▼収録作品は
あごひげ三十両
尻毛の長右衛門
殿さま栄五郎
浮世の顔
五月闇
さむらい松五郎
▼レギュラーの密偵・伊三次が、過去の因縁もあって殺害される「五月闇」がなんといっても印象深いでしょう。石原プロ刑事ドラマ的にいうと、「殉職モノ」ですね。
▼その次のエピソードが、木村忠吾が、<高名な大盗賊>とうり二つで間違われる、という「さむらい松五郎」。こういう、とても悲しい悲劇譚の次は、明るい笑えるお話、というもっていきかたは、昔からあるものなんですね。三谷幸喜さんが大河ドラマを書くときに、よくこれをやります。