河合隼雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
曼荼羅がどうだとか、そういう話もあったような気がします。
「はじめに」の部分で、河合隼雄さんが難しい本ではないというような
ことを書かれている。
しかし、それでも、ところどころ難しいです。高校生くらいから読める
とは思いますが、ちゃんと理解するのは難しい。
専門書に比べるとずっと簡単なんだろうけれど。
語る上での仏教との距離感が良かったです。
科学として仏教を見てみたり、心理学から仏教を見てみたり、
仏教にこう、視界を狭めて解こうとしている本ではないです。
学識があるお二人だからこそ、いろいろな視点から仏教を眺めることが出来る。
そのお二人会話を見守るような本ですね。
知らないことが多くて -
Posted by ブクログ
あんまり記憶にありませんが、たぶん、いろいろな投書に応える形で河合さんの考えや、問題へのヒントを教えてくれる本だったと思います。こういう本を読んで、少しづつ自分の考え方に影響がもたらされる物だと思います。意識していない部分で変容が起こるような気がします。
様々な分野で心理療法に関わる人たちの質問に答えていくという内容。
専門分野のことだけど、河合さんは平易な言葉使いで丁寧に、
答えすぎずに演繹的に意見を述べられています。
だから、一般の素人が読んでみても、なるほどなぁと考えさせられるところがあります。
著作はたくさんあるだろうけれど、まだまだ話を聴いてみたいような人。
亡くなられたのが残念 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでよかった。
「100万回生きたねこ」の解釈で
目からウロコの大きなヒントをもらった。
嬉しい。
感謝します。
猫語の教科書に続いてこの本にも
大島弓子氏のあとがきマンガがあって
とても嬉しく、楽しく読ませていただいた。
そして読みたい本、読み返したい本がまたどどんと増えた。
牡猫ムル
ゲド戦記
黒猫のジェーン
猫の航海日誌
猫の不思議な物語
100ぴきのねこ
猫と悪魔
ごろごろにゃーん
猫と庄造と二人のおんな
綿の国星
牝猫 シドニー・ガブリエル・コレット
文学の中の猫の話
猫の歴史と奇話
ネコたちをめぐる世界
風の又三郎
セロひきのゴーシュ
鍋島猫騒動
黒猫
トマシーナ