阿刀田高のレビュー一覧

  • 本からはじまる物語

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    ネタバレ

    本、もしくは本屋さんにまつわるショートショート。
    いろんな作家さんたち集結。
    でも、やっぱり好みの作家さんのしか読めなかったわ。

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    2022年04月29日
  • 本からはじまる物語

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    本にまつわるショートショート18編。半分以上がファンタジー系。当然というか、本屋が舞台の話が多い。隙間時間にちょうどよかった。

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    2022年04月12日
  • おいしい命 阿刀田高傑作短編集 ブラックユーモア&男と女

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    初めての阿刀田高さんの短篇集。
    本書は完全に大人向けの作品集だと思いました。
    どれだけこの人の作品を楽しめるのか、試されているような。
    「赤道奇談」ではサマセット・モームの名前が幾度となく、それでいて非常にさりげなく出てくるのですが、その「雨」を知っているのといないのとでは解釈がかなり違ってくると感じたし、他の作品ではラストにはっとするものや、なんとなくもやもやするもの、あとからじわじわくるものなど、どれも非常に読みやすく入り込みやすいのに、果てしない奥深さがありました。
    原田マハさんのあとがきによると、読者に気づかれないほどさりげなく、研ぎ澄まされた文学的見識とセンスが散りばめられているらし

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    2022年04月08日
  • 地下水路の夜(新潮文庫)

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    ネタバレ

    小さな出来事から、そういえば…と過去に思いを巡らせると思い出すのが本作の著者。生活で心が鈍化してる時に読むと、じわじわ気持ちが戻ってくる。 表題作「地下水路の夜」で揶揄される雄弁家のように、感情で煽る声が大きく取り上げられることが多い昨今。言葉、理性をと警鐘を鳴らす「言葉の力」を私も信じている。

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    2022年01月03日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    ギリシャ神話をザックリ知りたくて読みました。

    概要とまでは行かないけど、メジャーな部分に触れる事ができます。

    ギリシャ神話の神々はとても人間らしいです。
    神感があんまり無いです。

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    2021年12月26日
  • 影まつり

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    ネタバレ

    購入詳細不明。
    2024/7/27〜7/29

    阿刀田さんらしい、一捻り効いた短編が12作品。阿刀田作品とは「ナポレオン狂」をリアルタイムで読んで以来だけど、いわゆる阿刀田作品的な作品を書く作家さんは阿刀田さん以降いないのではないか。One & Onlyな作家さんだと思う。

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    2024年07月29日
  • 新約聖書を知っていますか

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    新約聖書のあらすじを知りたくて読んでみた。

    結果はあらすじを知るだけでも結構大変な作業だと分かった。

    聖書は西暦300年ごろカルタ語で聖典として制定されたとの事を知り意外に感じた。
    てっきりキリストがすぐに作ったものだと思っていた。

    旧約聖書と違って物語として説明しづらいので旧約聖書の方が分かりやすかった。

    学びとしては黙示の意味や新約聖書と旧約聖書の約の意味。使徒って何?そもそもどこの国のお話?等々基礎的なことを学ぶ事ができて良かった。

    私の様に教養に乏しい者の助けとなる本であると思う。

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    2021年12月13日
  • 新約聖書を知っていますか

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    知識として知らない事を知るのは実に面白い。
    読んだところでクリスチャンでもない私には聖書の全貌を知るのは到底無理な事なんだが、軽く表面をなぞる程度にはわかった気になれる本。

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    2021年10月25日
  • 怪しくて妖しくて

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    最後に、ヒッってなる短編。笑笑

    ヒッってなるから。

    そう、読んだらわかる。ヒッの意味。

    どんでん返しっちゃーどんでん返しなんだけど、とにかくヒッってなる。笑笑
    これ、ヒッってなりたい人おすすめ。

    いや、言ってる意味わからなくても、読んだらわかるから。
    ヒッが。

    ヒッってなんのさぁ。

    なんていうのかなぁ。

    ヒッ

    なんだよねぇ。笑笑

    いや。わかる、これで絶対わかる。

    読んで欲しい。

    ヒッ 体験。連発です。笑笑

    わたしは3章あたりからヒッの準備しながら読んだょ。笑笑

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    2021年10月11日
  • 私が作家になった理由

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    自身の作家への道のりと作家として身を立ててからの思索を綴ったエッセイ。

    非常に好きな作家さんで、著者の作品は小説もエッセイも好んで読んでいるけどエッセイは90年代に書かれたものまでが多く、本作で直近の思索に触れることが出来て良かった。

    内容自体は過去の著作にも記されている事柄も多く新鮮な印象は若干薄いが、新しい著書に触れる事ができるだけでも満足を感じる。
    新刊が出ると必ず読むことにしている、数少ない作家のひとり。

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    2021年08月05日
  • ナポレオン狂

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    ブックチューバーのベルちゃんが最近同作家の「冷蔵庫より愛をこめて」を読んで面白かったと言っていたので、私もどれかを読んでみようと思って手にとりました。「ナポレオン狂」というタイトルは聞いた事があったので、まずはこれを読む事に。

    全体的な印象はダークですね。おまけに女性の描かれ方がちょっと古いのもありました。ま、昔に書かれた本だし、それは仕方がないんですけど。
    オチにつながるまでの持って行き方というか、描き方というかが上手い!と感じました。オチは強いのも弱いのもあった気がするけど。

    全部読み終わって、頭に残っているのは、表題作の「ナポレオン狂」と「甲虫の遁走曲」と「縄―編集者への手紙―」

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    2021年05月05日
  • ナポレオン狂

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    昭和61年7月1日 第7刷 再読
    20代の頃通勤で阿刀田高さんの文庫に大変お世話になりました。ショートの先人ですよねー。

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    2021年04月17日
  • 旧約聖書を知っていますか

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    フィクションかノンフィクションかは物議を醸し出すところだと思いますが、聖書は全世界で多くの人々に影響を与えている物語です。

    日本人にはあまり馴染みがないだけに、
    読んでみて興味を持ちました。

    それにしても聖書は、明確な意思や主張があるものなのだなぁ。善悪を別にして、絶対的な価値観があるというのは怖いことです。

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    2021年03月30日
  • 幻の舟

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     織田信長が狩野永徳に描かせたという「安土城屏風」。その屏風には妖気が宿っているという不吉な噂が付き纏っていた。
     美しいものには魔性が宿っているというのは割とよく聞く話ではある。いわく付きというかなんというか。それが分かっていながらも、つい追い求めてしまうのが人間の性の悲しいところでもある。本作はそうしたところに端を発した伝奇小説である。
     歴史ものを題材としているが、そこまで難しい話題ではなく、文章も平易なため非常に読みやすい。ページ数も200ページ強なので、一気の読めてしまう。

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    2021年03月22日
  • 獅子王アレクサンドロス

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    面白かったけど、長かった!ほぼ戦いの人生なので、ほぼ戦いの話だった。こんな風に若くして死んじゃうならなんのためにインドの近くまで征服しに行ったのか、、、無念だったろうな。天才、あるいは、神の子だと思った

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    2021年03月06日
  • 新約聖書を知っていますか

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    「旧約聖書を知っていますか」に比べると少し読むのに苦労した
    著者も途中で断念しようと思ったことがあると書いてあった
    旧約聖書は歴史的な部分があるから物語で語りやすく、新約聖書は信仰(イエスがいかに偉大であったか)に関する部分が大半だそうで
    自ずと原典を引用することが多くなってしまったのでしょう

    それでも著者の綴って物語る力みたいなものをすごく感じました。

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    2021年02月20日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    著者の「知っていますか」シリーズの一つ。ギリシャの神は人間に近く、怪物が登場するところなぞ、日本の神話に似てるところもある。神の名は、ローマ系の読みとギリシャ系の読みがあり、聞いたことのある名前もあるが、覚えづらい。著者が言うように若いうちに齧っておいた方が良いみたい。2021.1.2

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    2021年01月02日
  • 老いてこそユーモア

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    だじゃれが多く、現代には少し?な話も多いがユーモアで人生を生きていくという王道な考えには賛同出来る。
    ・地球を生き延びて来た人間に何故しっぽが無いか?⇒擦り切れる程上司に尻尾を振ってきたから。
    使えるネタ
    ・定年後の状態 サンデー毎日、全日空
    ・カープが優勝出来なかったのは、俺のせい
    ・生きていて良かった
    ・人生で2番目に嬉しい

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    2020年12月19日
  • 魚の小骨

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    阿刀田氏の短編集を読んでいるが、古本市でエッセイを見つけたので持ち帰ってみた。
    内容は、本当に短い、多岐にわたる内容のエッセイ。ただ、私がこれまで読んできたエッセイと比べて格別面白くはない。エッセイは「オチ」が必要なものではないが、にしてもあっさりしたものが多く「へぇ」で終わってしまう、まさに魚の小骨的小物な小品が多い印象。
    途中、男女の恋愛の話は「わかるわかる」と思わせる面白さもあったが、全体的にサラサラと読めてしまう軽い印象のエッセイだった。

    ミステリ短編の方がいいな。

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    2020年11月19日
  • やさしいダンテ<神曲>

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    分かりやすくて、マンガを読んでいるような感覚。こういうので終わらせずに、原作もあわせて読むのは必須、、

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    2020年11月01日