池波正太郎のレビュー一覧
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★人間とか人生とかの味わいというものは、理屈では決められない中間色にあるんだ。
●やはり、顔というものは変わりますよ。だいたい若いうちからいい顔というものはない。男の顔をいい顔に変えて行くということが男をみがくことなんだよ。いまのような時代では、よほど積極的な姿勢で自分をみがかないと、みんな同じ顔になっちゃうね。
●人間という生きものは矛盾の塊りなんだよ。死ぬがために生まれてきて、死ぬがために毎日飯を食って……そうでしょう、こんな矛盾の存在というのはないんだ。そういう矛盾だらけの人間が形成している社会もまた矛盾の社会なんだよ、すべてが。矛盾人間のつくっている矛盾社会なんだから、それに適 -
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鬼平さんち
都営新宿線、菊川駅近傍にあります。
時代は降りますが、遠山金四郎さんも同じ場所に住んでいたそうな。
柱が立っているらしく、今日に伝えています。
お好みで。 -
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池波正太郎の連作時代小説『新装版・殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)』を読みました。
池波正太郎の作品は昨年11月に読んだ『散歩のとき何か食べたくなって』以来ですね。
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仕掛人・藤枝梅安非情の世界に棲む男
生かしておけないやつらを闇へ葬る仕掛人。
梅安シリーズ第1弾!
品川台町に住む鍼医師・藤枝梅安。表の顔は名医だが、その実、金次第で「世の中に生かしておいては、ためにならぬやつ」を闇から闇へ葬る仕掛人であった。
冷酷な仕掛人でありながらも、人間味溢れる梅安と相棒の彦次郎の活躍を痛快に描く。
「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び称される傑作シリーズ第 -
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▼収録作品は以下。
霧の朝
妙義の団右衛門
おかね新五郎
逃げた妻
雪の果て
引き込み女
▼「霧の朝」
平蔵馴染みの御用聞き(桶屋職人)夫婦がおり、男の子がいる。
実はこの男の子は、生まれてすぐにとある瓦焼き職人の夫婦が手放したもの。
桶屋夫婦は我が子として大事に育てている。
瓦焼き夫婦は、夫が酒に溺ればくちに溺れ身を持ち崩し、女房が泣く泣く赤ん坊を手放した。
ここまでが前段で、6歳くらいか?に育った男の子が、誘拐される。
これはお上の用事をしている桶屋への恨み。
このことを、ひょんなことから元瓦焼き夫婦、つまり実の親も知ることになる。
そんな前後の描写で、引用すると以下があります。 -
ネタバレ 購入済み
よくわかっている
三冬さんが刀を持っている表紙です。
刀の持ち方がよく分かっています。左手の小指にも軽く力が入っている。
女性向けの製品だと、分かってねえ、木刀はおろか竹刀も握ったことがないのが描いてるよ、
と感じることが多々ありますが、さすが大島先生はよくわかっていらっしゃる。
刀で最大限にリーチを伸ばすためには端っこを左手で掴んで、小指に力を入れて締めないといけない。
竹刀にしろ木刀にしろ、実際に振り回さないとピンと来ないでしょうね。
峰打ちする時も刀をきちんと返しているし。
押さえるところを押さえてきちんと話が組み立てられてゆきます。
もちろん漫画、劇画と小説では文法が異なるので、割愛された箇所も少なくな