池波正太郎のレビュー一覧

  • 食卓の情景

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    初、池波正太郎かな?w しみじみよい♪食べ物の食べ方や好みで、人ってわかりますよねー。「マティーニ・オン・ザ・ロック」もお好きらしく、親近感が沸くw

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    2013年02月02日
  • 剣客商売六 新妻

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    時代小説。「剣客商売」シリーズ第6弾。7作。

    「鷲鼻の武士」「品川お匙屋敷」「川越中納言」「新妻」「金貸し幸右衛門」「いのちの畳針」「道場破り」

    「品川お匙屋敷」で大治郎と三冬が結ばれる。この話がメインのように思えるが、「鷲鼻の武士」の渡部甚之介(「金貸し幸右衛門」にも出てくる)や「いのちの畳針」の植村友之助、「道場破り」の鷲巣見平助など魅力的な人物が描かれる小作品により惹かれた。

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    2013年01月31日
  • 原っぱ

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    既に引退した劇作家の毎日を描いている。章毎にオチはついているが基本のストーリーはつながっている。とくにストーリーに盛り上がりがあるわけではないが気になって読んでしまう。

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    2013年01月30日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    時代小説。「剣客商売」シリーズ第5弾。7作。

    「白い鬼」「西村屋お小夜」「手裏剣お秀」「暗殺」「雨避け小兵衛」「三冬の縁談」「たのまれ男」

    「白い鬼」の金子伊太郎は訳あって女性を異常に憎み異常な殺戮を繰り返す。「雨避け小兵衛」は過去に自分が負けてやらず落ちぶれた浪人の哀れと後悔がなんとも。三冬と大治郎の恋もそろそろ大詰めか。

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    2013年01月20日
  • 剣客商売四 天魔

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    時代小説。「剣客商売」シリーズ第4弾。8作。

    「雷神」「箱根細工」「夫婦浪人」「天魔」「約束金二十両」「鰻坊主」「突発」「老僧狂乱」


    金で勝負を負けてやるのは是か非か。小兵衛と大治郎の経験と若さの違いが見られる「雷神」は思わぬ結果に落ち着く。このテーマは他の作品にもよく出てくる。男同士の色恋沙汰(念友)の他色事が関わる作品が多かった。「天魔」の笹目千代太郎は「妖怪・小雨坊」の小雨坊より怖い。

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    2013年01月20日
  • 男振

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    読み終わて、不思議なくらいに清々しい。
    堀源太郎。十七歳の時、アタマは、はげていた。
    なぜ、その病気にかかったのか、理由もわからぬ。
    治療する術もなく、周りの嘲笑に耐えていた。
    殿様の千代之助に、そのことを嘲笑されて、猛然と千代之助に、
    襲いかかり、ボカボカと殴る。
    そのことで、ロウに閉じ込められるが、・・・
    どういうわけか。老中の計らいで、名前を変えることで、
    命が助けられる。
    そして、新潟の郷里に戻るが、解消された婚約者が会いたいというので、
    会いにいくが、またそこで、ひと騒動を起こす。
    今回は決定的で、それでも・・・
    源太郎には、いわくがあったのだ。

    それにしても、源太郎の行動は、なん

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    2018年03月10日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    時代小説。「剣客商売」シリーズ第3弾。7作。

    「東海道・見付宿」「赤い富士」「陽炎の男」「嘘の皮」「兎と熊」「婚礼の夜」「深川十万坪」

    ぼくとつ1本だった大治郎がどんどん父の小兵衛に采配が似てくる。
    三冬が大治郎に密かな思い抱くようになり、弥七と傘屋の徳次郎の縁もこの巻で書かれている。

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    2013年01月11日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    ネタバレ

    書店をふらついていてタイトルに惹かれ購読しました。

    己の生き方を貫いた武士(おとこ)たちの物語です。

    どの作品のどの人物も憧れるような格好良さですが、私が一番好きだったのは明治から昭和にかけて日本の植物学を牽引した牧野富太郎氏の話でした。

    私は本来武将好きにもかかわらず、今回この牧野氏の植物を愛しそれを一生のものにした生き方に非常に感動し、一本筋の通った本物の武士を知った気持ちになりました。

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    2012年12月18日
  • 火の国の城(下)

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    歴史小説にでてくる実在人物は、その行く末が分かっていることが多く、その分ストーリー先が読めてします。事実に基づく話しは別として、良く分からないことに、神秘性を感じませんか。この小説のストーリーは、忍者という神秘性の高い職業と絡めて、歴史上の人物に起こった事実をうまく絡めている。

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    2012年12月15日
  • 夢の階段

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    池波のデビュー作「厨房(キッチン)にて」をはじめ、初期の作品がが収録されている短編集。

    死に向かって生きるという人間の矛盾。

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    2012年11月30日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    維新後、半次郎が桐野利秋と名を変え、陸軍少将になった絶頂の時代から、西南戦争で戦死するまでの物語。西郷隆盛が幕末編よりもクローズアップされている。下手をすれば西郷隆盛が主人公といってもおかしくないくらいに。桐野利秋の存在感が少し薄くなっているような気がする。しかし、この本で西郷隆盛に興味をもつことができたので良し。

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    2012年11月10日
  • 剣客商売十 春の嵐

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    このシリーズを読み始めて 初めての長編。
    やはり 私は長編のほうが落ち着いて読むことができる。

    秋山大治郎と名乗るものが 人を惨殺する。
    しかし、それは 小兵衛の息子 大治郎ではなく 
    ニセモノ大治郎だ。
    なぜ?
    大治郎に対して 恨みがあるものか
    それとも 小兵衛に対して 恨みがあるものか。

    松平越中守定信と田沼意次との確執を巧妙に
    利用しようとする 人物がいた。
    一橋治済が フィクサーなのだ。
    松平越中守定信の激情で直情型。
    田沼意次の私情を挟まない公平な姿勢。
    それが 際立ちながら・・・物語は進む。

    今回は 傘屋の徳次郎の自分の勘に愚鈍なほど忠実さが
    なんともいえないほど 素敵だった

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    2018年03月10日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    秋山小兵衛 60歳 
    この オトコ じつに、いいのだな。
    達観している。悠々としている。すばしっこいのだ。
    小兵衛 60歳 おはる 20歳 で 祝言を挙げちゃうのもいい。
    うらやましいのだ。
    息子 大治郎 も 朴訥として いいのだ。
    まっすぐに 伸びている。

    佐々木三冬 が曲者ですね。
    こういう 処女 は・・・・天然危険物 なのだ。
    剣は めっぽう強いし・・・・凛々しく美女なのだが。
    どこか、ピントが ずれて 生きている。

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    2018年03月10日
  • 剣客商売八 狂乱

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    久しぶりに読み返した。うっかり全巻読みたくなってしまったが、そうすると池波正太郎の他の作品まで全巻読みたくなってしまうので、この巻のみでやめておいた。

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    2012年10月18日
  • 食卓の情景

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    父所有の『剣客商売』シリーズを密かに拝借していた子供時代、秋山父子の魅力と共に惹きつけられたのが美味しそうな食事の描写でした。
    この随筆も読んでいるだけでお腹が空いてくるのですが、それと同時に日本の景色や情緒が失われていくことへの悲しみもしみじみと綴られています。
    池波先生が今の日本を見たらどうお思いになるでしょうか…

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    2012年10月15日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    天下に知れた大盗賊・雲霧仁左衛門一味と、火盗改め方との対決!
    火盗改めの面々は、キャラ的には地味ながらも、ジワジワと雲霧一味を追い詰めていく。
    雲霧方は、小頭の木鼠の吉五郎、七化けのお千代など、個性的な面々。
    特に小頭が渋い!
    おもしろいなぁ、そうやって狙うの?、そうやって連携取るの?、と雲霧流を楽しみました♪
    そして最後はそうなるか(笑)!!

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    2012年09月20日
  • 剣客商売二 辻斬り

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     大きな展開やドラマがあるわけではないが、秋山親子を中心として、人間味溢れる登場人物たちのやり取りや小兵衛の老練さが、痛快!!

     決して外れでないと安心して読める。

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    2012年09月19日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    中村半次郎の立身出世物語。半次郎には人斬りという言葉から連想されるような暗いイメージは全くない。貧しくて無学だったにも関わらず、持ち前の陽気な性格から西郷隆盛に見い出されて薩摩藩に出仕し、倒幕活動の傍ら剣術と勉学に励み成長していく様は読んでいて爽快である。日本初の陸軍少将まで出世した中村半次郎と、ずっと人斬りのままで最期は罪人として処刑されてしまった岡田以蔵。両者の人生には、上司である西郷隆盛と武市半平太の器量の差が映し出されているような気がしてならない。

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    2012年08月22日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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     糖尿病で目が悪くなった母が、私の持っている本に目を留めて言った。
     「鬼平犯科帳読んでるの?」
     
     アパートが狭いので、時折、読み終わった本を持って実家に行く。その時のことだ。
     数年前。第一巻を読み終え、実家の本棚に並べようと持ち帰ったのだ。

     読みたいという母に「鬼平」を渡して帰ったが、その後数ヶ月経っても第二巻を要求されない。視力が落ちて、新聞を読むのも億劫になってきた母に聞けば、老眼鏡をかけた上に虫眼鏡を持ちながら読んでいるとの事。時間がかかるに違いない。

     「休み休み、ゆっくり読んでるよ」

     読書好きだった母。その影響で私も本が好きになったのかも、と今更ながら思える。ミステ

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    2017年08月16日
  • 剣客商売十六 浮沈

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    14年前に読み進めていたシリーズの最終巻(16巻)をようやく読み終えた。田沼意次が活躍したころの江戸時代中期に、剣術ひとすじに生きた剣客父子の活躍を描いた池波正太郎の代表作の一つ。長いシリーズの中でいろいろな登場人物が出てくるが、この最終巻ではどのような晩年をおくったがわかる。

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    2012年06月30日