池波正太郎のレビュー一覧 真田太平記(八)紀州九度山 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 関ヶ原後の戦後処理が描かれる(8)。 本多忠勝の凄み、加藤清正の有能が強調されてるけど、一番は山中大和守だなぁ。時代は「狡兎死して走狗烹らる」情勢に移りつつあるのだけれど、甲賀の頭領は流石なのだ。 0 2016年11月02日 真田太平記(七)関ヶ原 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (33) カート 試し読み Posted by ブクログ やっぱり西軍には核となる人物がいなかったんだなぁ。 戦意のない人物が大将に担がれても、担いだ人間にまとめる力がなくては如何ともしがたいよね。 それにしても分からないのが、真田の「草の者」たちの動き。一発大逆転というか起死回生の一手ということなんだろうけど、なぜその手にでるのかがどうしても分からないんだなぁ。 0 2016年10月30日 真田太平記(四)甲賀問答 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 朝鮮出兵が始まる。同時に「豊臣の世」に対する綻びも浮かんでくる。 来たる動乱の時代を予見するかのように甲賀と真田の間で、忍びの人間たちの戦いが繰り広げられる。これがオモシロイ。さすがは池波正太郎先生だ。一気に読まされてしまった。超人のような忍びの戦いだけど、一方で正規軍の前には無力でしかないとするのは、冷徹な筆さばきだ。 0 2016年10月20日 真田太平記(三)上田攻め 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ (3)は第一次上田合戦と北条攻めが描かれる。 北条攻めの名目になった、北条氏による名胡桃城攻略が、忍びを使った秀吉の謀略だったというのは、秀吉を持ち上げすぎじゃないかな。 0 2016年10月16日 鬼平犯科帳(四) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.2 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 相変わらず読みやすくて面白い。さすが時代を越えて愛される作品。会話や決闘の流れが気持ちよく、すとんと情景が入り込んでくる不思議さがある。 0 2016年09月22日 鬼平犯科帳(八) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ 鬼平の魅力を益々感じることが出来るシリーズ第八巻。 六編を収録しているが、なかでも「流星」では火盗改メに関係する者が次々と斬殺され鬼平ピンチに。 0 2016年09月21日 鬼平犯科帳(七) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (21) カート 試し読み Posted by ブクログ 鬼平犯科帳シリーズ第七巻。「雨乞い庄衛門」「隠居金七百両」「はさみ撃ち」「掻掘のおけい」「泥鰌の和助始末」「寒月六間堀」「盗賊婚礼」の七編。 0 2016年09月16日 鬼平犯科帳(六) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ 「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」など七編収録。 作者の池波氏もいよいよ脂の乗った筆運びで描きまくる。 0 2016年08月19日 鬼平犯科帳(五) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.2 (22) カート 試し読み Posted by ブクログ 鬼平犯科帳シリーズも読み直すこと三度目なのだが、飽きませんねぇ、全く。この第五巻は鬼平の鬼気迫るスリルを描く作品が収録され楽しめる。 0 2016年08月17日 食卓の情景 池波正太郎 エッセイ・紀行 / エッセイ 4.2 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 池波正太郎氏に食に関するエッセー集。自宅で仕事をする氏にとって食事はとても大切なもので、母と妻との同居生活を続ける中で自分の理想の姿に近づけていったらしい。ただ、自宅飯だけでなく、外食や旅先での食事についても経験豊富で感心させられる。少し値が張っても、いい店に行くに限る、ということか。グルメ本ではないものの、行ってみたい店はメモらせてもらった。お盆にリラックスして読むには最適。 0 2016年08月15日 鬼平犯科帳(四) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.2 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 鬼平シリーズの第四巻。一度、火付盗賊改方をやめた平蔵が再登場しなければならない江戸の治世。 8編の中から平蔵の誠が感じられます。 0 2016年08月01日 鬼平犯科帳(三) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ いよいよ、鬼平犯科帳シリーズの序盤が始まる感じです。この第三巻からは鬼平が江戸を離れますよ? しかし、ここに描かれる6編は池波・鬼平の入りです。イイなぁ~。 0 2016年08月02日 むかしの味 池波正太郎 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.9 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 池波正太郎氏が存命時に長いこと通っていた店に関するエピソードを綴ったエッセイ集のようなもの。氏の食への造詣が存分に発揮されている。そして、紹介される店の人たちが魅力的で、私も行ってみたいリストに追加してしまった。ゆっくりとした時間には持って来い。 0 2016年07月18日 真田太平記(十二)雲の峰 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.5 (36) カート 試し読み Posted by ブクログ 真田、武田、織田、徳川という面白い時代を歯切れのよいタッチで興味深く書かれていた本であった。只、十二巻は幸村の亡くなった後で信之が松代へ行くところで終わったので尻切れトンボだ。間延びしてしまっている。人間は死に向かって生まれた日から進んでいる、人生は死ぬために生きる、人の一生は呆気ない、ということから目的をもって生きないといけないと感じた。そしてお江を初めとした草の者に焦点を当てていたことも本小説の優れている点だ。今一度生きるとは何か考えてみたい。 0 2016年07月17日 鬼平犯科帳(二) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (37) カート 試し読み Posted by ブクログ 読み直しの「鬼平犯科帳」シリーズは第一巻を読んでしまうと止まらなくなる。で、今回第二巻、七編の作品からは江戸の風物を背景に江戸の人間が生きている。 0 2016年07月13日 鬼平犯科帳(七) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (21) カート 試し読み Posted by ブクログ 掟に従いつとめをする真の盗賊というのは、もはや職人の域だなと思いました。 元盗賊の老人の元に忍び込んだ盗賊が返り討ちにあう、「はさみ撃ち」が面白かった。「泥鰌の和助始末」で惣七に「虫けらめ!」と言い放った鬼平さんかっこいい。今回は息子の辰蔵も頑張ってました。辰蔵のへたれっぷりは誰に似たのやら。 鬼平さんが人生の終わりを感じさせるようなことを久栄さんにこぼすシーンが切なかった。このシリーズ先は長いけど、どんな風に完結するんだろうなぁ。楽しみなような、怖いような。 0 2016年07月12日 真田太平記(二)秘密 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (34) カート 試し読み Posted by ブクログ 秘密ってこのことか!なるほど。 昌幸は女好きだけど、知略はすごい。 今後源三郎の出番もふえると良いな。 良く引き込ませる力が強かった。三巻早く読みたいけど、リクエスト中… 0 2016年06月27日 真田太平記(九)二条城 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 最後まで豊臣家を支えようとした加藤清正の死はショッキングだった。しかし、加藤清正の娘が紀州藩に嫁ぎ、その血が八代将軍吉宗につながっていると知って、歴史の皮肉だと感じた。 0 2016年06月26日 鬼平犯科帳(十八) 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.6 (17) カート 試し読み Posted by ブクログ 面白かったです。一気に読んでしまいました。でも、やっぱり、死んでしまうのですねぇ…。命がけとは分かっているのですが、そうやって何人も喪ってきた平蔵は、つらいだろうし、だからこそ深みがあるのだろうなぁと思った巻でした。 『俄か雨』『草雲雀』に出てくる細川峯太郎、なかなか面白いキャラのようで、これからが楽しみです。 0 2016年06月17日 真田太平記(十)大坂入城 池波正太郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ この巻は幸村が真田丸という出城を築いて大阪冬の陣に勝っていく話だ。幸村の戦いのうまさと部下を思う人柄にひかれて皆がうまくまとまっていく。豊臣家の秀頼が力を失い家康も年取ってくる。その中で幸村はうまく出し抜いてきた。この後、大阪をどう制覇していくのか楽しみだ。後藤持次、山内一豊、大野治長等の名脇役もたくさん活躍している。 0 2016年06月12日 <<<61626364656667686970>>>