河合隼雄のレビュー一覧

  • 河合隼雄の幸福論

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    幸福は手に入れるものではなく気づくものだ――心理学者・河合隼雄はそう語る。物や地位を追い求めても心が満たされるとは限らない。むしろ小さな喜びや人とのつながりの中にこそ本当の幸福は潜んでいるという。だが現代人は忙しさに追われその存在に気づく余裕を失いがちだ。河合は「不完全さ」や「揺らぎ」を受け入れる心こそ幸せの土壌だと説く。完璧を求めず今ここにある日常を味わうこと。それが静かな充足へとつながる。

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    2025年08月14日
  • こころの処方箋

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    大丈夫だよって言ってもらってるようです。おそらく10年以上前に買ったのですが、価格400円でした。本書読んだ後には言いにくいのですが、いい時代だったと思ってしまいました。

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    2025年08月14日
  • 影の現象学

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    読み物として面白い部分もあった。意識と無意識。
    自分の影としての無意識。なかなか難しい内容で、理解を超える部分もあった。一応読んだので記録を残した。

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    2025年06月08日
  • 父親の力 母親の力 「イエ」を出て「家」に帰る

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    タイトルに惹かれて手にとりました。

    こんなに身近な内容なのに、
    わかるよーなわからないよーな。
    そして時々静かに光っている言葉に触れてはっとする。の繰り返し。

    河合さんが質問に答えるかたちで本書は進んでいくが、質問者の言葉は専門用語というか、格式張っていて、いまいちぴんとこないけど、
    河合さんのアンサーはだいぶ一般化されているように思う。

    この一般化できる、というのがすごい技術なんやろね。腹落ちしてないと言葉を簡単にすることはできないから。

    カウンセラーの方々は、本書を読むと思い当たる節ありすぎて首もげるんと違うか、と勝手に想像していました。

    難しさはあるけど金言に出逢えます。

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    2025年05月28日
  • ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった~食材と人類のウィンウィンな関係~

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    ウィンウィンな関係というのが興味深い。
    例えば、植物は動物に食べられると
    違う土地に新しい芽を生やせて
    種として範囲を拡大できる。
    そのとき苦味が強くて
    食べてもらえなかったりすると
    苦くない品種だけが生き残る。
    それを人間が食糧にしたら
    栽培するからまた増える。

    そんな感じで
    いろいろな食物について書かれた
    科学エッセイの本。
    ただ、日本人には馴染み薄い食物多めかな。

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    2025年05月13日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    シェイクスピアの作品を河合隼雄さんが心理学的見地からその魅力を説明してくれる。訳者の松岡さんも心理学に造詣がありそうで話が噛み合う。ただ、本書を読むにあたっては、先に該当するシェイクスピアの作品を読んで内容を覚えておく方がよい。2025.5.11

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    2025年05月11日
  • 中空構造日本の深層 増補新版

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    中空構造自体は大体ふだん河合隼雄の本で触れられているので、他に色々な母性や中空の話が語られているのだが、不思議と印象がない。
    中空ゆえなのかもしれないが、妙にあやふやとしている。

    中では、ヒトラーに見ることの出来る強烈な英雄像ー父性
    フィリピンの母性、が記憶に残った。

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    2025年03月08日
  • 影の現象学

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    文句なしの名著
    人々が斥けたがる「影」の部分についてユング心理学を用いて解釈し、それを矢鱈に恐れるのではなく輪郭を捉え対話を試みようとすることで創造性を育む、という点まで見出していた
    自我とアニマを仲立ちする存在として影をおくのも面白かった

    しかし無闇に近接するのではなく、「その時」が来るまでは影と離れておくというのも一つの手として呈示しており心理療法家としての一面も見えた
    更に、国際社会となり自分の理解できない他者≒影との接触が増した現代において日本人としてのやり方で対話を試みようとしているのも面白かった

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    2025年01月02日
  • 子どもの宇宙

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    途中までだけど、「子どもと時空」まで読んだ。

    子どもって勝手に成長するからこねくり回さない方が良いね、って

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    2024年12月25日
  • 明恵 夢を生きる

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    夢と明恵。自分も夢を見ることはあるが、それとは違い、精神的、思想が混ざる夢。その人が生きた時代にこそ生まれたのかもしれない。

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    2024年12月05日
  • 声の力 歌・語り・子ども

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    あまり私の興味のある内容ではなかった。
    河合隼雄さん中心の本のような見えるが、実際は谷川俊太郎さんが主体の本。

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    2024年11月30日
  • こころの処方箋

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    「ふたつよいことさてないものよ」
    良い言葉だ。

    勤め先で異動があり平日勤務から特定勤務になった。夜間勤務や祝日手当が付き、給与は増えたが家族と過ごす時間は減った。

    不安を感じたとき、この言葉を思い出して気持ちを落ち着けたい。

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    2024年10月22日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    進化論をもとに本当にモテるためにはを指南している。
    完全にモテるためにこうしなさいといった内容で面白いが実践をしようとは思わない。よっぽど7の習慣を実践していた方がモテのその先の豊かな生き方ができそう。

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    2024年10月07日
  • 猫だましい

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    猫好きで本好きにはたまらない。
    猫にまつわる幾つもの物語を元に人の心理が語られるのが面白くて、どんどん読んでしまった。

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    2024年08月31日
  • 明恵 夢を生きる

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    鎌倉時代の高僧・明恵(みょうえ)が若い頃から何十年も書き続けた、いわゆる夢日記である『夢記(ゆめのき)』は、散逸してしまったものも多いながらも、大半が現代に残されているそうです。その夢についてユング派心理学者・河合隼雄が読み解くのが本書なのでした。フロイト以前に、こんなに夢の素材が残されているのは稀有な事例だとか。

    明恵上人といえば華厳宗の人ですが、浄土宗を起こして日本仏教界に革命を起こした法然を厳しく批判した僧侶として知られていると思います。ですが、だからといって、頭の固い守旧派というタイプでもないのです。たとえば江戸時代の終わりまで基本的なルールとなっていた北条泰時作成の「貞永式目」の基

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    2024年08月01日
  • 大人の友情

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    "お返しと「感謝の心」"の章が印象に残った。
    ブータンの友人の十七年後のお返しの話には驚いた。極端ではあるが、これもまた心の関係の構築の立派な一例であるといえるだろう。
    友情というのは、友達のみにとどまらず、親子や夫婦、上司と部下などあらゆる人間関係において発生しうるものであること、
    そして友情が基盤にあることで豊かな関係を構築できることを知った。

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    2024年07月14日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    98年の本だから26年前だけれど。この頃も社会的な悩みは変わらないのだと感じた。その時の大人が今の若者に対してまた「近頃の若者は弱い」と言っているのは、嫌味というか繰り返すものだなぁと。
    勿論中身は変わっているのだろうけど。
    もっと昔の哲学・思想面との考察も面白かった。村上春樹さんの作品にも興味を持った。河合隼雄さんの分析は流石だなぁ。

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    2024年07月14日
  • こころの処方箋

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    とても読みやすい文章で苦なく読めました。何かを言い切るわけじゃなく大前提として「人間の心などわかるはずがない(冒頭のエッセイ)」というところから、それぞれのエッセイを書いているように思える。
    そして谷川俊太郎の解説もとても良かった。

    個人的に好きなのは
    p.37 それぞれの人間がそれぞれの場所で違った生き方をしていても、その根を深くおろしてゆくと、地球の中心というところで、すべてが一点において交わることができる。
    p.61マジメも休み休み言え
    p.93 解決などというのはしょせん、あちらから来るものだから、そんなことを「目標」とせずにせいぜい努力でもさせて頂くというのがいい(ものごとは努力に

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    2024年06月29日
  • 父親の力 母親の力 「イエ」を出て「家」に帰る

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    家族について。
    父親の役割な、母親の役割など。
    それぞれの役割だけでなく、バランスの取り方や、回復への道のりなど、参考になりました。

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    2024年05月31日
  • 働きざかりの心理学

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    死を意識し、自分の中に同化していく過程で、働き盛りである中年に自我の変化や危機、不安定が訪れる、思秋期という構造に気付けた。子どもに対する接し方。与えすぎないなど、社会構造変化とともに顕在化する課題も興味深い

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    2024年04月30日