鬼平犯科帳 番外編。
鬼平犯科帳を読み終えたので、次は?と考え、とりあえず、番外編に手を出した。
鬼平犯科帳シリーズ前の平蔵さんがいる。
面白かった。
若い頃から不幸だったお松。
辛い過去をたくさん背負いながらも、最後は、幸せになっている。
お松は、もともと、人に好かれるものを持っていたのに、若い頃は、それに気づかずに、居場所を探していたのだろう。
そして、人は、人で変わるものだ。
女は男次第。男も女次第。と、平蔵さんは語る。
どんな人に出会えて、縁するかは、その人自身が持っているもの次第だとも思う。
お松さん、よかったね。