阿刀田高のレビュー一覧

  • ローマとギリシャの英雄たち 〈栄華篇〉―プルタークの物語―

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    ★★★★ 何度も読みたい

    アレクサンドロスやカエサルなど、アテネが没落しローマが台頭し始めたあたりの年代の人々の紹介。前篇とは異なり、神話の要素がほとんどなくなったので読みやすかった。

    アレクサンドロスの人心掌握術や強引さをカリスマで覆い隠す巧みさが新鮮だった。もっと武骨な人かと思っていた。また、カエサルと敵対していたカトーの、規律を重んじる真面目さは塩野七生氏の『ローマ人の物語』だとなかなか印象に残りづらい部分だったので、友人キケロを規律のために糾弾し、対立してしまうエピロードなど、意外な一面を見たような気がした。(もっとも、彼女はカエサルを描く過程でカトーに触れており、カトーを中心とし

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    2026年04月25日
  • 新装版 食べられた男

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    ブラックでゾッとする話が多かった アイディアがよく思いつくなと思うものばかり、 一文一文の表現がよく非常に読みやすかった 「ひまわり館」「菊の香り」が好みかな

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    2026年04月16日
  • 小説作法の奥義(新潮文庫)

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    小説を書いてみたい、とそう思ったことが無いと言えば嘘になる。自分の表現を試したい、共有したい、感受させたい。そういった野心は持ち合わせている。

    しかし、そうなのだ。何から手をつけていいのか、わからない。何を書きたいのか、わからない。お題に対して何か書けと言われれば、それとなく書けるような気はする。

    ふと、手に取ったのは気まぐれかと思いつつも、潜在的な欲求があったからだと思う。

    ところで、ここで書かれていたことについてだが、内容は面白いが、特に目を見張るような、新しい知見が得られたわけではない。なぜなら、こういった極意めいたものは既出のものであるからだ。

    こころにうつりゆくよしなしごとを

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    2026年04月07日
  • 90歳、男のひとり暮らし(新潮選書)

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    90歳でこんなに頭もしっかりしていて杖をつきながらでも近くのスーパーに買い物に行き、自分で簡単な料理を作り掃除洗濯はヘルパーに託し、テレビ見て読書して居眠りをする。
    ときおり子どもたちが様子を見に来る。
    最高の最晩年ではないか。
    こうありたいと思うよ。私も。
    奥様はエッセイの途中で残念なことに施設で亡くなられたみたいだけど、著者が面会に行くととても嬉しそうな顔をしたというので夫婦仲も良かったんだろうね。
    ”ありがとう”を最期の言葉と決めてるとのことだけど、それがまだまだ先に話しと聞いておこう。

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    2026年03月22日
  • 90歳、男のひとり暮らし(新潮選書)

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    このような境地に至るにはまだまだ私は子供?だな。教養と経験にあふれる優しいエッセイ!もっと年を取ってまたいつかもう一度読みたいとブックタワーに置いときます。

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    2026年01月27日
  • 怪しくて妖しくて

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    久しぶりの阿刀田作品 この前新聞に写真付きの記事が出ていてお元気そうでうれしくなり本を手に取る ハッキリとした結末が無く最後はお好きなように…みたいなところが好き また昔の本を引っ張り出してこようかな…

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    2026年01月13日
  • ナポレオン狂

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    ブラックユーモアの名手として名前が知られている阿刀田高の作品集
    星新一死去後のショートショートの広場の編集長としても知られている彼だが、前半までの掌編小説は文字通りブラックユーモアで語られる話が多くオチもゾッとする結末ばかりだが後半は現実離れした幻想的な内容が多く作品の幅は広い
    最後の作品、縄は終わりが終わりの内容だけに後を引くオチになっているのも編集の構成が上手く最後まで飽きない内容といえる
    眠れない夜に読む小説としてオススメか?

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    2025年12月18日
  • コーランを知っていますか

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    「知っていますか」シリーズ第四弾。
    ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書に続き、テーマはコーラン。(この後、イソップ、源氏物語も出ているよう。)

    「コーランには本当は何が書かれていたか」と言う本をその昔読んだが、阿刀田高さんの方が圧倒的に分かりやすかった。

    先行する一神教の預言者、ムーサー(モーセ)、イーサー(イエス)にはそれなりの敬意が払われている点、とても意外だった。今なお続く宗教戦争は近親憎悪みたいなものなのだろう。

    ごく一部のひとが起こすテロのせいでイスラム世界全体に対して恐れを抱くのは間違っているのだろうと思わせてくれる良い本。

    コーランの第36章(ヤースィーン)が詩歌・音楽とし

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    2025年11月28日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #エモい #共感する #ほのぼの

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    2025年11月22日
  • 旧約聖書を知っていますか

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    入門にちょうど良かった
    物語調で読みやすく全く知識がなくても入りやすいと思います
    この著者の〇〇を知っていますかシリーズが好きです

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    2025年11月19日
  • 続 ものがたり風土記

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    続編も面白く読みました。広島編で尾道や芸予諸島が取り上げられていますが、因島と大三島の一部だけでなく、もっとたくさんの場所や物語に触れてほしかったな。

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    2025年10月21日
  • ナポレオン狂

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    ネタバレ

    「ナポレオン狂」「来訪者」
    「サン・ジェルマン伯爵考」
    「恋は思案の外」「裏側」「甲虫の遁走曲」
    「ゴルフ事始め」
    「捻れた夜」「透明魚」「蒼空」「白い歯」
    「凶暴なライオン」「縄ー編集者への手紙」

    ナポレオンのコレクターとナポレオンの生まれ変わりと信じる男。「ナポレオン狂」、出産後もつきまとう雑役婦「来訪者」が怖くて好き。

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    2025年09月17日
  • 私のギリシャ神話

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    最近、本を読む気力が出ず、昔読んだ「私のギリシャ神話」を読みました。
    この文庫本には、絵もたくさんあり、それも良かったのです。
    一種の教養の本ではありますが、それほど硬くないので、読みやすいです。
    いろんな神、神人が、語られます。その時代背景も一部は作者の想像を交え、書かれています。
    個人的にはシシュポスの章が好みです。カミュの「シジフォスの神話」の意図も紹介されています。
    ギリシャ神話に興味があれば、ぜひこの本と「ギリシャ神話を知っていますか?」がおすすめです。

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    2025年09月16日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    小説やドラマなどの題材となることの多いギリシャ神話。
    しかし、あまりどんなものがあるのか知らなかったので読みました。

    この本を読むことで、ギリシャ神話の大枠をとらえることができましたが、登場する神様がみんなカタカナで誰の子どもかなど全てを把握するまで至りませんでした。

    ワンピースのキャラクター名に使われている神もいたりして、ギリシャ神話をもっと知りたいと思いました。

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    2025年09月14日
  • 本からはじまる物語

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    著名な作家達による「本」がテーマのアンソロジー。
    甘酸っぱい恋の話しやちょっとゾクッとする話、不思議なお話など本というテーマ1つでも色んなお話が書けるんだなぁと楽しく読ませてもらえました。
    中でも本が飛んでいったり、飛んできたり、飛んでる本をつかまえたり…といった本が飛ぶ話がいくつかあり、作家さんには本が飛ぶという発想があるんだなぁ〜と思いました。
    どれも良かったですが、本多孝好さんの「十一月の約束」が好きです。

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    2025年06月10日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    阿刀田高さんの古典をわかりやすくエッセイで読めるシリーズの一冊。旧約聖書・新約聖書に続いてギリシア神話。それなりに知っていたつもりでも語り口が違うとまた新鮮に楽しめました。Audibleで聴きました。

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    2025年05月27日
  • 新約聖書を知っていますか

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    阿刀田高さんの古典をわかりやすくエッセイで読めるシリーズの一冊。前作の旧約聖書と同様、新約聖書もわかりづらいものですが、気軽な解説入りなので入ってきやすいです。入門編にはいいですね。Audibleで聴きました。

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    2025年05月21日
  • 谷崎潤一郎を知っていますか―愛と美の巨人を読む―(新潮文庫)

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    阿刀田高氏の「~を知っていますか」シリーズ

    谷崎の著作は「蓼食う虫」と「痴人の愛」くらいしか読んだことがなかったので、文豪の作品と生涯を読みかじったような感覚でとても面白かった。

    特に「細雪」
    特筆大書すべき大事件はないかもしれないが、阿刀田氏の梗概と解説を読むだけでも引き込まれる感じがして、読んでみたいと思った。

    この本を読んでる時期にジョジョのアニメ4部を観ていたのが、「春琴抄」を連想させるエピソードがあって
    古典のエッセンスって思わぬところに活かされたり抽出されてるんだな、とタイムリーな経験でした。

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    2025年05月18日
  • 旧約聖書を知っていますか

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    入門の入門のような凄く取っ付きやすい。旧約聖書について知る最初のステップとして最適なのではないか。エッセイなので、筆者の譬え話なども交えて解説したりすることも凄く理解しやすい。少し古いなと感じるものもあるけれど。

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    2025年04月24日
  • 地下水路の夜(新潮文庫)

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    文也の心にのこった。
    ― 本は人間なのだ― (本文)
    本は生きている。
    常に何かを私に語りかけてくると思っています。

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    2025年04月20日