池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売番外編 黒白(上)

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    剣客商売番外編だけに、主役は秋山小兵衛と真剣勝負を約束した波切八郎。真っ直ぐ過ぎる性格なのか、読んでいる方がハラハラしてくる。小さい頃から八郎の世話をしてきた市蔵がいじらしく、気の毒に思えてくる。早く下巻を読まないと。

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    2025年09月27日
  • チキンライスと旅の空

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    ネタバレ

    時代小説の作家であり、食通の池波正太郎による食事エッセイです。食事とともに思い出があります。
    戦後の日本、特に東京の下町の暮らしぶりが生き生きと描かれています。たくましい家族だなと思いました。
    書かれた時点で東京の近代化を嘆いていたら、今の東京を見た彼は何というのだろうと考えてしまいます。

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    2025年09月25日
  • 鬼平犯科帳(十三)

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    池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈13〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『決定版 鬼平犯科帳〈12〉』以来ですね。

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    盗賊にも守るべきモラルがある。盗まれて難儀をする貧しいものに手を出さぬこと、人を殺傷せぬこと、盗みに入った先で女を手ごめにせぬこと。
    この三カ条を守らない盗賊を畜生盗(づと)めという。
    さて、本巻の「一本眉」では掟を守りぬく真の盗賊が、畜生盗めの一味を成敗する痛快譚。
    その他に、平蔵が盗賊のお頭に変身? お忍びの湯治先で一行が出会った事件「熱海みやげの宝物」と「殺しの波紋」「夜針の音松」「墨つぼの孫八」「

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    2025年09月23日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十二)

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    池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈12〉』を読みました。
    『決定版 鬼平犯科帳〈11〉』に続き、池波正太郎の作品です。

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    若き日、平蔵と左馬之助は高杉銀平道場の竜虎といわれ、もう一人又兵衛を加えて三羽烏とも呼ばれたものだった。
    それから幾星霜…盗賊となった又兵衛、火盗改方の長官・鬼の平蔵、二十数年ぶりの凄絶な対決を描く「高杉道場・三羽烏」。
    彦十に五郎蔵、粂八の元・本格盗めの男たち、いまはお上の手先だが興が乗り、〈昔とった杵柄〉に話がまとまってしまう「密偵たちの宴」。
    ほか「いろおとこ」「見張りの見張り」「二つの顔」「白蝮」「二人女房

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    2025年09月21日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十一)

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    池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈11〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈10〉』以来ですね。

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    色白でぽってりとした同心・木村忠吾の好物は、豊島屋の一本饂飩。
    親指ほどの太さの一本うどんがとぐろを巻いて盛られていて、柚子や摺胡麻、葱などの濃目の汁で食べるのである。
    そんな忠吾が、豊島屋で男色の侍に目をつけられ誘拐される「男色一本饂飩」ほか、ちょっとうまそうな食べ物が脇役となっている作品が印象的な第11巻。

    「男色一本饂飩」「土蜘蛛の金五郎」「穴」「泣き味噌屋」「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」の7篇を

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    2025年09月21日
  • 真田太平記(五)秀頼誕生

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    ついに晩年はその輝きを完全に失っていた秀吉が没し、無益だった朝鮮との戰が終わり、徳川家康が台頭してくる。
    お江さんがなんとか無事に伊賀を脱出し、柳生の庄で過ごしていた鈴木右近が奇跡的な偶然により復帰し、向井佐平次の息子 佐助が一人前になるなど、忍びの活躍も目が離せない。

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    2025年09月15日
  • 梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二)

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    まるで子供ですよ
    あんな連中が、この世の中を治めているのだから、まったくもって、なさけなくなりますねえ

    今の自分を含めて、大人がきちんと大人になるために、必要な言葉

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    2025年09月15日
  • 賊将

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    直木賞直前作。1個目は読みにくいなって思ったけど、応仁の乱の話や賊将は、面白い。佐幕派なので維新側の話はほとんど読まないことにいてるのだけど

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    2025年09月14日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十)

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    池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈10〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈9〉』以来ですね。

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    相模の彦十の様子がこのごろ何となくおかしい。
    むかしとった杵柄というやつかもしれぬ。
    いまはお上の御用ではたらく身ながら、人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ。
    鬼の平蔵、自分でさえ、妻を捨てお上の御用を捨て、岡場所の女と駆け落ちをするかも知れぬ、という。
    彦十をみはる平蔵、密偵たちの活躍を描く「むかしなじみ」他、「犬神の権三」「蛙の長助」「追跡」「五月雨坊主」「消えた男」「お熊

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    2025年09月14日
  • 剣客商売十六 浮沈

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    楽しみだった剣客商売もシリーズ16冊目の最終巻。四谷の弥七が小兵衛に語った「ともあれ、人間というものは、辻褄の合わねえ生きものでございますから・・・」というセリフが何とも言えず良い。

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    2025年09月10日
  • 梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二)

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    仕掛人•藤枝梅安シリーズ第2作。
    江戸の下町風情が感じられ、梅安や彦次郎らの人間味溢れる佇まいが実に良い。
    ところどころに散りばめられている江戸時代の食の描写が、池波正太郎のひとつの真髄であり、見事なものである。

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    2025年09月09日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈9〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈8〉』以来ですね。

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    「女は何よりも、男の肌身に添うているべきものだ」「な、なある……」おなじみの密偵おまさと、大滝の五郎蔵が、平蔵の粋なはからいで夫婦となった。
    おまさは、少女の頃から平蔵にひそかな想いを寄せており、平蔵もそれを知らぬわけはないのだが……苦労人・鬼平の面目躍如たる「鯉肝のお里」、内部から暗殺計画が! 鬼平まさに危うしの「白い粉」ほか、「雨引の文五郎」「泥亀(すっぽん)」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「狐雨」の全七

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    2025年09月07日
  • 男の作法

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    肩肘張らず柔軟に、でも大事なところはこだわる男の生き様。
    令和の時代に読んでも気づきのある本だなあと思いました。

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    2025年09月03日
  • 剣客商売十五 二十番斬り

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    剣客商売もシリーズ第15弾。冒頭で得体の知れぬめまいに襲われる、秋山小兵衛。小川宗哲医師は、小兵衛が老人の身体になったと診断。しかし、安静にしている事も忘れるほど事件解決に奔走。やはり並の老人ではなかった。さすが大先生。

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    2025年09月02日
  • 鬼平犯科帳(八)

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    池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈8〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈7〉』以来ですね。

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    悪い事をしながら善い事をし、善い事をしながら悪事を働く。
    心を許し合う友を欺して、その心を傷つけまいとする。
    全く人間とは奇妙な生きものよ……とは鬼の平蔵の心の底からの述懐である。
    盗賊でも市井の者でもみな普遍の業を心にしまいこみ、矛盾を抱えながら生きてゆく。
    その虚実を突きながら、情を持って応える人生の達人・鬼平の魅力いやますシリーズ第八巻。
    「用心棒」「あきれた奴」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」「あき

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    2025年08月31日
  • 剣客商売十四 暗殺者

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    息・秋山大治郎の危機を救うために奔走するあの小兵衛。そしてまさかのラストシーンにホッとしてしまった。思わずまた読み返してしまった。

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    2025年08月29日
  • 男の作法

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    語り口調でいいですね!今の時代ではなかなか言えないことも(笑)。いちいちなるほどーって思うとこが多いけど、着物のくだりはイマイチわからないかな

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    2025年08月28日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    大きな流れとしては秀吉が朝鮮へ強引に出兵するものの、最初の勢いが続かず次第に戦況が厳しくなってくる期間が舞台になっていますが、今巻の読みどころは何と言ってもお江さんの負傷から無事帰還するまでの流れです。
    忍びによる駆け引きの醍醐味を存分に味わえました。

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    2025年08月27日
  • 剣客商売十三 波紋

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    秋山小兵衛も65歳となり、夏の暑さがこたえ、夏より冬を好むようになったという。それでも剣客としての実力は衰えていない。

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    2025年08月25日
  • 鬼平犯科帳(七)

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    池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈7〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈6〉』以来ですね。

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    「長谷川平蔵と自分とが、もう切っても切れぬ間柄になってしまったことに、私は気づかざるを得ない」(作者の言葉)。
    ますます円熟味をました筆先から次々と新しい鬼平像が描き出される…。
    「雨乞い庄右衛門」「隠居金七百両」「はさみ撃ち」「掻掘のおけい」「泥鰌の和助始末」「寒月六間堀」「盗賊婚礼」の七篇を収録。
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    文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1971年

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    2025年08月24日