河合隼雄のレビュー一覧

  • カウンセリングを語る(上)

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    学校の先生向けの?カウンセリング講義をまとめたものです。
    よって、先生向けです。

    対人援助職としての基本的な心構えの参考になりました。

    他職種との関わりにおいても、ともすれば、
    こっちの知識で言いくるめてやろうなんて、思うこともあるんですが、
    そういう気持ちを改めたくなった一冊です。

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    2013年02月01日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    人の心はどこまでわかるか の答えを期待して読んでは行けません(笑)。

    たくさんの臨床家からの質問に著者が答える形式です。
    臨床心理の現場以外でも役立つことが多いと思います。

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    2013年02月01日
  • 河合隼雄のカウンセリング講座

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    ≪目次≫
    まえがき
    第1章  日本の学校教育とカウンセリング
    第2章  カウンセラ-の技法と態度
    第3章  カウンセリングにおける「見立て」
    第4章  コンプレックス
    第5章  シンポジウム~精神分析と宗教

    ≪内容≫
    カウンセリングに関する講演集。従って読みやすいが一貫性に欠ける。また、カウンセリングというものは、クライエントとの守秘義務もあるので、具体性に欠ける。

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    2013年01月20日
  • 影の現象学

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    心理学は、それを利用する者の思考・視野を拡大させる武器である。我々は、絶え間ない現象の総体としての世界を受け止め、物・心両方の認識と行為による経験を重ねて、老いていく。ユング派の著者がフロイトのエロス主義を乗り越える形で展開された、ユングの心の哲学を紹介したのが本書である。影というモチーフを使い、幽冥・顕在の二元的対立、心が含みうる葛藤・闘争の解釈を加えていく。まず、私としては漠然とした靄として想像した心のイメージが、視覚的に理解しやすい構造を明示した説明のおかげで、ハッキリした形となって掴めるようになった。ユングにしても、その思想は一つの仮説であり、読者にとっては、知覚の冒険のとっかかりを与

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    2013年01月17日
  • 昔話の深層 ユング心理学とグリム童話

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    面白い試み。ユングの心理学は個人内神話と普遍的神話の接合点というところに一つの肝があると思っているので、このような主題がユングに合わないはずはない。それぞれの童話は巻末についており、童話を改めて読む機会を与えてくれるという意味でも、読んで損はないのではないかと思う。

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    2012年11月02日
  • 泣き虫ハァちゃん

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    ノンフィクションのような暖かいフィクション。
    大きな小4という壁を抜けてはぁちゃんがどうかわっていくのか、
    どう変わって行くように書くのかを見たかった、
    残念。
    心が温まる、まさにそんなお話。はぁちゃんの素直な涙は複雑に入り組んでしまった大人の感情がちょっとバカバカしいのを思い出させてくれる感じ。

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    2012年07月19日
  • 影の現象学

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    文学作品を読み解く上で、参考になるところも多い。卒論書く前に読めばよかったな~と後悔しました。

    あと、第四章、特にトリックスターの箇所にどうしようもないインスピレーションを得た。笑
    どうしても、ちょっぴり厨二心が疼いちゃいます。

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    2012年07月16日
  • 昔話の深層 ユング心理学とグリム童話

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    なかなか面白かった。
    一人の女性として、アニムスと母性の対話が興味深く読めた。

    四十で不惑というけれど、迷い悩むこと、簡単に答えを出そうとしない所に心の豊かさはあるのだなと思った。

    ■メモ■
    ・わたしの人格形成に影響を与えた書物とは?
    ・日本における子どもの元型の力強さ。母親の多くが、自分の子どもを英雄にしたがる。
    ・グレートマザー:母性の両面性:生と死、育みと飲み込み、過保護と拒否
    ・鳥:魂・精神
    ・母親が父親の役割も担い始めると(過保護)、母親的な役割が希薄になってくる(拒否)。
    ・怠け者:特に西洋における¨勤勉さ¨への補償作用、自分の心の声(無意識)に気づく。怠け≠創造の放棄
    ・個人

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    2012年07月03日
  • 縦糸横糸

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    内容が広義過ぎていまいち自分の中でまとまらなかった。高校生が小論文対策にちょこっとずつ読むのに適してるかも。
    新聞掲載のものなので時事が古いものもあるが、現在にも通じる「中心」へのアプローチは非常に面白い。

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    2012年03月25日
  • 大人の友情

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    「友情」という、利害関係からも義務からも離れたところにある関係。
    大人になってからというもの、「自分はごく近しいと思っているが、どうやら彼女/彼は思って居なさそうだ」とか「私は友達がいないのではないか」とか、そんな悩みに襲われるひとは少なくない、というところから始まる。

    ごくごく平易に書かれている、さくっとした本作。
    それだけにわかり良いのだけれど、もの足りなさも残る。

    『影の獄にて』の箇所ではあらすじだけでもぐっとくるものがあった。
    原書にあたらなければ。

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    2012年03月18日
  • 猫だましい

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    小説・昔話・漫画などに登場する「猫」を手がかりに、人間の「たましい」について考えてみる、というエッセイ。しかしいきなりユダの話題が出てきたのにはびっくりした。(詳しくは引用を。)「たましい」が目に見えないのと同じで、「たましい」について何か確固とした結論があるわけではないけど、そのとらえどころのなさもまた「猫らしい」。大島弓子さんの漫画が載ってるのも嬉しかったなぁ。

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    2012年03月18日
  • 働きざかりの心理学

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    昔も今も、働く上での心理的な問題は同じだったということを知りました。
    仕事中や家庭で出てくる問題に対してどう向き合うかがなんとなくわかりました。

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    2012年02月29日
  • 猫だましい

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     面白かったけれど……うーん、猫好きからすると“常識”というか、猫についてよく言われている事がズラッと書かれているので、初めて読んだ本なのに、「あぁ、またこの話ね」という感じでちょっと物足りなかった。
     特に猫に思い入れのない人が読んだ方が面白いかも知れない。

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    2012年02月20日
  • 河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして

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    ネタバレ

    河合隼雄が実際に開いたカウンセリング講座を書籍化したものがこの本書であるが、その講座というのは昭和40-43年のこと、つまり今から40年以上前である。しかしながら出版されたのは今から10年ほど前。去年にも増刷がかかっているようである。

    ここまで長い間多くの人に支持される理由は何であろうか。それはカウンセラーとして働く方々と河合隼雄とのやり取り、交わされる質問、それに対する回答やロールプレイなどを目の当たりにできるからではないだろうか。息づいている、とでも言い換えられるだろう。現場の実際を垣間見れるという点では、タイトルに「入門」と謳われている割に「応用」でもある。

    内容はというと、クライエ

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    2012年02月16日
  • 昔話の深層 ユング心理学とグリム童話

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    グリム童話の心理的分析。
    童話、昔話って面白いなあ。面白くて、深い意味がある。
    良い物語が語り継がれて、昔話になるんだろうけど。

    心理学的な分析は鋭くて、なるほどーと思った。
    でもなるほどー、以上の感想が持てなかった。
    知識不足か。

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    2012年02月07日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    中堅の心理療法家の人達と河合先生の対話をもとに、心理療法について書かれた本です。人を理解することには、終わりはなく、どんな時も希望を持つこと、常に研究し、努力することなど、多くのことを教えてくれました。

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    2011年12月08日
  • 河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして

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    だから、聴く・聴く・聴くんですね。

    ただ、聴くということはとても怖い。河合さんも本の中で言われていますが、聴いて一緒に心の奥へ降りていけば怖くなる。自分も悩みだす。その自分の悩みに耐え切れなくなって、「大丈夫!なんとかなるさ」という言葉で話を終わらせることもでてくる。

    その耐え切れなくなったところが、セラピストのその時点の限界なんだろうな。

    クライアントが降りていけるところまで、一緒に降りてゆく。その怖さも知ったうえで、「自分で立ち上がってくる力を信じて」

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    2011年10月23日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    ネタバレ

    河合さんがユング分析家になったのは、アメリカ留学で尊敬する2人の教授が「スイスの研究所に行ってユング分析家になれ」と言ったからだそう。偶然の必然てあるんだなぁ。「自分が治してやる」という気持ちでは臨床はできないそう。問題行動が治って「普通の人」になることで、本人は「さみしい気持ち」になったり、自殺したりしてしまうこともある。

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    2011年09月18日
  • 猫だましい

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    この本を読んで「ゴーシュ」って言うのはフランス語で
    ゆがんだとかいびつなとか不器用なと言った意味があると初めて知りました。うちにゴーシュって猫がいるんですが…意味を知らずに付けちゃったよ。名は体を表すでしっかりゆがんだネコです。ごめん、ゴーちゃん。

    と言う訳で大変楽しく読みました。
    教授らしい、どこか論文を読んでいるような書かれ方でした。まだ読んだことの無い本はこれを機会に読んでみようかなあなんて思いました。それにしても猫が別に好きでも嫌いでもないって…本当かしら?(笑)

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    2011年08月05日
  • 仏教が好き!

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    曼荼羅がどうだとか、そういう話もあったような気がします。

    「はじめに」の部分で、河合隼雄さんが難しい本ではないというような
    ことを書かれている。
    しかし、それでも、ところどころ難しいです。高校生くらいから読める
    とは思いますが、ちゃんと理解するのは難しい。
    専門書に比べるとずっと簡単なんだろうけれど。

    語る上での仏教との距離感が良かったです。
    科学として仏教を見てみたり、心理学から仏教を見てみたり、
    仏教にこう、視界を狭めて解こうとしている本ではないです。
    学識があるお二人だからこそ、いろいろな視点から仏教を眺めることが出来る。
    そのお二人会話を見守るような本ですね。
    知らないことが多くて

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    2025年06月06日