池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売十二 十番斬り

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    剣客商売12作目。

    おはると、小兵衛夫妻は、とってもよいコンビだなー。。。と思った「罪ほろぼし」(笑)

    三冬と、大治郎夫妻は、共にかっこいいコンビ。そして、息もあっている。と改めて思った「浮寝鳥」。

    「白い猫」は、駒形の元長にいったのか?
    猫が気になる。。。

    「浮寝鳥」は、おみよの行く末が気になる。。

    「罪ほろぼし」は、「辻斬り」の続編。
    でも、あまりに前に読んだので、「辻斬り」を忘れている。。。記憶力がないなー。。自分。。
    でも、最後はほっこり。
    久しぶりに、読んで幸せな気持ちになった。
    剣客商売の最後って、寂しさや悲しさを覚えるものが多くてね。。。

    白い猫
    密通浪人
    浮寝鳥

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    2020年09月25日
  • 剣客商売十一 勝負

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    剣客商売11作目。

    おはるじゃないけれど、気落ちする小兵衛を見ると、心配になってしまう。。。
    長生きしてくだされ、大先生。。

    「剣の師弟」も「その日の三冬」も「小判二十両」も人の縁の深さを感じる。
    そしていずれも、悲しい気持ちが残る。
    唯一、「小判二十両」は、ほっとした気分にもなったが。

    いよいよ、小太郎も出てきて、楽しい秋山家。

    剣の師弟
    勝負
    初孫命名
    その日の三冬
    時雨蕎麦
    助太刀
    小判二十両

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    2020年09月23日
  • 剣客商売八 狂乱

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    剣客商売8作目。

    「狐雨」が結構好き。
    3年後の話を読んでみたいなー。。
    狐さん、良い人。(人か?)

    「狂乱」は、悲しい。
    気の毒で仕方がなかった。。
    もっと早く小兵衛に出会えていれば。。。と、思ってしまう。。

    毒婦
    狐雨
    狂乱
    任三郎の顔
    女と男
    秋の炬燵

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    2020年09月14日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    剣客商売 七

    「徳どん、逃げろ」では、小兵衛さんの知り合いの下っ引・傘屋の徳次郎が、盗人の八郎吾に何故か見込まれて一緒に“お盗め”をしようと誘われてしまいます。その、盗みに入るターゲットにされているのが、なんと小兵衛さんの家!・・勿論この事は小兵衛さんに伝えられるのですが、自分の家に盗人が入るというのに何故かウキウキしている小兵衛さんが大物すぎます。
    表題作「隠れ簑」は、お互いをいたわり合いながら生活する老僧と盲目の老武士の話なのですが、この二人の来し方と、最後に明かされる実情があまりに壮絶で言葉を失いました。

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    2020年09月14日
  • にっぽん怪盗伝 新装版

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    ネタバレ

    火付盗賊改方に取り締まられる側の盗賊が主の短編集です。
    火盗といっても鬼平が登場したのは『江戸怪盗記』1作でした。
    やや拍子抜けしたものの、他の短編も面白かったです。

    盗賊の葵小僧に盗みに入られただけでなく女房を犯された日野屋。それも一度のみならず二度も。また来年も来るという。不安に思った日野屋は親しくなった隣の近江屋に泊まってもらうことにするのだが…。
    意外な展開と鬼平の裁きがかっこいい『江戸怪盗記』。

    金の入った包みを拾いながらも実直にそれを持ち主に返した女乞食。
    「乞食というものは、人のおあまりをいただいて暮らしているんですよ」だから、わりと拾いものを返すという。
    その心意気に感心し

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    2020年09月13日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

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    江戸の空
    秋山小兵衛
    碁盤の糸
    倉田屋半七
    殺刀
    二十の春
    黒い蝶
    谷中・蛍沢
    青い眉

    主人公が女性で、登場人物に良い男が多く、トキメキあり、年の差萌あり。よって女性にオススメ。
    ただ、波瀾万丈の人生で、あまり感情移入すると疲れる。

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    2024年04月11日
  • 剣客商売六 新妻

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    剣客商売 六

    「品川お匙屋敷」では、密貿易に関わる一味に三冬が攫われてしまいます。必死に探し回る大治郎。“愛しい人を助けに行く殿方の図”というのは、鉄板でカッコイイものです。
    何とか無事に三冬を救出した大治郎に、三冬の父・田沼老中から三冬を嫁に貰ってほしいとの申し出があり、めでたく二人は結婚する事に。本当に、お似合いのカップルです。
    晴れて大治郎の妻となった三冬が、慣れない家事に奮闘する姿も微笑ましいです。登場当初は権高なところもあった三冬ですが、すっかり女性らしくなってきて、変われば変わるものですね。

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    2020年09月10日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    剣客商売7作目。

    タイトルの「隠れ蓑」は、人の心の不思議さを感じた。想像もしなかった絆の形。

    「徳どん、逃げろ」は、徳どんの心情を考えると、辛いお勤めだったよね。。。と思う。
    この結末は、一方では悲しい結末に思えるが、これで良かったのだ。とも思う結末。

    「決闘・髙田の馬場」は、三冬やおはるが楽しげに作業しただろうなー。。。と笑ってしまった。
    この作戦はすごい!

    春愁
    徳どん、逃げろ
    隠れ蓑
    梅雨の柚の花
    大江戸ゆばり組
    越後屋騒ぎ
    決闘・高田の馬場

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    2020年09月08日
  • 剣客商売六 新妻

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    剣客商売6作目。

    タイトル通り。というべきか。
    (タイトルと三冬は、直接関係ないが)
    三冬が女性になったな。。
    章を追うごとに女性になっている気がするが、武術はそのまま励んでほしいところ。

    「品川お匙屋敷」は、いろいろな意味合いでヒヤヒヤした。

    「金貸し幸右衛門」は、悲しい結末。
    幸右衛門と関わりがあるということが恥だと思ったのか。
    寂しすぎると思った。

    鷲鼻の武士
    品川お匙屋敷
    川越中納言
    新妻
    金貸し幸右衛門
    いのちの畳針
    道場破り

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    2020年09月05日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    剣客商売5作目。

    やめられない とまらない ◯ビー◯っぱえびせん♫
    という曲を思い出すほどに、やめられない とまらないシリーズ(笑)

    「白い鬼」は、ゾッとした。
    猟奇殺人。。
    いつの世も、この手の猟奇はいるのだな。。。
    しかし、本当に怖い。

    「西村屋お小夜」の大治郎には、笑ってしまった。
    最後の最後までそれに気づかないとは!!
    鈍感というか、ウブというか。。。(笑)

    「雨避け小兵衛」は、小兵衛が気の毒だ。。
    旧知のものの落ちぶれた姿、行動。。
    そのショックは相当なものだと思う。
    おはるの包容力に期待をした最後だった。

    白い鬼
    西村屋お小夜
    手裏剣お秀
    暗殺
    雨避け小兵衛
    三冬の縁談

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    2020年09月03日
  • 剣客商売四 天魔

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    剣客商売4作目。

    「天魔」は、ヒヤヒヤしてしまった。。
    天魔に、親子2人、いや、いずれかがやられてしまうのでは?と。。
    ある意味、天魔は、可哀想な物語でもある気がする。。

    「夫婦浪人」のひどいの浪人は、気の毒だった。。

    大治郎が、おはるとの関係を少し変えたのが今回。
    「母への土産」と聞いて、はて?母?と一瞬戸惑ってしまった(笑)
    そうだよな、たしかに、れっきとした母だ。

    ますます面白くなってくる。

    雷神
    箱根細工
    夫婦浪人
    天魔
    約束金二十両
    鰻坊主
    突発
    老僧狂乱

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    2020年09月01日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    剣客商売3作目。

    どハマりしてきました。。
    小兵衛、大治郎、三冬のコンビ。。
    この三人と関われた助けられる方の方々は、いろんな意味で幸せだなー。。

    第3作目は、大治郎が1人で段取る形が多くなってきた。
    成長を勝手に感じる。。

    「赤い富士」の結末は、クスリと笑ってしまった(笑)
    「陽炎の男」を読んで、坂本龍馬の妻、おりょうを思い出したのは自分だけではないはず。。

    東海道・見付宿
    赤い富士
    陽炎の男
    嘘の皮
    兎と熊
    婚礼の夜
    深川十万坪

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    2020年08月31日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    剣客商売二作目

    小兵衛は、剣も強いが、人情の厚い人。
    それをこの二作目でとても感じた。
    一作目でも感じていたけれど、二作目はそれが表立ってきているという感じ。

    「鬼熊酒屋」で、その人情をとても感じた。

    「三冬の乳房」の最後は、気の毒に。。。
    相当ショックだったろうな。。。(読んだ方にしかわからない感想)

    「妖怪・小雨坊」は、想像をしすぎて気持ち悪くなったシーンがあったけど。。。

    「不二楼・蘭の間」の最後のシーンは、クスリと笑ってしまった(笑)

    一作目に比べると、頭の中で登場人物が自由に動くようになり、スラスラ読めるように。
    作中に、五鉄が出てきたときは、「五鉄!!!」と、テンション

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    2020年08月30日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    「鬼平犯科帳」を一気読みして1年。

    杏さんのエッセイで三冬の話を読み、このシリーズも読んでみよう!と手を出した。

    初め、なんとなーく読み進めるのが遅い感じがあり、設定にのめり込めず。
    鬼平犯科帳の平蔵さんは、ドラマで観ていたので、頭の中で作品通りに自由自在に動いてくれるが、今回の小兵衛は、うまく想像ができず、頭の中で動いてくれない。
    動き出してくれたのは、「剣の誓約」から。
    そこから一気に読みすめたら、とまらない。

    小兵衛さんと、息子の大治郎は、剣の技術は同等くらいと見えるのに、女性に関しては真反対。
    「雨の鈴鹿川」では、辛かっただろうなー(笑)

    女武芸者
    剣の誓約
    芸者変転
    井関道場

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    2020年08月29日
  • 剣客商売 8巻

    購入済み

    剣客商売

    テレビ番組でわない面白さがあります。

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    2020年08月29日
  • 剣客商売十二 十番斬り

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    白い猫 果たし合い
    密通浪人 浮気のゆすりが人違い
    浮寝鳥 乞食惨殺事件
    十番斬り 死ぬ前に無頼浪人達を斬ることにした
    同門の酒 弟弟子が人違いで拉致される
    逃げる人 敵持ちの双方と知り合ってどうしよう
    罪ほろぼし 辻斬りの息子は元気にやってます

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    2024年04月11日
  • 剣客商売十一 勝負

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    剣の師弟 弟子を斬って鬱
    勝負 負けてやれ
    初孫命名 強盗が入る
    その日の三冬 手にキスに萌えた
    時雨蕎麦 茶飲み友達
    助太刀 扇売り
    小判二十両 身代金未遂

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    2024年04月11日
  • 剣客商売十 春の嵐

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    除夜の客
    寒頭巾
    善光寺・境内
    頭巾が襲う
    名残の雪
    一橋控屋敷
    老の鶯

    長編。
    秋山大治郎を名乗り辻斬りをする侍を何とかする話。
    弥七と徳次郎がすてき。

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    2024年04月11日
  • 闇は知っている

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    ネタバレ

    面白かったー
    一気に読み終わりました。
    暗殺の世界に生きる緊迫した世界


    でも一番ずぶとく恐ろしかったりするのは、普通の女性かも、、、

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    2020年08月25日
  • 剣客商売九 待ち伏せ

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    待ち伏せ 人違いで襲われる大治郎
    小さな茄子二つ 博打と金貸しがグル
    或る日の小兵衛 幽霊見たけど人違い
    秘密 人殺しを頼まれる
    討たれ庄三郎 黒猫の黒兵衛
    冬木立 小兵衛の当身が自在
    剣の命脈 死ぬ前に大治郎と死合いたかった

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    2024年04月11日