河合隼雄のレビュー一覧

  • 大人の友情

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    ユングの箱庭療法を日本に取り入れ、民間人として文化庁長官にもなった河合さんの読みやすい友情論。
    本当に頭の良い人の文章って、シンプルで読みやすいんだよね。
    文化ごとに違う友情表現の紹介とか、とても面白かったです。
    友だちも数じゃなくて質だよね!

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    2014年09月12日
  • フロイトとユング

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    フロイト派とユング派、日本を代表する両派の第一人者である小此木氏と河合氏の対談が収録されていて、とてもおもしろかった。教科書や専門書だけでは分からない、フロイトとユングの細かい人物像や、最後の方は日本文化論にも及んで、読み応えがあった。日本文化論のところでは、今の日本が抱える問題点が、両氏が対談した昭和53年のころから何も変わってないと思えたり、またこのころすでに予見されてたりして、そういう点も興味深かった。
    ただ、対談、すなわち口語であるので、とても分かりやすい部分と、いまいち伝わりきれてない部分とがあり、その点が少し残念。これからもフロイトとユングのことは勉強していくことになると思うが、折

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    2014年08月30日
  • こころの読書教室

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    臨床心理学者河合隼雄のすすめる本は、どんなのかと読んでみた。
    それぞれの本を、ユング心理学から解き明かす手法に、未読ばかりか既読の本も、再度読んでみたくなる。
    意外と、童話、児童文学関係の本が多いことを、面白く思った。
    「現在はあまりにもわれわれの生活が満たされてきたので、かえって皆、心の中のことに捕まえられることがおおくなってきた。」
    「現代人は下手すると畏れかしこむということができない人が多いですね。」等々、
    河合先生の、箴言が心に響く。

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    2014年08月14日
  • 縦糸横糸

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    そこに書かれてある内容は少し前の話なのだが、今でも充分通用すると、読んでいて感じた。
    章によって話が変わるので、どこから読んでも大丈夫な一冊。

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    2014年06月10日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    1979年初版発行の本です。
    もう35年も前ですが、今読んでも面白いです。

    ざっくりとしてわかりやすく、
    河合さんがご自身のしている心理療法のベースとなる
    ユングの考えや経験、ご自身の所見などを語っていきます。
    谷川さんはあくまでわき役として、質問を投げかけていきます。

    これは!と思ったところを引用すると、

    ___

    谷川:普通の人間は、その自己治癒能力ですか、それを不断に働かせているわけですね。

    河合:普通は、それが適当にうまく働いているわけです。
       だから深く悩むこともなく深く治ることもなく、みんな生きているわけでしょう。
       いわば普通の人間は自分で自分なりの治療行為をして

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    2014年06月08日
  • 働きざかりの心理学

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    仕事場、家庭における様々なトラブル、負の感情に対する考え方を優しく示してくれる本。人生の相談本として、一章手元においておきたいと思った。

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    2014年04月29日
  • 「老いる」とはどういうことか

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    とにかく、読みやすい。
    そして、すっきりとした言葉が真っ直ぐに考えることにたどり着く。

    きっと時とともに、その理解は変わるのだろうな。
    また読み返してみようと思う。

    さて、老いるとは自分にとってどういうことなのか?
    どういうこととするのか?

    今だから考えるのではなく、生きることに精いっぱいだったときから考えておきたいことである。

    元気が出る。精が出る。そして、人として、自分にも優しくなれる一冊。

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    2014年04月22日
  • こころの読書教室

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    この世にある無数の本の中から、私たちの『こころ』を開いてくれそうな本を
    臨床心理学者の故・河合隼雄氏がオススメとして紹介し、登場人物たちの
    心の動きを解説してくれる一冊。

    非常に読みやすいです。
    当時行われた講演の語り口を出来るだけ残して文章化されているので、
    河合先生の人柄が文章からにじみ出てくるよう。
    まえがきでご子息にあたる河合俊雄氏が言っておられるように、
    語り部として非常に優れた方だったのだということを改めて感じさせられる。
    もっともっと多くの言葉・物語りを残してくださったら良かったのにと思う。

    心理を本当に学ぶための本ではないので、そういった学問的な要素を
    強く求める方は専門書

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    2014年03月27日
  • コンプレックス

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    河合隼雄先生の本は読んでみたいと思っていて、ようやく読んだ初めての一冊。
    さぞかしお話の上手な方だったのだろうなぁと思いました。古い本だけど、古さを感じさせない。とても面白くて、分かりやすくかった。

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    2014年02月27日
  • こころの読書教室

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    ネタバレ

    同僚の先生からお借りして。
    エマ・ユングの本を読んでみようと思いました。

    わたしは、めったに人を好きになりません。
    「この人しかいない!」みたいに思うことも未だかつてない。これからもないと思う。


    何気ない道を、一人で歩いていて、気づいたら、同じ方向に歩く人がいて、いつの間にか人が二人、三人、って増えていて、気が付いたら、そのうちの一人と手をつないでいた。

    私が人を好きになる感覚は、こんな感じに近い。

    手、繋いでみたけどさ、とりあえずもう少し、このまま歩いて行こうか。(それはいつか離す可能性があることをお互いよく分かってる)

    やっぱりちょっと、距離があった方がいいかもね。離れてみよう

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    2014年02月15日
  • こころの読書教室

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     よく名前を聞く精神心理学者先生の本。最晩年のものとのことで、残念至極。内容は難しいものだったが、紹介される本には絵本や少年少女文学などもあり、驚く。そして自分の思考、嗜好がかなり偏っていることも判明。大人になっても普通にこれら世代の本を読んだって全然構わないのだ。確か柳田氏もそのようなことを言ってたような記憶も出てきた。まだ、何かしら抵抗感があるのか?
     とか思いつつ、紹介された数10冊の本は、少しずつ集めては読んでみたい。時間がかかりそうな書が多そうだが、楽しみにしたい。自分の内面に飛び込む、というのはかなり勇気がいることではあるが・・・・

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    2014年02月13日
  • 対話する人間

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    ひさびさ河合隼雄エッセイ。やや時期が早いのか文章が硬いのと、今の自分は無根拠に「増えているようだ」とか言われると拒絶反応を起こしてしまうのはマイナスであった。他は良い。

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    2013年12月08日
  • 猫だましい

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    猫の小説や絵本、コミックなどから人間と猫との関わりが書かれていました。なかなか楽しく読んだ。その中の気になる本はこれからボチボチ読みます。おかげてまた読みたい本が増えてしまいました!

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    2013年12月03日
  • コンプレックス

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    ネタバレ

    コンプレックスとは何か?について、一歩踏み込んだ考察が書かれている本。人間誰しも持っているコンプレックスが、家族や人生、思考にどのように絡んでいるのか、どこにその源泉があるのか、、どのように解消していくのか、がよく分かると思います。
    若干、言い回しや文言が専門的なため読みにくいと感じるものもあるし、一読では頭に入ってこないところもあるけれど、それほどコンプレックスというものが複雑で多層構造を持っていることの裏返しでもある。
    コンプレックスを船・船長・交渉係にたとえてる部分は秀逸。コンプレックスの動きがよく分かりました。

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    2013年11月29日
  • 〈子どもとファンタジー〉コレクションⅡ ファンタジーを読む

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    海外ファンタジー(主に児童文学に分類されているもの)の名作を河合隼雄が紹介。ここに紹介されている本はどれも有名だがまだ未読だった。しかもあらすじ知ってますます読みたくなった。

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    2013年11月09日
  • 子どもの宇宙

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    誰でも子供のころは自分独自の世界観というものを持っていたのではないだろうか。しかし、オトナになるにつれていつの間にか、それは昔のこととして忘れてしまう。

    この本を読んでみて、また自分が子供だったころを思い返してみて、子供は大人が思っているよりも真剣にものごとを考えているのだと思われた。

    本書曰く
    ひとりひとりの子供の内面に広大な宇宙が存在することを、大人はつい忘れがちである。子供たちの澄んだ目は、この宇宙を見すえて、日々新たな発見をしている。

    子供のころ、住んでいた町の探検などを思い出してしまった。

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    2013年10月26日
  • こころの最終講義

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    ・例えば、高島易断を見て、飛行機が落ちると思ったときに、そんなばかなことを考えるなとか、あるいは易なんていうのは当たるんだとか、当たらないんだとか、そんな議論じゃなくて、それを見て不安に感じた自分にとっての意味、その意味は何かということですね。先ほども言いましたように、自分は祖国というものに対して、あまりにも高いイメージを持ちすぎていなかったか。そして、そこへ今から自分が帰っていくということ、そこを訪ねていくということの意味をどう考えようかという問題になりますので、その人がどう生きていったらいいかということの意味がはっきりわかる。これが、私は大事なことだと思うんです。
    例えば、私が学校に行かな

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    2013年12月29日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    これも「ユング心理学」と並行して読み進めました。谷川俊太郎との対談の中でユング心理学と解きほぐしている。

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    2013年10月16日
  • ユングと心理療法 心理療法の本(上)

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    河合隼雄の著作から、ユング心理療法を知りたいと思い読んでみました。多くの著作の中に心理療法の解釈として、患者自らが一人一人の物語が作れるように寄り添うことしかできない、治すという立場でカウンセリングはできないとあります。表層に出てくる意識の底にある、無意識の世界が夢の中に理解できるというのは何となく理解できそう。

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    2013年10月16日
  • 猫だましい

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    河合隼雄氏の本を知人に勧められて、選んだのが猫好きなので、こちら。猫が登場する、いろいろな物語を読んでみたくなるキッカケ本となりました。猫と庄造と二人のおんな、牝猫、トマシーナをさっそく購入!

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    2013年09月24日