池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売十 春の嵐

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    このシリーズを読み始めて 初めての長編。
    やはり 私は長編のほうが落ち着いて読むことができる。

    秋山大治郎と名乗るものが 人を惨殺する。
    しかし、それは 小兵衛の息子 大治郎ではなく 
    ニセモノ大治郎だ。
    なぜ?
    大治郎に対して 恨みがあるものか
    それとも 小兵衛に対して 恨みがあるものか。

    松平越中守定信と田沼意次との確執を巧妙に
    利用しようとする 人物がいた。
    一橋治済が フィクサーなのだ。
    松平越中守定信の激情で直情型。
    田沼意次の私情を挟まない公平な姿勢。
    それが 際立ちながら・・・物語は進む。

    今回は 傘屋の徳次郎の自分の勘に愚鈍なほど忠実さが
    なんともいえないほど 素敵だった

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    2018年03月10日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    秋山小兵衛 60歳 
    この オトコ じつに、いいのだな。
    達観している。悠々としている。すばしっこいのだ。
    小兵衛 60歳 おはる 20歳 で 祝言を挙げちゃうのもいい。
    うらやましいのだ。
    息子 大治郎 も 朴訥として いいのだ。
    まっすぐに 伸びている。

    佐々木三冬 が曲者ですね。
    こういう 処女 は・・・・天然危険物 なのだ。
    剣は めっぽう強いし・・・・凛々しく美女なのだが。
    どこか、ピントが ずれて 生きている。

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    2018年03月10日
  • 剣客商売八 狂乱

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    久しぶりに読み返した。うっかり全巻読みたくなってしまったが、そうすると池波正太郎の他の作品まで全巻読みたくなってしまうので、この巻のみでやめておいた。

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    2012年10月18日
  • 食卓の情景

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    父所有の『剣客商売』シリーズを密かに拝借していた子供時代、秋山父子の魅力と共に惹きつけられたのが美味しそうな食事の描写でした。
    この随筆も読んでいるだけでお腹が空いてくるのですが、それと同時に日本の景色や情緒が失われていくことへの悲しみもしみじみと綴られています。
    池波先生が今の日本を見たらどうお思いになるでしょうか…

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    2012年10月15日
  • 幕末新選組 新装版

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    自分にとっての新選組像に一番近いもの。
    永倉新八を主人公においており、新選組ものでありながら一歩、新選組から離れた目線で描かれているものだと思っている。
    自分は藤堂平助が歴史上の人物で最も尊敬しているのだが、藤堂平助と永倉新八の遣り取りが、本当に楽しい。人間くさい。

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    2012年09月23日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    天下に知れた大盗賊・雲霧仁左衛門一味と、火盗改め方との対決!
    火盗改めの面々は、キャラ的には地味ながらも、ジワジワと雲霧一味を追い詰めていく。
    雲霧方は、小頭の木鼠の吉五郎、七化けのお千代など、個性的な面々。
    特に小頭が渋い!
    おもしろいなぁ、そうやって狙うの?、そうやって連携取るの?、と雲霧流を楽しみました♪
    そして最後はそうなるか(笑)!!

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    2012年09月20日
  • 剣客商売二 辻斬り

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     大きな展開やドラマがあるわけではないが、秋山親子を中心として、人間味溢れる登場人物たちのやり取りや小兵衛の老練さが、痛快!!

     決して外れでないと安心して読める。

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    2012年09月19日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    中村半次郎の立身出世物語。半次郎には人斬りという言葉から連想されるような暗いイメージは全くない。貧しくて無学だったにも関わらず、持ち前の陽気な性格から西郷隆盛に見い出されて薩摩藩に出仕し、倒幕活動の傍ら剣術と勉学に励み成長していく様は読んでいて爽快である。日本初の陸軍少将まで出世した中村半次郎と、ずっと人斬りのままで最期は罪人として処刑されてしまった岡田以蔵。両者の人生には、上司である西郷隆盛と武市半平太の器量の差が映し出されているような気がしてならない。

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    2012年08月22日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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     糖尿病で目が悪くなった母が、私の持っている本に目を留めて言った。
     「鬼平犯科帳読んでるの?」
     
     アパートが狭いので、時折、読み終わった本を持って実家に行く。その時のことだ。
     数年前。第一巻を読み終え、実家の本棚に並べようと持ち帰ったのだ。

     読みたいという母に「鬼平」を渡して帰ったが、その後数ヶ月経っても第二巻を要求されない。視力が落ちて、新聞を読むのも億劫になってきた母に聞けば、老眼鏡をかけた上に虫眼鏡を持ちながら読んでいるとの事。時間がかかるに違いない。

     「休み休み、ゆっくり読んでるよ」

     読書好きだった母。その影響で私も本が好きになったのかも、と今更ながら思える。ミステ

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    2017年08月16日
  • 剣客商売十六 浮沈

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    14年前に読み進めていたシリーズの最終巻(16巻)をようやく読み終えた。田沼意次が活躍したころの江戸時代中期に、剣術ひとすじに生きた剣客父子の活躍を描いた池波正太郎の代表作の一つ。長いシリーズの中でいろいろな登場人物が出てくるが、この最終巻ではどのような晩年をおくったがわかる。

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    2012年06月30日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    水滸伝読み途中ですが、久々にまた真田太平記に帰ってきてしまった…
    長らく間開けてましたが面白くて集中して読んでただけに内容はかなり覚えてました
    細かいとこは忘れてそうだけど…

    で、この巻は忍たちの戦いなどがメインです
    やっぱり忍はかっこいいなぁ
    忍法使ったりとかそこまで現実離れした戦いかたではないんだけど凄いわくわくする

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    2012年06月11日
  • 剣客商売四 天魔

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    剣客商売 第四巻

    相変わらず一気に読まされてしまう。

    これまでで最大の剣客に相対峙する。
    このときの小兵衛の一言で大治郎への
    信頼と、親としての喜びみたいのを感じる。

    本巻では男女関係多め。

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    2012年05月22日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    ほんとに 読み進めるごとに、どうなるか どうなるかと
    ドキドキしながら ページを繰りました。

    ほんとにあった話なのか、全くのフィクションなのか。。。

    ただただ感服するばかり。

    すぐに 次に進んだのは 言うまでもありません。

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    2012年05月19日
  • 鬼平犯科帳(八)

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    久々の再読。藤枝梅安や剣客商売など、寄り道したけど、やっぱり長谷川平蔵が一番イイ!久しぶりに読みながら、吉右衛門のドラマを思い出した。小説に忠実なドラマだったなと。 用心棒で小房の粂八が出てきたときは、やたら嬉しかった。あと、お熊婆さんも。

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    2012年05月10日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    「悪い虫」から溢れださんばかりに漂う801臭は一体どういうことだろうか。それはそうと『剣客商売』では様々な人間の様々な死に様が描かれているが、その中でも「鬼熊酒屋」の熊五郎の静かなる死に様がたまらなく「好き……」なのである。

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    2012年05月04日
  • むかしの味

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    昭和56年(1981年)から2年間連載された食エッセイを、連載から6年後にまとめた本。序文ではその6年の間ですら世の中は大きな変貌を遂げ、紹介した店も変化しているに違いないと書いてある。果たして連載開始から30年後の今、この店たちはどうなっているのだろうか。この本を読む前に、紹介された店の一軒に偶然入ったことがあるが、この本に書いてある通りだったかどうか記憶にない。

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    2012年05月04日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

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    「人は死ぬために生きる」池波さんが色んな作品の中で伝えてくれる言葉ですが、この作品を読むとすぅっと腑に落ちる感じがします。読後感も爽やか。何時でも手元に置いて何度でも読みたくなる、そんな一冊です。この連休は池波正太郎さんの作品を読み返して見ようかしらん。

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    2012年05月03日
  • さむらい劇場

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    初めての池波正太郎作品。無頼漢だった若者が色々な人間と出会い、経験をし、成長する姿が描かれています。味があります、池波正太郎。

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    2012年05月01日
  • 梅安針供養 仕掛人・藤枝梅安(四)

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    梅安シリーズ
    梅安シリーズは3大シリーズ中 私が一番最初に読んだものなので
    思い入れありますね

    3大シリーズ中では もっとも影のある
    シブいシリーズだと思います
    通好みな感じかな^^

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    2012年04月19日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    長かった物語もクライマックスです。

    この時代の男たち、いや漢たちの荒々しくも爽やかな武者ぶりに涙が止まりません。

    自分の信念を負けずひたすらまっすぐに我が道で戦う真田幸村に憧れます。

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    2012年04月05日