阿刀田高のレビュー一覧

  • 赤い追憶 阿刀田高傑作短編集 ミステリー

    Posted by ブクログ

    傑作短編集ということで、既読作品ばかりなのだけど、やっぱり阿刀田作品はいい。
    こういう、日常の隣りにあるちょっとした怖さとか、ぞくっとする感じに没入。
    ま、「爪のあと」の男性は、つらっと何してやがるって感じで好きになれないけど。こいつが痛い目に合うオチがほしkったw

    0
    2021年12月01日
  • コーランを知っていますか

    Posted by ブクログ

    阿刀田高のこのシリーズは好んで読むが、その中でも特に面白かった。逆説的だが、コーラン自体が面白くないからだと思う。
    細かい、くどい、権威主義的?、ムハンマドに都合良過ぎ!、という感じ。旧約聖書や新訳聖書、ギリシャ神話や古事記の方が物語性に富んでいて遥かに面白い。コーランに遺族の相続割合について記載されているとは夢にも思わなかった。
    しかしその分「コーランってこんなに詰まんないの!?」という面白さがあった。
    聖書に比べて全く馴染みがないし、罷り間違ってもいきなりコーランを読むことはないだろうから、これを読むと良いと思う。コーランにモーセやイエスは結構出て来るので、聖書の前知識はあった方が良い。

    0
    2021年11月16日
  • 旧約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    0 なんで読んだの?
     (1) 漫画とかによく出てくる旧約聖書とはどんな内
      容か知りたかった。
    (2) 旧約聖書のあらすじ
    (3) 旧約聖書ってこんな事が書いてるらしいと世間
      話ができる状態

    1 どんな本?
      旧約聖書のダイジェスト的な本で読み易くする工
     夫として砕けた表現や著者の見解等を交え面白くし
     ている。入門書としては最適だと思う。

    2 構 成
    全12話構成になっており、著者の工夫でわかり易
     く面白くする為旧約聖書とは違う順番になってい
     て、1話でアブラハムが神の言葉でカナンを目指す
     話しからスタートし12話で旧約聖

    0
    2021年11月03日
  • ナポレオン狂

    Posted by ブクログ

    ちょっと不気味な話を集めた短編集(怖くないものもある)。解説にあるように、正面からはっきり描かないからこそ恐怖は際立つのだろう。

    0
    2021年09月10日
  • ギリシア神話を知っていますか

    Posted by ブクログ

    「やさしいダンテ」に続いて阿刀田氏
    そもそもはこちらをずっと読みたいと思っていたのであった
    「やさしいダンテ」同様大変読みやすくお気に入り
    冗長的で退屈な部分を一切省いた「おいしいところどり」してある

    さて、「ギリシア神話を知っていますか?」…
    なんとなく知っているものもあるし、あれ?これってギリシャ神話の話なんだというものも
    映画になっていたり、無意識に我々の世界に存在しているような気がする
    しかし腰を据えてきちんと知識を得たいと思っていたので、この本が丁度良い気がしたのだ
    (実際初心者には最高に丁度良かった)

    阿刀田氏の分類によると、ギリシア神話は、以下の5つの分類される。

    1.オリ

    0
    2021年06月25日
  • 旧約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    軽妙な語り口のエッセイとして純粋に面白かった。
    桃太郎の「お腰につけた吉備団子くださいなっ」のような呑気なノリで旧約聖書が引用(?)される。
    和田誠のイラストも合っている。

    聖書についてクリスチャンが神学的に説明するより、素人が素人に説明する方が案外理解が深まるものだ。それが表面的な理解であっても、全く無知よりましだし、大枠を掴む第一歩としては十分だと思う。

    0
    2022年08月25日
  • やさしいダンテ<神曲>

    Posted by ブクログ

    ダンテ「神曲」
    気になっているが、読めない自信満々…
    いつか……も無理な気がする
    というわけで、世の中の自分のような人たちのために阿刀田氏がこういう書を提供してくださるのだ!

    我々を飽きさせないように、こちらの立ち位置に合わせてくださるところが何とも申し訳なくなってしまうほど!
    ん?と思うとすかさず、「わかりにくいと思うが、ここは……」と解説が入る
    さほど重要ではないと軽く流して下さり、細かい説明は「省略しよう」、「先を急ごう」など
    先導して下さる
    腑に落ちないところにはもちろんツッコミも入れて下さるし、親切この上ない

    このやさしいダンテをさらに噛み砕いて備忘録にしてみたい(二度と読まない

    0
    2021年06月13日
  • 甘い闇 阿刀田高傑作短編集 男と女

    Posted by ブクログ

    男女にまつわる短編集。
    「靴の行方」がゾッとして面白かった。

    傑作短編集は合本になっているものを電子書籍で読んできたけれど、これが最後。12時間も楽しめた。いい買い物だったなぁ。

    0
    2021年05月16日
  • 白い魔術師 阿刀田高傑作短編集 ペダンティズム

    Posted by ブクログ

    学生の頃ハマっていた阿刀田高を久しぶりに読んでみたくなった。

    阿刀田高の作品は久しぶりだが、やはり面白い。
    だいぶ前に書かれたものだが、今読んでも洒落てるし、少し怖さもあり、ワクワクもする。

    オチを忘れた頃にまた読んでみたい。

    0
    2021年04月19日
  • 旧約聖書を知っていますか

    Posted by ブクログ

    アブラハムはシケム、ヘブロンに拠点
    ヤコブの夢 ベテル(神の家)
    レビレート婚
    安息日のエレベーター
    ジャンセニスム(ヤンセン主義)

    0
    2021年03月17日
  • 冷蔵庫より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    阿刀田さんの初期の作品ということで読んでみました。
    クセになる感じ。もっと読みたい!
    ギリシャ神話の話など著者の世界観が出ていたなと思います。

    特に面白かったのは
    「冷蔵庫より愛をこめて」オチが予想できなかった。なるほど!!
    「あやかしの樹」気持ち悪いけどオチは最高
    「わたし食べる人」
    「歌を忘れない鸚鵡」切ない
    「最後の配達人」

    0
    2021年01月25日
  • 青い罠 阿刀田高傑作短編集 ブラックユーモア

    Posted by ブクログ

    隣の女      凶事
    ギャンブル狂夫人 干魚と漏電
    噓つき      危険な絵本
    猫を飼う女   女に向かない仕事
    当たらぬも八卦 ホームタウン  
    運のいい男

    ブラックユーモアとどんでん返しがテーマの短編集。これまでの中で「ワクワクする」作品が多かった。特に「隣の女」と「干魚と漏電」は、最後の数行になるほどと、ニヤリとしてしまった。

    0
    2021年02月02日
  • ギリシア神話を知っていますか

    Posted by ブクログ

    洋画を結構見るのですが、ギリシア神話の素養がないと分からないことも多く、少しでも知識がつけばと手にとってみました。

    エッセイ的な感じもあり、とても読みやすくて面白かったです!
    これを入門書として是非他の本も読んでみたい。

    早速、(今更)見てたSATCの台詞にギリシア神話由来のものが出てきて、それが分かったのが嬉しかった!

    0
    2021年01月03日
  • コーランを知っていますか

    Posted by ブクログ

    現代は日本であってもムスリムの人々と無縁ではないが、彼らの行動を理解するときにやはりコーランの教えの基礎を知っておくべきだろう。イスラムの文化の根底を支えるコーランについて手軽に解説した本が少ない中、格好の入門書だと思う。キリスト教やユダヤ教との「縁戚関係」をしっかり解説してくれたので分かりやすかった。

    0
    2020年12月03日
  • ナポレオン狂

    Posted by ブクログ

    筒井康隆著『将軍が目醒めた時』と混同して記憶していた表題作。ナポレオンに関することなら何でも集める蒐集家と、ナポレオンに激似の男が出会ったら……。本作も含め、結末にどんでん返しが用意された短編集。「捩れた夜」がSFっぽくて好みの作品だった。巻末の作品初出を見ると、多くの男性に読まれた小説誌。濡れ場が多いのも納得。

    0
    2020年11月11日
  • 冷蔵庫より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    奥付は昭和58年第6刷。筒井康隆とともに著者の作品を高校生の頃に読んだ。あの頃の自分は短編を好んで読んでいた、というより好きな作家の作品に短編が多かったのだろう。そしてブラックユーモアを好きになるきっかけにもなった。本書の作品は、すべてが戦慄の結末で落とされている。「幸福通信」「最後の配達人」が印象深い。

    0
    2020年11月08日
  • 白い魔術師 阿刀田高傑作短編集 ペダンティズム

    Posted by ブクログ


    幸福通信/あやかしの声/他人同士/紅白梅の女/ゴルフ事始め/サン・ジェルマン伯爵考/ロマンチック街道/白猫アントワネット/分布曲線/慶州奇談/自作解説

    「特別な知識を披露する」をテーマにした短編集。

    本、絵画、スポーツ、歴史と幅広い分野の知識を活かして描かれているが、どれも絶妙にブラック。それぞれ30ページ前後で読みやすい。

    印象に残ったのは、神様に願い事をする「他人同士」、サンジェルマンとアントワネットの話。幻想的なストーリーから、オチるのがいい。

    0
    2020年12月08日
  • ギリシア神話を知っていますか

    Posted by ブクログ

    入門書として最適 阿刀田シリーズの「知っていますか」シリーズの中でも、ギリシャ神話の性質なのか、神々が人間的でとても面白く、あっという間に読み終えた。
    読み終えた後、もっとギリシャ神話を知りたいと思い、他のギリシャ神話の本に手がいくほど魅力的であり、ギリシャ入門書としては良いのではないか。

    0
    2026年04月18日
  • 黒い回廊 阿刀田高傑作短編集 ホラー

    Posted by ブクログ

    菊の香り 冷たい関係 無邪気な女
    夜のアスパラガス ちらし鮨 真夜中の料理人
    赤い音屋上風景 心の旅路
    妖虫 西瓜流し 恐怖の研究

    さすが傑作短編集だけあって、ハズレなし。今回はホラー系の短編集。「夜のアスパラガス」や「西瓜流し」はなんとなくオチが読めてしまったが。
    「屋上風景」は意外性ではなく飛び降り自殺者の些細な思いの拾い方が怖くてゾッとした。
    「ちらし寿司」はラストシーンが予想外でニヤリとしてしまった。なるほど。

    「恐怖の研究」にある通り、人はやっぱり、優れた「怖い描写」より「想像させられる怖さ」の方がグッと来るんだなぁ。

    0
    2020年10月31日
  • イソップを知っていますか

    Posted by ブクログ

    テンポよく読めました 絵本などで読んでも、なぜその教訓になるのかイマイチ掴めないものも多いイソップ物語ですが、阿刀田さんらしい、面白く、わかりやすい解釈をいれてあり、かつそれが長すぎず、丁度よい分量でスラスラ読めました。

    0
    2026年04月18日