鬼平犯科帳[決定版](十一)

鬼平犯科帳[決定版](十一)

小説・文芸
800円 (税込)

4pt

4.0

江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。

火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。

中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。
2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。

うまそうな食べ物が脇役となっている作品が印象的な第11巻。収録されているのは以下の七編。

ひょうきんな性格が誰からも愛される与力・木村忠吾が誘拐された。『男色一本饂飩』
江戸の場末にある、驚くほど安くて、うまい飯屋に、なぜか平蔵は通いつめる。『土蜘蛛の金五郎』
商家の金蔵から消えた三百両が、そっくり返ってきた。情熱を描いた『穴』
火付盗賊改目方の会計をつとめる同心を襲った悲劇。『泣き味噌屋』
「こんや、九ツはん、・・・・・・」。平蔵の役宅へ届いた手紙に隠された情。『密告』
浅草寺の境内でスリを捕らえた平蔵。掏り盗った包みから思いがけぬものが。『毒』
久方ぶりに再会した父と子。だが息子は盗みの水をたっぷりとのんでいた。『雨隠れの鶴吉』

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鬼平犯科帳[決定版] の一覧

1~24巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~24件目 / 24件
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは、江戸の特別警察。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく、笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた男だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と言い、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔だ。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」も放送され、大きな話題になった。 2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年にあたる。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やした決定版で順次刊行。 第一巻収録作品は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」の8篇。 伝説の粋人・ジャズ評論家で晩年は大の鬼平ファンでもあった植草甚一(1908~1979)の解説も収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にしながら、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」が放送され、大きな話題になった。 2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やし、読みやすくなった決定版で順次、刊行する。 第2巻は、鬼平の命を執拗に狙う「蛇(くちなわ)の平十郎」一味と対決した「蛇の眼」、平蔵が「おれとしたことが、あのときほど辛く苦しかったことはない」と述懐した強敵が登場する「妖盗葵小僧」ほか、「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」を収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](三)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にしながら、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」が放送され、大きな話題になった。 2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やし、読みやすくなった決定版で順次、刊行する。 第3巻の収録作品は「麻布ねずみ坂」「盗法秘伝」「艶婦の毒」「兇剣」「駿州・宇津谷峠」「むかしの男」。 若いころ暮していた京へ、亡父の墓参にいった平蔵。その道中や、京での活躍が描かれる。 巻末の「あとがきに代えて」は、池波正太郎自身による解説・長谷川平蔵。必読の佳品である。
  • 鬼平犯科帳[決定版](四)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にする、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題になった。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第4巻に収録されているのは以下の8作品。 ・第3巻「むかしの男」から続いて平蔵を狙う盗賊が、刺客を放ったところ意外なことになる「霧の七郎」。 ・秘めた過去を持つ女の勘違いがもたらした殺しを平蔵が裁く「五年目の客」。 ・妻、久栄の縁戚からの頼みで平蔵が盗難事件を調べたところ、思わぬ秘密が露見する「密通」。 ・登場人物のなかでも人気の女密偵おまさの半生と危機が描かれる「血闘」。 ・一時の気の迷いが取り返しのつかない事態を招いた「あばたの新助」。 ・男の好きな女と、女の好きな男とが化かしあう「おみね徳次郎」。 ・平蔵の剣友、岸井左馬之助の活躍が一人の男の生きかたを変えた「敵(かたき)」。 ・街娼の連続殺人に対して鬼平の怒りが爆発した「夜鷹殺し」。 解説:佐藤隆介
  • 鬼平犯科帳[決定版](五)
    790円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にする、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題になった。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第5巻に収録されているのは以下の作品。 ・余命いくばくもない「間取りの万三」に平蔵が情をかける「深川・千鳥橋」 ・偶然、盗みの計画を聞いてしまった物乞いが意外な行動に出る「乞食坊主」 ・盗賊であっても子を思う親の心は同じ。その思いを平蔵がくんだ「女賊」 ・記憶を失ってしまった同心の数奇な半生が描かれる「おしゃべり源八」 ・第四巻に収録「あばたの新助」では平蔵の手を逃れた網切一味と対決する「兇賊」 ・平蔵の従兄のおいらくの恋が大捕り物につながる「山吹屋お勝」 ・功名心が生み出す恐ろしさを描いた「鈍牛(のろうし)」
  • 鬼平犯科帳[決定版](六)
    790円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第6巻に収録されているのは以下の七作品。 自腹をきって探偵の費用を捻出する鬼平と配下の苦衷が伝わる「礼金二百両」 伊三次、粂八といった鬼平自慢の密偵がめざましい活躍をみせる「猫じゃらしの女」 鬼平の部下で小野派一刀流の剣士、沢田小平次が、師の仇と対決する「剣客」 女密偵おまさが、平蔵への思いと、昔の男との間で悩む「狐火」(「アニメ鬼平」第13話原作) 病で伏せる平蔵の寝間から大事な煙管が消えた。老人の酔狂を描く「大川の隠居」(「アニメ鬼平」第8話原作) ふとしたことから火付盗賊改方の御用をつとめた絵師が悩んだわけが明らかになる「盗賊人相書」 昔の過ちが二人の人生を大きく変えた。その顛末をつづった「のっそり医者」
  • 鬼平犯科帳[決定版](七)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第7巻に収録されているのは以下の七作品。 かつては知られた盗賊の寂しい末路が描かれる「雨乞い庄右衛門」 女あそびの好きな、平蔵の長男、辰蔵の助平心が事件につながる「隠居金七百両」 女だまし専門の引きこみが狙った店の、隠された事情が明かされる「はさみ撃ち」 ひとりばたらきの女賊おけいの手腕に驚かされる「掻掘のおけい」 すさんだ生活を送っていた若き日の因縁が、火盗改メ長官となった平蔵と結びついた「泥鰌の和助始末」(「アニメ鬼平」第9、10話原作) 役目を離れ、老武士の悲願を助ける平蔵。人生の哀歓を描き出す「寒月六間堀」 かたくなに「盗人の掟三カ条」を守る男たちが意地をみせる「盗賊婚礼」 解説:中島梓
  • 鬼平犯科帳[決定版](八)
    790円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第八巻に収録されているのは以下の作品。 豪傑のような見かけなのに腕のほうはさっぱり、という浪人の身の上におこった顛末を描く「用心棒」 盗人と同心、男二人が命がけで心意気をみせた「あきれた奴」(「アニメ鬼平」第十二話原作) 悪いことをしながら善いことをし・・・平蔵の人情裁きもあざやかな「明神の次郎吉」 火付盗賊改方を襲う卑劣きわまりない男たちと鬼平が死闘を繰り広げる「流星」 「男と女のあのことの底は、まことにそも深え深えもので」。妙な色男の物語「白と黒」 平蔵の剣友、岸井左馬之助に嫁とりの話が・・・「あきらめきれずに」
  • 鬼平犯科帳[決定版](九)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第九巻に収録されているのは以下の作品。 わざわざ自分の人相書を平蔵へ届けさせた大胆な賊を平蔵が追う「雨引の文五郎」 女賊を見張る五郎蔵とおまさ。二人の間に育ったこころとは。「鯉肝のお里」 盗賊にも義理があれば、情もある。元盗賊の恩返しを描く「泥亀」 「これが最後か・・・・・・」と、平蔵が観念したほどの〔凄い奴〕との死闘が繰り広げられる「本門寺暮雪」 盗賊の頭が手下の女房に手を出した? 〔引き込み〕夫婦に災厄が起きる「浅草・鳥越橋」 鬼の平蔵に毒を盛る! 悪党たちの姦計はどんな結末にいたるのか。「白い粉」 平蔵が、その生涯で後にも先にも経験したことのない異変に遭遇する「狐雨」 巻末に 池波正太郎のエッセイ「私の病歴」」を特別収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](十)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第十巻に収録されているのは以下の作品。 捕らえられていた賊が逃げ出した。手引きをしたのは役宅の内部を知る者。『犬神の権三』 借金取りになった元盗賊が人生の最後にとった思いがけぬ行動とは。 『蛙の長助』 盗賊の一味を尾行する平蔵。その後をつける男の姿が。『追跡』 かつて平蔵に助けられた絵師が、賊の探索のために腕をふるうことになった『五月雨坊主』 平蔵とは昔なじみの老密偵、相模の彦十が人情にからめとられて。『むかしなじみ』 名与力・佐嶋忠介が偶然、再会した男の数奇な運命が描かれる『消えた男』 平蔵が若い頃からなじみの老婆、お熊が事件に巻き込まれる『お熊と茂平』
  • 鬼平犯科帳[決定版](十一)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 うまそうな食べ物が脇役となっている作品が印象的な第11巻。収録されているのは以下の七編。 ひょうきんな性格が誰からも愛される与力・木村忠吾が誘拐された。『男色一本饂飩』 江戸の場末にある、驚くほど安くて、うまい飯屋に、なぜか平蔵は通いつめる。『土蜘蛛の金五郎』 商家の金蔵から消えた三百両が、そっくり返ってきた。情熱を描いた『穴』 火付盗賊改目方の会計をつとめる同心を襲った悲劇。『泣き味噌屋』 「こんや、九ツはん、・・・・・・」。平蔵の役宅へ届いた手紙に隠された情。『密告』 浅草寺の境内でスリを捕らえた平蔵。掏り盗った包みから思いがけぬものが。『毒』 久方ぶりに再会した父と子。だが息子は盗みの水をたっぷりとのんでいた。『雨隠れの鶴吉』
  • 鬼平犯科帳[決定版](十二)
    880円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、若い頃、「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 「アニメもスゴイが、原作はもっとスゴイ!」と20~30代にも、このところ鬼平の魅力が伝わっています。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で刊行します。 第十二巻に収録されているのは以下の作品。 賊に兄を殺され、跡を継いで同心となった男がはまりこんだ深み。「いろおとこ」 ともに剣の修業を積んだ男と平蔵が思わぬ形で再会する「高杉道場・三羽烏」 商家がみな殺しにされた事件を探る密偵・伊三次が、品川宿で見かけた男とは。「見張りの見張り」 平蔵がもっとも信頼する六人の密偵が、宴席での冗談から、ちょっとした企みを…。「密偵たちの宴」 市中を見回る平蔵に声をかける男。ひそかに客をとる素人女がいるという。「二つの顔」 遊所にいりびたる平蔵の長男、辰蔵が喧嘩をうった相手は女。「白蝮(しろまむし)」 双方から相手を殺すように持ちかけられた小悪党の行く末を描く「二人女房」
  • 鬼平犯科帳[決定版](十三)
    790円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、若い頃、「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で刊行。 第十三巻に収録されているのは以下の作品。 熱海へ湯治に出かけた平蔵。そこで供の老密偵・彦十が昔の仲間を見かけて…。『熱海みやげの宝物』 大川で商人と船頭を鮮やかな手なみで斬った男は、平蔵配下の同心だった。『殺しの波紋』 白昼堂々、同心の妻が暴漢に襲われた。手ごめにしようとした男の煩悩を描いた『夜針の音松』 血を流すことなく盗みを働く本格派の盗賊がわが子のために大店を狙った『墨つぼの孫八』 老いた掏摸が、偶然、抜き取った紙入れに入っていた意外なものとは。『春雪』 上方では名を知られた本格の盗賊一味が、極悪非道の賊と対決する『一本眉』
  • 鬼平犯科帳[決定版](十四)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、若い頃、「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版を刊行。 第十四巻に収録されているのは以下の作品。 平蔵の剣友、岸井左馬之助が見かけた、平蔵とも因縁あさからぬ老人。その偶然が平蔵の地位と関ってくる「あごひげ三十両」 盗みの引き込みの女と、その連絡役の男との許されぬ恋は意外な方向に……「尻毛の長右衛門」 「急ぎばたらきの盗め人が一人ほしい」。そこで紹介された男の正体は。「殿さま栄五郎」 河原で小娘が侍に襲われた。その侍の懐中には平蔵宛の手紙が。「浮世の顔」 密偵として抜群の働きをみせる伊三次。だが、言うに言われぬ過去があり・・・。「五月闇(さつきやみ)」 浪人姿で歩く同心・木村忠吾に、声をかけてきた盗賊がいた。「さむらい松五郎」 解説:常盤新平
  • 鬼平犯科帳[決定版](十五) 特別長篇 雲竜剣
    880円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、若い頃、「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版を刊行。 第十五巻は「特別長篇 雲竜剣」。 得体の知れない兇刃に狙われる平蔵とその周辺。シリーズ初登場の一冊まるごと長篇の「雲竜剣」。 平蔵の過去の記憶と、現在進行形の恐怖が交錯する。フィルム・ノワール風サスペンスの中に、一瞬のユーモアも光る傑作。
  • 鬼平犯科帳[決定版](十六)
    800円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にしながら、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」が放送され、大きな話題になった。 2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やし、読みやすくなった決定版で順次、刊行する。 「影法師」「網虫のお吉」「白根の万左衛門」「火つけ船頭」「見張りの糸」「霜夜」の全6篇を収録。 新婚同心・木村忠吾の惚けぶりには、平蔵の皮肉も通じない(「白根の万座左衛門」)。一方、妻子を失った小柳安五郎は、平蔵の指示で、女賊と乱行を続ける同僚を監視する(「網虫のお吉」)。部下たちの様々な思惑に、平蔵の決断が冴える。
  • 鬼平犯科帳[決定版](十七) 特別長篇 鬼火
    880円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にしながら、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」が放送され、大きな話題になった。 2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やし、読みやすくなった決定版で順次、刊行する。 第17巻は「特別長篇 鬼火」。 従兄から話に聞き、興味をそそられた平蔵は、駒込の「権兵衛酒屋」へ立ち寄った。 酒と一品のみの肴がうまいと評判だが、平蔵はそこに曲者の気配を感じる。 ほどなく、この店の女房が斬られ、亭主は姿を消す。 これを発端に、平蔵暗殺から大身旗本の醜聞へと、謎が謎を呼ぶ意欲作。
  • 鬼平犯科帳[決定版](十八)
    750円 (税込)
    2017年、本格時代劇アニメ「鬼平 ONIHEI」登場。 本格時代劇というアニメの新ジャンルを拓き、今後の展開にも注目が集まっている。 原作はもちろん、池波正太郎の「鬼平犯科帳シリーズ」である。 人気絶大のシリーズ全24巻を、さらに大きな文字とふりがなを増やした【決定版】で順次刊行中。 いかなる時もブレない平蔵の指揮下、命を賭して働く与力・同心・密偵のチーム鬼平。 とはいえ、同心たちの個性もそれぞれ、一筋縄ではいかない。 それにしても、このところ切ない事件が続く。 「俄か雨」「馴馬の三蔵」「蛇苺」「一寸の虫」「おれの弟」「草雲雀」の全六篇を収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](十九)
    800円 (税込)
    2017年、本格時代劇アニメ「鬼平 ONIHEI」登場。 本格時代劇というアニメの新ジャンルを拓き、今後の展開にも注目が集まっている。 原作はもちろん、池波正太郎の「鬼平犯科帳シリーズ」である。 人気絶大のシリーズ全24巻を、さらに大きな文字とふりがなを増やした【決定版】で順次刊行中。 平蔵以下、チーム鬼平の探索もいまや練達の域に達している。 しかし最近は、お調子者の同心・忠吾ですら、生きていくことのつらさを感じる日々のようである。 「霧の朝」「妙義の團右衛門」「おかね新五郎」「逃げた妻」「雪の果て」「引き込み女」の全6篇を収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十)
    790円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 肴は豆腐一品のみの、味も素気もない居酒屋が麻布にある。その夜、訪ねてきた女が「小柳安五郎が殺されても、いいのかえ?」といって、帰った。店の亭主は、以前、火付盗賊改方同心をつとめていた金三郎であった……。「おしま金三郎」など全7篇を収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十一)
    781円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 「もはや、すでに、死んだつもりよ」「いまのわしは、若いころの罪ほろぼしをしているようなものじゃ」……鬼平が自身のかなしみを吐露する「春の淡雪」ほか、著者自身が好きな作品ベスト5に選んだ「瓶割り小僧」など、全6篇を収録。
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十二) 特別長篇 迷路
    880円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 シリーズも終盤の第22巻は、特別長篇「迷路」。平蔵のみならず、その周囲の者たちが次々に狙われる。与力、下僕が殺され、平蔵の息子、娘の嫁ぎ先までが標的に。敵は何者か? 盗賊改方への怨みなら、なぜ下僕まで襲うのか? 追い詰められた平蔵は苦悩の果てに、役宅から姿を消す……渾身の傑作長篇!
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十三) 特別長篇 炎の色
    750円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 第23巻は、平蔵の身辺に大きな変化あり。謹厳実直な亡父・長谷川宣雄の隠し子が出現。平蔵は、腹違いの妹・お園のためにひと肌脱ぐ(「隠し子」)。夜鴉がしきりに鳴いた翌日、おまさは旧知の盗賊・峰山の初蔵に声をかけられる。「新しい荒神のお頭を手伝ってもらいたい。二代目は女だ。先代の隠し子さ」。先代の助太郎親分を思い出し、おまさの心が騒ぐ(特別長篇「炎の色」)。二人の隠し子登場で、新たなる物語が始まる。
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十四) 特別長篇 誘拐
    740円 (税込)
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 おまさは、昔の仲間・お糸を茶店で見かける(「女密偵女賊」)。火盗改メの役宅にきた新しい[まわりの髪結い]、その名を五郎蔵といった(「ふたり五郎蔵」)。荒神のお夏はおまさへの思いを断ち切れずに……未完となった最後の作品「誘拐」。 「鬼平」全3編と尾崎秀樹「池波正太郎の文学」、さらに秋山忠彌「平蔵の好きな食べもの屋」、「ふたり五郎蔵」の池波正太郎による挿画を新たに収録した、決定版シリーズ最終巻!

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鬼平犯科帳[決定版](十一) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    『男色一本饂飩(なんしょくいっぽんうどん)』
    なんか強烈な題名で始まった(笑)「鬼平犯科帳11」
    今回ちょっと危ない目に合うのは、火付盗賊改方同心の木村忠吾、うさぎ饅頭に似ているのであだなは兎忠(うさちゅう)。
    体力も胆力も足りなくお調子者でしょっちゅう女に引っかかりおっちょこちょいちょいだが、いざとなったら夢中で働き裏表なくて愛嬌もあるので、与力同心たちからも鬼平からも可愛がられている。
    そのうさ忠が好物の「一本饂飩」を楽しんでいるところに強引に同席してきた巨漢で毛深い男。野太い声をみょ〜に柔らかな口調でうさ忠の耳元に囁きかけてくる。
    店を出たところで、うさ忠は数人の男たちに拉致されて…。
    ***拉致されたのが女性ならまず無事では済まない(実際に無事ですまなかった話もあるし)状況になったのですが、でもうさ忠だよ?まさかそんなにひどい目には合わないよね?という思いながら読みました。
    まあ結局うさ忠を拉致ったのが強盗団だったため、鬼平としてはうさ忠救出と強盗団壊滅できたのですが、行方不明時は心配されたうさ忠が、助けられたら同心たちから「あいつなんかめずらしい体験したらしいなあ」と貞操を疑われてしまうのはちょいとお気の毒。

    『土蜘蛛の金五郎』
    三ノ輪の外れにできた「どんぶり屋」という飯屋。滅法安いし乞食にはただで食べさせる。
    興味を持った鬼平は、荒んで汚れきった浪人の変装をして「どんぶり屋」へ通う。
    そしてある時店に押しかけてきた暴漢たちを鬼平はあっさりと叩きのめす。
    その腕前を見た店主の金五郎は、鬼平へ驚くような依頼をしてくれる。
    「謝礼はたっぷり払う。火付盗賊改方の長谷川平蔵を殺してくれないか」
    自分の暗殺を依頼された鬼平が立てた作戦は、緊迫の鬼平vs鬼平の決闘だった。
    ***すべてが終わって、汚い浪人から火付盗賊改方に戻った鬼平がつぶやきます。「おれは実に楽しかった。できることなら面倒なお役目は捨ててしまって、乞食浪人になってみたいもんだ」
    若い頃グレていた鬼平なら乞食浪人も似合いそうですが、いまのあなたには家族も与力や同心も密偵たちもいるので、お役目は捨てないでね。

    『穴』
    大店の鍵のかかった蔵にしまわれた三百両が盗まれた。誰も気が付かない間に行われた見事な盗め(つとめ)仕事。
    しかもその数日後、その鍵のかかった蔵に盗まれた三百両がそっくり戻されていた。やはり誰も気が付かないうちに行われた見事な仕事っぷり。
    犯人は、隣に住む扇谷のご隠居平野屋源助とその番頭の茂兵衛だった。昔気質の盗賊だった源助と側近の茂兵衛は盗賊稼業から綺麗に足を洗い、死に支度に入ろうとしていた。
    だが71となった今でも元気矍鑠たる源助は、ふとしたときに昔の盗みの血が騒ぎ、自分がまだ現役でやれるという証を見せたくてしょうがなくなっていたのだった。
    ***鬼平犯科帳では、筋の通った矍鑠たる老盗や御隠居が出てきますが、敵味方に関わらず鬼平と互いを認め合う話になります。
    今回も、源助に対して鬼平は相手の腕を認めつつこれ以上やりすぎるなよと牽制してみせ、感服した源助はそれに応えることになりました。

    『泣き味噌屋』
    火付盗賊改方会計担当同心の川村弥助は、まるで相撲取りのような体格にもかかわらず、怖がりで押しが弱くて「泣き味噌屋(※泣き虫の意味)」と呼ばれている。
    だがある日、新婚の愛妻さとが攫われてしまい…
    ***最初の話でうさ忠の操は無事だったが、やっぱり女性だと…

    『密告』
    「こんや、九ツはん、ふか川、せんだいぼり、かまくらやへおしこむぬすっと十五にん」
    たどたどしい文字で書かれた強盗密告の手紙は、それが実行される直前に届けられた。
    捉えられた盗人の一人の顔、それはかつて鬼平が知っていた男によく似ていた。
    鬼平は知る。若くてグレていた頃の鬼平が片手間に気遣った女は、その後の苦労の人生でその親切をずっと支えにしていた。そしてとても苦しい決断を鬼平に託したのだということを。

    『毒』
    市中見廻りにでた鬼平は、若い男が陰陽師から財布を掏る場面を目撃する。
    その掏摸を捕まえた鬼平だが、取り上げた財布には、毒薬が隠されていた。
    ***今回は、幕府に使える鬼平が、幕府制度の隠匿姿勢と、人民との距離に疑問を持ち、背後に巨悪があるかもしれないけど、火付盗賊改方とはいえ自分たちにはこれ以上道しようもないんだよね…という矛盾を吐露する話になっています。

    『雨隠れの鶴吉』
    強盗の引き込みをする雨隠れの鶴吉とお民の夫婦は十二年ぶりで江戸に戻ってきた。
    鶴吉は大店の旦那と女中の間の子供だったが、正妻に追い出されていたのだ。
    江戸についた鶴吉は、昔なじみから旦那様はいまでも鶴吉の行方を探していると聞かされる。
    そして十二年ぶりの親子対面となったが、その店には別の強盗団の引き込み役が入り込んでいた…
    ***偶然に偶然が重なり、喜んで迎えてくれる場所と、でも別の人生に戻らなければいけないという板挟みのなかで、それぞれが仁義を通したというお話。
    <物事には、いちいち理屈をつけるものではない。人間という生き物は理屈とは全く無縁のものなのに、どうも得てして理詰めにいきたがるのがおかしい。P308>

    0
    2020年10月06日

    Posted by ブクログ

    三度目の鬼平もこれで、第11巻。全七話収録されているが、圧巻は同心・兎忠木村忠吾が誘拐される「男色一本饂飩」その他は引退した老盗がお盗めへの情熱から再び盗めを行う「穴」、家を捨て、盗人になった男が実家の危機を救う「雨隠れの鶴吉」など。

    0
    2019年01月23日

    Posted by ブクログ

    池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈11〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈10〉』以来ですね。

    -----story-------------
    色白でぽってりとした同心・木村忠吾の好物は、豊島屋の一本饂飩。
    親指ほどの太さの一本うどんがとぐろを巻いて盛られていて、柚子や摺胡麻、葱などの濃目の汁で食べるのである。
    そんな忠吾が、豊島屋で男色の侍に目をつけられ誘拐される「男色一本饂飩」ほか、ちょっとうまそうな食べ物が脇役となっている作品が印象的な第11巻。

    「男色一本饂飩」「土蜘蛛の金五郎」「穴」「泣き味噌屋」「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」の7篇を収録。
    -----------------------

    文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1973年(昭和48年)11月号から1974年(昭和49年)5月号に連載された作品7篇を収録して1982年(昭和57年)に刊行された作品……実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳、鬼平犯科帳シリーズの第11作です。

     ■男色一本饂飩
     ■土蜘蛛の金五郎
     ■穴
     ■泣き味噌屋
     ■密告
     ■毒
     ■雨隠れの鶴吉

    鬼の平蔵のもとで働くのは勇猛な者ばかりではない……勘定掛としてはまことに有能な川村弥助は、小心で地震が大の苦手、、、

    しかし愛する妻をさらわれた時、この臆病者は変貌した……鬼平の部下への思いやりが光る「泣き味噌屋」。

    木村忠吾が男色の侍にさらわれ危機一髪!の「男色一本饂飩」……長谷川平蔵が長谷川平蔵に闇討ちされる? 奇想天外な「土蜘蛛の金五郎」、、、

    盗んだ金を元に返した老盗人の名人芸「穴」……他に「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」と7篇を収録。

    テレビドラマでもお馴染みの鬼平犯科帳シリーズ……原作となる小説も面白いです! 本作品の収録作では、

    木村忠吾が行方不明に!? 木村忠吾が男色の算者指南の盗賊に誘拐・監禁されるも操を守り抜くユーモアたっぷりの異色作『男色一本饂飩』、

    平蔵vs.平蔵!? 平蔵殺しを頼まれた喰い詰めた浪人に変装した平蔵と平蔵に成り代わった左馬之助が白刃を交えるシーンが強烈……「悪い事をしながら、良い事もする」人間の判らない一面が巧く描かれている『土蜘蛛の金五郎』、

    盗賊改方の勘定方を務め実務能力は優秀だが、臆病で優しく泣き虫なことから泣き味噌屋と呼ばれ日頃から仲間に馬鹿にされている同心・川村弥助が、凌辱されたうえに惨殺され妻の敵討ちをとるために見事にその本懐を果たすが……その本心は平蔵に看破されていた『泣き味噌屋』、

    平蔵が子どもの頃に遊んでた幼馴染の鶴吉……父親に複雑な気持ちを抱いたまま、大坂から戻ってきた鶴吉は、実家に盗賊の引き込みが入り込んでいることを知り夫婦の粋な計画を企てる『雨隠れの鶴吉』、

    が印象的だったかな……連作短篇のカタチを取っており、1篇ずつでも愉しめるのですが、それぞれの短篇が繋がって大長篇としても読める構成なので、順番に読み進めると大河ドラマ的な愉しみがありますね。

    平蔵を取巻く登場人物の存在感も幅広く、関係性も濃くなり、それぞれの人間味に深みがでてきて、巻が進むに連れてどんどん面白くなっていきますね……第12作以降も順次、読んでいこうと思います。

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    「男色一本饂飩」「土蜘蛛の金五郎」「土」「亡き味噌屋」「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」を収録。怖がりの盗賊改方の経理担当者が妻の敵を討つ「亡き味噌屋」、木村忠吾が男色の盗賊に誘拐される「男色一本饂飩」が印象的だった。

    0
    2017年09月03日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    食い気盛んな同心・木村忠吾の大好物は、深川の一本饂飩。柚子や摺胡麻、葱などをあしらった濃目の汁で食べる。ある日、「同席、かまわぬかしら?」と巨体の侍が忠吾に近づいてきた(「男色一本饂飩」)。老盗人の名人芸とは(「穴」)。全七篇を収録。

    0
    2021年12月24日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の陰陽師って、登録制(?)で土御門家に登録料(?)を払う形式だったんだね。

    鬼平さんは江戸の市民を守っているけれど、その上の幕閣にいる御家人さんとか大名さんとか、役職付のエライ人とか、大奥とかもっとドロドロしてるっぽいことが少し描かれていました。

    そんな世界で地道に生きている市民を守る鬼平さんは、酸いも甘いも清濁併せ呑める力量なのがスゴイな~♪

    ……ま、ちょっと剣術が強すぎるけどね(笑)

    0
    2018年09月02日

鬼平犯科帳[決定版](十一) の詳細情報

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