阿刀田高のレビュー一覧

  • 新約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    キリスト教の信者ではないので
    有名どころのエピソードを
    知識的に考察するスタンスは
    とっつき易く読み易かった

    西洋美術を鑑賞するには
    キリスト教の知識があると無いとでは
    楽しめる深みも全然違うので
    こういうエッセイはありがたい

    和田誠 さんの表紙&挿絵も良い
    配色(黒朱紫)が絶妙〜!

    0
    2025年01月29日
  • ギリシア神話を知っていますか

    Posted by ブクログ

     夜空に輝く星座にはギリシャ神話の英雄や神々の物語が宿る。オリオン座の狩人やペルセウス座の冒険譚は人間の欲望や喜びを映し出し時代を超えて共感を呼ぶ。
     一方日本神話の古事記にはアマテラスオオミカミやスサノオノミコトなど八百万の神々の物語が綴られ、また自然と人との調和が語られる。
     異なる文化の神話だがどちらも作り話とせず人間の本質を見つめ直したり歴史として捉えることも大切だと思う。
     古典を読み解き現代に新たな息吹を与える試みは私たちの生き方に問いを投げかける話しと捉えたい。

    0
    2025年01月17日
  • ギリシア神話を知っていますか

    Posted by ブクログ

    Audible
    大昔に読んだ本がオーディオブックに!
    殆ど忘れていたが、覚えていた箇所もあり懐かしい。ギリシャ神話といえば裸。絵画のアンドロメダとかとにかく沢山あるがほぼ全裸。ペルセウスに至っては鎧姿もあるが兜とサンダルしか身につけていない絵も多い。ルネッサンス期の皆さんに古代ギリシャはどう思われていたんだ…古代ギリシャすごいナー
    本書が昭和の親父のエロトークのノリなのも頷ける。
    演劇、芸術、映画と話しがどんどん横道にそれながらもちゃんとギリシャ神話の解説になってるのはさすが。
    そしてギリシャ神話の西洋に与えた影響に驚く。
    シュリーマンの話しも良かったし、モリエール、ラシーヌの演劇やジャン・ジ

    0
    2025年01月09日
  • 旧約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    ★★★ 読めてよかった

    小説家である著者が、旧約聖書を分かりやすく解説してくれる入門書。構成は聖書とは異なり、とっつきやすい話から展開されている。著者の軽妙な語り口も相俟って、非常に読みやすかった。

    なんというか、理不尽極まりない胸糞話が多かった。神はかなり人を選り好みし、気に入った人なら多少の無礼をはたらいても不問だが、気に入らない者はどれだけ神に尽くしても決して報われることがない。私は神の態度にうんざりしてしまった。しかし神を言葉の通じるキャラクターではなく、自然災害の類だと考えると多少納得のできる部分はあった。いつか海軍の方が『シュガークッキー』という話をしていた。訓練生は制服を『完

    0
    2024年11月20日
  • 奇妙におかしい話 どきどき編

    Posted by ブクログ

    一般の方々からの応募による作品集。

    いろんな年代の、いろんな場所にお住まいの方々から語られるエピソードはどのお話も興味深く、人の暮らしのユニークさにふれ、最後まで楽しく読みました。

    0
    2024年09月30日
  • 旧約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    以前から、聖書の概要について知りたいと思い、入門書なるものを数冊手に取ってみたが、長続きせずあきらめかけていた。「シャガール展」にてこの本が売られており、この本ならもしかしたら、と思い読んでみた。平成3年に書かれたもので、表現など古めかしさは感じるものの、比較的読みやすく、今までで一番ためになったのではないかと思う。それにしても聖書は難解である。

    0
    2024年09月24日
  • 旧約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    タイトルで「いいえ」と答えた人に買って欲しい旧約聖書の紹介本

    旧約聖書って難しいし、日本人には全く馴染みないから理解できないって思うかもしれませんが全くその通りです。作者の阿刀田高さんもそれを認めて仰られています。しかし話を聞く限り実は世界史の授業で習っていたり、あれこれってディズニーだったりおとぎ話なんかになかったっけ、そういえばシェイクスピアとか劇にも似たような話あるよなって気づくところが多い気がします。
    それもそのはずまさに原点といえばこれ、旧約聖書なんじゃないかって呼んでいて気がつくと思います。だからこそまさに「旧約聖書を知っていますか」とはあなたの身近にあることに気づいていますか?

    0
    2024年09月24日
  • 知的創造の作法

    Posted by ブクログ

    40年以上前にナポレオン狂を読んでから、ブラックユーモアや「知っていますか」シリーズなど、いくつか読んできたので、著者が大切にしてきたことなどがすんなりと入ってきた。
    ■臨界というのは決定的な情況よりまだほんの少し手前のような気がしてしまうのだ。臨海、臨月、臨床...臨界も限界に近づいているが化学反応にまだ余裕があるような気がしてならない。でも臨界はもう事故そのものなのである。
    →同感。これに限らず、名前と中身が一致していないものが時々ある。最近いくつかの本を読んで、それを感じた。
    ■ユーモアは笑いを生むことも多いが、それは副産物であり、本当の価値は日常の中でべつな見方をすること、そういう脳味

    0
    2024年05月20日
  • マッチ箱の人生

    Posted by ブクログ

    浮気(今なら不倫だね)、教育ママ、押売り消火器、黒電話……昭和の世相を反映させたショートショート13編。懐かしくは感じるが、著者お得意のブラックジョークはおとなしめ。解説は著者の弟子の女流作家。その解説の中で「この短編集は…『女は怖い』というのがテーマ…」と書かれていたが、読み終わるまでそのことに思い至らず。最後の「熱病」が好みかな。自分の願望をたった一度だけ叶えてくれる異世界のお話で、最初は息子、次に自分(夫)、最後に妻がそれぞれ異世界を経験して、なんとなく雰囲気が変わる結末が良かった。

    0
    2024年05月01日
  • 赤い追憶 阿刀田高傑作短編集 ミステリー

    Posted by ブクログ

    昔、おそらくまだ学生だった頃阿刀田さんの本に出会って、それまで読んでいた星新一のものとは一味ちがう短編にハマっていた。まだまだそんなに人生経験だってしていなかったのだから、何がそんなに面白かったのか?
    今この本を読んで、読みやすいのだけれど、そしてもうそれなりに酸いも甘いも味わってきただろうに、まだよくわからないような…
    中では「初詣で」が好きだったけど、阿刀田さんが意図したものを読み取れてはいないだろうな。

    0
    2023年11月28日
  • ギリシア神話を知っていますか

    Posted by ブクログ

    軽快な阿刀田節でギリシア神話の中でも比較的有名だったり派手だったりする話を楽しみながら知ることができる。前半バラバラと進んでいき全体像が想像しにくいなと思っていたけど、まぁギリシア神話ってごちゃっとしてるし、後半まで進んでいくと不思議と登場した英雄たちや神々の性格や関係性がなんとなく頭の中に思い浮かぶようになっている。阿刀田高さんの古典シリーズ、次はどれにしようかなー

    0
    2023年09月05日
  • 青い罠 阿刀田高傑作短編集 ブラックユーモア

    Posted by ブクログ

    面白い事は面白い。
    だが、古臭い感じもする。
    現代の世相の方が世知辛くて過酷なせいもあろうか。
    オチが読める作品もあったのは残念。
    大学時代にハマっていて、期待値が大き過ぎたか。

    0
    2023年09月02日
  • コーランを知っていますか

    Posted by ブクログ

    イスラム教について勉強になりました。こういう本を書くだけでもいろいろ気にしないといけない感じが伝わってきました。

    0
    2023年08月22日
  • コーランを知っていますか

    Posted by ブクログ

    再読。宗教を語ることの難しさ、特にイスラム教のコーランについて。その中でコーランというのがどういった経緯でできあがって、イスラム教徒にとってどういったものかを軽快なエッセイでその雰囲気を教えてくれる。

    0
    2023年08月19日
  • 新約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    旧約聖書に引き続き

    旧約聖書よりは知っていることも多かったが、聖書やイエスの立ち位置がよりしっかり理解できた。 
    イエスの復活を奇跡ではなく、推理してしまうなど、なかなか大胆なことをしているが、
    信仰を持たないものにとってはとても理解しやすい内容だった。
    欲を言えば、映画やドラマでよく引用されるヨハネの黙示録はもう少し解説が欲しかった。

    0
    2023年08月07日
  • 本からはじまる物語

    Posted by ブクログ

    18人の作家による本にまつわるアンソロジー。
    市川拓司さん「さよならのかわりに」が面白かった。梨木香歩さん「本棚にならぶ」は勝手なイメージでほんわかした話かと思ったらなかなかに怖かった。どの作家さんの話からも本好きな気持ちが溢れ出ているように感じた。

    0
    2023年05月08日
  • 新装版 食べられた男

    Posted by ブクログ

    阿刀田高のショート・ショート作品集『新装版 食べられた男』を読みました。
    ここのところ国内の作家のミステリ作品が続いています。

    -----story-------------
    洗練のユーモアと底なしの恐怖の融合!
    傑作ショートショート集

    親友のS君が、ゾッとするほどの美人と結婚した。
    そして1ヵ月、S君の足に、最初の変化が現れた――。
    どこにでもいそうな人、いつでも起こりそうな出来事、そんな日常の風景が少しだけ捻れた時、静かに恐怖が忍び寄る。
    表題作「食べられた男」を始め、洗練された恐怖とユーモアのショートショート全41編。
    -----------------------

    1979年(昭

    0
    2023年04月17日
  • 怪しくて妖しくて

    Posted by ブクログ

    「花の命」の、花は散るために咲く、散ることが尊い。散るからこそ咲いているときがすばらしい、とはよく言うけど本当にそうだと思う。考えるととても切なくなる。
    人間だけが死を考えて思案を深くしてきた。
    この本の物語も死に直面して思案している話が多い。
    「くちなしの便り」のくちなしがどんな花か知らないが、死ぬときは花の便りを送るというのだから、個性的な強い匂いなのだろうか。
    「夜の忘れな箸」は脆く儚い恋に死が絡む。二人の出会いのシチュエーションが違っていたら、恋が深まり愛になっていたかもしれない。

    0
    2023年02月11日
  • 本からはじまる物語

    Posted by ブクログ

    本に纏わるアンソロジー。
    お馴染みの作家さんは、なるほど作家さんらしいお話だし、はじめての作家さんの話はなかなか新鮮だ。

    梨木香歩さんの「本棚にならぶ」がとても衝撃的で印象が強かった。なんだか、私もこんな風になっていく気がしないでもないと。怖いよりもなぜか納得してしまうのだ。

    0
    2022年12月25日
  • 恋する「小倉百人一首」

    Posted by ブクログ

    さすが阿刀田高さん。
    素晴らしい、とされている歌も、「あまり良くない」とバッサリ。
    たしかに。
    私は歌の良し悪しはわからないけれど。
    掛詞とかイロイロある平安時代の歌はわかりにくい。

    0
    2022年12月13日