池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田騒動―恩田木工―

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    長野県上田市の真田氏歴史館を訪れた際に購入しました。

    本書は五篇の小説からなる。
    舞台は信州松代であり、すべてに真田家の人々が登場している。
    それぞれの話が、いろんな角度から展開されていて再登場する人物もいて面白い。
    いつの時代でも世の中を統率するには苦労が付き物ですね。

    小野のお通は惹かれる何かを持ち合わせている。
    関連本を読みたくなります。

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    2014年05月07日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    「剣客商売」、「梅安」、「鬼平」等の有名シリーズに代表される池波作品だが、氏の文学の代表作はこの本に代表される「真田もの」でしょう。直木賞受賞作の「錯乱」や「真田騒動」など真田家を学ぶには池波正太郎の真田ものです。
    そして最期には「真田太平記」です。

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    2014年05月01日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    男前の密偵、伊佐次が昔の仲間に殺されてしまった…(;´Д`A
    「五月闇」を読み終えた時は、大事な友達が死んだような喪失感を覚えた。その次の短編「さむらい松五郎」で、冒頭伊佐次を刺した昔の仲間、伊佐蔵が斬首されるに際し、「お前が刺した伊佐次は元気に暮らしているぞ」と伊佐蔵へ声をかけた兎忠の悔しさが堪らなかった。
    15巻以降、また古参の密偵や同心が死んでしまうのだろうか?
    長編シリーズの辛いところであり、また醍醐味でもあるな…(。-_-。)

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    2014年04月05日
  • 男の系譜

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    池波さんの描き下ろしのこの作品は時代時代の男をとおして池波理論を語る。
    戦国、江戸、幕末の男を語る池波さんは、自分の思いをこの作品でぶちまけているのかも。
    「人間は、生まれてから死ぬところに向かって進んでいる。それしか分かっていない。後のことはわかっていない。人間は生まれて来て毎日死に向かって歩み続けているのだ。」

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    2014年03月27日
  • おせん

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    13の短編が。
    オンナのすごさを 痛感させる。
    池波正太郎は やはり、オンナのキレがいい。

    蕎麦切おその
    そばしか食べることができない おその。
    おそのの そばで 店が繁盛するが、
    店の旦那と つきあったと勘違いされて。
    おそのは,いいわけもしなかった。

    烈女切腹
    りつは 評判の悪い 側用人 渡辺茂太夫とその息子を 切り捨てた。
    それは、父親の仇だけでなく、ある想いがあった。
    御家の大事と保身に走るサムライを尻目に 道を通す。

    おせん
    おせんは 弥四郎というオトコとつきあったことがある。
    弥四郎の妻は おせんのお陰で 生活ができなくなったと
    弥四郎の母親を おせんにおしつけるのである。

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    2014年03月26日
  • むかしの味

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    文庫の再読。池波氏による食べ物の描写は言うに及ばず、その後ろに浮かび上がる"むかしの味"には、その時代も味も知る由もない私でさえも郷愁を感じてしまう。

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    2014年03月08日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    面白かった!短編集みたくなってて、読みやすかった☆前の話で出てきた人物がその後の話に出てきたり。続編も読もう。

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    2014年03月01日
  • まんぞく まんぞく

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    二人の無頼浪人に暴行されかかり、腹心の家来を惨殺された堀真琴が、剣の道に入り、男装の麗人として生きていく様を描いた物語。

    一人の人間として、そして心根はあくまでも女性として、細やかな女心の機微も描いた筆致は流石の一言。

    平成の世で、仕事に生きつつも己の生き方に迷う女性は大いに共感できると思う。

    たった一行だが、剣客商売の佐々木美冬が登場するのがちょっと嬉しい。
    ぜひ、二人を出会わせてほしかった。

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    2014年02月28日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    ネタバレ

    この巻もまた充実した話でした。五郎蔵とおまさが夫婦になったり、剣の達人と闘ったり、平蔵が命を狙われたり、狐が憑いたり、とまぁバラエティーにとんでいましたね(笑)
    柴犬のクマの活躍にも目を向けたいところです^^
    読み始めたら引き込まれてしまうのはいつものことで、ついつい鬼平の世界にどっぷりつかりこんでしまいます。楽しかった♪

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    2014年02月08日
  • 剣の天地(下)

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    「心と躰はは二にして一。
    一にして二つに分かれている。」

    深い、深すぎるわ上泉伊勢守!
    というような下巻。
    今でいう剣道の竹刀の生みの親。
    上巻より戦いのシーンが多く、流石は戦国時代。
    国を、そして家を守るために親族とも争うのが世の常とでもいいましょうか。
    於富の真からくる強さはもちろん、息子に家督を継ぎ
    ゆっくりと旅をする伊勢守もまた素晴らしい。
    やはり剣聖だと思う。

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    2014年02月06日
  • 新装版 娼婦の眼

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    高級娼婦と元締と顧客の間の人間模様を描いた短編集。ところどころに「鬼平犯科帳」、「藤枝梅安」と同様の作風が感じられ、池波ファンならおもわずニヤリとしてしまいます。昭和30年代の時代背景も存分に感じさせてくれる名作です。

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    2014年02月01日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    剣客商売は、血生臭い話や人間臭い話、情に溢れた話や、恋心、ミステリー、色んな要素が詰まった作品。
    最初からずっと時間の流れを感じさせてくれる。

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    2017年07月11日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

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    ネタバレ

    剣客商売番外編です。なんとも気持の良いお話です。最近は,帰宅時の電車や風呂の中で池波作品に埋没し,夕食で一杯やるというのが至福の時間になってきています。お疲れの皆さまは,是非,ご一読下さい。

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    2014年01月21日
  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    ネタバレ

    すーっと一気に読める小説が読みたくて,手に取りました。ちょっと前に古本屋で手に入れていた,鬼平犯科帳の番外編です。とにかく面白いです。解説で常盤新平さんが「この小説を読んだら,『鬼平犯科帳』をはじめから再読する読者がきっと多いことだろうとだけ最後に申し上げておく。」と書かれてました。確かに,ふつふつとそんな気持が湧いてきます。でも,仕事に差し支えるんだよなぁ。困りました。

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    2014年01月20日
  • 食卓の情景

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    今では数多く出版されている池波正太郎氏の食に対するエッセイですが、昭和47、48年に週刊朝日に連載されたこの「食卓の情景」が氏の食を通じて人生、時代を語る嚆矢です。
    昭和の初期、戦前、戦中、そして戦後を池波氏の生活の中から、一文一文が光彩を放ち心に響く。
    この一冊は、時代を超越し何度も何度も読み返してしまう。

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    2014年01月05日
  • 食卓の情景

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    男の作法よりリファレンス。作法より情景な訳で、こちらの方が「折りの中で、まだ濡れ濡れしているねぇ」である。

    家族の料理、一人の嗜み、それから友との旅情。結局、人生って誰とテーブルを囲んだか、なんだよなーと念押しされる。

    何を食べたかでは無い、どう食べたかでもない、まして何処で何時食べたかでもない。なぜ美味かったかに尽きる。試みに「今日、義父が釣った鯛の刺身を食べた。」に池翁ジェネレーターを噛ませてみる。

    ー頬の渇きを感じながら帰宅すると、まず一声に義父の釣果を知らされる。加太の海を思い出せば、単調な暗い海に煌めく手応えを思い出さずには居られない。一日と置かずに卓に上がるこの鯛は、その香り

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    2013年12月04日
  • 鬼平犯科帳(五)

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    時代小説。鬼平シリーズ5。短編7作。

    「深川・千鳥橋」「乞食坊主」「女賊」「おしゃべり源八」「兇賊」「山吹屋お勝つ」「鈍牛」

    人は見かけによらぬもの。お縄になった盗賊のうち、これという者は密偵として使おうとするのが平蔵流だがこの巻もそれが多い。
    「鈍牛(のろうし)」が切ない。あと、女は恐ろしい。

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    2013年11月30日
  • 鬼平犯科帳(四)

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    時代小説。鬼平シリーズ4。短編8作。

    「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「血闘」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「敵」「夜鷹殺し」

    江戸に戻り再び火付け盗賊改方に任ぜられた平蔵。
    平蔵の長男・辰蔵や妻・久栄の伯父天野彦八郎など、平蔵の身内の者が関わる事件が多い。
    あと、平蔵を慕ってやまないおまさが登場。「血闘」以降、「夜鷹殺し」など密偵として働くことになる。

    連続して読まないと人物関係の把握が少し難しいが、適度な補足もあり次第に鬼平の世界へ引き込まれていく。

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    2013年11月30日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    やばい〜。止まらない〜。
    面白すぎる〜。
    一気にシリーズを読んでしまいそう。
    読みたいような、もったいないような。

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    2013年11月29日
  • 剣客商売番外編 黒白(上)

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    若き日の秋山小兵衛を描く長編。しかしこの物語の本当の主人公は、小兵衛に真剣勝負を申し込んだ剣客、波切八郎と言える。転変してゆく運命の中で、人には変わってゆく部分と変わらない部分がある。他にも魅力的な登場人物が多い。

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    2014年02月18日