池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    ネタバレ

    「まるで不作の生大根をかじっているようだ」と初めての男に、もてあそばれ捨てられたお松。ある日偶然見かけて、お松はその男を絞殺してしまいます。男のその言葉が頭から離れないお松は自分に自信が持てず、危機を救ってくれた長次郎の勧めで“倉ヶ野の旦那”の世話になることにします。並行して話は鬼平と呼ばれる前の平蔵に移ります。平蔵はお松の話を耳にし興味を持ちます。そして勘蔵を殺したのはお松だと気付くのですが…。

    お松が捕まってしまうのか、平蔵がどうするのか気になりましたが、落ち着くところに落ち着きました。
    大店の後添えや医者の養女に、と望まれるお松は謙虚であり、罪を犯した分償いのため何事も一生懸命やる姿勢

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    2018年06月17日
  • 鬼平犯科帳[決定版](三)

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    決定版・「鬼平」第三巻。火付盗賊改方と役職を一度解任された長谷川平蔵は亡き父の眠る京都へ出かけるが、そこで・・・・?

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    2018年06月05日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)

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    鬼平誕生50年を記念して刊行された”決定版”。なかでも同心・木村忠吾(兎忠)から目が離せない「谷中・いろは茶屋」は特筆。

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    2018年05月31日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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    時代小説を読むのは苦手で、例えば○馬遼太郎氏の作品あたりは全く合わないのだが、池波正太郎作品はその軽妙な語り口と魅力的な登場人物のゆえに大好きである。
    女はうそが人の形をしている、なんて登場人物のセリフにしれっと書いてあるあたりが何とも憎い。
    鮮やかにクールに仕事を終え、女を抱き、パートナーに慕われ…。そんな藤枝梅安は素直にかっこいいと感じる。
    それと、実に特異な仕事をする仕掛け人の日常に登場し、場面を彩る食事の数々…。読んでいておなかが減ってくる。

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    2018年04月28日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

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    ドラマを見ていたクチ
    アニメ化で決定版を知り手に取る。
    ど定番のなかに、人情味と非情さを持つ
    鬼平の色気を堪能
    歳をとってきたんか俺…

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    2018年03月17日
  • 池波正太郎短編コレクション2夢の茶屋 暗黒時代小説集

    購入済み

    短いのを沢山は要らないと思います。

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    2018年03月17日
  • むかしの味

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    粋な本である。如何にも旨そうな料理の描写と池波正太郎氏のむかしの挿話が各店を訪ねたい気にさせる。・・・と現代の技術を使ってグルメサイト検索すると何れも高評価なお店ばかり。さすがは食通として名高い文豪である。しかし大切なのは味ばかりではない。丁稚奉公から文豪となった氏が語る料理への思い出は最高の調味料として効いている。回顧主義に走るのではなく、江戸っ子らしい感覚で「よいものはよい」とむかしの味と記憶を紡ぐ物語はなんだかほっこりさせられてしまう。

    余談ながら東京下町の老舗にお邪魔すると池波正太郎氏の写真がちょくちょく飾られている。自分の足で色んな店を訪ね歩き、気さくに写真に応じる氏の表情が浮かぶ

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    2018年03月14日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    薩摩の極貧武士の幕末、維新の活躍と凋落を通して、この激動の時代の流れを感じ、雰囲気を垣間見れる、とても面白い作品。
    今の大河ドラマでやってる西郷どんと被る所があるので、より一層面白く感じます。
    西郷隆盛はその人望の厚さが納得できるくらい、度量の大きい人なんだなと思いました。

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    2018年02月15日
  • 近藤勇白書

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    新選組局長・近藤勇が辿る、栄枯盛衰のドラマを綴った大長編。池波正太郎ならではの豊かな人物描写で、近藤勇、土方歳三、永倉新八、原田左之助ら隊士達が「本当にこういう人だったのかもなぁ」と思わせる。後半、薩長が台頭し幕府が瓦解していく時代の中で、新選組の積み上げてきた栄光がガリガリと削り取られていく様は辛い。どんなに偉くて格好いい人でも、しょせんは歴史の流れに乗って消えていく、小さい泡沫に過ぎんのであるなぁ……

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    2018年01月08日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    鬼平シリーズは、出勤のバスの中で読むのにちょうど良くて重宝している。
    「鯉肝のお里」前巻の左馬之助に続き、おまささんと五郎蔵が夫婦に。鬼平犯科帳寿ラッシュである。おまささんの気持ちを知りながらも、鬼平さんはこいつならって五郎蔵さんをおまささんに添わせたんだろうな。
    「本門寺暮雪」凄い奴との死闘。平蔵のピンチを救った柴犬のクマが平蔵家の子に。クマ可愛い。忠吾より有能かも??
    「狐雨」はまさかの妖怪話という変化球。
    今回も面白かった。

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    2018年01月19日
  • 新装版 娼婦の眼

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    池波正太郎記念館へ行った際に興味本位で買った本。真田太平記は読んだことがあったが、娼婦を題材にした作品があったとは。舞台は昭和30年代で、お金の価値観も今とは違うが、今読んでも読み応えがあった。

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    2017年12月11日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    ネタバレ

    ああ、とうとう読み終わってしまいました…。
    『女密偵女賊』『ふたり五郎蔵』と大切に読み、『誘拐』はこれからというところで未完のまま終わり、続きは想像するしかなくなりました。おまさが無事に戻るのか、はらはらさせたまま終わりだなんて。本当に寂しい。もっともっと鬼平の活躍を見たかったです。

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    2017年12月10日
  • 新装版 若き獅子

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    ネタバレ

    最初の2篇が浅野内匠頭と吉良上野介、3つ目が北斎。続いて高杉晋作、河井継之助、松平容保、新選組、小栗忠順。個人的に北斎がマイブーム中だけど、後半5篇が、同じ時代を別の視線で切り取ってて、映画「羅生門」的面白さがあった。

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    2018年10月15日
  • 鬼平犯科帳(二)

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     『鬼平犯科帳』第2巻、これもするすると、水が引く気に流れるが如く読んでしまった。思うに、TV版でもそうだが、欲に捉われた人がもたらす思わぬ結果やその空しさ、呆気なく失われる命の儚さとそれへの哀惜に、日々の生活の中で「諸行無常」を感じている私の心が感応してしまうからだろう。そして、何故か「こういうものだ」と安堵してしまうのである、人も生命体であるのだから、と。そのなかで「兎忠さん」こと、木村忠吾の有り様は、何処か明るく微笑ましい。そして、その無邪気と言っていいぐらいの仕事以外への欲が、事件解決へと繋がっていく。世上の欲が事を起こすのだから、それに通じている者がそこに近くある(自覚的かどうかは別

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    2017年11月12日
  • 剣客商売八 狂乱

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    手元に本が無くなって、ついつい暇つぶしに再読した剣客商売ですが、何度読んでも軽々と池波ワールドに入ってしまえるのには感心します。
    狐雨は一寸オカルトの入った、剣客商売の中では異色の作品でした。

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    2017年11月10日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    書くことが無いんですよね。剣客商売は剣客商売。一作ずつに感想をつけるようなものでもないし。
    まあ、池波さん独特の文体ですかね。


    (もしや・・・・・?)


    と、浅茅ヶ原へまわってみると、


    (いた!!)

    のである。独特の括弧の使い方ですよね。想いを書くというのか、声にならない会話の表現。
    なんとも魅力的です。

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    2017年11月10日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    伊三次が死んでしまった。その死を悼む鬼平も辛い、私も辛い。悲しみがみなぎる「五月闇」のほか、「あごひげ三十両」「尻毛の長右衛門」「殿さま栄五郎」「浮世の顔」「さむらい松五郎」を収録。

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    2017年10月14日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十二)

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    「いろおとこ」「高杉道場・三羽烏」「見張りの見張り」「密偵たちの宴」「二つの顔」「白蝮」「二人女房」の7篇。密偵たちが自分の腕を自慢したくて仕事(盗み)を働く「密偵たちの宴」が面白かった。

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    2017年10月14日
  • 鬼平犯科帳(四)

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    冴えない浪人だった。
    小男で醜男、だが滅法強かった。
    長谷川平蔵の息子の辰蔵が出会った浪人に持ち込まれた殺しの依頼は…。
     /霧の七郎

    客の金を持ち出し逃げた女。
    五年後、別の生活をしている女の前に現れた男の狙いは…
     /五年目の客

    平蔵の妻の叔父から持ち込まれた秘密の依頼。
    屋敷の男が金を持ち出し逃げ出したという。
    屋敷を見張る平蔵の部下たち。
     …という捜査物かと思ったら、一人の女を巡って三人の男の本性があらわになるというお話でした。
     /密通

    平蔵の女密偵おまさが捕えられた。
    荒屋敷を見張る平蔵。
    出てきた男、身のこなしに寸分の隙がない、相当の手練れどもだ。
    おまさを救うため一人忍

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    2017年11月25日
  • 鬼平犯科帳の世界

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    鬼平レファレンスブックとして、本篇全巻読破前に読むことにした。「鬼平一家WHO’S WHO」と「鬼平犯科帳人名録」は重複する人物が当然多く、人名録だけで良かったのではと思ったりする。「18世紀市井事情Q&A」以降は興味深く読むことができた。特に用語解説の『切餅』はこれを読むまで全く誤解していた。

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    2017年09月05日