荒天の武学

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    侍が現代に生きていたら、剣を振る稽古などせず、最先端の科学研究に従事していたはずだって。ビジネスの、政治の論理は晴天型。フレームワークを信じたらやられる。善悪二元論の危険性。キーワードだけとれば、理解できることが並んでいる、と思うんだけど、なんだこのわからなさは…。簡単にまとめることを是としない本なので、それに引きずられているのか。もやもやしながらも、すがりたくなるような本です。

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    2013年06月24日
  • 価値観再生道場 本当の大人の作法

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    ここで書かれる「大人の作法」とは、"揚げ足を取らない体質" "攻撃的な言葉を回避する" "空間と仲良くする" など、ギスギスした昨今の世の中で気持ち良く暮らすための考え方のこと。対談方式の読みやすい文章で、中々含蓄のある内容が書かれています。

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    2013年06月21日
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体

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    今の僕からしたら、うんうん頷くしかないかなーって感じ。対談だから確固とした主張はないけど、面白い話は多い。「自分探し」に主体が存在しないって話は面白い。

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    2013年05月05日
  • 村上春樹にご用心

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    内田樹氏は 斬り込むポイントが うまいですね。
    キイワードのほじくり出し方が すぐれていると想う。
    「批評とは?」 「父の不在」 「倍音」 

    家族とは という提起も 
    内田樹氏と ムラカミハルキは共通性があるようだ。
    『親と子が何でもはなせる楽しい家庭』という標語に
    ムラカミハルキと内田樹氏は 考える。

    ムラカミハルキは言う
    『親と子が何でもはなせる家庭というのは本当に楽しい家庭なんだろうか?と僕はその標語の前に立って、根本的に悩んでしまう。・・・僕は思うのだけれど、家庭というのはこれはあくまで暫定的な制度である。それは絶対的なものでもないし、確定的なものでもない。
    はっきり言えば、それは

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    2013年03月09日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

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    ネタバレ

    タイトル、なんでこうしたんだろう。子どもたちのことと言うより、社会のムード的な話が中心になってるから。日頃、思ってること・気になってることを言葉にしてくれたって感じの内容も多かった。

    「コミュニケーション力」
    言いたいことを一方的に発信するのがコミュニケーションじゃない。むしろ受信力が弱まってないか、と。察する力。非言語的なものも含めて、全体から感じ取る力はどこへ?

    「要するに」「結局」と一言でまとめちゃう限定的な理解の横行。これをされると、話しているほうは本当に無力感に襲われる。

    「外界を遮断」
    自分に関係ないものは、見えない、聞こえない、意味がない。こうしなきゃやってられないようなが

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    2013年03月09日
  • 寝ながら学べる構造主義

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    本書の冒頭に書かれていますが、
    現代は「ポスト構造主義」なんだそうです。
    それは、構造主義の次に来た時代という意味ではありますが、
    構造主義が終わった時代ではないと内田さんは言います。
    構造主義の物の見方や考え方があまりに深く我々の生活に浸透した時代のことを
    言っているんじゃないのか、と言います。
    しかし、そう言われても、構造主義と聞いてピンときません。
    というわけで、構造主義を平易な文章で説明してくれているのがこの本です。

    まず、構造主義を支えた前史的なものとして、マルクス、フロイト、ニーチェについて。
    それから、構造主義の始祖とも言われる、言語学者のソシュールについて。
    最後に、構造主義

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    2025年06月22日
  • 荒天の武学

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    内田樹さんの対談相手の光岡英稔氏が凄まじい人だということはよくわかった。単に殴ったり蹴ったりすることが強いというだけでなく、山伏や修行僧のような思想面での強さや、どんな状況であれとりあえず生き残るノールールサバイバル強者という印象。
    ただし、私の方にその発信を受けとめるだけの強さがないようだ。スゴイ、もっと知りたいと思うより先に、ひぇっと身をすくめてしまう。
    とはいえ、幾つかのメッセージは受け取ることができた。
    「晴天モデルではなく荒天モデルで準備し行動しよう。」ふむ。
    「メソッドに頼ればある程度のところまではいけるが、それより上や想定外には対応できない。」ふ〜む。

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    2013年02月19日
  • 荒天の武学

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    ハワイと武術のイメージがなかったですが、ケンボーなど漢字そのままの音で使われていました。サモアンの喧嘩、相手の本気度と対等のテンションで戦うシーンが印象に残りました。相手の気をそぐ、内包してしまう方法としては、パーティで会ったことあるよね、と刃物を振り回す男に近づく話など。

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    2013年02月11日
  • 身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる

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    内田センセイのおっしゃってることはだいたいいつもと同じです。
    対談本なので相手によって、少しずつ切り口が変わるのが面白いです。
    今回は女性問題に詳しい疫学の先生がお相手。

    コミュニケーション論がとても参考になりました。

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    2013年02月11日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

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    タイトルを見る限り育児書の類を想像しますが、内容はむしろ親に対する他者とのコミュニケーション、立ち居振る舞い、暮らし方の提言。子供を育てる前に、まず自分の姿勢を考えさせる1冊。

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    2013年02月09日
  • 村上春樹にご用心

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     まだ「ノルウェーの森」しか読んだことがない私には、これからの村上文学に対する良い道しるべとなる本でした。

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    2013年01月05日
  • 荒天の武学

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    いかなる状況下でも生きのびるための身体感覚を身につけよう、という本。
    ちょっと要求が高すぎると思うが身体のセンスは良くしたいと思った。
    (もちろん弱い人もいるのだろうが)ハワイアン強すぎ

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    2012年12月26日
  • 街場の読書論

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    普通。別段面白くもなかった。ブログの文章を編集してるだけなので、素直にブログから読んだ方が読みやすい気がする。まぁブログの文章を集めて本にしてる時点で多少の読み辛さは避けられないか。

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    2012年12月22日
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体

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    ネタバレ

    この二人って本当に気が合っているのかなあ、という疑問が。
    まあ終始穏やかで大人の対談なんだけど。

    内田樹はあくまでフィジカルで、
    且つ文学者、しかもフランス文学だから、
    感覚的なものを信じている。
    一方で春日武彦は闇を抱え、
    冷静にロジカルに物事を捉えている、
    といった印象。
    全体的に推す内田樹に対し、
    春日武彦は少し引いている。
    職業柄そういう話の仕方が癖なのかもしれないけど。

    『健全な肉体に狂気は宿る』というタイトルは実にアイキャッチで
    私もタイトル買いをしたクチなのだが、
    これには私が感じたような文学的意図はなく、
    本当に読んだ字のままでした。
    なので期待が裏切られたがっかり感も。

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    2012年12月21日
  • はじめたばかりの浄土真宗

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    〜仏教入門から続いて。宗教とは何か、的な論考は楽しく読めたが、浄土真宗自体にはあまり興味がわかず。往復書簡もいいけど、巻末対談のやり取りも楽しい。

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    2012年12月17日
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体

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    内田さんの考え方は好きだが、この本の内容(特に医学的な部分)に関しては根拠に乏しいもしくは経験則のみが根拠になっている説が多く、ちょっと気分良くなかった。いや面白いんだけども。
    「死にかけてたらうつ病にならない」はおもしろい。
    レビュー登録日 : 2010年09月28日

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    2012年11月21日
  • 街場のアメリカ論

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    内田樹氏は言う
    『アメリカのような国は アメリカ以前には存在しなかった』

    ウェルズは アメリカ以前を 『身分の社会』
    アメリカ以後を 『契約の社会』と呼んだ。

    たしかに アメリカの前に アメリカのような国はなかった。
    歴史がない というのは 起源に戻るとしたら
    独立宣言 しかないという アメリカの強みは
    あらゆる形で 発揮される。

    そのために アメリカは 権力の集中を 制度的に
    許さない。人間の悪があることを認め それを刷り込んでいる。

    日本は どうも 違った国のカタチを作り上げている。
    そして 中国は いかに権力を 集中させるかで
    国を統治しようとしている。

    日本という国は 首相が

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    2016年05月07日