池波正太郎のレビュー一覧

  • むかしの味

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    池波正太郎氏が存命時に長いこと通っていた店に関するエピソードを綴ったエッセイ集のようなもの。氏の食への造詣が存分に発揮されている。そして、紹介される店の人たちが魅力的で、私も行ってみたいリストに追加してしまった。ゆっくりとした時間には持って来い。

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    2016年07月18日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    真田、武田、織田、徳川という面白い時代を歯切れのよいタッチで興味深く書かれていた本であった。只、十二巻は幸村の亡くなった後で信之が松代へ行くところで終わったので尻切れトンボだ。間延びしてしまっている。人間は死に向かって生まれた日から進んでいる、人生は死ぬために生きる、人の一生は呆気ない、ということから目的をもって生きないといけないと感じた。そしてお江を初めとした草の者に焦点を当てていたことも本小説の優れている点だ。今一度生きるとは何か考えてみたい。

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    2016年07月17日
  • 鬼平犯科帳(二)

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    読み直しの「鬼平犯科帳」シリーズは第一巻を読んでしまうと止まらなくなる。で、今回第二巻、七編の作品からは江戸の風物を背景に江戸の人間が生きている。

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    2016年07月13日
  • 鬼平犯科帳(七)

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    掟に従いつとめをする真の盗賊というのは、もはや職人の域だなと思いました。
    元盗賊の老人の元に忍び込んだ盗賊が返り討ちにあう、「はさみ撃ち」が面白かった。「泥鰌の和助始末」で惣七に「虫けらめ!」と言い放った鬼平さんかっこいい。今回は息子の辰蔵も頑張ってました。辰蔵のへたれっぷりは誰に似たのやら。
    鬼平さんが人生の終わりを感じさせるようなことを久栄さんにこぼすシーンが切なかった。このシリーズ先は長いけど、どんな風に完結するんだろうなぁ。楽しみなような、怖いような。

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    2016年07月12日
  • 真田太平記(二)秘密

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    秘密ってこのことか!なるほど。
    昌幸は女好きだけど、知略はすごい。
    今後源三郎の出番もふえると良いな。

    良く引き込ませる力が強かった。三巻早く読みたいけど、リクエスト中…

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    2016年06月27日
  • 真田太平記(九)二条城

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    ネタバレ

    最後まで豊臣家を支えようとした加藤清正の死はショッキングだった。しかし、加藤清正の娘が紀州藩に嫁ぎ、その血が八代将軍吉宗につながっていると知って、歴史の皮肉だと感じた。

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    2016年06月26日
  • 鬼平犯科帳(十八)

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    面白かったです。一気に読んでしまいました。でも、やっぱり、死んでしまうのですねぇ…。命がけとは分かっているのですが、そうやって何人も喪ってきた平蔵は、つらいだろうし、だからこそ深みがあるのだろうなぁと思った巻でした。
    『俄か雨』『草雲雀』に出てくる細川峯太郎、なかなか面白いキャラのようで、これからが楽しみです。

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    2016年06月17日
  • 真田太平記(十)大坂入城

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    この巻は幸村が真田丸という出城を築いて大阪冬の陣に勝っていく話だ。幸村の戦いのうまさと部下を思う人柄にひかれて皆がうまくまとまっていく。豊臣家の秀頼が力を失い家康も年取ってくる。その中で幸村はうまく出し抜いてきた。この後、大阪をどう制覇していくのか楽しみだ。後藤持次、山内一豊、大野治長等の名脇役もたくさん活躍している。

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    2016年06月12日
  • 食卓の情景

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    池波正太郎と言えば、お堅い時代小説化のイメージを勝手に抱いていたが、意外とオチャメな人だったんだなー。
    今後、この人の小説を読むときの感じ方も、変わるような気がします。

    作者のお母さんと曾祖母のエピソードが好き。

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    2016年06月04日
  • 田園の微風

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    2016.6.4約10年ぶりに再読。

    筆致のやさしさが光るフランス紀行文。
    フランスの田舎を旅したくなる一冊。

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    2016年06月04日
  • 真田太平記(九)二条城

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    この巻では加藤清正の毒殺や真田昌幸の永眠等大物が亡くなってる。しかし家康の動きはあまり無い。真田にとっては次の家康打倒に向けて策を練っているのか?自分の境遇を知ってしまった樋口角兵衛は真田とどう接していくのか。人間模様がとても面白い。次に淀君は秀頼とどう滅亡していくのか、興味が尽きない。やはり人間 徳が大事だと思う。

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    2016年05月21日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    この巻は真田昌幸、幸村ともに九度山に蟄居していたため、動きは少ない。その分草のものの動きが目立つ。著者はお江のことを生き生きと描きたいのか、最初からずっと登場していて輝きは失せていない。只、大和守俊房も含めて皆年をとっていき動けなくなっていくのはしょうがないのか?彼らがいるからこそ武将たちは戦ができる。土木と建築の名人、戦の名人である加藤清正はすごい人だと思う。彼の築いた熊本城が今回の地震で倒れたのは何とアンラッキーなことか。真田氏はずっと雌伏しているが次はどうなるのか?お江は家康を襲うのか気になる。

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    2016年05月01日
  • 鬼平犯科帳(六)

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    どの話も面白かったけど、特に「猫じゃらしの女」「大川の隠居」が好き。
    同心たちや密偵たちをただの駒としてではなく、一人の人間として扱い、大切にする鬼平さんだからこそ、同心たちや密偵たちも命を懸けて盗賊改めの仕事に従事してるんだろうなぁ。その信頼関係が素敵。今回も泣けたり和んだりで楽しめました。でも働き通しの鬼平さん、たまにはゆっくり休んで~と言いたくなる。

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    2016年04月30日
  • 剣の天地(上)

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    時は戦国、後の世で「剣聖」と仰がれた上泉伊勢守を主人公に国取りの激しい時代を描く。前編では勢力図が大きく変化する上州の戦いが激しい。

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    2016年04月27日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

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    真田丸の原作・・・
    ではないけども、真田モノの定番・・・
    真田モノと言えば池波正太郎、っちゅーくらいメジャーな作品ですね・・・
    ついに読み終えました・・・
    長い長ーい物語・・・
    ええ・・・
    何せ1冊約500ページで全12巻・・・
    長いです・・・
    まぁでも、会話が多いので、スラスラ行けちゃいますけども・・・

    名門武田氏の滅亡・・・
    その武田を滅ぼし、天下獲りに王手をかけていた織田信長が横死した戦国最大の事件、本能寺の変・・・
    その大混乱を収拾し、一気に天下人へと登り詰めた豊臣秀吉の暴走と迷走、そして磐石とは言えない豊臣政権と幼い息子を遺しての死・・・
    天下と、それぞれの運命を分けた関ヶ原の戦い

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    2017年01月11日
  • 鬼平犯科帳(二)

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    鬼平犯科帳 二冊目。一冊目よりちょっと作者に容赦がでてきたというか、この登場人物が一冊目に出てたらもっと破滅しただろうなーと思ったり(笑)

    テレビで放送されたものも見てみました。
    吉衛門版と萬屋錦之助版各2話ずつ。
    吉衛門は格好良くて「鬼」と言う感じではなかったかなあ。むしろ上司だったら頼りになりそうなお方。そしてエンディングのジプシーキングスの曲が格好いいですねえ。江戸時代の捕り物帳とメキシカン音楽がこんなにあうなんて。
    萬屋錦之介も演じていたのは知らなかったのですが、こちらの方が「鬼」ですね。しかし「小太りの浪人風」ではないですね(笑)。観た回が一巻で読んだ話で原作の人物は原作イメージ通

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    2017年01月23日
  • 幕末新選組 新装版

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    久しぶりに読み直してしまった。池波正太郎氏のこの新選組の長編は近藤でも土方や沖田ではなく、主人公に永倉新八をおき明治維新を語らせている。
    「明治維新とは何だったのか?」を読むほどに感じられる作品です。

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    2016年04月14日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    関ケ原の戦いのひきがねになる東軍ー家康と西軍ー石田三成とが徐々に分かれてくる。戦国時代の混乱ぶりがよく伝わってくる。そんな中で真田氏はどちらに味方してよいかわからない不安定な状況である。昌幸と幸村は東西に分かれるのだろうか?前田年長、大谷吉継、上杉景勝、福島正則、京極高次、石田三成、黒田長政、宇喜多秀家、島津義弘、それぞれの思惑が興味深い。おのれの情熱のままに生きている者もいれば、戦陣は理屈ではないことをわからない者もいる。実に人間くさい巻だと思う。

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    2016年04月10日
  • 鬼平犯科帳(五)

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    人情話が読みたくなって、久々に鬼平の続きを。
    「兇賊」鬼平さんのピンチにハラハラ。極悪人の甚五郎に見せた「鬼」の部分にしびれた。かっこいいなぁ!夜鷹のおもんに「人じゃねぇか、俺もお前も」と言えるところもいい。どんどん鬼平さんが好きになる。本当理想の上司だわ。
    現代で言うところの冤罪を扱った「鈍牛」もよかった。この時代普通に冤罪は多かったんだろうなと思う。

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    2016年03月28日
  • 忍びの旗

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    最初は未熟さが感じられた源五郎ですが、後半、“自分の思うまま”に行動し始めてからは、グンと格好良くなりましたね。いつの時代も組織を抜けるのは大変なことです・・・。
    あと、山岸十兵衛が男らしい!

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    2016年03月13日