池波正太郎のレビュー一覧
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購入済み
バイブル的存在感
池波正太郎ワールドにはまって25年。
何度も読み返して文庫本はバタバタになり
再購入中に思い切って電子版へ変更しました。
紙活字の方が愛着感じますが、それは大事に保管します。
全巻持ち歩けるのは魅力大きいかなぁ…。 -
購入済み
さすがは池波正太郎ワールド
文庫本を毎年読み返すなかで劣化しました。
なので今回は色褪せない電子書籍にしました。
少し物足りなさを感じますが、読み出すと笑ったり、泣いたり…。
言葉・文字遣いや人情、加えて料理などどれをとっても最高!(^^)!
電子版も全巻揃えていきます。 -
Posted by ブクログ
読み終わて、不思議なくらいに清々しい。
堀源太郎。十七歳の時、アタマは、はげていた。
なぜ、その病気にかかったのか、理由もわからぬ。
治療する術もなく、周りの嘲笑に耐えていた。
殿様の千代之助に、そのことを嘲笑されて、猛然と千代之助に、
襲いかかり、ボカボカと殴る。
そのことで、ロウに閉じ込められるが、・・・
どういうわけか。老中の計らいで、名前を変えることで、
命が助けられる。
そして、新潟の郷里に戻るが、解消された婚約者が会いたいというので、
会いにいくが、またそこで、ひと騒動を起こす。
今回は決定的で、それでも・・・
源太郎には、いわくがあったのだ。
それにしても、源太郎の行動は、なん -
Posted by ブクログ
このシリーズを読み始めて 初めての長編。
やはり 私は長編のほうが落ち着いて読むことができる。
秋山大治郎と名乗るものが 人を惨殺する。
しかし、それは 小兵衛の息子 大治郎ではなく
ニセモノ大治郎だ。
なぜ?
大治郎に対して 恨みがあるものか
それとも 小兵衛に対して 恨みがあるものか。
松平越中守定信と田沼意次との確執を巧妙に
利用しようとする 人物がいた。
一橋治済が フィクサーなのだ。
松平越中守定信の激情で直情型。
田沼意次の私情を挟まない公平な姿勢。
それが 際立ちながら・・・物語は進む。
今回は 傘屋の徳次郎の自分の勘に愚鈍なほど忠実さが
なんともいえないほど 素敵だった