【感想・ネタバレ】こころとお話のゆくえのレビュー

あらすじ

科学技術万能の時代に、お話の効用を。悠長で役に立ちそうもないものこそ、深い意味をもつ。深呼吸しないと見落としてしまうような真実に気づかされる五十三のエッセイ。

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Posted by ブクログ

世界を飛び回る著者の活動範囲の広さと、心理学、哲学、宗教、文学から芸術に至るまで、扱われている素材の広さに圧倒される。押し付けがましさが微塵もない、柔らかく時にユーモア溢れる語り口に、著者の懐の深さを感じる。

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2018年02月15日

Posted by ブクログ

本書は、京都新聞に4年にわたって月に1回連載されたコラムを書籍化したものであるので、臨床心理学の専門書ではない。だから読みやすいし、扱っているテーマもさまざまなのだが、どのおはなしからも、臨床心理家としての河合先生の深い洞察を読むことができ、教えられることが多かった。言い方は悪くなってしまうが、河合先生の本にはまったく「ハズレ」がない。今回も本当に励まされた。

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2022年02月20日

Posted by ブクログ

1テーマ4〜5ページと「もう少し読みたい」ところで終わる。京都新聞に掲載されたコラムとのことで納得した。処々名言があり、個人的にプロとアマの違いが面白かったなあ。フルートの趣味とか嘘つきと呼ばれている話は初耳だったので面白かった。

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2021年02月26日

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