池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売十二 十番斬り

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第12弾。7作。

    「白い猫」「密通浪人」「浮寝鳥」「十番斬り」「同門の酒」「逃げる人」「罪ほろぼし」

    今まで読んできた剣客シリーズの中で、とても好きな巻。
    どれも面白い。「白い猫」の猫の愛らしさ(黒兵衛は結局飼わなかったのか?)。
    「密通浪人」「浮寝鳥」で小兵衛と大治郎がそれぞれいっぱい食わされる。
    「十番斬り」は表題作だけあって印象的。死を前にして為すべきことを見つけた松村浪人。それを小兵衛が助ける。
    「同門の酒」は普段の律儀さが己の危機を助ける。
    「逃げる人」では大治郎が敵もちとその敵の両方を知ってしまい、決断を迫られる。
    「罪ほろぼし」父が大罪を犯した永

    0
    2013年02月16日
  • 剣客商売十一 勝負

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第11弾。7作。

    「剣の師弟」「勝負」「初孫命名」「その日の三冬」「時雨蕎麦」「助太刀」「小判二十両」

    「剣の師弟」の黒田精太郎と「小判二十両」の小野田万蔵は、両者ともに小兵衛の弟子である。黒田は師の手にかかり討たれ、小野田は見逃される。この違いは小兵衛の中では明白なのだろう。
    「その日の三冬」もこの2編と似ている。

    「勝負」は表題作でもあり、どのような結末になるのか楽しみにしていたが、なるほど。と思った。
    「助太刀」が泣ける。

    0
    2013年02月15日
  • 剣客商売八 狂乱

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第8弾。6作。

    「毒婦」「狐雨」「狂乱」「仁三郎の顔」「女と男」「秋の炬燵」

    毒婦では不二楼にいたおきよ、女と男で出てくるお絹、秋の炬燵のおさいといった悪女を描いたものが半数を占める。「狐雨」はちょっとファンタジー。「狂乱」に出てくる石山甚市は、もう少し早く小兵衛との縁があれば、大治郎の弟子、笹野新五郎のように剣に励めたかもしれない。全体的にちょっとしんみりとさせられる巻。

    0
    2013年02月07日
  • 食卓の情景

    Posted by ブクログ

    簡潔な文章だが、情景がありありと浮かぶ。食通と言われる池波正太郎の足跡を辿ってみたいと思わせる一冊。

    0
    2013年02月05日
  • 剣客商売十一 勝負

    購入済み

    バイブル的存在感

    池波正太郎ワールドにはまって25年。
    何度も読み返して文庫本はバタバタになり
    再購入中に思い切って電子版へ変更しました。
    紙活字の方が愛着感じますが、それは大事に保管します。
    全巻持ち歩けるのは魅力大きいかなぁ…。

    0
    2013年02月05日
  • 鬼平犯科帳(一)

    購入済み

    さすがは池波正太郎ワールド

    文庫本を毎年読み返すなかで劣化しました。
    なので今回は色褪せない電子書籍にしました。
    少し物足りなさを感じますが、読み出すと笑ったり、泣いたり…。
    言葉・文字遣いや人情、加えて料理などどれをとっても最高!(^^)!
    電子版も全巻揃えていきます。

    0
    2013年02月05日
  • 剣客商売七 隠れ簑

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第7弾。7作。

    「春愁」「徳どん、逃げろ」「隠れ蓑」「梅雨の柚子の花」「大江戸ゆばり組」「越後屋騒ぎ」「決闘・高田の馬場」

    「徳どん、逃げろ」と「隠れ蓑」が印象深かった。特に「徳どん、逃げろ」は多分こうなるだろうなという展開が読めても、油断したら涙してしまいそうになる。「梅雨の柚子の花」では大治郎の弟子、笹野新五郎の出生の秘密が明らかになる。「隠れ蓑」は最後まで読んでタイトルをみて、ああ、と思う。

    0
    2013年02月05日
  • 真田太平記(三)上田攻め

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幸村かっこよすぎるぜぇぇええええええ!!!
    という感じの第3巻目突入。
    まだまだ先は長いけど
    どんどん面白くなってきました真田ファミリー。
    上田攻めと小田原攻めがあったり
    信幸が結婚したり
    名胡桃城陥落したり
    問題児角兵衛が帰ってきたり。
    盛り沢山!!
    なんだかんだでさらさら読んでしまう。

    0
    2013年02月04日
  • 食卓の情景

    Posted by ブクログ

    初、池波正太郎かな?w しみじみよい♪食べ物の食べ方や好みで、人ってわかりますよねー。「マティーニ・オン・ザ・ロック」もお好きらしく、親近感が沸くw

    0
    2013年02月02日
  • 剣客商売六 新妻

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第6弾。7作。

    「鷲鼻の武士」「品川お匙屋敷」「川越中納言」「新妻」「金貸し幸右衛門」「いのちの畳針」「道場破り」

    「品川お匙屋敷」で大治郎と三冬が結ばれる。この話がメインのように思えるが、「鷲鼻の武士」の渡部甚之介(「金貸し幸右衛門」にも出てくる)や「いのちの畳針」の植村友之助、「道場破り」の鷲巣見平助など魅力的な人物が描かれる小作品により惹かれた。

    0
    2013年01月31日
  • 原っぱ

    Posted by ブクログ

    既に引退した劇作家の毎日を描いている。章毎にオチはついているが基本のストーリーはつながっている。とくにストーリーに盛り上がりがあるわけではないが気になって読んでしまう。

    0
    2013年01月30日
  • 剣客商売五 白い鬼

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第5弾。7作。

    「白い鬼」「西村屋お小夜」「手裏剣お秀」「暗殺」「雨避け小兵衛」「三冬の縁談」「たのまれ男」

    「白い鬼」の金子伊太郎は訳あって女性を異常に憎み異常な殺戮を繰り返す。「雨避け小兵衛」は過去に自分が負けてやらず落ちぶれた浪人の哀れと後悔がなんとも。三冬と大治郎の恋もそろそろ大詰めか。

    0
    2013年01月20日
  • 剣客商売四 天魔

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第4弾。8作。

    「雷神」「箱根細工」「夫婦浪人」「天魔」「約束金二十両」「鰻坊主」「突発」「老僧狂乱」


    金で勝負を負けてやるのは是か非か。小兵衛と大治郎の経験と若さの違いが見られる「雷神」は思わぬ結果に落ち着く。このテーマは他の作品にもよく出てくる。男同士の色恋沙汰(念友)の他色事が関わる作品が多かった。「天魔」の笹目千代太郎は「妖怪・小雨坊」の小雨坊より怖い。

    0
    2013年01月20日
  • 男振

    Posted by ブクログ

    読み終わて、不思議なくらいに清々しい。
    堀源太郎。十七歳の時、アタマは、はげていた。
    なぜ、その病気にかかったのか、理由もわからぬ。
    治療する術もなく、周りの嘲笑に耐えていた。
    殿様の千代之助に、そのことを嘲笑されて、猛然と千代之助に、
    襲いかかり、ボカボカと殴る。
    そのことで、ロウに閉じ込められるが、・・・
    どういうわけか。老中の計らいで、名前を変えることで、
    命が助けられる。
    そして、新潟の郷里に戻るが、解消された婚約者が会いたいというので、
    会いにいくが、またそこで、ひと騒動を起こす。
    今回は決定的で、それでも・・・
    源太郎には、いわくがあったのだ。

    それにしても、源太郎の行動は、なん

    0
    2013年02月13日
  • 剣客商売三 陽炎の男

    Posted by ブクログ

    時代小説。「剣客商売」シリーズ第3弾。7作。

    「東海道・見付宿」「赤い富士」「陽炎の男」「嘘の皮」「兎と熊」「婚礼の夜」「深川十万坪」

    ぼくとつ1本だった大治郎がどんどん父の小兵衛に采配が似てくる。
    三冬が大治郎に密かな思い抱くようになり、弥七と傘屋の徳次郎の縁もこの巻で書かれている。

    0
    2013年01月11日
  • 真田太平記(二)秘密

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    待っていました上杉景勝!!と言わんばかりのイイ男。
    やっとなんとなぁーく1巻の続きが分かってきたようなそんな感じ。

    佐平次はもよと仲良くていいわねぇ~とか。
    真田兄弟の活躍も徐々見えてきて嬉しい。
    それにしても角兵衛が気になります
    一体どこへ行ったのかしら。。。。

    0
    2013年01月10日
  • 武士(おとこ)の紋章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    書店をふらついていてタイトルに惹かれ購読しました。

    己の生き方を貫いた武士(おとこ)たちの物語です。

    どの作品のどの人物も憧れるような格好良さですが、私が一番好きだったのは明治から昭和にかけて日本の植物学を牽引した牧野富太郎氏の話でした。

    私は本来武将好きにもかかわらず、今回この牧野氏の植物を愛しそれを一生のものにした生き方に非常に感動し、一本筋の通った本物の武士を知った気持ちになりました。

    0
    2012年12月18日
  • 火の国の城(下)

    Posted by ブクログ

    歴史小説にでてくる実在人物は、その行く末が分かっていることが多く、その分ストーリー先が読めてします。事実に基づく話しは別として、良く分からないことに、神秘性を感じませんか。この小説のストーリーは、忍者という神秘性の高い職業と絡めて、歴史上の人物に起こった事実をうまく絡めている。

    0
    2012年12月15日
  • 夢の階段

    Posted by ブクログ

    池波のデビュー作「厨房(キッチン)にて」をはじめ、初期の作品がが収録されている短編集。

    死に向かって生きるという人間の矛盾。

    0
    2012年11月30日
  • 人斬り半次郎 賊将編

    Posted by ブクログ

    維新後、半次郎が桐野利秋と名を変え、陸軍少将になった絶頂の時代から、西南戦争で戦死するまでの物語。西郷隆盛が幕末編よりもクローズアップされている。下手をすれば西郷隆盛が主人公といってもおかしくないくらいに。桐野利秋の存在感が少し薄くなっているような気がする。しかし、この本で西郷隆盛に興味をもつことができたので良し。

    0
    2012年11月10日