阿刀田高のレビュー一覧

  • 源氏物語を知っていますか

    購入済み

    分かりやすい

    阿刀田高の「・・・を知っていますか」は、分かりやすく、面白い。「源氏物語を・・」も同じ。

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    2018年04月10日
  • シェイクスピアを楽しむために

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    シェイクスピアの入門書であり、内容は11の戯曲の紹介、考察である。
    時代背景や戯曲と小説の違い、作品の評価等々、初心者にも理解しやすく内容はとても充実していて、楽しめる。
    特に、現代の日本人である我々には理解しがたいシーンや場面展開についての解説、フォローは白眉。
    観劇の機会ははなかなかないので、映画化されているものを観ることで、よりシェイクスピアの作品を楽しみたい。

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    2018年01月26日
  • 新約聖書を知っていますか

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    『旧約聖書を知っていますか』に続く、イージーモード教典シリーズ第2弾。良くも悪くも超人的イメージがついてまわるイエス・キリストに対し、彼を「人間」として捉え、その心理をさぐる解釈が面白かった。

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    2018年01月08日
  • 恋する「小倉百人一首」

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    名前と中の歌のいくつかは知ってるけど、内容をそんなに深くは知らない人??つまるところ私なのだが??向けに、『小倉百人一首』を読み解き、その内容を語る書。小さいころから百人一首に親しんでいたという著者だけにその語り口は、まさしく立て板に水といった感じで、実に軽やか。そうそう、当時の詠み手にとってはゲームの類であったわけだから、現代の私達が読み解くにあたっても、軽く遊びの感覚で触れればよいのだ。難しいことなぞ、なんにもない。

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    2018年01月08日
  • 源氏物語を知っていますか

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    全体のストーリーがわかった。
    大長篇作品なのに(源氏亡き後の一部分を除いて)ほとんど辻褄が合っているストーリー展開に恐れ入りました。

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    2017年09月27日
  • 新約聖書を知っていますか

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    あくまで無信仰という立場から史実に基づいたイエスとその生涯に関する推察が述べられていて知識蓄積と面白さの両方を揃えた素晴らしい本だった。信仰を持たない人でないと読めないほどのポップさである。
    これで読んだ内容は決して親交の深い人には話せないな。。。

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    2017年08月31日
  • イソップを知っていますか

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    久しぶりに「知っていますか」シリーズを読む。イソップ寓話のいくつかは子ども頃に親しんでいたが、そのイソップが紀元前の生没年も不確かな遥か昔の人だったとは知らなかった。本書は日本語訳として伝わる本を底本として書かれているので、原典との違いが宗教的、民俗的な影響を受けている様子も解説されていて楽しめる。そして採録された動物に因んだ話、ギリシャ神話の話など脱線話も良い。

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    2017年08月26日
  • コーランを知っていますか

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    9.11(2001年)の直後に執筆された連載を文庫化。ただし本書は純粋にコーランとイスラム教の理解を主眼として書かれた「知っていますか」シリーズのエッセイだ。砂漠の民の思想から生まれたと思われるイスラム教は、多神教や偶像崇拝を排斥し、必要とあれば対立する部族や同族を攻撃するという、現代の常識では測りきれない考えを有している。それは現在の宗教対立やイスラム過激派の行動の原因になっているとも感じる。ユダヤ教、キリスト教の経典を下敷きにした新興宗教と言ったら不敬に当たってしまうか……

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    2017年08月23日
  • 新約聖書を知っていますか

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    『旧約聖書を知っていますか』に続いて読みました。
    いや、今更ながら、勉強になりました、この2冊。聖書についておおよそでも知っていないと、西洋…なかんずくイタリア絵画や彫刻などを観ても何が描かれているのか分かりませんからね…もっと早くに聖書の基本中の基本知識…初歩知識くらいは当然にインプットしておくべきでした。

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    2017年07月30日
  • 古書店のオヤジが教える 絶対面白い世界の名著70冊

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    紀元前から20世紀まで、東西古典70冊のダイジェストです。
    一冊の紹介が4頁程度で、飽きることなく要約が頭に入ります。
    古典や童話のダイジェストは多々ありますが、硬派な名著に対しても面白みを滲ませる一冊。

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    2017年03月22日
  • 妖しい関係

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    阿刀田ぶしにどっぷりはまって楽しめる。
    日常の隣の妖しくて怪しい関係がつまった1冊。
    一般書で子供の頃から読んでいた作家さんの1人。
    ジュブナイルから星新一さん、そして阿刀田さんが一般書のスタートだから。
    間隔をあけても、ああ、そうそう、これが阿刀田さんだ、とその世界にあっという間に帰って行ける。

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    2017年02月20日
  • やさしいダンテ<神曲>

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     ダンテの神曲を読んだことがある日本人ってどれほどいるの? 

     月に1冊以上本を読む日本人は50%くらいでしょ? 10冊以上読む人にいたっては数%しかいないらしい。なんでわざわざあんな分厚い本を読むのさ。


     と、言い訳をしたところで、そういえばこんな本があったなあ、と積ん読本の中から発掘した本。
    ダン・ブラウンの『インフェルノ』を読む前に、ダンテの神曲のエッセンスだけでも知っておいたほうがいいかと思って読んだ。先に言っちゃうと、神曲を読んでなくてもインフェルノの内容理解にはほとんど困らない。


     以下、馬鹿のたわ言とご理解のうえお読みください。


     ぶっちゃけると、キリストを信じてい

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    2017年08月15日
  • ナポレオン狂

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    久しぶりに恐怖で鳥肌が立ちました!
    グロに頼らず、純粋な恐怖で攻めてくるのがすごく好き。
    中でも代表作の「ナポレオン狂」は一作目で心の準備ができてないという事もあってか読み終わった瞬間にゾワゾワ〜と背中がざわつきました。

    後から考えれば考えるほど恐怖を感じる作品もあったり、考えさせられる作品もあったり…
    全編通して楽しめました。

    「後は読者の想像におまかせ」がこれほど怖いとは…

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    2016年08月22日
  • 恋する「小倉百人一首」

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    阿刀田高氏が「小倉百人一首」を解説した一冊。
    下ネタもあったものの、結構楽しく読めました。
    解釈が楽しく、肩肘張らずに入れたのでコレクションに
    したいですね。

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    2016年05月19日
  • ナポレオン狂

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    ネタバレ

    高校生の時に読んで以来、懐かしさのあまり再読。全然内容は覚えていませんでしたが、流石の切れ味!これこれ、とゾクゾクする切れ味を堪能しました。来訪者は特にいいですね!

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    2016年04月01日
  • 楽しい古事記

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    2年前に読んでいるんです。再読。読書会の課題図書。

    前に読んだ時も面白かったのですが、再読しても面白かったです(笑)。
    そして、改めて、「読んだはずなのに、ほぼ忘れている」ことに衝撃。
    ヒトは、忘れる生き物ですねえ。
    だから素敵なこともいっぱいあるんですが。

    ●とにかく、「ああ、この神社、この旧跡、行ってみたいなあ」という想いが。空腹時に素敵なグルメエッセイを読んだ気分(笑)。
    (もともと、寺社巡りが好きだ、などという趣味があるからなんですけれど)

    ●あらためて、イザナギ・イザナミからスサノオ、オオクニヌシのあたりまでの、なんともワイルドで壮絶な物語性に目が眩みます。
     これが、古事記成

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    2016年02月11日
  • 待っている男

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    星新一死後の第一人者的存在って言われてるだけある、待っている男紙の女藁の人形ありふれた誘拐が好きだった。

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    2015年11月15日
  • 短編小説のレシピ

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    とても参考になった。

    いろんな本が紹介されていて、物語を作る上での手法が紹介されている。

    たくさんの短編を書いている阿刀田高だからこその説得力もある。

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    2015年08月06日
  • 楽しい古事記

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    いやー、面白かった。古事記を面白く分かりやすく解説する本です。解説というと堅苦しいので、古事記を紹介してくれる本です。古事記に登場する神様や天皇ゆかりの地を筆者が訪れた時のことも紹介されており、一種の旅行記としても読める。

    実は、これを読んでからというものの、ゆかりの地に行きたくて仕方がない。奈良とかに行ってみようかと思う。実家近くにもヤマトタケルゆかりの地があるので、そこにも行ってみたいなと思っている。

    この本を読めばきっと出かけたくなるでしょう。ああ、九州にも行きたいな。

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    2015年07月03日
  • 楽しい古事記

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    古事記のあらすじ部分は平易であるだけでなく、エッセイならではの筆者の思考や感性も散りばめられていて共感できるので、とても面白く読めた。所々挿入してある紀行文(?)がまた興味深いのでもう少しあれぼもっと奥深くなったかな。

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    2014年08月20日