阿刀田高のレビュー一覧

  • 新約聖書を知っていますか

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    信仰していない立場からの新約聖書論であることを明確にしていて、聖書に馴染みのない読者からの疑問にも応える形になっているのが良い。福音書の性格やイエスの復活、パウロの手紙など、要所要所にこれまでの研究を踏まえた著者自身の考えが滲み出している。

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    2025年10月27日
  • ものがたり風土記

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    本を読むことと旅行することが趣味です。この作品を読んで本と旅の楽しみが倍増しました。旅先を舞台にした本を読み映画を見て、あれこれ反芻妄想しているだけなのですが、これが楽しい。作品中一番惹かれたのは冒頭の琵琶湖への旅です。

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    2025年10月21日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    ギリシャ神話について、親しみ深く、丁寧なエピソード紹介がなされており、読みやすくて楽しい文章だった。
    若い頃の読書は、根本的な考え方に大きく影響を与えるという筆者の気づきも素敵。
    たくさんの本を読んでいきたいという思いになった。
    もう一度読みたい本

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    2025年10月19日
  • 本からはじまる物語

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    全体的にかなりのショートショートで18人の作家で有名な作家も取り揃えて234ページとは、かなりお得感がある。
    そして、それぞれが書店や貸本屋、本にまつわる出来事を綴っていくのはおもしろかった。

    本を読むのが苦手な人もこのくらいの短さであれば読むのも楽なのかなと思った。

    個人的には下記が印象に残ったが、
    それぞれの作家さんがこんな短い話しにきちんと自分の色を出しているのはすごいと思った。

    十一月の約束 本多孝好
    サラマンダー いしいしんじ
    読書家ロップ 朱川湊人
    閻魔堂の虹 山本一力

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    2025年10月05日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    ギリシア神話のエッセンスを抽出し、触りの部分しか知らない伝説への理解を深めてくれる。
    何気ない日常にふと現れるギリシア神話の要素に、親近感をもたらしてくれそうだ。

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    2025年06月30日
  • 本からはじまる物語

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    面白かったー。
    「本」からはじまるのがテーマといっても、それぞれの作家さんごとにアプローチが違って、ジャンルもそれぞれで楽しかった。
    恩田陸さんの「飛び出す絵本」、「飛び出す」の意味をそう持っていくか、というのが面白いし、阿刀田高さんの『本屋の魔法使い』も素敵。石田衣良さん三崎亜記が久々だった。
    どれもよかったけど、やっぱり、なんと言っても朱川湊人さん!ここで猫の話が読めるなんて、最高すぎる。朱川さん、大好きだー。お初の山本一力さんも猫♪
    はい、もう、これはかんっぺきに猫本である!!

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    2025年05月26日
  • ぬり絵の旅

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    大学院生だった中彦が、アルバイト先で出会った朋子。47都道府県を旅して白地図を塗りつぶしていくのは、自分もすごく興味がわくこと。8年ぶりに東京駅で偶然再会した二人が、結婚に踏み出せない男心と、離婚を決意しきれない女心の間で、友達以上夫婦未満の不思議な関係性の中でぬり絵の旅を続ける悲喜こもごもの展開。中彦にとって初めての大人の恋の相手である朋子は、昔の自分の恋愛を彷彿させた。切ないな~

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    2025年03月01日
  • 新約聖書を知っていますか

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    旧約聖書を知っていますかと合わせて、今後の読書、映画、芸術をより深く楽しむために大いに力になってくれそうです。
    阿刀田さんありがとうございます。

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    2025年02月20日
  • 旧約聖書を知っていますか

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    ギリシア神話に引き続き読みました!
    サラっと読めて頭にも残りやすいのは阿刀田さんの本の特徴ですね!
    「アイヤー、ヨッ」

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    2025年02月17日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    短編小説みたいにスラスラ読めました。
    ギリシアの神々はほんとに人間的で神ってなんだっけ?って感じです。
    にしてもゼウスは浮気性だなぁ。

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    2025年02月12日
  • 旧約聖書を知っていますか

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    ライトに聖書にアプローチしており、とても面白い。冗談・皮肉も含まれつつ、「なるほど聖書にはそんなことが書かれているのか」と理解が進む、名著。

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    2025年01月03日
  • シェイクスピアを楽しむために

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    表題に反してこの手の本にありがちな贔屓の引倒しではなく、かなりしつこいほどにちょっと「楽しめない」ところをきちんと指摘して話を進めるところに共感する。最後にはダメ押しとばかりにトルストイによるシェイクスピア批判が紹介され、その論に理があるところも押さえつつ、されど劇と小説の違いにおいて、やはりシェイクスピア劇を劇としてその目で見て感じるべきだと受け取った。

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    2024年12月29日
  • シェイクスピアを楽しむために

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    シェイクスピア作品は名作揃いでありますが、読むときにはあらかじめある程度の知識が必要です。 そこでおすすめなのが今回紹介する阿刀田高氏の『シェイクスピアを楽しむために』という本です。 この本を読めば早くシェイクスピア作品を読みたくなりうずうずしてきます。それほどシェイクスピアの作品を魅力たっぷりにお話ししてくれます。 私自身もこの本にとても助けられました。 ぜひシェイクスピアを読む前にこの本を読んでみてください。物語の楽しみが何倍にもなること請け合いです。

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    2024年08月15日
  • 新約聖書を知っていますか

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    分かりやすい面白いすごい!
    信仰を持たない作者が信仰を持たない読者のために、新約聖書をわかりやすく噛み砕いたもの。
    作者の大胆な解釈やツッコミ、間に挟まるエッセイがちょうどよく、すらすら読み進められる。

    知っているエピソードも多いが、聖書全体をつなげてよんだことはなかったため、新鮮な気持ちである。そして、洗礼者ヨハネとヨハネによる福音書、弟子のヨハネが別人物なのはびっくり。

    ●魅力的な登場人物たちについて
    登場人物たちがみんな魅力的でいきいきと描かれており、イエスの死の前後はとくにぐっと読んでしまった。

    マグダラのマリアがイエスの死後墓に遺体がないのを知ってなきながらうろたえてるところに

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    2024年06月13日
  • ギリシア神話を知っていますか

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    名画のモチーフには
    ギリシャ神話も多いため
    ギリシャ神話に関する本を読み
    イリアスやオデュッセイアの
    面白さに夢中になったこともありました。

    でも、
    登場人物の名前は難しいし、
    神様がたくさん出てくる上に
    人間(神様?)関係が複雑。
    いろいろ忘れてしまったので
    また読み返したいなと思っていました。

    本屋でたまたま出会った
    この本で、
    あらましを思い出すだけでなく
    解説部分も楽しみながら
    読むことができました。

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    2024年05月02日
  • 恋する「小倉百人一首」

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    ネタバレ

    阿刀田高の小倉百人一首歌評エッセイ。エッセイなので阿刀田高氏の小倉百人一首に関する体験や記憶がつらつらと。それがうまく歌評とリンクしてるのだから読んでいて楽しい。男女?のやりとりも載り、リズム感も良い。薄かろうが厚かろうが本を読むのは苦手だが、百人一首への親しみや阿刀田高氏への親しみも手伝ってさっくり読めました。良書と思う。ただ突然最後の話(章)で愛国百人一首と万葉かるたが出てきたのは驚いた。もっと他の例えから小倉百人一首の評が出来なかったものか?それもまた良いのですが、、、

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    2024年04月30日
  • コーランを知っていますか

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    コーランの。イスラム教の入門書としてこれ以上の本は無いと思う。

    西洋のキリスト教世界的な感じ方に汚染されてしまっている現代の日本人として、一方的な見方でしかイスラム教を見て来ていなかった。
    信じるものか違えば世界の見え方も変わって来るのだ、という当たり前のことが分かっていなかったことを痛切に感じた。

    今後の世界ではイスラム教の信者の数がキリスト教の信者の数を上回ることは必然。
    西洋世界の常識や思考のみに依存せず、偏向のない考え方を教えてくれる最良の書と思います。
    最終章のサウジアラビア、ヨルダンへの旅行記はコーランから一気に現実のイスラム世界に一っ飛び。知ることの出来なかった実際の現地の人

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    2024年01月24日
  • シェイクスピアを楽しむために

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    細部まで美味しい解説

    語り口が見事だ。このように語られると、とても読みやすい。ただ述べるのではなく、先を読みたくさせる誘導がうまい。また、多岐に渡る素材を上手に配置して、これまた読みやすい。無闇に専門的ではなくて、しかもかなり詳しく核心をついて述べられている。

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    2023年12月30日
  • 恋する「小倉百人一首」

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    小倉百人一首を才女たちが詠んだ歌、春から夏の歌などテーマごとに解説している。
    と聞くと難しそうだが、エッセイのような語り口で読みやすい。
    百人一首の歌は1000年前に詠まれたものだし古文だし難しそうなイメージがあるけど、古文のままでもすっと理解できる歌が結構あって驚いた。

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    2023年11月21日
  • ナポレオン狂

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    【最後の一文で世界が変わる】
    YouTubeのおすすめ動画で流れてきた「奇妙な味」というジャンルの本。
    どことなく仄暗い気持ちになりたくて手に取ってみました。
    【感想ほか】
    初版が1982年!文体は丁寧な言い回しが多いが、そこまで違和感なく読み進められた。
    特にお気に入りの話は「来訪者」
    最後の最後でぞっとする。忘れられない短編になった。
    どの作品も最後の一文で今までの前提がくつがえるような、そんな構成の短編集でハッとさせられることが多かった。
    1話はだいたい20ページくらい。サッと読めるのも魅力的。
    「サン・ジェルマン伯爵考」もお気に入り。最後の2行、その雰囲気言い回しが好き。
    巻末の解説

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    2023年10月19日