池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売九 待ち伏せ

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    正義を貫く人が命を落とし、悪どい奴らがいい思いをしているのは、昔も今も変わりないのか?それでも弱い者、正しき人々を救おうとする秋山親子。

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    2025年07月08日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    西南戦争は日本人同士が戦う最後の戦となった。
    西郷はそうなることを見通していたんだろうな。
    その後日本は清国、ロシアと戦争をし悲惨な軍国主義の道を歩むことになる。
    西郷はそこまでも、どうだったのだろうか。

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    2025年07月08日
  • 剣客商売八 狂乱

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    第8巻では様々な悪い女が登場する。そうすると、秋山小兵衛の身の回りの女性の素敵な様が良くわかる。全くうなる、6篇。

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    2025年07月03日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    唐芋侍と呼ばれていた中村半次郎が、幕末の乱世に躍り出る。
    半次郎をはじめ西郷吉之助の魅力も語られ、また、薩摩、長州、幕府を中心に時代の動きもわかりやすく描かれていて、とても面白かったです。

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    2025年06月29日
  • 鬼平犯科帳 2巻

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    残念なとこ

    石川島を作ったのもこの人、平蔵さん。
    山本周五郎の名作さぶにも出てくるとこです。
    囚人に対する習職施設で、今日の刑務所でも引き継がれてます。
    記述するとすると、めんどくさ、なので切ってますが、残念ですね。
    司馬遼太郎みたいなところがあれば、取材して記述する、繰り返しになりますが、残念。
    まあ、お好みで。

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    2025年06月23日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    3巻目は秀吉が天下を握り、朝鮮出兵のために那古野城を造る辺りまで。
    北条を制圧する頃までは秀吉の能力や人柄についてかなり好意的な視点を持っていた真田家(つまりは池波氏)でしたが、それを以てしても後期の秀吉の行動は無謀であり、その理由として大切な人を軒並み亡くしたことによる不安と、動き続けずにはいられない性格によるものだと分析されている。
    2巻目までは盛んだった忍びの活躍は小休止といった印象ですが、この先2回の大坂の陣に向けて再開するのだろうか。

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    2025年06月22日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十三) 特別長篇 炎の色

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    ▼一冊丸ごとの特別長編「炎の色」。なんですが、大まかは前半と後半で二つの話。
    そして、個人的には「鬼平」「剣客」の特別長編の中でいちばん好きでした。
    (「梅安」は割とすぐに、シリーズそのものが連作短編ではなくなるので、ちょっとカテゴリが違いますね)



    ▼前半は、「鬼平に、今まで知らなかったが、腹違いの妹がいた」というお話。

    (以下ネタバレ)




    ・古老が妹がいることを告げに来て
    ・その妹は男勝りに居酒屋をひとり切り盛り
    ・その妹に悪い奴が絡んできたので
    ・鬼平が助けて自家の女中さんにしてあげる(「妹」とは明かさない)

    というのが前半です。

    ▼後半は、よくあるパターンですが、きっか

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    2025年06月15日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十二) 特別長篇 迷路

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    ▼一冊まるごと、の特別長編「迷路」。この文庫版では鬼平は全24巻。そして23巻も特別長編で、24巻も特別長編。ただ、24巻は未完絶筆。ということはつまり連作短編の形式はもう21巻で終わってしまったということ。結論から言っちゃうと、池波さんの「鬼平」「剣客」は、連作短編の方がオモシロイ。これは恐らくたれも反論の余地が無いでしょう。なんでだろう、という考察は興尽きぬところですが。

    ▼いつくかある「鬼平」「剣客」の特別長編の中では、この「迷路」は、まずベストの部類に入るオモシロサでした。話の作りとしては、とにかく謎の敵が鬼平の周りを脅かす。正体が分からない。全体の7割程度まで、とにかく正体が分から

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    2025年06月15日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十一)

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    ▼第21巻は「泣き男」「瓶割り小僧」「麻布一本松」「討ち入り市兵衛」「春の淡雪」「男の隠れ家」の全6篇を収録。

    ▼レギュラー同心・木村忠吾が女にもてたいがために情けない大活躍をする「麻生一本松」。偽の侍になって威張って歩きたい、というちょっとへんたいな町人の姿を描いた「男の隠れ家」。印象に残りました。

    ▼やっぱり、情けない男、みっともない男、落ちていく男を描くと独特の色気があって素敵ですね。池波さん。ただ、そればっかりやられると読後感がつらい。だから片方に平蔵がいて、エンタメになっています。
     これは、当たり前ですが「メグレ警視シリーズ」そのものですね。やっぱり。
     鬼平が終わったらメグレ

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    2025年06月15日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    大阪、夏の陣がそろそろだぁ。
    みんなの憧れの的だったお江、女として今日限りで終わりとか、、かっこよすぎますって。
    やっぱ真田太平記ですねっ!!!

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    2025年06月10日
  • 鬼平犯科帳(八)

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    毎度のことながら、この長さの短編の中によくこれだけいろいろな要素を織り込んで作品に仕上げるものだと感心します。

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    2025年06月10日
  • 池波正太郎の銀座日記[全]

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    ブク友松子さんのご紹介で訪れた梟書茶房のシークレットブックコーナーで購入した一冊がこれ。

    池波正太郎さんの晩年を綴った日記でした。
    時期としては昭和の終わりから平成の初めの時期、私が中学から高校生といった頃ですね。

    出てくる内容は映画と仕事と食事のことがメインで前半は元気モリモリに仕事に取り組み、一回一回の食事をしっかり楽しんでいるのが伝わります。
    お店を検索してみると名店ばかり。グルメな方だったんですねー。

    ちなみに私も日記をつけてますが、仕事と家族と食べ物のことばかり…。いかにも自分が選びそうな本だったわけです^_^
    ウチの奥さまにも「食べ物のエピソードからあなたの記憶は成り立ってる

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    2025年06月07日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    池波正太郎さんの食をめぐるエッセイ集。以前にも読んでいますが、Audibleにもあったので耳読書で再読しました。東京の街が変わっていくことを嘆きながらも、通い馴染んだ名店でふらりとお酒を飲んだり甘味を食べたり。文豪のゆったりとした粋な日常に憧れながら、タイムトリップ気分で読めます。

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    2025年06月06日
  • 夜の戦士(下) 風雲の巻

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    上巻を読んだ時点での私の空想に反して、結局は信玄の死は歴史認識通り病気だったということでした。
    大きな野望を持ちながら志半ばで夭折した信玄ですが、結果論でいえば慎重過ぎたということでしょうか。
    そしてその後の武田家の運命は、勝頼の野心と器のギャップに加え、忍びを上手く活用できなかったことも一因としています。
    上巻に比べて下巻は忍びの超人的な活躍場面が少なかったのが少し物足りなかったけれど、非常に素晴らしい作品であることに変わりはありません。

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    2025年06月06日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    今回は徳川との戦いで有名な上田合戦から豊臣秀吉との邂逅、小田原城征伐、そして朝鮮出兵までの流れが描かれている。正直、3巻にしてここまで持って行くか、というのが率直な思い。12巻までどうなっていくのか、どこまでいくのかが気になってしょうがない。上田合戦あたりから真田兄弟が徐々に大人になっていき、特に信幸の凛とした佇まいがカッコよくなってくる。逆に父、昌幸は老練とした印象を受けた。どちらかというと豊臣側の物語が多く、秀吉の凄さと凋落、弟、秀長の能力の高さなど早くからの慧眼もつぶさに書かれているのは流石。

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    2025年06月04日
  • 男の作法

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    ★人間とか人生とかの味わいというものは、理屈では決められない中間色にあるんだ。

    ●やはり、顔というものは変わりますよ。だいたい若いうちからいい顔というものはない。男の顔をいい顔に変えて行くということが男をみがくことなんだよ。いまのような時代では、よほど積極的な姿勢で自分をみがかないと、みんな同じ顔になっちゃうね。

    ●人間という生きものは矛盾の塊りなんだよ。死ぬがために生まれてきて、死ぬがために毎日飯を食って……そうでしょう、こんな矛盾の存在というのはないんだ。そういう矛盾だらけの人間が形成している社会もまた矛盾の社会なんだよ、すべてが。矛盾人間のつくっている矛盾社会なんだから、それに適

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    2025年05月26日
  • 鬼平犯科帳 1巻

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    鬼平さんち

    都営新宿線、菊川駅近傍にあります。
    時代は降りますが、遠山金四郎さんも同じ場所に住んでいたそうな。
    柱が立っているらしく、今日に伝えています。
    お好みで。

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    2025年05月08日
  • 真田太平記(二)秘密

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    秀吉が持つ天才的な感覚と行動力、家康の慎重かつ卑怯なところの駆け引きは、他の作品で何度も触れてきたのにやっぱり興味深い。
    誰も信じられない印象がある戦国の世を真田家がどう渡っていくのか、とにかくクセが強い山手殿や角兵衛の存在かどのように影響するのか、真田家の跡目がどのように継がれていくのかなど、これからも楽しみが盛り沢山です。
    強くも優しいお江さんの存在も良いスパイスです。

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    2025年05月03日
  • 鬼平犯科帳[決定版](六)

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    ネタバレ

    悪人に近づいてから平蔵と明かすパターンは時代小説ならではのオチだがやはり面白い
    狐火も名作だがラストは賛否あると思う
    帰ってこない方が物語としては完成していたが連作の短編と考えると致し方ない面もあるかも

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    2025年04月30日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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    池波正太郎の連作時代小説『新装版・殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)』を読みました。
    池波正太郎の作品は昨年11月に読んだ『散歩のとき何か食べたくなって』以来ですね。

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    仕掛人・藤枝梅安非情の世界に棲む男
    生かしておけないやつらを闇へ葬る仕掛人。
    梅安シリーズ第1弾!

    品川台町に住む鍼医師・藤枝梅安。表の顔は名医だが、その実、金次第で「世の中に生かしておいては、ためにならぬやつ」を闇から闇へ葬る仕掛人であった。
    冷酷な仕掛人でありながらも、人間味溢れる梅安と相棒の彦次郎の活躍を痛快に描く。
    「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び称される傑作シリーズ第

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    2025年04月18日