池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売七 隠れ簑

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    春愁 殺害された弟子のこと
    徳どん、逃げろ 徳次郎、小兵衛宅に強盗に入る
    隠れ蓑 老僧と老武士と敵討ち
    梅雨の柚の花 新しい弟子、笹野新五郎
    大江戸ゆばり組 美人局のような
    越後屋騒ぎ 悪徳十手持ち
    決闘・高田の馬場 バカ殿の賭けに振り回される

    徳どん、逃げろがイチオシ。題が出オチ

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    2024年04月11日
  • 剣客商売六 新妻

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    鷲鼻の武士 渡部甚之助、理不尽に巻き込まれる
    品川お匙屋敷 抜け荷と三冬の拉致
    川越中納言 淫乱犯罪
    新妻 大治郎、同姓同名で人間違いされる
    金貸し幸右衛門 小兵衛小金持ちになる
    いのちの畳針 板挟みの御用聞き
    道場破り 鷲巣見が不憫

    やっと結婚します

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    2024年04月11日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    白い鬼 サイコパス金子伊太郎
    西村屋お小夜 大治郎と三冬で解決、盗人宿
    手裏剣お秀 女武芸者
    暗殺 要はエロ本所持を隠したかった
    雨避け小兵衛 負けてやればよかったのに
    三冬の縁談 両想いじゃないか
    たのまれ男 渡り中元とかのごたごた

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    2024年04月11日
  • 剣客商売八 狂乱

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    毒婦 大勢巻き込んでぐだぐだ。
    狐雨 狐憑き。ちょっと妖怪じみた話
    狂乱 強いが身分の低い男の悲惨な末路
    仁三郎の顔 恩のある大治郎には良い顔をする悪党。
    女と男 捨てられたヘタレ男
    秋の炬燵 お秀と香具師と子供

    狂乱がイチオシ

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    2024年04月11日
  • 男振

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    初池波。オススメ頂いた作品。源太郎の波乱万丈な人生は父・源右衛門、原田小平太、棟梁・伊助…等、然るべきときに然るべき人に出会った、良き人生であったように思う。何とも言えぬ読後感。また池波作品を読みたいと所望する。星四つ。

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    2020年08月17日
  • 真田太平記(五)秀頼誕生

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    人が1人死ぬだけで、状況が一変してしまうような過酷な時代を生きる戦国大名たちの生き様に、とても心撃たれました。

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    2020年08月14日
  • 梅安影法師 仕掛人・藤枝梅安(六)

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    大坂暗黒街の大物・白子屋菊右衛門を殺ってからの梅安は、次々に襲ってくる刺客に煩わされることになった。熱海温泉でほとぼりを冷ましていた梅安だが、薬種屋・片山清助の治療のため江戸に舞い戻ることに。ここから、著者お得意の、二つの事件が一つになる展開。白子屋が送り込んだ刺客は、腕は立つが一匹狼を気取る間抜けな奴ら……というのも痛快娯楽時代小説として楽しめた。

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    2020年08月11日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    長い物語であったが、不思議と飽きずに最終巻まで読み終えることができた。いつか、上田城を訪れたいと思う。

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    2020年08月11日
  • 剣客商売四 天魔

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    雷神 八百長試合のはずが…
    箱根細工 横川彦五郎と謎の浪人
    夫婦浪人 男色と敵討ち
    天魔 笹目千代太郎が襲ってくる
    約束二十両 平内太兵衛登場。超強い
    鰻坊主 騙り坊主
    突発 煙管師・友五郎、不憫で結果オーライ
    老僧狂乱 美人局

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    2024年04月11日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    東海道・見附宿 剣術の先生を門人たちが救出
    赤い富士 不二楼の主人の女グセ
    陽炎の男 三冬が大治郎を好きになり始める
    嘘の皮 香具師の元締めの娘に手を出した問題
    兎と熊 町医者の娘がさらわれる
    婚礼の夜 友人のために大治郎が一芝居
    深川十万坪 金時婆さん

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    2024年04月11日
  • まぼろしの城

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    さくさくと読める。沼田存続のために親子で画作するが最後は真田の駆け引きにあっけなく負けてしまう。
    最初はずる賢く行動していたのに…。

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    2020年08月03日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    鬼熊酒屋 訳あり店主
    辻斬り 小兵衛の人誅
    老虎 行方不明の道場息子
    悪い虫 弱い鰻屋に授けた秘策
    三冬の乳房 三冬男に間違われ惚れられる
    妖怪・小雨坊 異形の兄、三弥事件解決
    不二楼・蘭の間 金貸し殺害事件

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    2024年04月11日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

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    好きな人の好きな作家で今読んでるって言ってたから再び読んだ。
    文句の付けようがない。鬼平、ダンディだわ。
    中村吉右衛門さんでのドラマシリーズもよく観てた。テーマ曲がジプシーキングスだったよね。

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    2020年07月30日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    真田太平記のクライマックスともいえる11巻。真田幸村は向井佐平次とともに、大坂夏の陣で戦場に倒れる。草の者もほとんどいなくなり、最終の12巻はどうなるのか?

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    2020年07月28日
  • 幕末新選組 新装版

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    新選組あるある読本。
    いまいち影の薄い永倉新八にスポットを当て
    池波センセイの池波節を炸裂させた一品。

    新選組関連の本を読んだ人なら、
    主人公が地味なのと、何度も読んだことのある事件で
    構成されているせいか、目新しさはない。
    でも全体的にこの本読みやすいんだな。すごく。

    サラッと読めるので、これから本読むぞ!って気張る人には
    ちょっと物足りないと思うかもしれない。

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    2020年07月22日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    ネタバレ

    鬼平犯科帳 (24)

    短編「女密偵女賊」「ふたり五郎蔵」と、長編「誘拐(未完)」の3話構成。
    まずは、小柳さん、お園さん、おめでとうございます。お園さんよかったですね。小柳さんも今度こそ幸せになって頂きたいです。
    今回の長編「誘拐」は、 著者の逝去によって未完のまま終わっております。おまさの安否や、これからどうなるのか続きが気になる状態のまま・・。という感じでしたが、きっと“チーム・鬼平”の面々が良い感じに解決してくれたのだと妄想します。
    これにて、「鬼平」シリーズは最終になりますが、1巻からずっと飽きさせず、最後まで面白く読めたのは流石だと思います。
    さて、次は「剣客商売」シリーズを読もう

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    2020年07月16日
  • 鬼平犯科帳(二十三)

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    鬼平犯科帳 (23)

    今回は短編「隠し子」と長編「炎の色」の2話構成です。

    「隠し子」は「炎の色」の前座というか、連作のようになっていて、ここで登場する鬼平さんの異母妹(!)・お園さんは「炎の色」でもなかなかの活躍をしています。
    で、このお園さんが味のあるキャラで、男勝りなのに、同心の小柳さんの前では“乙女”になってしまうところが微笑ましいです。
    そして長編「炎の色」は、女密偵・おまさがメインです。おまさが大活躍するのは良いのですが、私まで夜鴉に不吉なものを感じたようで「これって“死亡フラグ”じゃないよね・・・?」と心配しながら読みました。とりあえず本書においては杞憂でホッとしています。

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    2020年07月15日
  • 西郷隆盛 新装版

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    鹿児島出身の私であるが、何故かこれまで避けてきた西郷隆盛の本。政治家というより人格のできた『人を愛した人』という存在と感じた。
    最も心に刺さったのは、征韓論の件で西郷隆盛が追放される際、放った言葉。
    『周りの人間は何故白と黒しかないと決めつけるのか?赤や黄や青があるのに。』
    互いの損得感情で議論をして白か黒をハッキリさせる思想でなく、議論を派生させて互いにメリットを見出そうとするような、いわばシナジーを起こそうという気概ある人柄。今の社会でも必要な思想家であると思う。西郷隆盛に今触れて良かった。

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    2020年07月11日
  • 真田太平記(十)大坂入城

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    真田丸とは、こういう事だったのか。大河ドラマは全く興味なかったのに、ドラマも見たくなってきた。左衛門佐幸村と草の者の活躍。

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    2020年07月07日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    鬼平犯科帳 (22)

    特別長篇「迷路」。

    薬種屋を狙った盗賊一味を捕縛した後から、鬼平さんの周辺の方々が次々と殺されていきます。
    捕縛された一味と縁のある者の犯行にしても、鬼平さんへの恨みが尋常でない為、過去に別件で何かあったように思われる黒幕。
    周りの方々が殺されてしまうというのは、鬼平さんが最も苦悩するパターンで、今回も火盗改方メンバー総動員は勿論、鬼平さん自ら頭を剃り上げ、托鉢坊主の姿となり事件解決に全力を注ぐ姿勢には頭が下がります。
    一旦は、幕府から火盗改方長官を罷免の話が出てしまう鬼平さんでしたが、ラストで返り咲きました。やはりこの人でないとね!と、皆思っているはずです。
    それに

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    2020年07月04日