池波正太郎のレビュー一覧

  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    1冊目の本で「利己的な遺伝子」を読んでいましたが、なかなかどうして読み進まず、断念してこちらの本へ浮気。。

    この本に書いてある店では、「駒形どぜう」と「神田まつや」には時々行きます。
    いずれも江戸から続く店なのか、味はもとより老舗の名店の空気が感じられて、とても気に入っています。(年末年始になぜか行きたくなります。)

    本に載っている店をいくつか調べてみましたが、現存している店はざっと半分くらいでした。店主の引退=閉店になっている店も少なくなさそう。

    きっと残っている店も、名店の雰囲気や息遣いを感じることができるお店で、なくなる前に行っておかないと...と感じました。

    店の紹介も、店員の

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    2019年01月03日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十)

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    人の心の奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ。「むかしなじみ」、「犬神の権三」、「蛙の長助」、「追跡」、「五月雨坊主」、「消えた男」、「お熊と茂平」の全七篇を収録。

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    2018年12月18日
  • 忍者丹波大介

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    ネタバレ

    何か読んだことあるような、無いようなと思ってたら
    「火の国の城」の忍、大介さんではありませんか!!と読み終わって気付く。
    あれはいつ読んだんだっけ?と思い遡る事2013年だった…そうか5年前か。
    忍目線で見た豊臣秀吉没後~関ヶ原合戦すぎまでの話をギュッと凝縮
    甲賀忍者ではなく丹波忍者ですと。そこから。
    すごい忍者だというよりは、いろんな局面でラッキーというか
    運が味方してくれた感がすごい気がするのは私だけでしょうか。
    ラストの方、ほんの数行しか無いんだけど於志津との今後の人生を期待していただけに
    なんとも虚無感がすごかった。切なすぎる。
    忍者作品好きな方はおすすめ。

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    2018年12月12日
  • 池波正太郎短編コレクション1夜狐 暗黒時代小説集

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    短編ながらもその時代の時代背景などが良くわかりためになりました。

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    2018年11月28日
  • 鬼平犯科帳「血頭の丹兵衛」【文春e-Books】

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    密偵誕生

    以降の鬼平犯科帳では、抜きでは語れない、小房の粂八が鬼平の手先となって初めて働き活躍。
    鬼平好きには外せない一話。

    もっと色々語りたいが、ネタバレになりそうなんで、是非読んで!

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    2018年11月18日
  • 鬼平犯科帳[決定版](九)

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    女密偵・「おまさ」と、かつては本格派の盗賊の首領であった「大滝の五郎蔵」二人は平蔵の指示で一つ家に住み、火付盗賊改の仕事を手伝うが・・・。この9巻では平蔵夫婦は二組の仲人をつとめる。一つは岸井左馬之助と小野田治平の娘・お静。一つは密偵同士の大滝の五郎蔵とおまさ。

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    2018年11月14日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    年末にBSフジで見たやつの元ネタらしきものがあった。原作はだいぶ違っていた。。それにしても秋山小兵衛のお金の対し方は格好良く清清しい。

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    2018年11月11日
  • 鬼平梅安 江戸暮らし

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    鬼平犯科帳や、仕掛人・藤枝梅安を読み終わった後に読みたい作品。

    エッセイという形式なので、まるで池波正太郎氏の話を聞いている錯覚に陥ります。

    私が池波正太郎氏の作品を読み始めたのは、筆者が亡くなった後なので、人柄を知れた親しみの出る作品でした。

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    2018年11月11日
  • 雲ながれゆく

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    冒頭を読んだときの感想は、「ええ!? これからどう展開していくの?」という不安感。

    それは、私が女だからなのでしょうか……。

    女の目線からいえば、到底に受け入れられる状況ではないものの、そこは時代小説、そこは池波正太郎氏。
    その後の話の展開にも引き込まれて、一気に読み進めたくなる作品でした。

    筆さばきに脱帽するとともに、お歌の人柄も本当に良いし、これが江戸時代の女の姿だったのだろうなあ、と感心してしまいました。

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    2018年11月11日
  • 剣客商売 32巻

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    安定したできばえです

    安心して読めます。

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    2018年11月04日
  • 男のリズム

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    "作家池波正太郎さんの生き様の一端をかいま見ることができるエッセイ。彼の作品で、私が好きな小説は「剣客商売」。
    死を意識して生きる。人が死ぬのは当たり前のことだが、それを意識して生きることは難しい。明日死ぬことがわかっていたら、最後の1日の過ごし方は日常と違う行動をとるだろう。死を見つめて生を感じ続けた人が池波さん。
    池波さんの小説を読みたくなる本。"

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    2018年10月20日
  • 鬼平犯科帳[決定版](八)

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    妻と娘を失った、火盗同心・小柳安五郎が主人公の「あきれた奴」、四十をこえた平蔵の剣友・岸井左馬之助が思い悩む「あきらめきれずに」等々全六編を収録。

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    2018年10月19日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十三) 特別長篇 炎の色

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    特別長篇『炎の色』
    &この人間関係の前提として、鬼平さんの半分血の繋がった妹であるお園さんを登場させた短編の『隠し子』が収録された1冊。

    リリーな盗賊のお頭が登場し、密偵のおまささんの心も妖しく揺れてしまう…なんてお話だったけど、男性が好きそうな百合モノって感じがちょびっとしました。

    それよりも最後に亡くなった奥さん一筋だった小柳さんが…。

    やはり周りのお膳立てがあれば、ムリそうな恋愛も成就するし、それなりに顔を合わせる機会を多く持たせて接近させるってのは男性をゲットするのに有効なのだな…と思いました。

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    2018年10月18日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十一)

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    悪いヤツは徹底的に潰すけど、盗賊でも義のある人は自分の密偵にして対応する。
    そんな鬼平さんのキャラがとても生かされていた1冊でした。

    今の時代の司法って、誰も怒らないもんね。
    裁判でも最後にちょろっと裁判官が訓示するだけだし、刑務所だって丁寧だし…。

    被害者の声なんて届かないんだろうな~。
    だから鬼平さんを読むとスッキリするのかも…。

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    2022年05月07日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    政則氏NO.1ということで改めて読んでみた。

    ここに書かれている風景はどれだけ今残っているんだろう?娘と一緒に回ってみたい。

    (105)

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    2018年10月12日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    女密偵女賊
    ふたり五郎蔵
    誘拐 (未完)

    8年ぶりに鬼平シリーズを再読してみて、やっぱり今回も面白かった!面白いものは色褪せないものだなぁ。

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    2018年10月11日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十九)

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    ネタバレ

    鬼平さんの仕事は逆恨みされることも多くて…。
    この巻でも、馬蕗の利平治さんが鬼平さんへのあてつけのように殺されてしまいました。

    まぁ、盗賊さんたちも捕まったら処刑されるわけだし。
    本当に命がけなんだなぁ…。
    大変だね。

    そんななかでも前向きに仕事をし、穏やかに人に接することができる鬼平さんは、キャパの広い大人さんだと思いました。

    自分も少しでもこういった大人になれるように、自分を律して生きて行かなくちゃなぁ…。

    まずは、食べたいだけ食べるダラダラ生活をなんとかしよう。
    ゴロゴロお菓子を食べながら読書しているだけじゃダメだ!
    反省。

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    2018年10月10日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十八)

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    自分に合ったポジションとは思いながらも、だんだんと心身ともに疲労がたまってきているのを鬼平さんも自覚している感じ。

    部下にもいろんな人がいるみたい。

    ただ、男性の描き分けはバリエーションが豊富だけど、女性は型にはまった「男性から見た女性」っぽいタイプしかいないのが少し残念かな…。

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    2018年10月10日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十二) 特別長篇 迷路

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    同心 細川の博打遊びから昔の平蔵に因縁を持つ盗賊と繋がっていく。今までの短編からの繋がりがこの長編で生きている。

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    2018年10月10日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十一)

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    泣き男
    瓶割り小僧
    麻布一本松
    討ち入り市兵衛
    春の淡雪
    男の隠れ家

    「泣き男」またしても同心 細川の登場。平蔵は忠吾と同じくらい細川を気に入っているらしい。(後の「男の隠れ家」でも2人の名前が出てくる。)
    「麻布一本松」今度は忠吾のお話。どうも女関係は懲りないなぁ。思わぬところで剣客 市口又十郎(20巻「助太刀」より)と鉢合わせた忠吾の様子が目に浮かぶ。
    「討ち入り市兵衛」久しぶりに本格派の盗賊 蓮池の市兵衛。読み応えがあった。平蔵の采配が鮮やか。

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    2018年10月08日