池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(十)大坂入城

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    真田丸って、もっと凄い活躍をしたのかと思っていた。
    (実際に、味方の軍勢から突き出すように砦を造って戦ったのはすごいことだと思う。しかし、その描写が思いのほか少なかった…)
    次が本当のクライマックスになると思う。
    一気に読みたい!

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    2016年01月27日
  • 真田太平記(九)二条城

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    池波さんの真田太平記のなかではちょっと展開がお休みな所だが、よくよく考えるとここがポイント。
    家康、秀頼と淀君、そして真田の考え方の推移。楽しくて仕方ない。

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    2016年01月24日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    この本では豊臣、北条、徳川、真田が中心であり、九州平定・北条氏の滅亡、小牧長久手の戦い、沼田城を信幸に与えられる・朝鮮出兵等いろいろな事件が次から次へと発生する。だからとても面白い。秀吉が何故朝鮮出兵という愚かなことをするようになったか理由も良く分かった。何としても日本で天下をとりさらにそれを維持していきたかったからだ。そのため日本だけでなく他国も戦争しようとした。しかし失敗に終わった。翻って幸村は昌幸とともに秀吉に仕えていくのだがこれからもっと活躍していくと思われる。楽しみだ。

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    2016年01月24日
  • 真田太平記(九)二条城

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    久々に読んだので、人間関係を思い出しながら、だった。
    大坂の陣にだんだん近づいていく予感。
    楽しみ!

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    2016年01月21日
  • 戦国幻想曲

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    池波正太郎といえば、剣客商売や藤枝梅安など時代小説の巨漢というイメージ。歴史小説を書いていることに少し驚き。この小説に登場する渡辺勘兵衛は戦国から江戸時代にかけて活躍した武将で、その生涯を描いた筋がこの小説となっている。伊東潤の小説とはまた装いが違い、池波正太郎ならではの語り口で随所にユーモアが溢れている。苦しい状況下でも、底抜けの笑いで読み手を喜ばす手管が通底している。時代考証は、最低限に抑え、人間ドラマに重きを置いて描いているところが池波正太郎らしさなのかもしれない。また、剣客商売も読みたくなった。

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    2016年10月20日
  • 真田太平記(二)秘密

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    真田昌幸、信幸、信繁そして樋口角兵衛の微妙なバランスが実に面白い。そして時代は羽柴、徳川の群雄の割拠する時代で真田氏は上杉・豊臣に味方してしのいでいく。その後、北条・徳川と戦をしていくのだが、時代はめまぐるしく変わっていく。中でも信繁の性格・考えていることは斬新だ。上田に本城を構え基盤を築く、源二郎、源三郎は腹違いの兄弟、羽柴・上杉・真田のライン確立してこれからの展開が楽しみだ。信繁の生きざまに注目していきたい。

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    2016年01月17日
  • おせん

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    ネタバレ

    江戸時代の女性たちを堪能いたしました。
    いい女、悪女、お話毎に個性豊かな女性たちでしたが
    みなさん共通して強か!!
    そして色っぽい。

    最初のおはなし、蕎麦切りおそのさんはついついお蕎麦が食べたくなるし、
    お千代ではおかかおにぎりが恋しくなる、そして猫と生活したくなる。(怖いけど)

    きっとふとしたときに読み返したくなる作品です。

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    2016年01月15日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    関ヶ原後、紀州九度山で蟄居生活をおくる昌幸、幸村、そんな中家康は征夷大将軍に任ぜられ江戸幕府を開き、天下を手中に収める準備に忙しい。草の者お江と奥村弥五兵衛は一存で家康を襲う計画を・・・。

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    2016年01月15日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    慶長五年九月十五日早朝、関ヶ原で天下分け目の決戦が始まる。この関ヶ原の決戦前後の真田父子を中心に描く。
    最終的には東軍が勝ち、西軍の昌幸、幸村親子は高野山に流される。が、これからが・・・・。

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    2016年01月06日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

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    ネタバレ

    剣客商売の番外編。主人公は女性という、シリーズの中でも珍しい設定。もちろん、主人公が違っていても話の面白さは全く失われていません。
    ところどころにシリーズの登場人物や場所などが出てきてにやりとしてしまいます。最後も、シリーズと同じく爽やかな終わり方。最後まで楽しめる一冊でした。

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    2015年12月31日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    秀吉歿後家康は巧みに豊臣家を分断していく。石田三成と組んだ上杉景勝を討つため家康が会津に兵を進めると、三成が兵を挙げる。ここに東西決戦が・・・。
    そして遂に真田家は昌幸、幸村と長男信幸が敵味方に分かれて戦うことに。

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    2015年12月25日
  • 上意討ち

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    ネタバレ

    はじめての池波正太郎。
    短編集だからか、「え、このあとどうなったの?!」という終わり方の話が多いように感じた。
    でもそれがいい余韻というか、読み手にいろいろ想像させる余地を残してくれているなと。
    特に「激情」。しょっぱなから?!と驚いた。次の「上意討ち」に進むまでにちょっと時間がかかった。
    他の話も、素直に次に進めないものが多くて、登場人物のその後や最後の台詞の意味なんかをついつい考えてしまう。おもしろかった。

    ビッグネームだけに読むのをずっとためらっていたけど、ほかの作品も読んでみようと思う。

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    2015年12月24日
  • 鬼平犯科帳(六)

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    今回も面白くスイスイ読めましたぁー。

    最初の章『礼金二百両』って章から、もう平蔵様にメロメロです。
    礼金を子分たちのために全部差し出すなんて、私にはできない。しかも、平蔵さまの言った言葉が
    「おぬしが、おれの苦労を察してくれれば、それでいいということさ。だれにも、言うなよ」
    ひゃーーー! もう、鼻血出しそうになったぁ。
    さすが、平蔵様だなー。

    そして、もう一つ好きな章は『大川の隠居』
    これは、ちょっとした心理ゲームのような駆け引き合戦で面白かった。
    さすが、平蔵様は頭もよく上手なのだなー。と感心してしまった。最後のシーンは、思わず吹き出して読んでしまった。
    やたらと成敗するのではなく、ちょ

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    2015年12月23日
  • 真田太平記(五)秀頼誕生

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    秀吉歿後をにらんで武将たちが動き始めるが、そんな時秀吉側室の淀の方が懐妊し秀頼が誕生する。そして世継ぎの秀頼の将来を案じながら秀吉が63歳の生涯を閉じる。
    天下の行方は混沌に・・・。真田家では秀吉の世継ぎに命運を賭ける昌幸と徳川から嫁をもらった長男・信幸との関係が。

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    2015年12月16日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    中村半次郎(桐野利秋)の物語。彼は芋侍と呼ばれた下級武士の時代から新政府の陸軍少将にまで出世した。賊将編は、政府を西郷隆盛と去り、鹿児島でなくなるまでの話。細やかな薩摩の景色の描写が彼の生まれ育った土地を想像させる。また、彼の無邪気でありながら、優しい心がキュンとさせてくれる。

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    2015年12月10日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    天下統一を遂げた豊臣秀吉は次に無謀な朝鮮出兵を命令する。そんな秀吉の政権ほころびを感じた徳川家康のお伽衆である甲賀忍び・山中俊房らが暗躍を始める。
    ここに甲賀忍びと真田の草の者との壮絶な戦いが・・・。

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    2015年12月09日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    上州沼田城の帰属をめぐり北条家と争う真田昌幸は、ついに徳川・北条連合と戦うことに。北条家の旧態依然の振る舞いに嫌気がさした豊臣秀吉は甲賀忍び山中長俊を使い北条・小田原城を攻め落とす。
    これにより、秀吉の天下統一、昌幸には沼田城が戻り、幸村は大谷吉継の娘と縁談が。そして秀吉は朝鮮へ・・・。

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    2015年12月05日
  • 鬼平犯科帳(五)

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    やっぱり長谷川平蔵よねぇー。
    私のタイプだわぁ。

    女にも好かれる前に、弟子たちにも好かれ、そして盗人にも好かれる。
    一人の人間として素晴らしい。
    小説のキャラだけど、心ときめく存在だわぁ。

    今回の巻は、盗人を捕まえる話の他に、放火犯の話もあって今回も退屈しないで読めました。

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    2015年12月04日
  • 真田太平記(二)秘密

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    織田信長が本能寺に討たれた後、再び世はいろめきだつ。
    その中上田城の築城を進める真田昌幸の思い。その後大きく・・・。
    この第二巻では源三郎信幸と源二郎幸村、それから従兄弟樋口角兵衛の確執が描かれる。

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    2015年12月01日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    ワクワク要素が少ないので、☆4。
    幽閉中の話なので、幸村が活躍するはずはないのですが。

    角兵衛が不気味。

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    2015年11月25日