池波正太郎のレビュー一覧
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購入済み
原作の雰囲気をよく表現している
絵柄が大変しっかりしていて池波正太郎の原作の雰囲気をよく表現している。ストーリー展開は原作にほぼ忠実なので文句のつけようがない。ただこのような名作 大作のコミカライズにつきものの説明文が長くなったり 長台詞になるなどの欠点がどうしても目立つ。
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Posted by ブクログ
本当は『鬼平犯科帳』とかメジャーな作品から攻めなきゃダメなんだろうけど、タイトルの茶目っ気ぶりにしてやられた。
一番にお金をかけるべきは食だという考えにシフトしつつある。お金があればまずは美味いものでも食いに行くというのが理想だけど、写真にでも残さない限り食べたものの記憶は簡単に残ってくれないのが現状。最近食べたなかで一番美味しかったものですら即座に出てこない…
その点池波さんの食の記憶は味も思い出も鮮明で、話だけで空腹になってくる。鮮明なのは時代的なものもあると思うけど、食べるとは本来噛み締めることなんだと実感した。
プロの料理人との対談は勉強になるし食べるということへの教訓にもなる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ“「気に入った‼︎」
「なんとね?」
「いや。気に入りましたよ、平蔵さん」
「なにが?」
「その、いのちがけというやつがね」
「ほほう、そうか」
「その、いのちがけというやつを、私は、もう二十年もさがしつづけて来たのですよ」ーーー「乞食坊主」より”
池波正太郎の『鬼平犯科帳』を
ぽつぽつと読み続けている。
シリーズ物は長続きしない自分だが
なんとも珍しい。
どの作品も味があって面白いが
とりわけ『乞食坊主』がよかった。
小さな社の裏手で、怪しい二人の男の
会話を立ち聞きしてしまった乞食坊主。
身なりこそ見すぼらしいが、
乞食坊主の正体、井関録之助は元剣士。
怪しい男たちの足取り