池波正太郎のレビュー一覧

  • 男振

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    昔の日本人の心意気・矜持が爽やかに描かれていますね。
    ラストシーンは池波正太郎ならではの滋味あふれる、じつに良いものでした。

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    2014年12月23日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    友人にすすめられて読んでみた。なかなか今まで時代小説というものを敬遠していた(言い回しについていけない、時代背景や想像ができない、という恐れがあり・・・)のですが、これ、すごくおもしろい!ぐいぐい引き込まれる。登場人物も個性的かつ魅力的。恐れてた言い回しなんかも問題なし。そして次の巻がすぐに読みたい・・・。

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    2014年11月15日
  • 炎の武士

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    これは何度も何度も読んでいる大好きな本。
    その、人となりも大好きな作家、池波正太郎さんの初期の短編集。
    戦国の武者鳥居強右衛門と、土方歳三と、間宮林蔵と、新選組の原田佐之助の4人が描かれている。
    やっぱイイわ~読み応えがあるのだ。

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    2014年11月02日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    ネタバレ

    遂に大坂夏の陣.統率が機能していない西軍は無駄に兵を失い,遂に決戦の日を迎える.真田軍の猛攻も最後は兵力差の壁を破れず,ついに西軍は崩壊し,真の意味での天下統一が成し遂げられる.これまで10巻は,この巻のためにある.

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    2014年07月19日
  • 幕末新選組 新装版

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    この本で永倉新八を知り、新選組の見えなかった部分も知ることができた。
    燃えよ剣、にて新選組の本を初めて読みはじめたけども、この幕末新選組の方が圧倒的に分かりやすくて読みやすい。
    また、燃えよ剣よりも正確だろうと予想する。

    読み終えた後には爽やかさが残り、この本を読んで本当に良かったと思う。

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    2014年06月03日
  • 鬼平犯科帳(三)

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    ネタバレ

    休暇を取って京都まで旅行に出かけるも先々で事件に遭遇し、やっぱり仕事をする長官(笑)個人的には盗賊の手下になった、盗法秘伝が好きかなー。シリーズ3冊目だけど長官の人柄がすごく素敵!

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    2014年05月19日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    関ヶ原後の幸村の流罪から4代藩主信弘まで。
    池波正太郎さんの作品はおもしろいので今から読んでいこうかなと。

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    2014年05月16日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    長野県上田市の真田氏歴史館を訪れた際に購入しました。

    本書は五篇の小説からなる。
    舞台は信州松代であり、すべてに真田家の人々が登場している。
    それぞれの話が、いろんな角度から展開されていて再登場する人物もいて面白い。
    いつの時代でも世の中を統率するには苦労が付き物ですね。

    小野のお通は惹かれる何かを持ち合わせている。
    関連本を読みたくなります。

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    2014年05月07日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    「剣客商売」、「梅安」、「鬼平」等の有名シリーズに代表される池波作品だが、氏の文学の代表作はこの本に代表される「真田もの」でしょう。直木賞受賞作の「錯乱」や「真田騒動」など真田家を学ぶには池波正太郎の真田ものです。
    そして最期には「真田太平記」です。

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    2014年05月01日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    男前の密偵、伊佐次が昔の仲間に殺されてしまった…(;´Д`A
    「五月闇」を読み終えた時は、大事な友達が死んだような喪失感を覚えた。その次の短編「さむらい松五郎」で、冒頭伊佐次を刺した昔の仲間、伊佐蔵が斬首されるに際し、「お前が刺した伊佐次は元気に暮らしているぞ」と伊佐蔵へ声をかけた兎忠の悔しさが堪らなかった。
    15巻以降、また古参の密偵や同心が死んでしまうのだろうか?
    長編シリーズの辛いところであり、また醍醐味でもあるな…(。-_-。)

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    2014年04月05日
  • 男の系譜

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    池波さんの描き下ろしのこの作品は時代時代の男をとおして池波理論を語る。
    戦国、江戸、幕末の男を語る池波さんは、自分の思いをこの作品でぶちまけているのかも。
    「人間は、生まれてから死ぬところに向かって進んでいる。それしか分かっていない。後のことはわかっていない。人間は生まれて来て毎日死に向かって歩み続けているのだ。」

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    2014年03月27日
  • おせん

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    13の短編が。
    オンナのすごさを 痛感させる。
    池波正太郎は やはり、オンナのキレがいい。

    蕎麦切おその
    そばしか食べることができない おその。
    おそのの そばで 店が繁盛するが、
    店の旦那と つきあったと勘違いされて。
    おそのは,いいわけもしなかった。

    烈女切腹
    りつは 評判の悪い 側用人 渡辺茂太夫とその息子を 切り捨てた。
    それは、父親の仇だけでなく、ある想いがあった。
    御家の大事と保身に走るサムライを尻目に 道を通す。

    おせん
    おせんは 弥四郎というオトコとつきあったことがある。
    弥四郎の妻は おせんのお陰で 生活ができなくなったと
    弥四郎の母親を おせんにおしつけるのである。

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    2014年03月26日
  • むかしの味

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    文庫の再読。池波氏による食べ物の描写は言うに及ばず、その後ろに浮かび上がる"むかしの味"には、その時代も味も知る由もない私でさえも郷愁を感じてしまう。

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    2014年03月08日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    面白かった!短編集みたくなってて、読みやすかった☆前の話で出てきた人物がその後の話に出てきたり。続編も読もう。

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    2014年03月01日
  • まんぞく まんぞく

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    二人の無頼浪人に暴行されかかり、腹心の家来を惨殺された堀真琴が、剣の道に入り、男装の麗人として生きていく様を描いた物語。

    一人の人間として、そして心根はあくまでも女性として、細やかな女心の機微も描いた筆致は流石の一言。

    平成の世で、仕事に生きつつも己の生き方に迷う女性は大いに共感できると思う。

    たった一行だが、剣客商売の佐々木美冬が登場するのがちょっと嬉しい。
    ぜひ、二人を出会わせてほしかった。

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    2014年02月28日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    ネタバレ

    この巻もまた充実した話でした。五郎蔵とおまさが夫婦になったり、剣の達人と闘ったり、平蔵が命を狙われたり、狐が憑いたり、とまぁバラエティーにとんでいましたね(笑)
    柴犬のクマの活躍にも目を向けたいところです^^
    読み始めたら引き込まれてしまうのはいつものことで、ついつい鬼平の世界にどっぷりつかりこんでしまいます。楽しかった♪

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    2014年02月08日
  • 剣の天地(下)

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    「心と躰はは二にして一。
    一にして二つに分かれている。」

    深い、深すぎるわ上泉伊勢守!
    というような下巻。
    今でいう剣道の竹刀の生みの親。
    上巻より戦いのシーンが多く、流石は戦国時代。
    国を、そして家を守るために親族とも争うのが世の常とでもいいましょうか。
    於富の真からくる強さはもちろん、息子に家督を継ぎ
    ゆっくりと旅をする伊勢守もまた素晴らしい。
    やはり剣聖だと思う。

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    2014年02月06日
  • 新装版 娼婦の眼

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    高級娼婦と元締と顧客の間の人間模様を描いた短編集。ところどころに「鬼平犯科帳」、「藤枝梅安」と同様の作風が感じられ、池波ファンならおもわずニヤリとしてしまいます。昭和30年代の時代背景も存分に感じさせてくれる名作です。

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    2014年02月01日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    剣客商売は、血生臭い話や人間臭い話、情に溢れた話や、恋心、ミステリー、色んな要素が詰まった作品。
    最初からずっと時間の流れを感じさせてくれる。

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    2017年07月11日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

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    ネタバレ

    剣客商売番外編です。なんとも気持の良いお話です。最近は,帰宅時の電車や風呂の中で池波作品に埋没し,夕食で一杯やるというのが至福の時間になってきています。お疲れの皆さまは,是非,ご一読下さい。

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    2014年01月21日