池波正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
剣客が時代遅れの商売になりかかっている頃のお話。
いまでいうと探偵かな〜、剣客って商売は。
人を斬る為の刀を持った武芸者達が、徐々に政治の刀に持ち替えていく中、時代とは逆流して剣客になるべく生きていくことを決めた二十歳を過ぎた不器用な武芸者の話かと思いきや…
あれ…主役は親父殿??
60にも届く老練なる剣客が知略に人脈、そして剣術をもって難事件を解決していく様は痛快。
てか、じいちゃんカッコイイな〜スティーブマックインか?!
短編集なのでサラっと読める上にテンポもよくって時代小説入門にもってこい。
小気味よく動く親父殿の絵が頭に容易に浮かんでくるのは流石巨匠のなせる業なのでしょうね -
Posted by ブクログ
鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。
この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。
全12巻と大長編なのですが、説明より登場人物達の会話で物語が進んでいくので読書のリズムが切られることなくどんどん読み進んでいけますし、変に物語をはしょったりしていないので途中で話が分からなくなることもないです。
物語の中では真田忍軍の成り立ちや拠点とした城の役割、状況の変化により何故真田家が表裏比 -
Posted by ブクログ
鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。
この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。
全12巻と大長編なのですが、説明より登場人物達の会話で物語が進んでいくので読書のリズムが切られることなくどんどん読み進んでいけますし、変に物語をはしょったりしていないので途中で話が分からなくなることもないです。
物語の中では真田忍軍の成り立ちや拠点とした城の役割、状況の変化により何故真田家が表裏比