池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    鬼平犯科帳 番外編。

    鬼平犯科帳を読み終えたので、次は?と考え、とりあえず、番外編に手を出した。

    鬼平犯科帳シリーズ前の平蔵さんがいる。
    面白かった。

    若い頃から不幸だったお松。
    辛い過去をたくさん背負いながらも、最後は、幸せになっている。
    お松は、もともと、人に好かれるものを持っていたのに、若い頃は、それに気づかずに、居場所を探していたのだろう。
    そして、人は、人で変わるものだ。
    女は男次第。男も女次第。と、平蔵さんは語る。
    どんな人に出会えて、縁するかは、その人自身が持っているもの次第だとも思う。
    お松さん、よかったね。

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    2017年04月23日
  • 鬼平犯科帳(二十)

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    「おしま金三郎」、「二度ある事は」、「顔」、「怨恨」、「高萩の捨五郎」、「助太刀」、「寺尾の治兵衛」の七作品を収録。

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    2017年04月20日
  • 鬼平犯科帳(十九)

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    「霧の朝」、「妙義の團右衛門」、「おかね新五郎」、「逃げた妻」、「雪の果て」、「引き込み女」の6編を収めた力作短編集。

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    2017年04月19日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    鬼平犯科帳 24巻目。
    とうとう読破。
    しかし、途中で池波正太郎さんが急逝したため、「誘拐」は、未完。
    捕らえられてもなお、平蔵さんに尽くそうとする芯の強いおまさ、この話が最後までいったら、もしかしたら、協力者(密偵?)になっていたかもしれない人の良さそうな神谷勝平、同じく密偵になったかもしれない相川の虎次郎。。池波さんは、どんな終わりを想像していたのだろうか。。
    気になる。。

    鬼平犯科帳、とても面白かった!
    きっとまたいつか、再読する作品だと思う。

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    2017年04月18日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    鬼平犯科帳 22巻目。

    今回は、平蔵さんの窮地だ。
    21巻目で、感じた「こんなに密偵がいたら、現役盗賊にバレないのか?」の疑問が現実となる。
    そして、21巻目の最後の章が、この長編に繋がっていたとは。
    平蔵さんや、その周りの方々、江戸の市民を救ったのは、平蔵さんの勘働きに他ならないだろうな。あと、自分から率先して動く行動力。
    密偵の方々や、部下の心情を思うと、読み手も泣けてくる。
    最後の文章では、本当に泣きそうになった。
    面白かった。。

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    2017年04月15日
  • 鬼平犯科帳(二十)

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    鬼平犯科帳 20巻目。
    とうとう20冊目に突入。

    今回は、女性という生き物。が書かれたものが多かったような。
    女性からしたら、「みんながみんな、そうだと思わないでくれ」と、言いたいところだが。。(笑)

    この人は、密偵になるのだろうなーと、思っていた人が3人ほど。
    その中の1人がまさかの事態で亡くなるとは。。。悲しい。。
    密偵になりそうな人って、人としての心をしっかり持った人なんだよな。。
    しっかりと盗みの三か条を守っている人。
    惜しい人を亡くした。。
    そして、故人への平蔵さんの対応に、読み手の自分もうるっと来た。

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    2017年04月12日
  • 鬼平犯科帳(十七)

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    鬼平犯科帳 17巻目。
    短編だと思ってたら、長編だった。

    今回の平蔵さん、ちょっと後手後手に回るところが多かったような。
    そして、年齢のせいか、盗賊改という役職に疲れてきているよう。。
    それが、なんだかとても寂しくなった。

    職務で失敗をした島田慶太郎に、新たな力を目覚めさせようとする平蔵さん。
    失敗をした部下にチャンスを与える上司って、素敵だと思う。

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    2017年04月05日
  • 鬼平犯科帳(十六)

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    鬼平犯科帳 16巻目。
    今回は、木村忠吾が大活躍?
    以前よりもしっかりしてきている。。。と、思っていたのに、結婚をしたと思ったら、デレデレで平蔵さんにも怒られる。。
    まるで、精神年齢が低くなったように。。。

    「霜夜」は、とてもとても切ないお話。。

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    2017年04月04日
  • 鬼平犯科帳(十五)

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    鬼平犯科帳 15巻目。
    2016年の年末スペシャルの原作。
    自分は、そのドラマを見て、鬼平犯科帳にハマったので、楽しみにしていた巻。

    忠吾の成長が手に取るようにわかり、なんだか、うれしくなった。
    また、平蔵さんの息子、辰蔵の成長も、これから楽しみ。
    この巻では、まだまだ頼りないけれど。。

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    2017年03月29日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    鬼平犯科帳 14巻目。
    「五月闇」は、悲しすぎる。。最後は、助かってくれるだろうと思っていたが。。悲しい。。

    その流れから展開された「さむらい松五郎」。
    忠吾もとても悲しいだろう。
    その忠吾が、人違いから、大捕物に参加する。
    忠吾も、成長しているな。と、思えた。

    解説にもあるとおり、平蔵さんの魅力は、類い稀なリーダーシップにあると思う。
    こんなリーダーの元で、自分も働いてみたいものだ。

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    2017年03月26日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    ちょっと小休止してからの剣客商売。
    やはり小兵衛さんがかっこいい。
    かまわぬ、斬れ、という躊躇無いところがしびれる。
    大治郎に新しい弟子ができたのもこれからが楽しみです。

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    2017年03月25日
  • 鬼平犯科帳(十二)

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    鬼平犯科帳 12巻目。
    シリーズのちょうど半分が終わった。

    今回、「密偵たちの宴」には、かなりヒヤヒヤさせられた。。
    平蔵さんの勘働のすごさを侮ってはいけません。。でも、何事もなくてよかったが。。。

    「二人女房」では、平蔵さんの身体が心配になった。
    シリーズを重ね、きちんと、話の中で年を重ねている平蔵さん。
    人間だから、いつか。が、くるのはわかっているが、それを想像したくない。
    最後に、辰蔵とともに、悲しい気持ちになってしまった。。

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    2017年06月23日
  • 鬼平犯科帳(十一)

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    鬼平犯科帳11巻目。
    「毒」の最後で、平蔵さんの将来が書かれていて、当たり前なのだけれど、すごく悲しくなってしまった。
    木村忠吾の「男色一本饂飩」は、平蔵さんが来るのはわかっていながらも、忠吾が気の毒になってしまった。
    でも、やはり、そんなキャラなんだなー。。と、笑ってしまったが。。

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    2017年03月15日
  • 鬼平犯科帳(十)

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    鬼平犯科帳 10巻。
    あっという間の10巻目。
    今回は、切ない物語が多い。
    「犬神の権三」の雨引の文五郎、「五月雨坊主」の善達、「消えた男」の高松繁太郎。。。

    そして、彦十も、お熊も、平蔵さんをとりまく人たちは、みんな、情に熱い。

    類は友を呼ぶ。というところか。
    (友ではないけれど。。)

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    2017年03月12日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    伝法でべっとりとしてケレン味たっぷりだが、しゃきしゃきとシーンをめくっていくような爽快感が持ち味だろう。

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    2018年10月14日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    鬼平犯科帳 9巻。
    今回は、おまさと、五郎蔵が結婚をした。
    平蔵さんの思う壺だったようだが、2人が幸せそうなのを後の章で読めて、嬉しくなった。

    昔に世話になったものへの恩は忘れない。という平蔵さんとカブるクマの登場。
    凄い人に立ち向かったクマに、感謝。
    よかった。。平蔵さんが無事で!

    そして、まさかのオカルト!
    まさか、キツネが出てくるとは思わなかった。。
    でも、面白かったから、良いけど。

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    2017年06月23日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    大治郎の活躍が増えてきて、頼もしくもあり、小兵衛さんのすごさももっと見たかったり。
    一話一話がそれぞれ楽しめます。
    解説を読んでさらになるほどと面白味が深まります。

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    2017年03月05日
  • 鬼平犯科帳(八)

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    鬼平犯科帳 八巻目。
    今回は、平蔵さんの人への情けがあらゆる章にかかれている。
    船頭の友五郎さんへの最後の対応には、ホロリとさせるものがあった。
    無事にシャバに戻ってきて、平蔵さんと再会をしてほしいものだ。。

    「あきらめきれずに」の左馬之介は、かわいい。少し悩ましい関係になってらだろうに、最後は結婚ができて、ホッとした。

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    2017年06月23日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    これは完全に、必殺仕事人の世界だ!

    秋山小兵衛が、中村主水に重なる。

    読み出すと止まらなくなる…

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    2017年02月25日
  • 鬼平犯科帳(六)

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    鬼平犯科帳六巻目。
    「大川の隠居」が、好き。
    幼い頃、ドリフターズのコントで、泥棒や、お化けが、追っ手の後ろにいるのを「後ろ!後ろ!」ってニヤニヤしながら見ていたのと、同じような感覚。

    若い頃に繋がった縁が、盗賊改になった後にも完全に繋がっている。義理人情に厚く、どんな人でも分け隔てなく人として扱う平蔵さんだからこそ、できること。

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    2017年02月25日