河合隼雄のレビュー一覧

  • 河合隼雄の幸福論

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    「一般に幸福と言われていることは、たいしたことではなく、自分自身にとって『幸福』と感じられるかどうかが問題」で、幸福は目標にするものではなく副次的なもの。「何か好きなものがある、ということは、『しあわせ』につながる」というのはほんとにそうだなと思う。
    20年以上前の本でテーマ含めちょっと古い感じがする部分もある。

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    2021年07月26日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』までの気持ちの移りよう(随分大雑把な括りだけど)がわかる。
    でも、もっと重要で詳しいことが書いてあったと思うんだけど読み取れていないかも。

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    2021年07月23日
  • 「老いる」とはどういうことか

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    ネタバレ

    河合隼雄先生の「老い」に関するエッセイ。河合先生の本は、読みやすい、分かりやすい、示唆に富んでいる。いつものことながら「自分は本をあまり読まない」と言われながら、非常に幅広く深い読書をされており、先生の文章の中から、また多くの人を知る機会となる。

    今回も、聖路加病院の日野原重明氏の「老いてはじめる」という言葉、仏教学者の中村元氏の「自分で考えないと駄目」という言葉、フランス文学の桑原武氏の「文学もすごいのを読むと、脇の下に汗が流れるんでっせ」というようなインパクトある言葉とその背景にある「老い」に敢然と立ち向かう精神みたいなものを紹介してくださった。

    鶴見俊輔著「家の中の広場」は含蓄深いエ

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    2021年05月23日
  • 無意識の構造 改版

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    人間が意識として感じられる領域と自我だけでなく、無意識や人類共通の普遍的無意識もあわせた自己、を考えさせられる。個別化の過程で葛藤するあたりが、エヴァのATフィールドの話とつながっておもしろい。

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    2021年05月15日
  • 猫だましい

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    河合先生は猫好きかと思ったらそうではないらしい。臨床家の先生が「たましい」を語るときに猫を選んだ。昔からの猫を扱った話から「たましい」を物語りやすいとのことだ。ただ先生の語る「たましい」が今ひとつ、すとんと落ちてこない。紹介された作品を読んでみるか。2021.5.8

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    2021年05月08日
  • 無意識の構造 改版

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    興味深い話が多かった

    無意識の存在を明らかにする本は読んだことあったけど、さらにその構造まで踏み込んでいた本は初めてだった。

    夢は解釈の仕方によって幾らでも都合よく捉えられると思っていたから信用していなかったけど、無意識の構造を理解したらある程度無意識からのメッセージが分かってくるのだろうな

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    2021年04月27日
  • こころとお話のゆくえ

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    1テーマ4〜5ページと「もう少し読みたい」ところで終わる。京都新聞に掲載されたコラムとのことで納得した。処々名言があり、個人的にプロとアマの違いが面白かったなあ。フルートの趣味とか嘘つきと呼ばれている話は初耳だったので面白かった。

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    2021年02月26日
  • 臨床とことば

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    気にかけてくれる、見守ってくれているという受け身の状態も、生きてる力にはなるけど、他者への関心を持つ、ということが大きな生きる力になるという鷲田先生の言葉を大事にしたい。

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    2020年11月29日
  • 中年危機

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    本書を読んで、原書に触れる機会をと考えていましたが、先に原書を読んどけばと思う箇所が何箇所かありました。

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    2020年11月03日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    臨床心理士の皆さんへのアドバイスを延々と共有されている形だった。はじめ違和感を感じたが、臨床心理士さんの着眼点や考え方を知ることができて良かった。しかしタイトルの『人の心はどこまでわかるか』、ということに対する答えのようなものはあるようでなかったのが気になるところ。

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    2020年04月06日
  • 無意識の構造 改版

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    興味のある分野だったが、如何せん主観的にすぎるように感じてしまった。学問の性質上避けがたい部分があるのも理解できるし、この分量では根拠を充分に示せないことも理解できるが、学者の思い込み、と指摘されたらそれまでに感じてしまう。

    ただ、普遍的無意識、という考え方はとても面白いと感じた

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    2020年03月29日
  • おはなし おはなし

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    河合隼雄氏が、綴ったエッセイ集。心理療法の第一人者という専門家としての立場というよりは、軽い”おしゃべり”のような話が集められている。特に前後のつながりはないので、どこからでも単発的に読むことができる。
    日本人の行動パターンを「回帰現象」と著した章は特に興味深い。

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    2019年12月26日
  • スヌーピーのもっと気楽に(1) なるようになるさ

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    初めてスヌーピーをちゃんと読みました。英語はかなり難しいけど、訳がついているので、かわいらしい絵を見ながら、スヌーピーの世界に手軽に入ることができます。
    "I really thought I could devote my whole life to making you happy.. I'm sorry it didn't work out" "Hey, no problem.. I was already happy"

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    2019年11月08日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    シェイクスピア作品について、心理学者の河合隼雄さんと翻訳者の松岡和子さんの対談。心理学はよく分からないので「そんなもんかな~?」という感じだったけど、松岡さんの翻訳の裏話とか、舞台の話なんかは面白かった。舞台でシェイクスピア劇を見てみたくなった。

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    2019年08月16日
  • 無意識の構造 改版

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    ネタバレ

    河合先生の本は、進んで読ませて頂いており、何冊か読ませていただいたが、今回の本は少々難しかった。

    「あとがき」で、「本書ではやはり、はじめの部分はどうしても入門的なことを書かねばならないが、後の方にはすこし深い、思い切ったことも述べることにして、筆をとった」と書かれており、理解不足もやむをえないかと、少し救われた気分だ(笑)。

    作家・随筆家としての河合先生ではなく、日本を代表するユング派の心理療法家としての本気が、なるべく初心者にも理解できるように書き下ろされたものであり、内容的には一般人読者にはハードルの高いものだと思う。

    しかしながら、ユング派の心理療法(見る夢を解釈して、無意識の状

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    2019年08月11日
  • 大人の友情

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    同一視の部分、なるほどと思った。やってしまいがちなので、一歩引いて自分を見つめたい。
    そして、結婚においては茶呑み友達のような相手を選びたいな〜(笑)

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    2019年07月29日
  • 心理療法個人授業

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    南伸坊が心理療法にユング派の権威の河合隼雄と心理療法について語った一冊。

    対談形式ではないのであまり読みやすくはないけど、勉強にはなった。

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    2019年05月15日
  • 父親の力 母親の力 「イエ」を出て「家」に帰る

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    私の人生、まだ70年足らずですが、その間、家族の形態は大きく変わってきたと思います。貧乏だったから家族に会話があったのか、裕福になって個室が増えたから会話が少なくなったのか・・・。職場もバブルまでは、会社が疑似家庭であり男は疑似家庭(仕事)で、女は家事と子育てを、そんな暗黙の役割分担が。バブル崩壊後は男も家庭に。この本は、親子、夫婦、父親、母親、子供、いろいろなことを改めて考えさせてくれました。真剣に会話することも、あいまいなまま過ごすことも、見て見ぬふりをすることも、ケースバイケースなんでしょうね。

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    2018年03月09日
  • 無意識の構造 改版

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    ユング心理学の大家である河合隼雄先生の本です。人間の精神構造についてユング心理学の概念を用いて説明しています。男性の女性性を表すアニマ、逆に女性の男性性を表すアニムスといった概念で個人内の葛藤を分析する方法論は自然科学好きな僕にとって異文化で面白いと思いました。他にもユング心理学は神話と結びつきが強く、シナリオライティングの本で見た元型(アーキタイプ)という概念がユング心理学由来であることを知ったのも収穫でした。もうひとつ実に面白いと思ったのが共時性という考え方です。自然科学では事象発生を因果律という規則の下で分析しますが、共時性は個々の事象の連鎖という線形な見方をやめて世界の全体性、統合性を

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    2018年01月24日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    多くの方と同じく河合隼雄の著書とは古くから付き合いで、河合隼雄が流行った(?)80年代からかれこれ数十年な感じですが、多作だったこともありなかなか読み切れていません。
    これは分析やカウンセリングにテーマを絞った対談集。戦いの記録でもあり、問いかけでもあり、河合隼雄らしい内容でよかった。

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    2017年12月20日