内田樹のレビュー一覧

  • 日本の覚醒のために

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    ネタバレ

    立法府より行政府の方が力を持った状態にあることの恐ろしさを感じます。間違いなく政治は劣化していますし、マスコミの政府に対するおべっかも目に余るものがあります。アメリカへの従属もいつまで続くことでしょうか。今の日米関係では沖縄基地の問題は解決しないでしょう。特定秘密保護法もアメリカの国益を守るために、安倍政権は強行採決に踏み切りました。安倍総理はアメリカにひれ伏しているかと思えば、靖国神社参拝といった行動で自分自身の精神のバランスを保っているように見えます。

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    2017年08月26日
  • 困難な結婚

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    本屋タイトル(‪@Title_books ‬)さんのツイッターでオススメされていた本。

    タイトルとは裏腹に内田さんいわく、読み終わったあと、結婚したくなるような本にしたかったんだとか。

    耳を塞ぎたくなるような(本だから目を閉じたくなるような?)ことも盛りだくさん書かれていて、正直心から自信を持ってパートナーにオススメできる人はどれくらいいるのだろうか…と思った。
    それでも読んでとても良かったと思える本。

    最初から最後まで主張が一貫していて、エッセイなのに小説のようにラストがよかった。

    あぁなるほどと思ったのは、夫婦といえど配偶者はあくまで他人、理解の範囲を到底超えた遠い距離にいる存在と

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    2017年08月10日
  • 日本の覚醒のために

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    アクチュアルな問題をわかりやすく伝えてくれています。内田氏が若いころ知っちゃかめっちゃかだったというのは初めて知りました。

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    2017年08月02日
  • ぼくらの身体修行論

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    付箋を貼りまくって何度も読みたくなるような本。
    こういうの、スポーツで子供をどにかしようと思っている親御さんに、
    今!読んでほしいと思う。

    合気道の内田さんと、ラグビー日本代表だった平尾さんとの体をめぐる話。
    2007年の対談と2014年の対談。
    19年間のラグビー生活の中で得た経験を言葉に落としていくことは、
    その人にしかできないし、誰のものでもない貴重なもの。
    第一線でスポーツをやっていた人が、教育に向きあって、
    自分の経験を言語化していく勉強をしていくことって
    客観的で誰にでもわかるような形で教えてくれるというのは
    とても意義のあることだと思う。
    感覚でしか分かっていない、感覚としても

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    2017年08月01日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

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    竹宮さんが大学の学長になって学校で漫画を教えているとは知りませんでした。
    しゃべりすぎる内田さんとの対談は刺激がたっぷり。
    内田さんによる「ボーイズラブ漫画は少女漫画家のアンチアメリカ(仮)説」は
    頭でっかちというか、きれいにつじつま合わせてる分だけ鼻息荒過ぎというか。
    でも竹宮さんの話で、実際はわりと単純な理由だったのが読んでておかしかった。
    以前読んだ内田さんの著作の中に
    「いかに労力(勉強)をかけず資格を取るかが、教育におけるコスパの良いこと」な
    ミもフタもないことが書いてあったけど、
    同じように大学にお金を出して漫画を教わりに学生は
    あまり能動的に動いていくということがないみたいだ。

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    2017年06月22日
  • 街場の読書論

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    読書のモチベーションが少し下がった気がして(気のせいでしたが)、困ったときの内田頼みってことで、本作を手に取りました。これを読みながら、ネガティブ批評はいかんなと思いつつ書くのも憚られるけど、読み始めたものの遅々として進まない「仮往生伝試文」がどうしても受け付けず、何か突破口はないものかと思ったのがきっかけ。同作の個人的感想はそのときに書くとして、肯定的に読んでみようと思う契機づけにはなりました。他は、母語の考え方とか、人に伝える仕方とか、読書論というくくりで語られてはいても、あくまで筆者ならではの論旨に、相変わらず感嘆しきりでした。決して容易な内容ではないのに、リーダビリティの高さを感じさせ

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    2017年05月12日
  • ぼくらの身体修行論

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    誕生日のユルい決意として「人と争わない・競わない」とした数ヵ月後に、この本読むねんもんなぁ。意識することで出会うものってあるよなぁ。

    ここんとこ、山に行くと下りより登りが断然面白いのである。ついこないだまで「しんどい思いは出来るだけ少なくして、いい景色や美味しい空気を味わいたい」と思っていたのに、いや、今でも時として「俺なんでこんなしんどいことしとんねやろ?」と脳裏に思い浮かぶのだが、それでも登りが楽しい。

    登山口からちょいと歩いて、本格的な上り坂になってしばらく経つと、身体が熱を帯びてくる。衣服を調整して、水分を含み、靴とザックの紐を調整して再び登りだす。肩と腰にかかるザックの重み、無駄

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    2017年04月22日
  • 枕草子/方丈記/徒然草

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    高橋源一郎のスーパー「方丈記」の凄さで星5つ。それにしても。人間って千年経っても考えることは余り変わらないんだねえ。
    枕草子はいわば殿上人の世界であり、わかりにくい。
    徒然草は教訓集として大変価値があるのではないかと感じた。

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    2017年03月20日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    [次なる潮流へ向けて]国家やイスラームを中心とする宗教について2人の専門家が縦横無尽に語り合った作品。次世代の共同体を担保するシステムやネットワークはどのようなものであるべきかについて、新鮮な議論が交わされています。対談者は、哲学者のエマニュエル・レヴィナスを集中的に研究した思想家の内田樹と、大学四年生のときにイスラームに入信した学者の中田考。


    イスラームの政治動向について、積極的に1人称を用いて語ることのできる数少ない日本人である中田氏の考え方は、多くの日本人にとってイスラームのある側面を解する際に非常に有意義ではないかと思います。また、反グローバリズムという点で中田氏と共鳴しながらも、

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    2017年03月02日
  • 枕草子/方丈記/徒然草

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    古典は原文の古語の美しさやリズムを味わえば良いのでしょうが、素養が無いものには理解できないので、このような現代語訳は非常にありがたい。原文と照らし合わせて読めば良かったと思いました。枕草子では雅な感じが伝わってきました。方丈記は堀田善衛の『方丈記私記』を面白く読んだことを想いだしました。徒然草は「教養のある人は物語りするとき、まわりに人がたくさんいてもひとりだけに向かって語りかけ、それに人々が自然に聞き耳を立てるようにするものである。」に、はたと膝を打ちました。

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    2017年01月22日
  • 最終講義 生き延びるための七講

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    すっごく面白かった。脳がバシバシ刺激された。あとがきで赤坂真理さんが書かれているように、内田先生の倍音の効果かな??

    以下、気になった箇所。
    P63
    「あなたは間違っている」とかは言わないんです。だって、僕が彼の前にいて、現にその言葉を発したという事実がある以上、それには何か意味があるはずだし、僕が間違ったことを言っていたとしても、「間違ったことを言っている男がここに存在する」という事実は否定できない。

    P77
    福沢諭吉の狂気じみた勉強法について。
    「知性が最高速で運転しているときの、全身を貫く震えるような快感。」
    「僕はこれはほとんど「知性の身体性」と呼んでよいものだと思います。お腹がす

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    2016年11月11日
  • 若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱

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    小説ではない本が久しぶり。
    マルクスは読んだことない。
    今年65の親父の時代はケインズが主流で、マルクスはやらなかったって。
    そんなマルクス。
    全然基礎知識なし。
    共産主義の源流ってくらい。
    でも、この本はそうじゃない現状の問題点に向き合い、自分の頭で考えた人の話。
    流されて日々を送っている自分は背筋が伸びる思いがした。

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    2016年10月07日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    まさに今、日本は転換期を迎えている。今こそ一度立ち止まって考えるべきときが来ている。中高生だけでなく大人にも、言葉そして考えることの大切さを問いている。超高齢化、少子化、貧困、格差社会、どれをとっても、その解決策は成長戦略では、ない。と。

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    2016年10月08日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    尊敬する内田先生が依頼した方々の中高生に伝えたい事の寄稿文。
    まさに言いたいことや、常日頃モヤモヤしてることが分かりやすく書いてあって、中高生に是非読んでもらいたいと思いました。
    平和を享受して大人(中年)になった私は子ども達や次の世代にも絶対残したい!

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    2016年09月27日
  • 最終講義 生き延びるための七講

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    内田樹による 最終講義。
    イタチの最後っぺ みたいに濃厚な臭さである。
    長くニオイが残るような問題提起。
    内田樹はエライ!

    内田樹は アメリカ嫌いである。
    アメリカは日本を属国にして、
    その属国に迎合している日本。
    アメリカのなすことに金魚の糞よろしく、
    自衛隊まで海外に派兵する日本。
    そのことに、怒っているのだ。
    国家を株式会社にする。教育を株式会社的にする。
    アメリカのグローバルスタンダードは、
    とんでもないとおもっているのだ。
    役所は 営利を追求するところでない。
    学びの場は 教育を商品としてあつかうことではない。
    効率的であること、目先の利益しか考えないこと
    そのような 刹那主義に 

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    2016年09月27日
  • 世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて

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    内田樹氏と姜尚中氏どちらも好きな作家であり思想家です。
    その二人が初めての対談だそうで。。
    そうだったのかと意外に思えます。二人とも同じ思いを
    共有されているのに、そこに至る推論や論拠が異なる
    ところがあってとても面白く読めました。

    本日国際ブックフェアに言ってきたのですが、
    内田先生の講演は満席で拝聴できずでした。
    聞きたかったなあと。。。。
    本日の講演は林真理子氏・内田樹氏・茂木健一郎氏の3人
    どれも満席でした。

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    2016年09月24日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    鷲田清一氏の章を読んでいたら、涙が止まらなくなりました。白井聡氏の文章は痛快で、内容にも共感しました。中高生には、この二つの章は難しいかな。でも、読んでほしいなと思う本でした。大人にもおすすめです。

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    2016年09月13日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    本書は『街場の憂国会議』、『日本の反知性主義』に続くシリーズの3冊目。なぜ本作が編まれたかについては「まえがき」を読めば一目瞭然、これまでと違うのは「中高生を読み手に想定」したこと。
    若い人たちに向けた「贈り物」であるところのこの本を、「中年の危機」当事者である私も読ませていただいた。伝えなければならない「たいせつなこと」の多さに、平和を享受してきた世代としては焦りの気持ちを感じる。申し訳なく、そしておとなこそ読むべき、とも思う。
    「転換期」だからこそ伝えたい、たいせつなこと。
    この本が次世代への福音となりますように。

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    2016年08月26日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    内田樹『身体に訊く』-言葉を伝えるということはどういういことか
    加藤典洋『僕の夢』-中高生のための「戦後入門」
    高橋源一郎『表と裏と表』-政治の言葉について考える
    平川克美『人口減少社会について根源的に考えてみる』
    小田嶋隆『13歳のハードワーク』
    岡田憲治『空気ではなく言葉を読み、書き残すことについて』
    仲野徹『科学者の考え方』-生命科学からの私見
    白井聡『消費社会とは何か』-「お買い物」の論理を超えて
    山崎雅弘『「国を愛する」ってなんだろう?』
    想田和弘『「中年の危機」にある国で生き延びるために』
    鷲田清一『社会に力がついたと言えるとき』
    以上11人の寄稿文
    内田樹氏の以下の呼びかけに対応

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    2016年08月17日
  • 大人のいない国

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    違う価値観の親や親族と一緒に過ごすことで、子供は「どっちが正しいのか」自分で考えざるをえなくなる。それで成熟するのだ。同じ価値観の親に育てられると、従うか、反発するかしか選択がない。

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    2016年08月07日