河合隼雄のレビュー一覧

  • 絵本の力

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    絵本は、けして子どもたちのためだけのものではなく、大人でも心動かされるものが多くある。絵本を通していろいろな世代が共有できる想いがある。幼い頃読んだ絵本を読み返すと新たな発見がある。絵が美しいもの、ことばのひびきが美しいもの、絵本の魅力を再発見し、絵本とのかかわりかたについて考えさせられた。

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    2024年02月26日
  • 生きるとは、自分の物語をつくること

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    充実の対談集。
    「博士の愛した数式」の逸話と「源氏物語」の解釈が新鮮。
    日本の曖昧さと西洋の厳密さが興味深い。
    私はアースされているから大丈夫という河合先生の心構えを見習いたい。

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    2024年02月17日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    男性向けモテ指南本。
    進化論的な味付けで説明されているけど、エビデンスが書かれているわけではないので、「それってあなたの感想ですよね」と思うところもあったり無かったり。

    一般に言われているモテ要素を裏付けるような説明が多く、意外さや驚きは少ないかも。ただ、そういうモテ要素をハックしようとするナンパ指南本よりは、誠実な内容だとは言えよう。

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    2024年02月17日
  • 河合隼雄の幸福論

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    幸福とは何か、考えさせらる本です。
    私にとっての幸せは、好きな時に、好きな人と会ったり、好きなことを自由にできることです。

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    2024年01月20日
  • 河合隼雄の幸福論

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    昔から河合隼雄が好きで久しぶりに手に取ってみた。
    何かを掘り下げる内容ではなくエッセイ本。
    現代人は物質面で豊かになった一方で、精神的にはどうなのかという問いかけに対する答えが全体として書かれている。
    プレゼントで嬉しいのは、金額ではなくどこまで心を使ったか。
    子育てで大切なのはどれだけお金をかけたかでも、どれだけ時間をかけたかでもない。
    どれだけ心を使ったかが一番大事。

    人生において地位、名誉、お金、自己実現、いろいろあるが、心を使える人間関係を作ることが人生を豊かにする事かもしれない。

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    2024年01月19日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    進化心理学の学説などを加味した男性向け恋愛アドバイス

    変な恋愛本よりはまともかも。
    特に若い男性は読んでおいた方が良い気もする自己啓発本。

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    2024年01月12日
  • 猫だましい

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    ネコ好きな人たちに「河合隼雄」を知ってもらう手がかり的な本である。なので、心理学な内容は薄く、本の紹介が多い。(30冊ぐらいはある)
    タイトルの「猫だましい」は「猫騙し」だと私は思っていたが「猫魂」である。ネコの変幻自在な行動を見習え!ということなのだろう。

    私は自分の体験からネコが好きではない。それは、親戚の家に遊びに言ったときのことだった。どこかの飼いネコが、まだ動いているネズミを口にくわえて、ムシャムシャと食べているのを見てしまったのだ。
    室内だけで飼っている家猫は、そんなことはしないとは思うが、そういう本能を隠しているのは間違いないだろう。(今どきネズミはいないと思っている人が多いが

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    2024年01月11日
  • 生きるとは、自分の物語をつくること

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    小川洋子さんの本を読んでよかったのでこちらに。

    河合先生の、カウンセリングの話ははっとさせられた。相談や迷いの声を聞くと、わたしは答えらしきものが知りたくて、⚫︎⚫︎ということ?と問うてしまう。もしくは、こう捉えたらいいんだよと解釈を与えてしまう。

    相手に寄り添い、相手の世界の中で話をする態度を自分はとりたいけど、現実的にはそうもいってられないことも。自分の考えのよらないことに、ああそうかとただ受け止めるようになりたいし、まだ自分がわかってないこともあるかもと思っていたいと感じた。

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    2024年01月08日
  • 河合隼雄の幸福論

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    豊かさとは、幸福とは、お金や地位ではない、という書はよくあるが、本書では、これまでの経験で教育的見地から子どもたちの成長を扱った話題が多い。多忙の中でも講演、ディスカッション、読書量とこなすパワーと積極性がすばらしい。2023.11.19

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    2023年11月22日
  • 読む力・聴く力

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    河合隼雄、立花隆、谷川俊太郎の3人による読む、聴くことに関するアンソロジー、講演、鼎談をまとめた本。
    それぞれが短い文量で、かつ、3人分なので、かなりコンパクトな文章になっていて、読みやすいが、若干物足りない気もする。
    ただ、河合隼雄さんと、立花隆さんの寄稿文のあと、谷川俊太郎さんの詩が入ってくるのが新鮮で、詩集を読む時よりも鮮烈に頭に響いた。
    インターネットについては、2005年当時の会話なので、この時から格段に、速さが追求され進化してきた、現代のネット文化が及ぼす影響について、お3人に語らってもらえないことがとても残念だが、河合さんのように何度も繰り返し聴き、立花さんのようにたくさんの本を

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    2023年08月08日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    ネタバレ

    面白い内容です、女性の考え方、感じ方の理由が生物学から考察されており、説得力がありました。自己啓発本というよりは、女性を分析した結果がまとめられている本というイメージで、この本を読んですぐに実践できる。というよりも女性という生き物を理解して、男性がどう振る舞うべきなのか。を、自分で考え、動けるように示唆してくれる本。と、思います。

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    2023年06月29日
  • こころの最終講義

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    「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読んで以来、河合先生の本を読むようになった。

    先生のお話は、軽快なリズムと言葉選びの優しさの中に、深い洞察と、安易に結論しない我慢強さというか、心というものへの敬意が感じられる。そして時には、ドキッとするような表現で、私たちに心との向き合い方を教えてくれる。

    思春期の子と親の関係、特に、男の子と母親の関係についての描写は秀逸。

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    2023年06月28日
  • 影の現象学

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    ユング心理学で語られる無意識構造の中に存在する「シャドウ」、その影の存在にフォーカスした本書。

    影の概要から、それが原因となる病理、そのタイプ・事例、立ち向かい方を記述されている。

    中身は興味深く面白かったが、先生も記述されているように引用が実際の臨床ではなく、過去の文学作品からが多かったのであまり現実との接点が感じられなかったのが少し残念だった。

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    2023年06月04日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    数年前、大学の授業で「ハムレットの幻覚」という論文から示される「実はハムレットが先王殺害犯」説に衝撃を受け、それ以来、シェイクスピアを心理学的に読んでみたかった。
    本書は、日本における臨床心理学、ユング心理学の大家である河合隼雄先生と翻訳家の松岡和子さんの対談形式の作品批評。「~幻覚」ほど斬新で鋭い見方はなく、日本的にほんわかムードで語られていくが、ロミオとジュリエットが青少年の発達心理学的見地、マクベスが臨床心理学的見地、そしてリチャードⅢ世がなんとアドラー理論に合致と教示され、改めてシェイクスピアの才能に驚かされた。これらの根拠は、舞台構成や台詞の中に密かに散りばめられており、素人がボーッ

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    2023年05月22日
  • 母性社会日本の病理

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    ユング心理学に基づいた母性原理と父性原理の説明と対人恐怖について書かれているところが面白い

    母性→
    グレートマザーと同じように慈しみ育てる肯定的な面と、全てを包み呑み込む否定的な面がある。どちらにおいても「我が子であれば全て良い子」といったような、ある「場」において何物も区別しない平等性を持つ。母性原理に基づく倫理観は「場」の中に存在するものの絶対的平等に価値を置き、場の平衡状態の維持に最も高い倫理性を与えるもの。これが「場の倫理」。あるがままで救われる→浄土真宗

    父性→
    切断するという機能にその特性が示される
    主体・客体、善と悪などに分類し、人をその能力や個性に応じて類別する
    規範によっ

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    2023年05月06日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    タイトル通り、知識人がこぞって話したい思う河合隼雄さんに村上春樹さんが会いに行き、対談した様子をおさめた一冊。
    さすが、日々思いを巡らすお二人の会話は、、やはり難しい…。しかしわかる部分も一部あり、また再読するときに更に分かることが増えればいいな。時期的には『ねじまき鳥クロニクル』を書き終えたあたりで、作品についても触れ、さらに地下鉄サリン事件にも話は及ぶ。夫婦の関係性等、様々話は交わされ、いつしかその場にいるような気持ちになった。
    本書1995年時点の二人の未来予想も遠からず近からずだからスゴい…。

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    2023年05月02日
  • 読む力・聴く力

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    有名な人というか、すごい人は、本当に多読家なんだと実感した1冊。すごいなー、たくさん本を読んでいる人に私もなりたいし、でもそれはすごい人になりたいからという目的では勿論なくて、ただの娯楽として楽しみたいね。でも、やっぱり研究になると学ぶために本がある、その学びが私の興味関心だから、やっぱり読むことはやめられませんね

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    2023年04月12日
  • 父親の力 母親の力 「イエ」を出て「家」に帰る

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    約20年前の本なので今の状況と合致していない部分もありそうだが納得できる点も多かった。
    「日本の父親像は地位によって守られてきたもので健全な子育てのために新たな父性を構築し直す必要がある」のはその通りだなと思った。
    また最近はアンガーマネジメントや子供への対応がハウツーとして提示されていることが多いが、そのような対応ばかりしていると子育てから感情がなくなり、子供も親の本当の気持ちが分からなくなるという考えも面白いと感じた。

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    2023年03月19日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    暴力性が必要っていうのはなんかわかる気がする。物理的に相手を殴るとか刺すとかいう意味じゃなくて。暴力的なものから癒やしが得られることってよくあるしなー。感覚的な話が多くて、お二人だから通じ合える内容であるように思うので、正直理解するのは難しかった。

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    2023年03月03日
  • 河合隼雄の幸福論

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    儀式  人が死ぬ。今まで存在していたものが急に無に帰してしまう。いったい人間はどこから来てどこに行くのだ。このような根源的な問いかけに科学は答えを提供してくれない。

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    2023年01月18日